Facebook広告の配信面一覧まとめ。使い分けのポイントと設定方法まで解説

Facebook広告の配信面をどのように使い分けたらいいかわからない、効果的な配置を知りたいと思っていませんか?

配置ごとの特性を理解し、広告の目的にマッチした配置を知ることで使い分けることができます。ターゲット、訴求する商品、サービスなど、広告の適切な配置は達成したい目的によって変わるからです。

本記事では、Facebook広告の配信面の一覧、目的別の解説からや使い分けるコツまで徹底解説します。

読了後は自社の目的に応じた配信面の使い分けができるようになるでしょう。

Facebook広告で成果を上げるために知っておきたい7つのポイント(無料ダウンロード)


Facebook広告の配信面一覧

Facebook広告は、Facebookにだけ配信されるわけではありません。

下記一覧表の通り、InstagramやMessengerにも配置できます。本章ではまず、Facebook広告の配信面全ての特徴を解説していきます。

Facebook・Facebookニュースフィード
・Facebook Marketplace
・Facebook動画フィード
・Facebookの右側広告枠
・Facebookストーリーズ
・Facebookインストリーム動画
・Facebookの検索結果
・Facebookインスタント記事
Instagram・Instagramフィード
・Instagram発見タブ
・Instagramストーリーズ
・IGTV動画
Messenger・Messenger受信箱
・Messengerストーリーズ
・Messenger広告メッセージ
Audience Network・Audience Networkのネイティブ、バナー、インタースティシャル
・Audience Network動画リワード

Facebook

Facebookへの配信面は8種類あります。メインの配信面でもあり、様々な目的に合わせた運用ができます。特に企業向け広告はFacebookで配置するのが効果的です。

Facebookニュースフィード

Facebookニュースフィードとは、いわゆるタイムラインのことで、友人や家族などの投稿が表示される配信面のことです。

配置場所はユーザーの投稿と投稿の間となり、一目で広告と思われず、違和感なく配置することが可能です。

Facebookニュースフィードは一番目に留まる場所でもっとも活用する配信面ですが、特にブランドの認知度を上げたいときに効果的です。

Facebook Marketplace

Facebook Marketplaceとは、個人間で新品や中古の商品を売買できる場所です。Facebook内で行われるフリーマーケットのようなものと言えます。

Marketplaceを閲覧するユーザーに広告が表示されますが、日本語版Facebookでのリリースは未定なので、日本国内のユーザーが目にする機会は少ないでしょう。

Facebook動画フィード

Facebook動画フィードとは、動画を広告として表示できる場所です。

企業などが作成したFacebookページの動画をまとめて閲覧できる機能の「Facebook Watch」とFacebookニュースフィードの動画再生できる環境にて、オーガニック動画との間に配信されます。

動画フィードは動きと音声でニュースフィードよりもさらに目を惹きやすく、動画でブランドの認知度を上げたい場合や、商品やサービスを動画で簡単に紹介する時などに活用すると効果的です。

Facebookの右側広告枠

Facebookの右側広告枠とは、パソコン専用の配信面です。Facebookの各ページの右側に配信されますが、他の場所に配信される場合もあります。

右側広告枠はクリック率が低い傾向にありますが、スクロールしても画面に残るため、ユーザーの視界に残ります。

Facebookストーリーズ

Facebookストーリーズとは、24時間で投稿内容が自動的に消える仕組みの配信面です。誰が閲覧したのか確認できる上に、残したいストーリーズは保存できます。
Instagramと連携することで、InstagramストーリーズをFacebookに投稿することも可能です。なお、投稿方法はスマホのみです。

配信場所は、タイムラインの上部にあるストーリーズセクションです。ユーザーが興味を持たなければクリックされない場合がありますが、ニュースフィードや動画フィードと比べると広告感が少ないので、不快感を与えにくいという利点があります。

ストーリーズは動画内にランディングページのリンクを設置することが可能なので、よりCTAへの導線をイメージしたクリエイティブを作ることで効果的に運用できるでしょう。

Facebookインストリーム動画

Facebookインストリーム動画とは、Facebookの記事内の動画再生の途中や前後に流れる動画のことです。

15秒以内の動画ですが、15秒を超える場合は始めの15秒が再生後に、オプションで「続きを見る」が表示されます。

最初の15秒で興味を持ってもらえばそのまま動画は再生してもらえるので、興味を引く動画にすることでユーザーに訴求できます。主に企業PRやゲームなどの広告に活用すると効果的です。

Facebookの検索結果

Facebookの検索結果の横に広告が配信されます。検索した場合に関連投稿などが表示されますが、その中に広告が入ります。なお、配信はスマホのみです。

例えば、ユーザーが家具について検索した場合、家具に関連した投稿が表示されます。すると家具に関連した広告が表示され、ショップページなどに誘導することが可能です。商品やサービスの訴求やコンバージョン目的に利用できます。

Facebookインスタント記事

Facebookのインスタント記事とは、Facebookアプリ内に記事配信できるようパブリッシャー向けに開発されたサービスです。

アプリ内でWeb記事を閲覧する場合、読み込みに数秒かかりますが、インスタント記事は通常よりも10倍の速度で読め込めるよう開発されました。

広告は記事内に配置されます。なお、アプリ版のみです。インスタント記事を閲覧しなければ広告を目にすることがないので、広告を配置することはできても効果は少ない可能性があります。

Instagram

Instagramの配信面は4種類あります。主に美容系などビジュアル面の訴求が効果的な配信面なので、業界との相性を考えて活用しましょう。

Instagramフィード

Instagramフィードとは、アプリを起動した際に、フォローしているアカウントや広告の写真・動画が表示されるリストのことです。Facebookニュースフィードと似ており、広告はアプリユーザーにのみ表示されます。

Facebookニュースフィードと同様、幅広く活用できる配信面です。

Instagram発見タブ

Instagram発見タブとは、Instagram内にある「虫眼鏡アイコン」のことです。
発見タブでは、ユーザーの興味や関心に合った内容が表示され、写真や動画を閲覧中に広告が表示されます。

発見タブは検索キーワードを入力していなくても、フォローしていないアカウントの投稿が表示される仕組みです。

ユーザーが発見タブ内の投稿をタップ後に他の投稿を閲覧するためにスクロールすると広告が表示されます。

何かを探したいために発見タブを利用するので、能動的に検索するユーザーに訴求できます。また、発見タブを利用するほど機械学習が進むので、よりユーザーが求める広告が表示され、コンバージョンに繋がる可能性が高くなります。

Instagramストーリーズ

Instagramストーリーズとは、Facebookストーリーズ同様に投稿が24時間で消える仕組みで、画面上部に表示されます。Facebookストーリーズとシェア可能です。
ニュースフィードに表示されないため、広告への不快感を軽減できます。

Facebookストーリーズとは異なり、単体で配置可能です。なかにはストーリーズしか閲覧しないユーザーもいるので、そういったユーザーも含めて、ブランドの認知度アップや商品・サービスの訴求などに利用できます。

IGTV動画

IGTVとはInstagramの動画共有機能のことです。

IGTV動画は、15分間またはフォロワー数が1万人以上であれば最大60分という長尺動画投稿に特化した機能です。

IGTVには専用アプリがあるのでアプリを利用するユーザーに訴求しやすく、フォロワー以外にも視聴してもらえるメリットがあります。

Messenger

Messengerはメッセージアプリなので配信面は少ないですが、他の配信面とあわせて活用することで効果を発揮します。Messengerの配信面は3種類です。。

Messenger受信箱

Messenger受信箱は、メッセージのやりとりを受信する場所のことです。広告は、受信箱のスレッドとスレッドの間に表示されます。

広告がタップされるとアプリ内で詳細が表示されますが、そこからランディングページに誘導することが可能です。

Messengerストーリーズ

Messengerストーリーズは、FacebookやInstagramのストーリーズとほぼ機能は変わりません。

広告は、受信箱のストーリーズとストーリーズの間に表示されます。
Messengerストーリーズはスタンプが豊富なので、インパクトのある広告にすることが可能です。

Messenger広告メッセージ

Messenger広告メッセージとは、過去に1回以上Messengerでやりとりしたことあるユーザーを対象に、クーポンや宣伝などを直接配信できる広告のことです。
広告は、Messengerアプリのみ表示されます。

直接やりとりできることで、リードの獲得やコンバージョンの促進に繋がります。

Audience Network

Audience Networkとは、Facebookのターゲティング機能を使ってFacebook社と提携しているアプリやサイトへ広告配信ができるサービスのことです。

Audience Networkの配信面は2種類あります。

Audience Networkのネイティブ、バナー、インタースティシャル

Audience Netbookでは、ネイティブ広告、バナー広告、インタースティシャル広告でユーザーに配信します。

ネイティブ広告とは、一般のコンテンツと馴染むように広告が表示されるので、自然と広告を閲覧してもらえるメリットがあります。

バナー広告は、画像やアニメーションで作られた広告を指定された場所に表示する広告です。クリックされると、商品やサービスのページに遷移します。

インタースティシャル広告は、ユーザーがサイトを表示した際に、サイトの一部を隠すように表示される広告のことです。例えばスクロールしている時や、アプリで画面が替わるタイミングなどに表示されることがあります。

Audience Network動画リワード

Audience Netbook動画リワードとは、動画視聴する代わりにゲーム内で使用できるアイテムや特典などを得られる動画形式の広告のことです。

最後まで再生しないと特典は得られないため、認知してもらえる可能性は高いです。広告からサイトへ遷移させることも可能です。

動画リワード広告の内容が例えばアプリの紹介であった場合、ユーザーが興味を持てば、そのままインストールに繋がる可能性はあります。


Facebook広告配信面は目的に応じて使い分けること

Facebook広告の配信面は、自社の状況に基づいた広告出稿の目的を考えて使い分けることが、効果を得るための重要なポイントです。

そこで、各配信面が何の目的に効果的なのかを解説します。まずは下記の一覧を参考にしてください。

配信面目的の要約
Facebookフィード・ウェブサイトへの誘導
・商品・サービスの認知やコンバージョン
Facebook右側広告枠・ウェブサイトへの誘導
・商品・サービスの認知や検討
Facebookインスタント記事・商品・サービスの認知、訴求
Facebookインストリーム動画・商品・サービスの認知、検討
・コンバーション
Facebook Marketplace・商品・サービスの認知やコンバージョン
Facebookストーリーズ・ウェブサイトへの誘導
・商品・サービスの認知、検討、訴求
・コンバーション
・店舗への訪問を促す
Facebook上の検索結果・商品・サービスの認知、検討
・コンバージョン
Facebook動画フィード・商品・サービスの認知やコンバージョン
Instagramフィード・発見タブ・商品・サービスの認知、検討
・コンバージョン
Audience Network・ウェブサイトへの誘導
・商品・サービスの認知、検討
・コンバージョン
Messenger広告メッセージ・問い合わせ窓口・回答
・商品・サービスの認知や検討
・コンバージョン
・ウェブサイトへの誘導
・店舗への訪問を促す
Messenger受信箱・ストーリーズ・ウェブサイトへの誘導
・店舗への訪問を促す
・商品・サービスの検討やコンバージョン

Facebookフィード

Facebookフィードは、一番目に留まりやすい配信面です。

主な目的は次が挙げられます。

  • ブランド認知度アップ
  • トラフィック
  • リーチ
  • インストールなどの検討
  • リード獲得
  • メッセージ
  • コンバージョン

例えばブランドの認知を上げたり、商品・サービスの訴求であればどのような目的でも活用できるFacebookフィードが効果的です。動作や音声を交えたい場合は動画フィードも良いでしょう。

友人や家族の投稿が表示されるフィードに配信されるので、広告が強く主張することなく、視覚的、直感的にユーザーに働きかけることができるのがFacebookフィードのメリットです。

Facebook右側広告枠

Facebook右側広告枠は、パソコン版のみ配置できる配信面です。

次の目的であれば利用できます。

  • トラフィック
  • コンバージョン
  • カタログ販売

右側広告枠は、従来のものより一新され、広告スペースが大きくなりユーザーに認知してもらいやすくなっています。

そのため、企業イベントなどのPRや商品やサービスの訴求、ランディングページへの誘導に効果的です。

Facebookインスタント記事

Facebookインスタント記事は、記事内に広告が表示される配信面です。早く読み込みできる軽量版の記事形態と言えます。

次の目的であれば利用できます。

  • ブランド認知度アップ
  • トラフィック
  • コンバージョン
  • エンゲージメント
  • インストールなどの検討
  • リーチ
  • リード獲得

インスタント記事は記事内に広告が表示され、記事をユーザーが閲覧しなければ広告を見てもらう機会はありません。

しかし閲覧してもらえた場合アクションを起こさせやすく、クリック率やトラフィックの増加に効果的です。

Facebookインストリーム動画

Facebookインストリーム動画は、動画視聴中のユーザーに合った動画広告と認識した時や、動画コンテンツの冒頭、再生中などに広告が配信されます。

次の目的であれば利用できます。

  • インストールなどの検討
  • コンバージョン
  • カタログ販売

動画は最長120秒配信可能なので、ブランド、商品・サービス、エンターテインメントのPR投稿に効果的です。

また、ビジネスページであれば店舗、連絡先、業種などを表示させることができるので、いわゆる名刺を渡すような感覚で紹介できます。

何より、信頼性が高いとされています。広告投稿の際に、Facebookの審査が入ります。承認済みの広告以外は配信されない点は、信頼できる広告と言えます。

Facebookストーリーズ

Facebookストーリーズは24時間で消える投稿機能で、写真や動画の映えを気にすることなく日常的に投稿できます。

次の目的であれば利用できます。

  • ブランド認知度アップ
  • トラフィック
  • リーチ
  • インストールなどの検討
  • 動画の再生数アップ
  • リード獲得
  • メッセージ
  • コンバージョン
  • カタログ販売
  • 店舗のトラフィック

最長15秒間なので撮影に大きな手間はかからない上に目に留まりやすく、フォロワーのフィードに表示されないので広告が強く主張しすぎない点がメリットです。

アンケート機能もあるので商品やサービス開発の参考にしたり、ストーリーズ内にリンクを設置すればインストールやコンバージョンに繋げられる可能性があります。

Facebook上の検索結果

Facebook上の検索結果は、ユーザーの関心に合った内容が検索結果内に広告配信されます。

次の目的であれば利用できます。

  • ブランド認知度アップ
  • トラフィック
  • リーチ
  • エンゲージメント
  • インストールなどの検討
  • 動画の再生数アップ
  • リード獲得
  • メッセージ
  • コンバージョン
  • カタログ販売

ユーザーは目的をもって検索しているので、それに合わせた広告により商品・サービスの訴求や認知だけではなく、コンバーションに繋げるのに効果的です。

Facebook動画フィード

Facebook動画フィードはFacebook内のすべての動画フィード環境で再生される配信面です。

次の目的であれば利用できます。

  • ブランド認知度アップ
  • トラフィック
  • リーチ
  • リード獲得
  • コンバージョン
  • インストールなどの検討
  • メッセージ

Facebookフィードと同様、様々な目的で活用できます。動きや音声のある動画で訴求できるので、特にブランドの認知アップに効果的です。

Instagramフィード・発見タブ

Instagramフィードは、フォロワーの投稿などが表示される場所です。発見タブは「虫眼鏡アイコン」です。

次の目的であれば利用できます。

  • ブランド認知度アップ
  • リーチ
  • リード獲得
  • インストールなどの検討
  • コンバージョン

これらはFacebookフィードと同様、どのような目的でも活用できる配信面ですが、特に効果的なのはブランドの認知、商品・サービスの訴求です。

視覚的、直感的にユーザーに働きかけアクションを促します。

Audience Network

Audience Networkは、Facebookの年齢、性別、地域、趣味、関心などのターゲティング機能を使ってFacebook社と提携するアプリやサイトに広告配信します。

次の目的であれば利用できます。

  • リーチ
  • トラフィック
  • インストールなどの検討
  • コンバージョン
  • カタログ販売

ただし、配信先での表示形式の1つインタースティシャル広告は、サイトを開くとメインコンテンツに被さるような形で配置されます。

必ず閲覧してもらえますが、ユーザーに不快感を与える可能性があります。

Googleでは、インタースティシャル広告がユーザビリティを損ねるとして、インタースティシャル広告を使ったページは検索順位に影響を及ぼすとされており、インタースティシャル広告を使った配信は避けた方が賢明でしょう。

Messenger広告メッセージ

Messenger広告メッセージは、一度でもやりとりしたことあるユーザーに直接訴求できる配信面です。

次の目的であれば利用できます。

  • トラフィック
  • インストールなどの検討
  • メッセージ
  • コンバージョン
  • カタログ販売

ブランド認知よりは、検討、コンバーションを促すことに効果的です。また、ユーザーとMessenger上でコミュニケーションをはかることができます。

Messenger受信箱・ストーリーズ

Messenger受信箱はメッセージを受け取る場所、ストーリーズはFacebookやInstagramのストーリーズとほぼ機能は同じです。

次の目的であれば利用できます。

  • ブランド認知度アップ
  • トラフィック
  • インストールなどの検討
  • メッセージ
  • コンバージョン
  • 動画の再生数アップ
  • リード獲得
  • カタログ販売
  • 店舗のトラフィック

受信箱の広告はカルーセルフォーマットを使うことで1つの広告で複数の画像や動画を表示させることが可能です。それぞれ別のリンク先に遷移させることも可能です。

ランディングページに誘導させ、コンバージョンの促進に利用できます。
ストーリーズは24時間で消え、映えを気にせず気軽に投稿できるのがメリットです。ブランド認知だけではなく、商品・サービスの訴求、検討に効果的です。


配信面の表示設定方法

設定方法はまず広告マネージャを開き、目的を選択して「次へ」進みます。

「配置」にて「自動配置(推奨)」または「手動配置」を選択します。

Facebook広告の自動配置の精度は高いので、基本的には自動配置を選択すると良いでしょう。

手動配置にする場合、利用しない各配置の横のボックスのチェックを外します。この時ボックスが表示されない場合がありますが、広告の目的がその配置に対応していないためです。

配置の設定を行う際は、目的が配信面に対応するか確認しましょう。


まとめ

Facebook広告は、FacebookやInstagramのフォローしている人の投稿が表示されるフィード、ストーリーズ、Messengerの受信箱など様々な場所に配置されます。

ブランドの認知度アップやコンバージョンといった何を目的としているのかによって選択できる配信面は異なります。

配信面の表示は広告マネージャから設定可能です。手動配置と自動配置を選択可能ですが、基本的には自動配置の選択をおすすめします。

Facebook広告で成果を上げるために知っておきたい7つのポイント(無料ダウンロード)

コメント