SMSは、Eメールのように無制限に送ることができないこと、身元確認をした上で契約する電話番号宛に送るメッセージであることから信頼性の高い連絡ツールと言えます。
そのためSMSは、認証サービスや重要なメッセージなど重要度の高いやり取りを行う場合に使う傾向があります。
そんなSMSを送ったときに、相手にメッセージが届かないことはありませんか?
企業においてSMS送信が上手くいかないと、マーケティングや顧客との信頼関係に影響を及ぼすため早急に対処が必要です。
SMSを送信・受信できなくなる理由はさまざまで、受信する側の問題もあれば、送信する側が原因になっている場合もあります。
SMSが届かない主な原因と対策は以下の通りです。
今回は、SMSの送信・受信ができないときに考えられる5つの原因と、その対処方法について解説します。受信設定や端末の不具合などさまざまな原因と対処方法を紹介しますので、SMSが届かない際の参考にしてみてください。
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目次
※本記事はNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。
1.受信できない設定になっている
SMSが届かない原因には、ユーザー側の設定でSMSの受信ができない設定になっていることがあります。例えば、迷惑メール対策のために「SMSを受信しない」という設定にしているとSMSは届きません。
また、SMSを拒否していなくても、登録してある電話帳以外の電話番号からの電話を着信拒否している場合にも、SMSを受け取ることができません。
設定を変更するには、ユーザーの設定変更が必要です。メッセージのメニューから着信拒否設定を開き、電話帳登録外の着信を拒否する項目をオフにすると、受信できるようになります。
iPhoneの場合は、「設定」の電話の項目を開くと着信拒否設定が表示されるのでそこから変更可能です。
Androidの場合はSMSアプリを起動してメニュー画面から設定変更ができます。
キャリア側にブロックされている
SMSを受信できないほかの理由に、「キャリア側からブロックされている」ことが挙げられます。
SMSは「海外の国際網」を使って送られる場合と、国内のキャリアと直接つながっている「国内直収」で直接接続されて送付される2つのルートがあります。
海外のSMS流通量は、日本国内のSMSの量と比べると圧倒的に量が多く、その分スパムも多くなります。
国内のキャリアでは、そのようなスパムメールからユーザーを守るために、国際網経由で来るSMSを一定数ブロックするフィルターがあり、そこに引っかかるとSMSがユーザーまで届かないことがあります。
内容がスパムメールでなくても国際網経由というだけでブロックされる可能性があり、迷惑メールとしてキャリア側にブロックされているかもしれません。
SMS送信方法を「国内直収接続」に変更する
国内の携帯キャリアのユーザーにSMSを届けたいと思うなら、「国内直収接続」サービスに変更する必要があります。
海外網を利用しているSMS送信サービスだと、ユーザーにSMSが到達する前にキャリアでスパムとして扱われるので、この根本的な問題点がなくならないと、日本国内のユーザーに確実にSMSを送信することは難しくなります。
自社の使っているSMS送信サービスの使っているルートを一度確認してみましょう。
参考:ショートメールの仕方一覧と、ビジネス目的のSMSの送付方法を解説│LISKUL
国内直収接続のサービスはさまざまですが、なかでも「空電プッシュ」は法人向けSMSサービスで4年連続No.1を誇り、多くの企業から選ばれています。
NTTグループが提供するサービスということもあり、実績・信頼性ともに高いので、導入先にお悩みの方は検討してみることをおすすめします。
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2.電波状況が悪い
SMSを受け取れない原因に単純に電波の状態が悪いことがあります。SMSやメールの受信確認をしていても、接続中の状態がずっと続いてメールチェックが完了しないときは、電波が不安定で受信できない、もしくは、一時的に電波を受信できない状態になっている可能性も考慮してください。
また、基地局側で何らかの障害がおきていることも考えられます。その場合にはキャリアからのお知らせなどがHPに掲載されているので確認してみましょう。
残念ながらそのように障害が発生している間はどうやってもSMSの送信受信ができないので、解消されるまで待つしかありません。
まずは電波状況を確認する
できることとしては、電波の状態を確認してみましょう。別の場所に移動してもう一度試したり、時間を空けてから再度受信してみると改善されていることがあります。
スマホの通信設定に問題があるとSMSが受信できないこともあるので、一度設定をリセットしてみることもひとつの方法です。通信環境を整えたら、もう一度受信を試みてください。
機内モードの設定を切り替える
特に通信障害も起こっておらず、電波を上手に拾ってくれないときはどう対処したらよいでしょうか。
一度「機内モード」をオンにしてから、オフにしてみると使える電波を再検索してくれるので試してみてください。機内モードにすると、電話回線やWi-Fiなどのデータ通信がストップします。電波を利用した全てのサービスが停止した状態です。
再度オンにすると、スマホなどの端末は今いる場所で利用できる電波を探して、最適なデータ通信を選択するので、SMSを上手に受信できる可能性があります。iPhoneとAndroidでは操作方法が異なるので、自分の端末に合わせて行ってください。
iPhoneの場合
1:設定アプリを開く。
2:飛行機のマークの付いた「機内モード」という項目があるので右側にあるスライダをオン (グリーンに変わる)にした後、オフ(グレーに変わる)にする。
Androidの場合
1:画面の上部から下に向かってスワイプすると、クイック設定パネルが表示される。
2:「機内モード」のマークをタップして「オン」にする。再度「オフ」にする。
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3.メモリ不足やデータ量の超過
一見、関連がないように思うかもしれませんが、メモリ不足やデータ量の超過が原因でSMSが受け取れないことがあります。
スマホのアプリ、今回であればSMSメッセージの起動をするためにはメモリと呼ばれる作業領域に空きがないと動かすことができず、SMSの受信できないのです。
SMSの受信ができず、電波などの影響でも無い時には、メモリの空き容量をチェックしましょう。
4.端末に不具合が起きている
SMSを受信できないのは、使用中の端末自体に不具合が生じていることが原因のことも。
上記で紹介した対処方法を試しても、改善されなかったら端末が正常に動いているか確認してください。
端末の再起動・アプリの更新を試みる
端末を再起動するだけで問題解決するケースがあります。
電源を完全に落として、また電源を入れるだけですが、何事もなかったようにSMSを受信できるようになることもあるのです。
さらにSMSアプリの更新もしてみてください、自動的アップデートされず、プログラムが古いままにされているとSMSを受け取れないこともあります。
いろいろ改善策を試してもダメで、端末の再起動を試してもSMSが届かない場合には、端末の修理も考えてください。
修理が必要な場合もある
端末によっては、SMSを送受信するシステムが破損していることもあります。または、築かないうちに間違ってシステム(アプリ)を削除していてSMS受信ができないこともあります。
アプリを削除している場合には、再インストールすると問題なく使えるようになります。
端末自体の問題の場合は修理をしなければ解決しません。もちろんプロの手を借りなければならないので、端末を購入した店舗などで見てもらうようにしてください。
5.格安SIMを利用している
格安SIMの利用がSMSを受信できない原因のこともあります。
通信費が安くてよい格安SIMですが、必要最低限の機能だけを持たせているタイプであれば、SMS機能がないものもあるのです。
SMSを使えない格安SIMもある
SIMのタイプは大きく分けて、データSIMと音声対応SIMの2種類があります。
格安SIMの中でもデータSIMを利用している場合SMSの送受信ができない場合があります。
そもそもSMSは電話番号を利用して、SMSアプリでメッセージを送るものです。
音声対応していないデータSIMの場合は、SMSを使えないプランがあります。その場合は有料オプションを契約してSMSを使えるようにしなければ、ずっとSMSを受信できません。
格安SIMの設定を確認・変更
もし、自分の使っている格安SIMのプランにSMS機能がない場合には、オプションで契約するか、音声対応SIMに変更することで解決します。
すでにSMSが使えるようオプション契約しているのにSMSが届かない、このケースにも自分は当てはまらないという場合には、端末に挿入しているSIMカードを抜き差しすると改善することもあります。
一度ためしてみると改善されるかもしれません。
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まとめ
SMSが届かない原因には、受信拒否設定をしているという受信するユーザー側の理由や、SMSを送る側が、海外網を利用したSMS送信サービスを利用しているためにキャリア側でブロックされている可能性がありました。
また電波の状況や、メモリ不足やデータ容量の不足、端末の不具合や、格安SIMを使っていることが理由の場合もあります。
SMSが受信できない理由は1つだけではありません。いろいろな原因が考えられますから、それに合う対処法が必要です。
一目みてすぐに原因がわかることはなかなか難しいので1つずつ原因になりそうな部分を探して解決していくことが必要です。
解決方法それぞれはそんなに難しい操作ではありません。電源の再起動だけで受信できるようになることもあるので、端末の故障だと決めつける前にいろいろ試してみてください。
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