【2024年最新版】データベースソフトおすすめ20選を比較!選び方も紹介

「データ活用を推進するために、データベースソフトを導入してほしい」と上司に言われたけど、そもそもデータベースソフトとは何かも知らないし、ましてやどのソフトが自社に合っているのかなんてわからない、という方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな方のために、データベースソフトとは何かという定義から、代表的なデータベースソフトとそれぞれの機能・価格・特徴の比較まで解説します。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

データベースソフトおすすめ15社比較表

なお、重要度を客観化するために既存のデータベースソフトを紹介したサイト10個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく良質なデータベースソフトを探せます。

※出現頻度が同数の場合は、アルファベット順に掲載しています。日本語名については、ローマ字表記で判断しています。

参考:セキュリティソフトの選び方|11種徹底比較(価格・機能・期間・台数・サポート・動作負荷)

パスワードを使いまわしてませんか?社内データベースを多要素認証によりセキュアにする>>

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年4月時点のものです。


データベースソフトとは?

データベースソフト図

データベースソフトとは、データベースを保存してくれるソフトを指します。

そもそも“データベース”とはデータを格納するための“箱”を言います。

データベースソフトでデータを管理するメリットは

エクセルやスプレッドシートも大きな枠組みでいえばデータベースと言えますが、これらでデータを管理すると、保存できるデータの上限が小さい・セキュリティ体制が万全でないといったデメリットがあります。

対して、データベースソフトを使えば、大量のデータを高いセキュリティ性のもとで保存できます。顧客のデータなど機密性の高いデータを扱う場合は、データベースソフトを使うのをオススメします。

データベースソフトによって、処理能力・性能・料金体系・メリットがそれぞれ異なるので、各企業のビジネスモデルに沿ったデータベースの選択が必要になってきます。

以下では代表的なツールの紹介と、それぞれの利点や違いなど説明して行きたいと思います。


<比較表>データベースソフトおすすめ15社

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


1.kintone/サイボウズ株式会社

kintone
kintone(キントーン)- あなたの「その仕事に」

  • ノーコードで業務システムを作ることができる。
  • システムの専門知識がなくても利用しやすい。
  • 連携できる外部サービス200種以上。
初期費用0円
料金プランスタンダードコース 月額1,500円/1ユーザー
ライトコース 月額780円/1ユーザー
導入企業パーソルキャリア株式会社・株式会社Fast Fitness Japan・株式会社京屋染物店 など
導入社数30,000社

2.楽々Webデータベース/住友電工情報システム株式会社

楽々Webデータベース
エクセル業務効率化支援ツール 楽々Webデータベース | 住友電工情報システム

  • Excelでデータの読み取りや書き出しが可能。
  • クラウド版とオンプレミス版どちらか選べる。
  • 担当者を割り当てて作業指示官僚。
初期費用要問い合わせ
料金プラン・クラウド版 
スターターパック 10,000円
スタンダードプラン 1,500円 / 1ユーザ
・オンプレミス版
1,800,000円~
導入企業株式会社リンガーハット・メテック株式会社・住友電工情報システム株式会社 など
導入社数要問い合わせ

3.SQLite/リチャード・ヒップ

SQLite
SQLite Home Page

  • セットアップの必要なし。
  • データの読み込みが早く、手間の削減につながる。
  • 不明点があれば専門者からのサポートを受けることができる。
初期費用要問い合わせ
料金プランSQLiteライセンス 6000ドル
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

4.Access/Microsoft株式会社

Access
Microsoft Access | データベース ソフトウェア | Access 無料試用版

  • アプリケーションをテンプレートから作成可能。
  • 顧客に合わせてアプリをカスタマイズできる。
  • 業務アプリと連携してデータ分析可能。
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

5.Aerospike/Aerospike合同会社

Aerospike
Aerospike

  • 顧客データを24時間更新可能。
  • 信頼性の高いセキュリティシステムで情報を守る。
  • 様々な分野の事業で活用可能。
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業楽天株式会社・株式会社カウリス・株式会社Speee・SMN株式会社・PayPal Pte. Ltd. など
導入社数要問い合わせ

6.Dr.Sum/ウイングアーク1st株式会社

Dr.Sum
Dr.Sum | WingArc1st

  • 社員全員が自由にデータにアクセスできる。
  • データ分析基盤構築に必要な機能が備わっている。
  • セットアップ後の「製品体験ツアー」で初めての方にも使いやすい。
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

7.PostgreSQL/エンタープライズDB株式会社

PostgreSQL
PostgreSQL: The world’s most advanced open source database

  • 開発に35年かけた信頼性。
  • 無料で公開されている。
  • 新しく導入する際に、既存のシステムに大きな変更を与えずに済む。
初期費用無料
料金プラン要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

8.MySQL/オラクル株式会社

MySQL
MySQL

  • 100TB越えのデータを管理可能。
  • 世界中で最も活用されているデータベースである。
  • システムを統合がしやすいため、ビジネス拡大の支援。
初期費用要問い合わせ
料金プランMySQL Standard Edition
MySQL Enterprise Edition
MySQL Cluster Carrier Grade Edition
料金は要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数2,000社以上

9.WaWaD-Be/株式会社アイアットOEC

WaWaD-Be
データベースWaWaD-Be|データベースで簡単情報共有

  • 「気づき機能」で、知りたい情報が更新された際に通知。
  • データを一括でCSV出力可能。
  • 1ID月300円で使用可能。
初期費用要問い合わせ
料金プラン1ID 300円/月+基本料金 2,500円/月
導入企業株式会社リログループ・株式会社デンショク など
導入社数要問い合わせ

10.PigeonCloud/株式会社ロフタル

PigeonCloud
HOME | PigeonCloud

  • 必要な情報を選んでデータ分析可能。
  • ファイル内の情報を高速検索可能。
  • クラウドで一括管理し対応漏れを防ぐ。
初期費用要問い合わせ
料金プランユーザー数プラン 月額 (1人あたり) 1,100円
導入企業パーソルマーケティング株式会社・株式会社フルキャストホールディングス・株式会社オファーズ など
導入社数要問い合わせ

11.AppSuite/株式会社ネオジャパン

AppSuite
AppSuite | グループウェア desknet’s NEO

  • 既存のアプリをコピーして一部を変更可能。
  • 画面に必要な項目を置いていくだけで簡単にアプリ作成できる。
  • ExcelやWordで作成した文書を画像に変換し取り込める。
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業株式会社エフエム愛知・仰星監査法人・株式会社いちまる・サンコー株式会社・住友ベークライト株式会社 など
導入社数要問い合わせ

12.HotBiz8/株式会社ASJ

HotBiz8
中小企業向けグループウェア「HotBiz8」は200名まで定額11,000円で導入可能!

  • 200名まで11,000円で使用可能。
  • スマートフォンでアプリのように使用可能。
  • メンバーのスケジュールを一目で確認することができる。
初期費用HotBiz8 11,000円(税込)
HotBiz8プライベート 11,000円(税込)
HotBiz8プライベートPro 110,000円(税込)
料金プラン月払い時
HotBiz8 11,000円(税込)
HotBiz8プライベート 33,000円(税込)
HotBiz8プライベートPro 82,500円(税込)
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

13.Oracle Autonomous Database/日本オラクル株式会社

Oracle Autonomous Database
Autonomous Database | オラクル | Oracle 日本

  • システム障害やエラーを自動検知し修復する。
  • データのサイズや形式に問わず、統合することが可能。
  • セキュリティ保護で不正アクセスを防止。
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

14.Plusdb by Cloud CIRCUS/クラウドサーカス株式会社

Plusdb by Cloud CIRCUS
ノーコードで検索データベースを簡単増築「Plusdb(プラスディービー)」

  • 既存サイトに後付けで製品カタログなどの大量のデータを追加することができる。
  • 分かりやすいFAQ検索で不明点もすぐに解決。
  • テンプレートにあった内容をインポートし採用ページを自動で生成可能。
初期費用
100,000円(税抜)
料金プラン月額費用 15,000円(税抜)
導入企業DNライティング株式会社・シダックス株式会社・東日本塗料株式会社 など
導入社数要問い合わせ

15.Canbus./株式会社システナ

Canbus.
ノーコードでできる業務改善、業務改革「Canbus.」

  • 組織の役職ごとに承認ルートを組むことができる。
  • チャットツールを利用してデータの管理が可能。
  • 役割に応じてデータ閲覧等のアクセス権を設定できる。
初期費用要問い合わせ
料金プランスターター 10,000 円(月額)
スタンダード 35,000 円(月額)
プロフェッショナル 100,000 円(月額)
導入企業株式会社アクトグループ・株式会社バロックジャパンリミテッド・株式会社MJE など
導入社数1,500 社以上

その他おすすめのデータベースソフト

Microsoft 365 (旧称 Office 365)
SmartDB
MariaDB
MongoDB ATLAS
PlaPi


データベースソフトを選ぶ際に着目すべきポイント

具体的なデータベースソフトの比較に入る前に、選ぶ際に着目すべきポイントを3つ説明します。

自社にデータベースに詳しいエンジニアはいるか?

保管したデータをデータベースに入れて、それを必要な場合にいつでも取り出さなければならないため、運用をいかに行えるかがデータベースソフトを選ぶ上で重要な視点になります。

高機能なデータベースソフトは、高機能なために設定するオプションが非常に多く、運用するにもデータベースに詳しいエンジニアが必要であると考えられます。それだけ非常に多くのことができるようになりますが、もしいないのであれば、非エンジニアでも扱えるようなデータベースソフトを選択しなければならないと考えられます

どの程度のデータ量を扱いたいのか?

扱いたいデータ量も選ぶ上で重要なポイントになります。例えば、扱う情報量が銀行のような何億単位であればとてもExcelやgoogleスプレッドシートで処理できないと考えられます。

逆に数十人規模の会社の従業員の出勤管理であればExcelなどで足りるかもしれません。このようにして扱うデータ量がどの程度であるのか見積もって、それに適したデータベースを選ぶようにしましょう。

セキュリティは十分か?

大抵の場合の顧客情報はもっとも重大なデータであると考えられます。よく大企業の顧客情報が流出したニュースを耳にする方も多いと思いますが、顧客情報が流出してしまうと会社への信頼を失ってしまいます。そうならないためにも各データベースソフトがどのようなセキュリティになっているのか理解しておく必要があると言えます。

サポート体制は十分か?

データベースソフトはシステムなので、予期せぬ自体が必ず起こり得ます。例えば、データベースのサーバーがダウンしたり、そのためにデータを入れたり取り出したりできないなどです。そのような事態にいかに早く復旧対応してくれるかのサポート体制はよく確認しておくようにしてください。

その他導入、運用の際のサポート体制も各社様々なので、合わせて確認しておきましょう。


まとめ

以上データベースソフトの主要9ソフトを紹介しました。近年ビックデータの時代と言われ、扱うデータ量が増えると想定されます。扱うデータが増えたら、データを保存する“箱”も大きくしなければなりません。また、それに伴い、セキュリティ面や情報を素早く取り出したり集計する機能が必要になります。

  • 高機能な企業用のデータベースが必要な方は「Oracle」
  • そこまでコストを割けないという場合は「Acsess」「ファイルメーカー」
  • ライセンス料を支払ってでも高機能のデータベースを利用したい方は「MySQL」「PostgreSQL」
  • 商用利用でそれなりの機能を求める場合には「SQLite」

を検討してみてはいかがでしょうか

それ以外にも各企業様のビジネスケースによってデータの保管方法は様々ですので、この記事を参考に、自社に合ったデータベースソフトを導入して頂けますと幸いです。

参考にしたサイト

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データベースソフトとは?メリットや選び方、人気製品を比較|ITトレンド
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