リスティング広告代理店、成果を出せる代理店を選ぶ11個のポイント

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リスティング広告 代理店

リスティング広告の代理店選びの重要性が増してきています。

なぜなら、リスティング広告は年々複雑さを増してきており、運用の力量により成果に差がつきやすくなっているからです。
任せる代理店によって、数倍もの成果の開きが出ることは珍しくありません。

そこで今回は、リスティング広告の代理店を選ぶときのポイントをまとめてみました。

この業界に10年近く関わっている私が、個人的に、学生時代の友人に相談を受け、損得感情抜きでアドバイスした内容を元に、出来る限り客観的にまとめてみましたので、少しでもお役に立てば幸いです。

リスティング広告初心者向けの無料ガイドブックでは、代理店選びの前にやっておきたいことをまとめてありますので、こちらも是非ご参照ください。

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良いリスティング広告代理店は、手数料が安い代理店ではない

良いリスティング広告代理店は何か?というと、成果を出して継続的に改善に取り組んでくれるのが良い代理店です。

なぜなら、リスティング広告は運用の技術によって成果に数倍もの差が生まれるため、
手数料が多少安かろうと、広告費全体の費用対効果を換算すれば誤差の範囲です。

しかし、成果を出せる良い代理店かどうかは、運用してもらわないとわかりません。
また、そのことにつけこんで格安価格で提供するなど耳障りの良いうたい文句で申込をもらい、実際には運用せず、ほとんど放置しているだけの代理店も残念ながらまだ一部、存在するようです。

成果を出せる代理店かどうかをしっかり見極める必要があります。
見極めるためのポイントについて見て行きましょう。

 

「誰が担当するか」も重要なポイント 必ず一度は会って話すこと

代理店選ぶポイントを1つに絞れ、と言われたら、「担当と必ず会って話すこと」、これに尽きます。

大手代理店を中心に、リスティング広告運用技術の標準化やシステム化も進んでいますが、代理店の中で担当してくれる人の能力や熱意による部分も少なからずあるというのが実態です。

大手で実績のある代理店でも、やる気のない担当者であればそれなりの成果になってしまうこともありますし、中小で実績がまだ少ない代理店でも、熱意とノウハウがあれば大きな成果を出せることもあります。

実際に、3社から5社程度の代理店の担当者に直接会って話を聞くことが重要です。
一度、リスティング広告の運用を任せると長い付き合いになりますので、直接会う手間を惜しまないことが大事です。

 

候補となる代理店を絞り込むための6つのポイント

実際に会って話をすることが重要なポイントと申し上げましたが、会って話をする代理店を絞り込むためのポイントを説明します。

ポイント1│Yahoo!・Googleの認定を受けているか?

リスティング広告の提供元であるYahoo!JAPANとGoogleの認定を受けているかどうかはひとつの基準になります。

なぜなら、認定を受けているということは、Yahoo!JAPANやGoogleのお墨付きを受けているため、それなりの審査を通っているという証。
認定を受けていない代理店の中でも、成果を出せる代理店も多くありますが、認定を受けている代理店の中から選ぶことで、危険な代理店を選んでしまうリスクは大幅に下がります。

なお、Yahoo!Googleの認定については、以下が参考になります。
特に、Yahoo!JAPANの星(スター)を多く保有する代理店はその分実績があり安心度は高いです。

ポイント2│費用体系を明確に説明してくれるか?

費用体系を明確に説明できるかどうか、事前に確認しておきましょう。

代理店の言う、「月額10万円」という費用はその10万円が何の費用かは代理店によって異なる場合があります。

リスティング広告の費用は、大きく2つに分かれます。
ひとつは、最終的にYahoo!やGoogleに支払う広告利用料(クリックコスト)
もうひとつは、代理店の手数料です。一般的には運用手数料コンサルティングフィなどの名目になっています。

費用体系を質問した際に明確に説明してくれず、「詳しくはお会いした時に説明します」というような場合には、
費用体系を曖昧にすることで多くの手数料を取っている代理店の可能性があるので、しっかり説明してもらいましょう。

ポイント3│最低利用金額は自社の予算に合っているか?

リスティング広告は、小額からでも出稿できるのが魅力の一つですが、代理店によっては、最低利用金額を設定している場合があります。

なぜなら、代理店手数料を広告利用額の20%に設定している場合、
3万円の広告利用に対する代理店手数料は6,000円となり、代理店が運用にかかるコストに対して、リターンが見合わないためです。
大手の代理店では、月額100万以上予算がないと受付していない場合もあるようです。

また、出稿金額によって、対応が変わる場合もあります。
利用額が100万円以上の場合は専任コンサルタントが運用する、のように額が大きければサービスレベルが上がる場合もありますので、確認が必要です。

ち なみに、最低出稿額が高い代理店の方が、それなりの技術を持っているという考え方もありますが、最低出稿額が50万円の代理店にとってみると、50万円の お客様は最も予算の少ないお客様になってしまうため手厚い対応が期待できないかもしれないという考え方もあり一概には言えない所です。

ポイント4│最低契約期間は長すぎないか?

具体的には、最低契約期間が3ヶ月よりも長い場合には注意が必要です。

万が一、代理店のパフォーマンスが悪かった場合に契約によって代理店を変えられないというのは大きな機会損失になります。
特に最近、6ヶ月契約や1年契約を交わしたことでのトラブルの話を多く聞くようになりました。

運用に自信があれば、契約で縛らなくても大丈夫なはずです。
必ず最低契約期間はチェックしておきましょう。

ポイント5│どこまで対応してくれるか?

どこまで対応してくれるか、についても事前に確認しておきたいポイントです。
リスティング広告には様々な機能や手法があり、対応範囲が広ければそれだけ成果を出せる可能性が高まります。

具体的には、以下の6項目について、対応可能か確認して下さい。

  1. コンバージョンの計測
  2. 地域指定配信
  3. 除外キーワードの登録
  4. リマーケティング広告の実施
  5. ディスプレイ広告(YDN・GDN)の実施
  6. ランディングページの改善

1~6については別途費用となっても問題ありません。
(特に6のランディングページの改善は別途費用がかかることが普通です。)
もし、1つでも対応できない、という項目がある代理店は成果が限定的になるリスクが高まりますので、避けた方がよいでしょう。

また、上記6項目について内容がよくわからないという方は、代理店の担当と合った際に、上記の内容について聞いてみてください。
対応の良い代理店であれば全て丁寧に説明してくれるはずです。

ポイント6│会って話をすることができるか?

最後のポイントは、担当者が実際に会いに来てくれるかです。

エリアによっては難しい場合もありますが、その場合には、テレビ電話などの手段で顔を見て話をしてください。その代理店にとって重要な顧客になりそうであれば、会って話すことを躊躇しないはずです。
遠隔で効率的に対応するという運用方式の場合にも、初回には一度会って話をしたいという旨は必ず伝えてみてください。

誠実に対応してくれるかどうかは、会って話すことである程度はわかるものです。

 

会った時に確認したい5つのポイント

上記のポイントに従って代理店を3~5社に絞ったら、実際に会ってみてください。その際にチェックすべきポイントは以下の5つです。

ポイント1│担当者が信頼できそうか?

最も重要なことは担当者が信頼できそうかどうかです。

まず成果が出せるかどうか以前に、不誠実な事をしないかどうかが重要です。
適当な運用をする担当者にあたってしまうと、技術以前の問題です。

直感を信じて、信頼できるかどうか冷静に判断してください。

ポイント2│リスティング広告の技術はありそうか?

リスティング広告の技術は実際に運用してみないとわからないことも多いですが、いくつか簡単な質問をすることでチェックすることはできます。

リスクル(このブログ)の以下の記事を手元に準備して、いくつか質問してみて、記事の内容に近い回答が得られるか確認してみてください。

【参考記事】リスティングで効果を出すための7つの基本

ポイント3│自社の業種の実績があるかどうか?

自社の所属する業種・業界の運用実績があるかどうかも確認すべきポイントです。

なぜなら、リスティング広告は業種・業界によって全く特性が違います。

不動産であれば地域名のキーワードの網羅が重要になってきますし、
金融であれば、Bigワードと呼ばれる大きなキーワードの攻略が重要になるなど、
攻略のポイントが違うため、初めて関わる業種では成果を出すのに時間がかかります。

運用実績があれば、業界特有の季節トレンドも把握しているはずです。
そういう知見があるかどうかは見極めておきましょう。

ポイント4│レポート頻度・サンプルの確認

レポートの頻度は最低でも月に1回以上が必須です。

リスティング広告は継続的な改善サイクルを回すことが重要になるため、最低でも月に1回はしっかり振り返っていなければ成果は出ません。

また、実際に運用で使うレポートも重要です。
見るべきポイントは1つで、「改善の施策についてコメントがされているかどうか」です。

数字やグラフが羅列してあると、確かに圧倒されますが、本質ではありません。
「結果を受けて、どう改善するか」について書かれていないレポートを出している代理店は、改善するという姿勢が弱い場合が多いです。

代理店によっては改善施策へのコメントは、レポートと別紙で提出するケースもあるようです。
ぜひサンプルレポートをもらって、チェックしてみてください。

ポイント5│メールのレスポンスが早いか?

会った後には、必ずいくつかメールで質問して、その反応スピードを見て下さい。
できれば当日中、遅くとも24時間以内に反応のない代理店は危険です。

運用開始後には、予算の変更やキャンペーンなど急ぎの対応が必要なことがあります。
そういう時に連絡がつきにくいことは大きな機会損失やトラブルの元です。

しっかりした代理店はメールのレスポンスも早いことが特徴です。

まとめ

リスティング広告の代理店選びのポイントは、まず第一に不誠実な代理店を掴まないこと。
その上で、成果を出せる代理店の見極め、究極的には担当者選びになっていきます。
手間を惜しまず、3~5社程度と会ってしっかり見極めることで、成果を出せる確率はグッと高まります。

せひ本記事のポイントを参考にしてみてください。

なお、リスティング広告初心者向けの無料ガイドブックでは、代理店選びの前にやっておきたいことをまとめてありますので、こちらも是非ご参照ください。

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長谷川智史

LISKUL(http://liskul.com/ )責任者としてオウンドメディア運営に注力するCMO。 挑戦し成長を加速させたい中小・ベンチャー企業をWebマーケの力で支援する仕事をしています。セミナー講師・執筆・取材依頼など受け付けています。

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