【2024年最新版】物品管理システムおすすめ19選を比較！選び方も紹介

物品管理システムとは、企業が保有する在庫を効率的に管理するためのサービスです。

バーコードやQRコード、RFID、GPSなどの技術を用いて、物品の位置、数量、使用状況をリアルタイムで追跡し、在庫管理、メンテナンス、ライフサイクルの最適化を行います。

これにより、管理にかかるコスト削減や業務効率化が可能となります。

本記事ではおすすめの物品管理システムと選び方のポイントを紹介します。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

おすすめサービスのピックアップ方法としては、既存のまとめサイト7個分の情報から、紹介されている物品管理システムをスコアリングしました。各サイトで紹介頻度の高いものを登場回数順にまとめなおしているので、本記事を参考にすることで、どの物品管理システムを選べばいいか一目でわかるでしょう。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年9月時点のものです。

＜比較表＞物品管理システムおすすめ15社
1.Convi.BASE／株式会社コンビベース（旧：株式会社ネットレックス）
2.タグ衛門／株式会社ハイエレコン
3.物品管理システム／株式会社日立システムズエンジニアリングサービス
4.ファインアセット／中央システム株式会社
5.Colorkrew Biz／株式会社Colorkrew
6.備品管理クラウド／アストロラボ株式会社
7.Assetment Neo／株式会社アセットメント
8.OPTiM Asset／株式会社オプティム
9.資産・物品管理システム／株式会社吉川システック
10.MONISTOR／株式会社東北システムズ・サポート
11.MONISTOR for メディカル／株式会社東北システムズ・サポート
12.WelThings／ウェルコムデザイン株式会社
13.MedicalStream／株式会社サン・システム
14.JoyPla®／スパイラル株式会社
15.Pittaly／ユーザックシステム株式会社
その他おすすめの物品管理システム
物品管理システムの選び方のポイント
まとめ
- 参考にしたサイト

＜比較表＞物品管理システムおすすめ15社

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。

1.Convi.BASE／株式会社コンビベース（旧：株式会社ネットレックス）

物品管理を支援するConvi.BASE（コンビベース） – 物品管理クラウドサービス Convi.BASE（コンビベース）

スマホアプリでバーコードを読み取ることで、その場で簡単に入庫・出庫処理ができる
棚卸はバーコードを読み取るだけなので、時間削減につながる
台帳画面からバーコード・QRコード付きの管理ラベルを簡単に発行できる

初期費用	■通常導入：約900,000円 ■スタートアプリ：0円
料金プラン	■通常導入：月額55,000円～ ■スタートアプリ：月額55,000円～
主な機能	■台帳機能 ■ラベル発行 ■棚卸管理 ■数量管理 ■貸出し管理
導入企業	日本パリソン株式会社、日産自動車株式会社、コニカミノルタジャパン株式会社、株式会社島津製作所、キヤノンマーケティングジャパン株式会社など
導入社数	1,100社以上

2.タグ衛門／株式会社ハイエレコン

製品・ソリューション紹介 | 株式会社ハイエレコン

必要な機能がパックになっているため、導入後すぐに活用できる
タグ衛門Coreを中心に、タグ衛門Gate（備品管理）・タグ衛門 Handy（棚卸や台帳機能）から構成されている
RFIDタグを貼った備品がゲートを通過すると、持出禁止の警報が発報され持ち出しを防止

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■通過ログ閲覧機能 ■棚卸機能 ■物品検索機能 ■マスタメンテナンス機能 ■履歴管理機能
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

3.物品管理システム／株式会社日立システムズエンジニアリングサービス

物品管理システムとは：物品管理システム：商品・サービス：株式会社日立システムズエンジニアリングサービス

データベースの知識がなくても、画面の指示に従って誰でも簡単に操作できる
複数部門の台帳を共有して一元管理が可能
RFID・バーコード・QRコードなどの豊富なアタッチメントから、現場の用途に応じて選択できる

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■スケジュール管理 ■メール通知 ■履歴管理 ■状態管理 ■ロケーション管理
導入企業	有限会社大分データ処理センタ、横浜エフエム放送株式会社、株式会社九飛勢螺、壽化工機株式会社、株式会社アールテクノなど
導入社数	民間企業：55社公共機関：6団体

4.ファインアセット／中央システム株式会社

クラウド物品管理システム「ファインアセット」｜月額10,000円から物品管理・棚卸をシンプルに

紙やExcelの台帳からCSV形式でインポートするだけで、物品管理をシステム化できる
申し込み前に全ての機能を無料で試せるため安心
台帳に合わせて項目のカスタマイズが可能

初期費用	0円
料金プラン	■物品管理プラン：10,000円～ ■棚卸専用プラン：5,000円～
主な機能	■資産管理 ■台帳機能 ■棚卸管理 ■ラベル印刷 ■貸出管理
導入企業	CTCビジネスサービス株式会社、インヴェンティット株式会社、株式会社ウィザスなど
導入社数	要問い合わせ

5.Colorkrew Biz／株式会社Colorkrew

Colorkrew Biz(公式) | QRコードで働き方をワクワクスマートに

座席や会議室用のQRコードを読み取るだけで、人がいる場所がわかる
印刷や切手の準備をしなくても、データと宛先を指定するだけで郵便物を送付できる
ワンタイムQR認証により、パスワードレスのログインが可能になる

初期費用	0円
料金プラン	■トライアルプラン(30日間)：0円 ■スタンダードプラン：月額40,000円～ ■プレミアムプラン1：月額130,000円～ ■プレミアムプラン2：月額200,000円～
主な機能	■座席表 ■スケジューラー ■備品管理 ■ロッカー ■社内決済
導入企業	東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社、株式会社インターネットイニシアティブ、株式会社日本カストディ銀行、株式会社岡三証券グループ、株式会社ニチレイフーズなど
導入社数	800社以上

6.備品管理クラウド／アストロラボ株式会社

【公式】備品管理クラウド｜会社の物品管理が楽になる備品管理システム

スマホアプリでバーコードや製品ラベルを撮影するだけで、製品の詳細情報が自動で入力される
ラベル出力用にCSVの発行が可能
点検修理記録に記録をつければ、次回修理の際に同じところへ依頼が可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	■スタート：月額5,000円 ■スモール：要問い合わせ ■ミドル：要問い合わせ
主な機能	■台帳管理 ■スペック項目管理 ■関連ファイル管理 ■履歴管理 ■紐付け管理
導入企業	株式会社IACEトラベル、株式会社金本組、株式会社福しん、株式会社ワークメイトなど
導入社数	要問い合わせ

7.Assetment Neo／株式会社アセットメント

クラウド型社内資産管理システム｜Assetment Neo アセットメントネオ

社内資産の現物管理に特化している
資産の種類別に管理項目を分けたり、ユーザーごとに編集権限を設定できる
データ連携用プログラムをインストールすることにより、環境内の他システムとデータ連携可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	■Light：月額40,000～60,000円 ■Standard：月額60,000～280,000円 ■Enterprise：要問い合わせ
主な機能	■費用管理 ■期限管理 ■データ連携 ■権限設定 ■印刷機能
導入企業	株式会社リコー、京セラ株式会社、富士通クラウドテクノロジーズ株式会社、株式会社サイバーエージェント、オノエンタープライズ株式会社など
導入社数	700社以上

8.OPTiM Asset／株式会社オプティム

OPTiM Asset モノの管理を空気に変える | OPTiM

100,000円以上の固定資産を集約管理できる
既存の管理台帳をそのまま取り込んで引き継げる
専用スマホアプリでQRコードを読み取るだけで、棚卸業務も素早く完了

初期費用	0円
料金プラン	■無料トライアル：0円 ■基本プラン：月額30,000円
主な機能	■固定資産管理 ■物品（消耗品）管理・在庫管理 ■貸出・返却管理 ■棚卸業務
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

9.資産・物品管理システム／株式会社吉川システック

製品紹介 | IoTで企業様のビジネスの可能性を切り拓く「吉川システック」

読取装置は、対象物が重なっていても、箱の中に複数個入っていても一括読取が可能
タグが貼ってあれば、探している物品を発見した際に画面と音で知らせてくれる
タグの表面にホコリや汚れがあっても読み込み可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■台帳管理 ■棚卸 ■探索 ■貸出 ■返却
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

10.MONISTOR／株式会社東北システムズ・サポート

資産管理をRFID・バーコードで効率化する棚卸・物品管理ソフト | MONISTOR

導入前と比べると、棚卸時間がおよそ3分の1に短縮される
利用状況はいつでもWebブラウザで共有できる
資産の保管場所や利用状況がひと目で把握可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■資産・物品管理機能 ■棚卸・在庫機能 ■貸借管理 ■ユーティリティ機能
導入企業	株式会社システムインテグレータなど
導入社数	要問い合わせ

11.MONISTOR for メディカル／株式会社東北システムズ・サポート

医療業界向け棚卸や資産管理をRFID・バーコードで効率化 | MONISTOR for メディカル

病院や福祉施設などの医療業界向けの、資産・物品管理システム
医療機器やベッド・備品など、すべての所有資産と保管場所を画面上で確認することができる
病棟やフロアが分かれていても、資産情報を共有できる

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■資産・物品管理機能 ■貸借管理
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

12.WelThings／ウェルコムデザイン株式会社

在庫管理システム(ソフト)WelThingsウェルシングス | ウェルコムデザイン

倉庫担当・営業担当など、複数の部署の人が同じデータを確認できるため、社内での意思の疎通がスムーズ
操作履歴のログ機能や権限管理機能があるので、セキュリティ面が安心
出庫作業者が使用する出庫確認書の印刷が可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■在庫管理 ■入出庫管理 ■棚卸 ■発注管理 ■ロット管理
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

13.MedicalStream／株式会社サン・システム

物流管理（SPD）システム｜病院向け物流管理システム導入実績NO.1のサン・システム

ラベルを活用し正確な消費データを取得することにより、日々の適正な発注数がわかる
診療材料・検査試薬・医薬品などの詳細なデータを、リアルタイムかつ正確に一元管理できる
施設ごとの納入価格比較や同種同効品の絞り込みが可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■在庫管理 ■コスト管理 ■システムチェック ■トレース管理
導入企業	国立大学法人東京医科歯科大学など
導入社数	要問い合わせ

14.JoyPla®／スパイラル株式会社

中小規模病院向けクラウド型SPDシステム「JoyPla®」

中小規模病院向けのクラウド型物流管理システム
複数の病院・施設の在庫が一括で管理できる
各部署からの物品請求を自動で集計し、インターネット経由で一括発注できる

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■オーダー管理 ■ユーザー管理 ■在庫管理 ■メンテナンス管理
導入企業	習志野第一病院、愛育クリニックなど
導入社数	要問い合わせ

15.Pittaly／ユーザックシステム株式会社

Pittalyトップページ | iphone、Android向け店舗発注アプリ：Pittaly（ピッタリー） | ユーザックシステム株式会社

PCやFAXがなくても、スマホがあればどこからでも発注・棚卸作業ができる
商品入れ替えのさいは、マスタを更新するだけでアプリに反映される
商品バーコードをスキャンするだけで、実績収集ができる

初期費用	■アプリ：0円 ■Pittalyクラウドサービス：50,000円
料金プラン	■アプリ：0円 ■Pittalyクラウドサービス・端末1～50台：2,000円/台・端末51台～：1,000円/台
主な機能	■商品発注 ■商品検索 ■発注データ送信 ■発注データ修正 ■データ区分設定
導入企業	花王グループカスタマーマーケティング株式会社、株式会社エムディーエス、株式会社サクラマチ、株式会社やまやコミュニケーションズなど
導入社数	要問い合わせ

その他おすすめの物品管理システム

Circurental
B-Touch
Roconie
zaico

物品管理システムの選び方のポイント

物品管理システムを選ぶ際には、いくつか着目すべきポイントがあります。

それぞれについて解説いたします。

目的に合った機能が搭載されているか

物品管理システムを選ぶ際、まず自社の目的に合った機能が搭載されていることが大切です。

物品管理システムによっては、棚卸管理や台帳管理などの機能はもちろん、さまざまな細かい機能が搭載されています。

たとえば、在庫管理を重視する企業なら、リアルタイムで在庫状況を確認できるシステムがおすすめです。

まずは物品管理システムに何を求めるのか明確にした上で、必要な機能が入っているかどうか確認しましょう。

自社の業界にマッチしているか

物品管理システムは、業界ごとのニーズに合ったものを選ぶことが重要です。

業界特有の管理基準があるため、汎用的なシステムでは十分に対応できない場合があります。

たとえば、医療業界では厳格な薬剤管理が求められ、食品業界では賞味期限の管理が特に重要です。こうした業界特有の要件に対応できるシステムを選べば、管理作業もスムーズに進められます。

スマホ対応しているか

物品管理システムがスマホ対応しているかどうかも、選ぶ際の大事なポイントです。スマホからアクセスできると、外出先でもリアルタイムで状況を確認でき、すぐに対応できるようになります。

たとえば、現場にいるときに在庫状況や資産情報をすぐにチェックできれば、業務の流れもスムーズになります。スマホ対応のシステムを選ぶことで、より柔軟で迅速な管理ができるようになります。

まとめ

本記事ではおすすめの物品管理システムと選び方のポイントを紹介しました。

物品管理システムはバーコードやQRコードなどの技術を用いて、各物品の使用状況や位置を容易に確認できるようにするためのサービスです。

システムを利用することで、企業で保有する固定資産の棚卸や作業効率のアップ、台帳の記載漏れやミスの防止などにつなげられます。

本記事で紹介している情報をもとに、自社で導入する物品管理システムを選んでみてはいかがでしょうか。