【最新版】おすすめPOSシステム5選を比較!選び方のポイントも紹介

「経理にかかる業務をできるだけ少なくしたい」「売上の集計を楽にしたい」「会計業務でのミスを減らして、スピード化したい」そんなお悩みを抱えている方も多いと思います。POSシステムを導入する事で、そんなお悩みも解決します。

しかし、さまざまな特性をもつPOSシステムの中から、どんなものを選べばいいかわからない方も少なくないはず。

そこで本記事では、選ぶ際に必ずチェックしておくポイントと、代表的なPOSシステムについて特徴や料金、機能などを比較・紹介します。

なお、重要度を客観化するために既存のPOSシステムを紹介したサイトを調査して、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく、良質なPOSシステムを探すことができます。


POSシステムの選び方

必要としている端末や周辺機器は使えるか

POSシステムを導入した際、店舗の端末や周辺機器は問題なく使えるのかは重要な見極めポイントです。

たとえば、iPadやキャッシュレス端末、自動釣銭機などの端末でも使える「マルチデバイス対応」のシステムであるので、そのような端末や周辺機器が店舗にある場合は考慮しましょう。

現場で誰でも使いやすいかどうかを検討する

実際に使用するのは現場のスタッフですので、使う本人が扱いやすいシステムを選びましょう。

たとえば、以下の点を踏まえてどのようなシステムがいいか考えてみるのがおすすめです。

  • バーコードを使用して入力するのか
  • タッチパネル式のものにするのか
  • クレジットカード決済対応のものにするのか

初期設定後、なにかトラブルが起きた時にも対応する事になるので、自社スタッフでもある程度運用できるものを選ぶと良いです。現場でのスタッフがPOSシステムをスムーズに使いこなせることは、顧客満足度にもつながります。

自社の規模とこれからの拡張性に合っているか

現状の自社の規模と、これからの企業の方針を考慮し、その上で最適なPOSシステムを選びましょう。

具体的には、以下の視点から考えればPOSシステムが選びやすくなります。

  • 複数店舗を展開しているのか
  • 一つの店舗で経営しているのか
  • 全国展開しているのか
  • 地域密着型なのか
  • この先店舗数を拡大していく展望があるのか

小規模店舗の場合は、店舗数が変わらない事はもちろん、業務内容も限られてくるので、必要最小限の機能をもつシステムを選ぶことで、コストが抑えられます。

店舗を拡張・拡大するならば、システムにも拡張性を持つものを選ぶ必要があります。また、店舗数が変動する場合にも、柔軟に対応できるシステムやサービス体制のあるものを選ぶと良いでしょう。


<比較表>POSシステムおすすめ5社

POSシステム
本記事で紹介している5社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。

POSシステムおすすめ5社の比較表はこちら


おすすめのPOSシステム5選

1.ユビレジ(Ubiregi)/株式会社ユビレジ


  • 導入前も導入後も専任のコンサルタントがしっかりサポート
  • あらゆる規模の店舗で使える

料金

レジ会計+管理・分析 ユビレジプレミアムプラン 6,900円/月
その他、業種に特化したオプションメニューが有り

※レンタルプラン
初期費用 0円
レンタル料金11,000円〜/月
オプション
メールサポート0円
電話サポート 2,000円/月

サポート体制、期間

メールサポート(無料)
電話サポート:プレミアムプランご契約の方のみ
駆けつけサポート:プレミアムプランご契約の方のみ

機能

  • レジ機能、キャッシュレス決済、売上管理・分析、複数店舗管理、オーダーリンク機能など
  • 予約管理 対応
  • 外部サービスTORETAと連携
  • 在庫管理 対応
  • 顧客情報管理 対応
  • キャッシュレス決済 対応
  • 予約管理 対応
  • QRコード・バーコード決済 対応
  • 2.スマレジ/株式会社スマレジ

    • サーバーの稼働率を保証
    • オフラインになっても販売業務が可能
    • メジャーなクレジットカード、電子マネー、QR・バーコード決済に対応

    料金

    初期・導入費用 0円
    ※別途iPad、iPhone、iPad touchの何れかの購入が必要

    月額利用料
    スタンダード:1店舗のみ 
    0円/月(税抜)
    プレミアム:1店舗につき
    4,000円/月(税抜)
    プレミアムプラス:1店舗につき
    7,000円/月(税抜)
    フードビジネス:1店舗につき
    10,000円/月(税抜)
    リーテルビジネス:1店舗につき
    12,000円(税抜)

    サポート体制、期間

    独自の検定に合格したスタッフがサポートする
    メールサポート:無料
    電話サポート:プレミアムプラス以上のプランをご契約の方のみ

    機能

  • 多言語対応のセルフオーダー機能
  • 免税対応
  • 予算管理 対応
  • 複数店舗管理 対応
  • データのCSV出力
  • オフライン対応
  • 勤怠管理 対応
  • 顧客情報管理 対応
  • キャッシュレス決済 対応
  • 予約管理 対応
  • QRコード・バーコード決済 対応
  • 3.AirREGI(エアレジ)/(C)Recruit Lifestyle Co.,Ltd.

    • 全国のビックカメラ店舗のAirレジサービスカウンターやテレビ電話による相談やサポートがある
    • リクルートが展開しているAirレジ関連サービスが豊富
    • 接客から経理会計、経営戦略まで幅広い情報サイトがある

    料金

    初期費用・導入費用 0円(iPadまたはiPhoneがある場合)

    Airレジスターターパック
    54,800円~(税抜)

    基本のレジ機能は無料
    周辺機器やオプションメニューについては要確認

    サポート体制、期間

    サービスカウンターで相談
    メール相談
    チャット相談
    電話相談

    機能

    • 端数値引き
    • キャッシュドロア機能
    • 会計前レシート出力
    • カスタマーディスプレイ機能
    • 訂正伝票作成
    • 清算レシートの発行
    • 売上集計・会計明細のCSV出力
    • 在庫管理 対応
    • 顧客情報管理 対応
    • キャッシュレス決済 対応
    • 予約管理 対応
    • QRコード・バーコード決済 対応

    4.USENレジ FOOD/USEN

    • 複数店舗の売り上げも一元管理できる
    • 設置作業や初期設定だけでなく、スタッフトレーニングのサポートも有り
    • 導入後も年中無休のサポート体制がある

    料金

    要問合せ

    サポート体制、期間

    年中無休サポート、24時間365日のアフターフォロー
    全国に148のサポート拠点をもつ

    機能

    • リアルタイム売上管理
    • 売上実績の自動集計 対応
    • ABC分析 対応
    • 複数店舗の一元管理
    • 多言語対応
    • 予約管理 対応
    • 勤怠管理 対応
    • 顧客情報管理 対応
    • キャッシュレス決済 対応

    5.ワンレジ(旧:はんじょうPOSレジ)/株式会社スカイダイニング

    • 元飲食店経営者が考案
    • レジ機能から顧客情報の管理、スタッフの勤怠管理、経営戦略を立てるためのデータ出力など
    • 顔認証システムが搭載されているので、金銭や勤怠の不正防止になる

    料金

    要お問い合わせ

    サポート体制、期間

    コールセンターで電話サポート

    機能

  • クレジット会計 対応
  • QRコード決済 対応
  • 1店舗で複数台のレジを使用可能
  • 領収書発行、宛名・但し書き入力
  • 深夜料金自動計算
  • 8%、10%会計切り替え 対応
  • レジ画面の言語変更
  • 自動給与計算などの経理業務 対応

  • まとめ

    本記事ではおすすめのPOSシステム5選と選び方のポイントを紹介しました。

    POSシステムを選ぶ際は、以下の3点を意識しましょう。

    • 必要としている端末や周辺機器は使えるか
    • 現場で誰でも使いやすいかどうか
    • 自社の規模とこれからの拡張性に合っているか

    ほかにも、POSシステムによって特化している業界が異なるため、自社の業界や規模とマッチしているか確認をしましょう。

    これからPOSシステムの導入を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

    参考:【2022年最新】決済代行会社37社を徹底比較!選び方のポイントとは?
       【2022年版】予約システム46選を比較!選び方や導入時の注意点も紹介
       課題を見える化する店舗分析とは?流れと具体的な手法3つを紹介