【2024年最新版】ローコード開発ツールおすすめ22選を比較!選び方も紹介

ローコード開発ツールとは、高度なコーディングを用いずにアプリ開発ができるツールになります。

少ないコーディングで進められるため、開発スピードを上げられたり、IT部門の負担が減ったりなどのメリットがあります。

本記事ではおすすめのローコード開発ツールと選び方のポイントを紹介します。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

ローコード開発ツールおすすめ15社比較表

おすすめサービスのピックアップ方法としては、既存のまとめサイト10個分の情報から、紹介されているローコード開発ツールをスコアリングしました。各サイトで紹介頻度の高いものを登場回数順にまとめなおしているので、本記事を参考にすることで、どのローコード開発ツールを選べばいいか一目でわかるでしょう。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年8月時点のものです。


<比較表>ローコード開発ツールおすすめ15社

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


1.Microsoft Power Apps/日本マイクロソフト株式会社

日本マイクロソフト株式会社
AI 搭載ローコード ツール | Microsoft Power Platform

  • 必要なアプリについて説明するだけで、AI によって設計されコードの記述全てを実行
  • 1,200を超えるコネクタから選択するか、独自のコネクタを構築してデータソースに簡単に接続が可能
  • シンプルなドラッグ&ドロップ操作でアプリの自動生成が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン開発者向けプラン:0円
Premium:月額1,799円〜
主な機能アプリ構築・管理
データ保存・管理
アプリ作成
分析
位置情報サービスなど
導入企業Accenture
HSBC
T-Mobileなど
導入社数要問い合わせ

2.OutSystems/OutSystemsジャパン株式会社

OutSystemsジャパン株式会社
OutSystemsプラットフォームでのローコードAIソフトウェア開発 | OutSystems

  • 手動プロセスのデジタル化や非効率なワークフローの自動化が可能
  • デバイスを問わず、あらゆるユーザーに最適なUXの実現が可能
  • AIのあらゆるユースケースに対応可能なツールが揃い最善案の模索が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランPersonal Edition:Free
Developer Cloud:$36,300〜
主な機能生成AIツール
開発
連携
分析
ライフサイクル管理など
導入企業トヨタ自動車株式会社
Gen Re
Western Unionなど
導入社数要問い合わせ

3.kintone/サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社
kintone(キントーン)- あなたの「その仕事に」

  • 思いついたらすぐ形にできるため導入も改善もスピーディーに対応が可能
  • 文字情報からファイルの添付まで、統一したフォーマットでデータ管理が可能
  • 必要な機能を選ぶだけでニーズにあわせた業務効率アプリの作成が可能
初期費用0円
料金プランライトコース:月額780円
スタンダードコース:月額1,500円
ワイドコース:月額3,000円
主な機能データ管理
絞り込み一覧
レポート機能
アプリ連携
プロセス管理など
導入企業株式会社ネオキャリア
京王電鉄バス株式会社
株式会社サイバーエージェントなど
導入社数30,000社以上

4.intra-mart/株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート
株式会社NTTデータ イントラマート|業務プロセスのデジタル化・フルオートメーション化

  • 小規模利用から大規模利用までドラッグ&ドロップの簡単操作でシステムの構築が可能
  • スプレッドシート機能によりExcel感覚で利用が可能
  • 業務プロセスの洗い出しやRPAの一括制御と遠隔監視など自動化により、運用コスト削減を実現
初期費用0円
料金プランAccel-Mart Quick:月額300,000円〜
Accel-Mart Plus:月額343,000円〜
主な機能アプリ作成
BPM・ワークフロー
スレッドシート
コミュニケーション
マスタ管理など
導入企業株式会社システック
日本特殊陶業株式会社
西武鉄道株式会社など
導入社数10,000社以上

5.プリザンター/株式会社インプリム

株式会社インプリム
プリザンター|OSSのノーコード・ローコード開発ツール

  • パッケージソフトには真似できないほど業務にフィットしたアプリを無料で利用が可能
  • マウス操作で表計算ソフトのような手軽さで簡単にアプリの作成が可能
  • 複雑な要件も独自でコードを追加し柔軟な拡張が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン0円
・年間サポート
ミニ:年額180,000円
ライト:年額280,000円
スタンダード:年額750,000円
プレミアム:年額1,200,000円
主な機能アプリ作成
ガントチャート
分析チャート
ダッシュボード
画像ライブラリなど
導入企業ユニ・チャーム株式会社
本田技研工業株式会社
ヤンマーパワーテクノロジー株式会社など
導入社数要問い合わせ

6.mendix/Mendix Technology B.V.

Mendix Technology B.V.
ローコード アプリケーション開発プラットフォーム | Mendix

  • AIサービスやカスタムMLモデルを使用して、高度なスマートアプリの構築が可能
  • シングルクリックで任意のクラウドにデプロイが可能
  • ポートフォリオ管理やインサイト管理など、機能が充実している
初期費用要問い合わせ
料金プランFree:0円
Basic:月額$52,50
Standard:月額$900
Premium:要問い合わせ
主な機能テンプレート
拡張機能
アプリ構築
AI/ML機能
ポートフォリオ管理など
導入企業住友重機械建機株式会社
日本電気株式会社
Zurich Insurance Group Ltd.など
導入社数要問い合わせ

7.AppSuite/株式会社ネオジャパン

株式会社ネオジャパン
AppSuite 業務改善のアプリは現場でつくる | ノーコード業務アプリ作成ツール

  • 業務や運用にあわせてマウス操作だけで業務アプリの作成が可能
  • 案件管理、在庫管理など豊富なテンプレートが揃う
  • 蓄積されたデータを集計・グラフ化し業務の見える化・見せる化が可能
初期費用0円
料金プランクラウド ライト:月額600円
クラウド スタンダード:月額800円
クラウド プレミアム:月額1,000円
パッケージ:500,000円〜
主な機能スケジュール管理
来訪者管理
ポータル
メール・伝言
ワークフローなど
導入企業株式会社エフエム愛知
株式会社いちまる
サンコー株式会社など
導入社数要問い合わせ

8.Lightning Platform/株式会社セールスフォース・ジャパン

株式会社セールスフォース・ジャパン
Salesforce – セールスフォース・ジャパン

  • 豊富なライブラリから簡単に組み合わせてドラッグ&ドロップするだけで構築が可能
  • アプリの開発から展開、その後のプロジェクト管理まで対応が可能
  • バックアップやアプリケーションの配置、言語サポートなど運用管理のサポートも可能
初期費用要問い合わせ
料金プランStarter:月額3,000円
Plus:月額12,000円
主な機能アプリのモバイル化
ブロックチェーン
AIツール
音声操作
コミュニティなど
導入企業株式会社三菱UFJ銀行
京セラ株式会社
旭化成株式会社など
導入社数要問い合わせ

9.WebPerformer/キヤノンITソリューションズ株式会社

キヤノンITソリューションズ株式会社
キヤノンITソリューションズ

  • データグリッド、グラフ表示、チャットボットなど多彩な機能を盛り込むことが可能
  • 直感的な開発、素早いリリース、自動生成による品質の均一化が可能
  • PC・スマートフォンやタブレット端末にも最適化されたWebアプリケーションの自動生成が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能サジェスト機能
自動計算
導入企業株式会社マルアイ
株式会社あらた
東映アニメーション株式会社など
導入社数要問い合わせ

10.Magic xpa Application Platform/マジックソフトウェア・ジャパン株式会社

マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
【公式】ローコード開発ツールとデータ連携ツール | マジックソフトウェア

  • モバイルプレビューで実際のデバイスでの表示を確認しながら画面の作成が可能
  • OSのバージョンアップや環境変化への対応が容易のため長期的に利用が可能
  • ドラッグ&ドロップ操作で視覚的な開発が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能アプリ作成
自動生成
マルチOS対応
バッチ処理
リポジトリ管理など
導入企業三ッ輪ホールディングス株式会社
TIS株式会社
株式会社 青森共同計算センターなど
導入社数45,000社以上

11.Wagby/株式会社ジャスミンソフト

株式会社ジャスミンソフト
ノーコード・ローコード開発 Wagby(ワグビィ)公式サイト|ジャスミンソフト

  • たった3ステップでアプリケーションの作成が可能
  • 運用サーバーに格納されたデータは暗号化されるため高いセキュリティ体制で安全に利用が可能
  • 習得しやすいビジュアル・プログラミング環境により、誰でも簡単に本格的なアプリケーションの開発が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン開発ライセンス」月額6,600円
同時接続ライセンス:月額3,300円
モデル項目:月額1,100円
主な機能タイムライン
ガントチャート
ファイル検索
一斉メール配信
ツリービューなど
導入企業スミセイ情報システム株式会社
ビクターアドバンストメディア株式会社
ソフトバンク株式会社など
導入社数450社以上

12.楽々Framework3/住友電工情報システム株式会社

住友電工情報システム株式会社
ローコード開発基盤 楽々Framework3 | 住友電工情報システム

  • データ定義情報から自動生成されたプログラムを画面上で調整でき、仕様変更など面倒な作業が不要
  • メール送信やメッセージ表示などプログラム処理の流れで、どのタイミングでアクションを実行させるか指定が可能
  • ブラウザでのマウス操作のみで、業務でそのまま活用できる900以上の部品を組み合わせて構築が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランオンプレミス版:要問い合わせ
クラウド版:要問い合わせ
主な機能データモデリング
従業員・製品検索
自動生成
独自ロジック作成
プログラムウィザードなど
導入企業サントリーシステムテクノロジー株式会社
株式会社長野県協同電算
ほけんの窓口グループ株式会社など
導入社数870社以上

13.Canbus./株式会社システナ

株式会社システナ
ノーコードでできる業務改善、業務改革「Canbus.」

  • メモアプリから基幹業務まで実現できることに限界なく構築が可能
  • 強力なワークフロー機能によりユーザーの所属組織や役職、承認ルートを自由に組むことが可能
  • 20種類以上のグラフとレポートでデータの可視化が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランスターター:月額10,000円
スタンダード:月額35,000円
プロフェッショナル:月額100,000円
主な機能顧客管理
通知機能
モバイル登録
レコード集計
検索機能など
導入企業株式会社アクトグループ
株式会社バロックジャパンリミテッド
株式会社MJEなど
導入社数1,500社以上

14.SPIRAL ver.2/スパイラル株式会社

スパイラル株式会社
SPIRAL® ver.2 – ローコード開発プラットフォーム

  • 専門知識不要かつ柔軟なカスタマイズもできるプラットフォーム
  • 金融機関や官公庁でも採用された最高レベルのセキュリティ体制で安全に利用が可能
  • キャンペーンサイトの作成から登録データの運用まで、ワンストップで対応が可能
初期費用100,000円
料金プラン月額50,000円〜
主な機能データ管理
メール配信
アプリ管理
サイト管理
アカウント管理など
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

15.iPLAss/株式会社電通国際情報サービス

株式会社電通国際情報サービス
オープンソースのローコード開発プラットフォーム | iPLAss

  • システム開発における生産性向上を主目的とした、javaベースの開発プラットフォーム
  • 画面上でデータ定義を行うだけで操作画面の自動構築が可能
  • 初期リリース後のインクリメンタルな機能拡張やリリースにも柔軟に対応が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランオープンソース版:無料
Enterprise Edition:月額200,000円
・iPLAss Cloud
エントリーモデル:月額300,000円〜
スタンダードモデル:月額600,000円〜
エンタープライズ:月額900,000円〜
主な機能ワークフロー機能
ジョブスケジューラ機能
データ集計機能
通知機能
帳票出力など
導入企業株式会社日経BP
大日本印刷株式会社
株式会社DNPコアライズなど
導入社数要問い合わせ

その他おすすめのローコード開発ツール

CELF
SmartDB
SPIRAL ver.1
HCL Domino
UnitBase
GeneXus
Forguncy


ローコード開発ツールの選び方のポイント

ローコード開発ツールを選ぶためには、いくつか着目すべきポイントがあります。

それぞれについて解説いたします。

使いやすい操作性か

そのツールが使用者にとって使いやすそうか確かめましょう。

ローコード開発ツールのメリットは、最小限のコードでアプリ開発ができる点にあります。一からソースコードを記述していく従来の手法よりも短期間でアプリ開発が可能です。

そのため、多くのローコード開発ツールでは、ドラッグ&ドロップ操作などシンプルで使いやすい機能がそなわっています。

そのツールで短期間でアプリ開発できそうかどうかをチェックすると、予定通り作業を進められるでしょう。

テンプレートが充実しているか

テンプレートが充実していると、作業効率をあげられるだけではなく、柔軟にアプリ開発を進められるでしょう。

ローコード開発ツールによっては、案件管理や在庫管理など、色々な用途やビジネスシーンに合ったテンプレートが搭載されています。

もし作りたいアプリが明確に決まっているのであれば、そのアプリに使えそうなテンプレートの有無を確認しておくと良いでしょう。

拡張できそうか

柔軟に拡張できるかどうか確認もしておきましょう。

例えば既存のシステムと連携ができそうか、また連携する際はAPIを使うか、プログラミングを使うか、などを確認すると良いでしょう。

ローコード開発ツールによっては複数の外部ツールと連携ができるため、自社で使用しているツールと問題なく連携できるか確認しておきましょう。

また、将来的に外部ツールとの連携が必要になる場合もあるため、できるだけ拡張性に優れているローコード開発ツールを選ぶのがおすすめです。


まとめ

本記事ではおすすめのローコード開発ツールと選び方のポイントを紹介しました。

ローコード開発ツールにあるドラッグドロップ操作などの開発機能や、あらかじめ用意されたテンプレートなどを使うことで、高度なコーディングを使わずにアプリ開発ができるようになります。

ノーコードツールと違って多少のコーディング作業が求められる場合もありますが、従来のフルスクラッチで開発するよりも効率的に開発を進められます。

参考:【2024年最新版】ノーコードツールおすすめ36選を比較!選び方も紹介

限られたリソースで効率よくアプリ開発をしたいという場合に有効的なツールです。

本記事で紹介した情報をもとに、自社で導入するローコード開発ツールを選んでみてはいかがでしょうか。

参考にしたサイト

【2024年】ローコード開発ツールのおすすめ10製品(全46製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
ローコード開発ツールの比較12選。できることや違いは?|アスピック
【2024年】ローコード開発ツール比較21選!選び方とタイプ別紹介 | BOXIL Magazine
ローコード開発ツール・プラットフォーム17種を比較!おすすめのツールは? │ ローコード開発ツール・プラットフォーム17種を比較!おすすめのツールは?
2024年下期【徹底比較】3つの最新ノーコード・ローコードツールの機能性・コストを調査(マイナビニュース編集部)
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