盛り上がる「ライブ動画配信」の活用事例3選!地方に眠るライブ動画配信の可能性とは?

YouTubeやLINEなどでもライブ動画配信が手軽にできるようになり、私たちの身近な存在になってきました。コンテンツ課金システムやスポンサーCMの挿入ができる動画配信プラットフォームを通じて、スポーツの国際試合や音楽ライブなどの希少価値の高い大型イベントも配信され、当日会場に行けなかった方でも楽しめるようになるなど、ライブ動画配信の活用の幅は広がっています。

そこで今回は、広がるライブ動画配信の活用事例と今後の可能性をご紹介します。

※本記事はスキルアップ・ビデオテクノロジーズ株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。


高校野球から米大統領選挙まで、ライブ動画配信の活用事例3選

全世界、さまざまな場所で行われるライブ動画配信。まずはその活用事例を3つご紹介します。

事例1:あの情熱をいつでもネットで!「バーチャル高校野球」「センバツLIVE!」


参考:バーチャル高校野球 – 朝日新聞×ABC

ライブ動画活用の現場の代表格はスポーツです。この「バーチャル高校野球」は、朝日新聞と朝日放送によって運営される甲子園の動画が見られる動画配信サイトです。根強い人気がある高校野球は、実はテレビだけではなくネットでも楽しめます。また春の高校野球は、「センバツLIVE!」として、毎日新聞と毎日放送によって運営がされています。

参考:センバツLIVE! – 毎日新聞×MBS

事例2:ロケット打ち上げをライブ動画で楽しむ!「ファン!ファン!JAXA!」


「ファンファン!JAXA!」では、ニコニコ生放送やYouTubeなどを使って、ロケット打ち上げなどのライブ動画配信をしています。宇宙ファンもそうでない人にとっても、ロケットが打ち上がる瞬間を楽しめるコンテンツです。これもライブだからこそ一体感を楽しめるコンテンツと言えます。

参考:ロケット打ち上げ ライブ中継 – ファン!ファン!JAXA!

事例3:全世界が注目した2016年「アメリカ大統領選挙」

また2016年に行われ全世界が注目したアメリカ大統領選挙でも、ライブ動画配信は活用されました。例えばCBSニュースやCNNなどの報道機関は、アメリカの大統領選の討論会などを自社サイト内やYouTubeで配信しています。また報道機関だけではなく、選挙中のPRからトランプ大統領就任後の所信表明演説までネットでライブ動画配信されたのも印象的です。

参考:Live election results and coverage – CNNPolitics.com
参考:Watch Live: The Final Presidential Debate – YouTube


地方に眠る可能性?地方×ライブ動画配信がアツい!

まずは大規模な団体を中心に始まったライブ動画配信。この波は地方のイベントや企業までさらに広がりを見せています。しかしライブ動画配信を活用しきれているところはまだまだ多くないようです。

動画配信プラットフォーム“ULIZA(ウリザ)“を提供するスキルアップ・ビデオテクノロジーズ株式会社 代表取締役社長の八田浩さんに、地方でのライブ動画配信活用の現状について伺いました。

八田浩(はった・ひろし)スキルアップ・ビデオテクノロジーズ株式会社 代表取締役社長。大学卒業後、証券会社勤務を経て、2004年株式会社オプト(現・オプトホールディング)入社。営業部門で実績を重ね、地方営業所の立ち上げや、電通との資本業務提携における協業責任者に従事。2011年から執行役員、2014年取締役に就任し、アドテクノロジー、オムニチャネル・マーケティング、動画サービスなど広告会社における商品開発部門を担当。2015年12月より現職。

八田さん:地方でのライブ動画配信は、まだまだ発展途上にあります。マネタイズの方法がわかっていなかったり、できていても上手くいっていなかったり…。人も予算も十分に投下できず、編集力が乏しい動画コンテンツがただ配信され、視聴者も広告主も集まらないという悪循環が起きています。

そんな状況を打破するために、当社のような企業にお声がけいただくケースが年々増加しています。2016年の1年間でも、ライブ動画配信を実施したイベント数は昨年対比で5倍に増えました。

地方に眠るコンテンツを、ライブ動画配信でさらに深く広く活かす

ライブ動画配信とイベントの相性の中でも、特に地方イベントにおける動画活用の可能性に八田さんは期待を寄せている、と話します。

八田さん:日本では年間を通してたくさんのイベントが開催されており、その圧倒的大多数が地方開催のイベントです。例えば、新潟で開催されている「長岡まつり大花火大会」は日本三大花火大会のひとつ。伝統的な花火やお神輿は、国内外の観光客をひきつける魅力的なコンテンツです。

今こういったお祭りは、一般人の参加者が個人的に動画を配信していますが、お祭りの主催団体などが公式で配信をする余地はまだまだあります。

例えば、先の事例にもあったような高校野球の地方予選大会1回戦は、数千人の視聴者がライブ動画配信で試合を観戦しています。数千人と聞いて少なく感じるかもしれませんが、全国47都道府県で予選があり、全国大会まで含めれば相当数の試合が行われているため、視聴者の規模も一気に数百万人にもなります。

ここにコンテンツ課金のシステムや広告挿入をしないのはもったいないの一言です。そんなふうに地方に眠ったコンテンツが活用される機会をどんどん増やしていきたいと考えています。

こちらが八田さんが話す「長岡まつり大花火大会」。公式の動画ではないにも関わらず、再生回数は60万回を超えています。


参考:長岡花火 スーパービデオダイジェスト 2013 Nagaoka Fireworks Festival in Japan,video digest (Niigata Prefecture)

またこういった動画はただ視聴者を楽しませるためだけではなく、イベントの主催者にとっては収入を得る一つの方法になるそう。

八田さん:こういった地方イベントの動画配信は、2つの側面で効果的です。

1つ目は “Local to global” で、全世界のユーザーをターゲットに動画コンテンツや動画広告を配信できること。具体的には今まで現地に足を運ばなければ見られなかった地方イベントが全世界に生で配信され、興味を持っていただけるような広告を同時に入れることで観光プロモーションに使えます。

そして2つ目が“Local to local”で、その地域で生活するユーザーに対してダイレクトに広告出稿ができるため、地元の企業にとって効果的な広告の出稿先になりえるという側面です。そこで得られる収入でさらにイベントを盛り上げることもできるでしょう。


まとめ

今回ご紹介した事例のように「地方でしか見られないコンテンツを見たい」というニーズはたくさんあります。視聴者にとって新たな楽しみ方が増えるだけではなく、イベント主催者にとってもうまく作用する可能性のあるライブ動画配信。

こういった新しい技術の活用で、地方のコンテンツの可能性はさらに広がっていきそうです。

動画配信プラットフォーム「ULIZA」とは?

動画配信サイト構築から運用、広告配信まで幅広い守備範囲で、導入実績国内No.1の動画配信プラットフォームです。PCも、スマホも、スマートテレビも、完全マルチデバイス対応で、高度なレベルの著作権保護も実現可能です。ライブ配信、タイムシフト配信、編成型ライブ配信等、最新の動画配信技術をご提供しています。

ULIZAを提供するスキルアップ・ビデオテクノロジーズは、最高の動画配信技術を、最高の品質で、プレミアムコンテンツをマネタイズ支援します。「映像配信ソリューション」と「動画広告」の2つの事業を通して、最先端の動画配信関連技術サービスを提供し、お客様のビジネスを支えています。

お問い合わせはこちら

※本記事はスキルアップ・ビデオテクノロジーズ株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。

コメント