【2024年最新版】eラーニングシステム70選を比較!選定ポイントも紹介

eラーニングシステムとは、インターネットを利用した学習スタイルです。研修を実施する際にも受講者は会場に集まる必要がなく、オンラインで受講できます。コロナ禍以降テレワークが急速に普及し、社員教育や研修も従来の「集合型」や「対面型」から「オンライン型」へシフトする企業が増え、注目を集めています。

eラーニングシステムを導入することで、豊富な研修メニューの中から自社に最適なプログラムを選択できるようになります。さらに、受講者が好きな時間に好きな場所で学習できる点や何度も同じ動画を見て復習できる点が魅力です。

eラーニングシステムの導入を検討する場合、

「ASP型」「パッケージ型」「自社構築型」のどれにするか?
ランニングコストはどのくらいかかるか?
モバイル端末に対応しているか?
自社教材を簡単に作成できるか?

など、比較するポイントがいくつもあり、自社にあったeラーニングシステムを探すのは大変です。

そこで本記事では、eラーニングシステムの比較ポイントとおすすめのシステム54個の料金や特徴を、わかりやすく整理してまとめました。

この記事を読むことで、探す手間をかけずに、自社にぴったりの良質なeラーニングシステムを効率的に比較することができます。

なお、本記事では各eラーニングシステムの注目度を客観的に判断するために、「eラーニングシステム 比較」で検索し、検索上位10位までの紹介サイト6個を調査し、各eラーニングシステムを登場回数順に並べました。ぜひ参考にしてください。


<比較表>eラーニングシステムおすすめ15社

eラーニングシステム 比較表

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


manebi/株式会社manebi

  • 3,000以上のコンテンツと自社教材を組み合わせ、職種・階層別のオンライン研修を実施できる。
  • 学習ステップの見える化やテストも可能。
  • シリーズには、派遣業界特化eラーニング「派遣のミカタ」もあり。
主な機能■playse.ラーニング
・自社教材アップロード
・テスト作成
・学習状況レポート作成 ほか
■派遣のミカタ
・習得度チェックテスト
・自社教材利用
・学習場所特定機能 など、詳細はWEB参照
提供形態クラウド
無料プランの有無あり
初期費用要問い合わせ
料金プラン■playse.ラーニング:月額19,800円~(利用ID数1~39)
 ※利用ID数40以上は、当月の有効ID数分のみの支払い
■派遣のミカタ:要問い合わせ
対応デバイス■ダウンロード/インストール不要のSaaSプラットフォーム
■全デバイス対応
導入企業貝印株式会社、ミズノ株式会社、ヤマト科学株式会社、SBSスタッフ株式会社、株式会社JR東日本パーソネルサービス など
導入社数■playse.ラーニング:1,000社以上
■派遣のミカタ:1,300社以上

AirCourse/KIYOラーニング株式会社

  • ITスキル・コンプライアンス・DXなど、幅広いテーマの動画研修が受け放題。
  • 自社オリジナルコースを、柔軟かつカンタンに作成できる。
  • 初期費用0円&月額200円/名〜の圧倒的コストパフォーマンス。
主な機能■自社オリジナル教材作成
■受講/学習管理
■動画研修コンテンツ配信 など、詳細はWEB参照
提供形態クラウド
無料プランの有無あり
初期費用0円
料金プラン■フリープラン:0円
■ベーシックプラン:月額120円~/ライセンス
■コンテンツプラスプラン:月額200円~/ライセンス
※ライセンス数ごとの料金やオプション詳細はWEB参照
対応デバイスマルチデバイス対応
導入企業株式会社ぐるなび、株式会社ニチイケアパレス、株式会社ネオキャリア、多摩都市モノレール株式会社、フジ産業株式会社 など

ひかりクラウド スマートスタディ/東日本電信電話株式会社

  • 利用者やコンテンツの登録から、学習履歴や進捗状況の閲覧まで、管理ページで簡単運用。
  • IDは受講者1名から払い出し。クラウド型なのでサーバの設置や専用端末が不要。
  • eラーニングのみならず、情報共有やWeb会議にも利用可能。
主な機能■映像教材配信
■自動正誤判定対応の問題配信
■独自ビューワーによる資料配信 など、詳細はWEB参照
提供形態クラウド
無料プランの有無あり
初期費用5,500円
※オプション機能追利用の場合/インターネット接続環境がない場合などは別途初期費用発生。詳細はWEB参照
料金プラン基本利用料金:198円/ID+プロバイダーサービス利用料
※オプション機能利用の場合/インターネット接続環境がない場合などは別途費用発生。詳細はWEB参照
対応デバイスインターネット環境があればパソコンやスマートフォンで利用可能
導入企業株式会社理究、株式会社ジートレンド、株式会社アイテム、株式会社仙台進学プラザ、株式会社アスデザイン など

LearnO/Mogic株式会社

  • テストの種類が豊富。
  • 英語切り替えが可能。
  • CSVでの一括登録・削除・変更が可能。
主な機能■動画の配信・受講
■受講管理
■教材アップロード/テスト作成 など、詳細はWEB参照
提供形態クラウド
無料プランの有無あり
初期費用0円
料金プラン■格安プラン:月額4,900円~
■標準プラン:月額14,900円~
■教育設計プラン:個別見積り
対応デバイスパソコン・スマートフォン・タブレットのマルチデバイス対応
導入企業日鉄日立システムエンジニアリング株式会社、株式会社セブンCSカードサービス、日本証券金融株式会社、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社、アウディジャパン販売株式会社 など
導入社数700社以上

Seculio/LRM株式会社

  • 「eラーニング」や「標的型攻撃メール訓練」など、情報セキュリティレベルを向上させる機能が多数。
  • セキュリティコンサル実績2,100社の専門家が監修。
  • クラウドだから簡単導入。月額100円/名〜の低価格。
主な機能■教材選定
■教材配信
■受講集計結果確認 など、詳細はWEB参照
提供形態クラウド
無料プランの有無あり
初期費用10万円
料金プラン■エントリープラン:4000円/月~(40ユーザー以下)
■ベーシックプラン:6000円/月~(40ユーザー以下)
■カスタマイズプラン:1ユーザー500~円/月
※ユーザー数ごとの料金の詳細はWEB参照
対応デバイスインターネット環境
導入企業Chatwork株式会社、株式会社ヌーラボ、帝京大学、株式会社Faber Company、株式会社エスエヌシー など
導入社数1000社以上

Schoo for Business/株式会社Schoo

  • オンライン研修の講師は、業界の最前線で働くトップランナー。
  • 100種類以上の研修パッケージで、自社にぴったりの研修を設計。
  • 講師・受講生代表・ユーザーの3者間コミュニケーションで行われるライブ形式授業あり。
主な機能■動画配信、生放送授業配信
■動画・資料ダウンロード
■受講管理機能 など、詳細はWEB参照
提供形態要問い合わせ
無料プランの有無なし
初期費用要問い合わせ
料金プラン■定額制料金プラン:月額1,500円(税抜)/ID
※ご契約ID数によりボリュームディスカウントが可能
※ご契約は20ID以上10ID単位で追加可能
対応デバイスPC以外にスマートフォン・タブレットにも対応
導入企業株式会社 博報堂アイ・スタジオ、神戸情報大学院大学、ユニシステム株式会社、サントリーホールディングス株式会社、KDDI株式会社 など
導入社数2,500社

Smart Boarding/株式会社FCEトレーニング・カンパニー

  • 社員が「自ら学ぶ」ことにこだわった仕組み。
  • できるまで繰り返すインプットとアウトプット。
  • カスタマーサクセスが伴走サポート。
主な機能■オリジナルコース作成
■進捗管理機能 など、詳細はWEB参照
提供形態要問い合わせ
無料プランの有無なし
※但し、14日間無料トライアルあり
初期費用0円
料金プラン1ID980円
対応デバイス要問い合わせ
導入企業富士ゼロックス大阪株式会社、コネクシオ株式会社、横浜計装株式会社、ニチモウ株式会社、アドベントビルワークス株式会社 など
導入社数累計30,000アカウント以上

SAKU-SAKU Testing/株式会社イー・コミュニケーションズ

  • ガラケー・スマホ・タブレット・PCに対応したWEBテスティングプラットフォーム。
  • 3000問のビジネス知識問題をクラウドからダウンロード可能。
  • 日本語・英語の切り替えが可能。
主な機能■コンテンツの配信
■ユーザー管理
■受講管理 など、詳細はWEB参照
提供形態要問い合わせ
無料プランの有無
なし
初期費用要問い合わせ
※ご契約ユーザーID数により初期費用が発生
料金プラン■ユーザーID数300未満 月額660円(税込)~/ID
※最低ユーザーID数30人~
■ユーザーID数300以上 月額330円(税込)~/ID
※最低利用者人数300人~
対応デバイスガラケー・スマホ・タブレット・PC
導入企業KLab株式会社、株式会社トリドールホールディングス、株式会社ダンクソフト など
導入社数累計1,500社以上

Progate for Business/株式会社Progate

  • 細分化されたステップのスライド学習と演習で、未経験者にも学習しやすい。
  • 初期費用は不要。必要なコストは一人あたり月額 1,628円のみ。
  • リアルタイムでメンバーの進捗確認が可能。
主な機能■スライド+実践
■進捗管理機能
■チーム内ランキング機能 など、詳細はWEB参照
提供形態要問い合わせ
無料プランの有無なし
初期費用0円
料金プラン月額 1,628円(税込)
対応デバイスPCとインターネット環境
導入企業GMOインターネット株式会社、コニカミノルタ株式会社、レバテック株式会社、株式会社ビズリーチ、株式会社ペライチ など
導入社数2,000社以上

Cloud Campus/株式会社サイバー大学

  • 授業をすべてeラーニングで行う文科省認可の大学、「サイバー大学」が独自に開発。
  • 受講登録ユーザ数に制限がないから、将来にわたって安心して導入・利用できる。
  • 学習管理から動画コンテンツの制作まで、組織のニーズに対応したカスタマイズが可能。
主な機能■受講ステータス
■ビデオスライド視聴
■課題管理 など、詳細はWEB参照
提供形態要問い合わせ
無料プランの有無なし
初期費用■Entry 100,000円
■Standard 200,000円
■Pro 500,000円
料金プラン■Entry 月額70,000円
■Standard 月額200,000円
■Pro 月額360,000円
※年間契約の場合の月額料金
対応デバイスPC、スマホ、タブレット
導入企業セゾン自動車火災保険株式会社、鹿島建設株式会社、ソフトバンク株式会社、オリックス・ファシリティーズ株式会社、総合メディカル株式会社 など
導入社数200社以上

eden LMS/エデン株式会社

  • 必要なのはWebブラウザだけ。PPTなどの既存ファイルを有効に活用できる。
  • 対面研修の受講履歴や人事評価など、人材育成データを一元管理。
  • 月単位でユーザー数変更可能。必要な分だけ利用できる。
主な機能■コンテンツ作成
■学習状況・スキルレベルの管理
■独自ワークフロー構築 など、詳細はWEB参照
提供形態クラウド
無料プランの有無あり
初期費用0円
料金プラン■最大同時アクセス数プラン:月額36,000円~
■ユーザーID数課金プラン:月額210円/ユーザー
■休止プラン(サービスを利用しない月があるが、再開時に既存データを使いたい場合):月額1,500円
※同時アクセス数・ユーザーID数ごとの詳細料金はWEB参照
対応デバイスPC、スマートフォン、タブレット
導入企業株式会社リクルートジョブズ、日本ヒューレット・パッカード株式会社、近畿日本ツーリスト株式会社、メディカル・ケア・サービス株式会社、公益社団法人日本精神保健福祉士協会 など
導入社数200社以上

MENTER/WHITE株式会社

  • 1レッスン5〜10分ほどのコンテンツで構成。自分のタイミングで隙間時間に学習が可能。
  • チャットで送られてくる質問に回答しながらレッスンが進むため、「勉強感」がない。
  • 様々なソフトウェアを実際に用いて回答する、実践問題。
主な機能■学習プログラムをマンガ動画で配信
■チャット形式レッスン
■ソフトウェアを実際に用いたクイズ形式の実践問題を提供 など、詳細はWEB参照
提供形態要問い合わせ
無料プランの有無あり
初期費用要問い合わせ
料金プラン月額5万円~
※プラン詳細は要問い合わせ
対応デバイスPC、スマートフォン
導入企業炭平コーポレーション株式会社、株式会社エス・グルーヴ、株式会社エー・ビー・シーメディアコム、株式会社うるる など

ドットインストール/ドットインストール

  • 3分動画でマスターできる、プログラミング学習サービス。
  • Webサービスの開発・データ分析・機械学習/AIに使われる言語の基礎レッスンまで、幅広い分野をカバー。
  • プレミアム会員なら、レッスンでわからないところを先生に質問できる。
主な機能■レッスン動画の視聴
■学習履歴の管理
■先生への質問機能 など、詳細はWEB参照
提供形態要問い合わせ
無料プランの有無なし
初期費用要問い合わせ
料金プラン月額2,680円(税抜)/ 1ユーザー
対応デバイスPC、スマートフォン
導入企業ヤフー株式会社、グリー株式会社、株式会社ドワンゴ、コニカミノルタ株式会社、株式会社mediba など

LearningWare/株式会社プロシーズ

  • 学んだ知識をお互いに教え合い、発展させられるコミュニティ機能あり。
  • 参加型・集合研修を可能とする、ライブ配信機能あり。
  • 大規模ユーザ導入にも対応。数万人単位での運用実績も多数あり。
主な機能■進捗管理
■教材作成機能
■eラーニング動画配信 など、詳細はWEB参照
提供形態ASPサービス
無料プランの有無なし
初期費用■システム利用料金(ASPサービス):200,000円(税抜)~
■eラーニング動画配信料金:50,000円(税抜)~
料金プラン■システム利用料金(ASPサービス)
・ユーザー数プラン:月額20,000円(税抜)~
・同時アクセス数プラン:月額98,000円(税抜)~
■eラーニング動画配信料金
・月額50,000円(税抜)~
対応デバイスPC、スマートフォン、タブレット
導入企業住友重機械工業株式会社、東日本高速道路株式会社、楽天グループ株式会社、セガサミーホールディングス株式会社、株式会社ダスキン など
導入社数2,400社以上

etudes/アルー株式会社

  • マニュアルなしで直感的に使える優れたUI/UX。
  • 数人〜数十万人規模で運用できる緻密な管理機能。
  • クラウド型のため、セキュリティと利便性を両立。
主な機能■動画教材
■集合研修の申込管理・出欠管理
■受講履歴管理 など、詳細はWEB参照
提供形態クラウド
無料プランの有無要問い合わせ
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
対応デバイスSaaS型
パソコン・スマートフォン・タブレット
導入企業株式会社日経BP、住友ゴム工業株式会社、株式会社三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ、株式会社メガネトップ、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ) など

その他おすすめのeラーニングシステム38選

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Teachme Biz
Udemy Business
楽々てすと君
CAREERSHIP
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JMAM 通信教育
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GROWING MOBILE
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TANREN
BrandAcademy
High Output Manager
WARK
コーナーストーン LMS
BISCUE LS
学びばこ
ek-Bridge
SHElikes


eラーニングシステムの比較ポイント

ここからは、eラーニングシステムを選ぶ際に比較するポイントを紹介します。

eラーニングシステムは多くの企業からさまざまな商品が開発・販売されています。しかし、これらの商品全てを比較するのは困難です。自社に合うサービスを効率良く選ぶために、次の4つのポイントに着目して比較しましょう。

ポイント1. 提供形態は「ASP型」「パッケージ型」「自社構築型」のどれを選ぶか
ポイント2. 初期費用と月額料金
ポイント3. モバイル端末に対応しているか
ポイント4. 教材を簡単に作成できるか

それでは、それぞれのポイントを具体的に解説します。

参考:【2022年最新版】LMS(学習管理システム)59選を徹底比較!

ポイント1. 提供形態は「ASP型」「パッケージ型」「自社構築型」のどれを選ぶか

eラーニングの提供形態は大きく分けて、「ASP型」「パッケージ型」「自社構築型」の3種類があります。ひとつずつ順番に説明します。

ASP型

ASP型は最も手軽に購入できる形態で、必要な機能が備わったサーバーを業者からレンタルする方式です。そのため、自社でシステムを開発する必要がなく、導入に時間がかかりません。

ほかの2つの形態と比べて費用が抑えられる点も魅力です。また、ASP型のほとんどはクラウド環境を利用します。学習場所を選ばず、テレワークでも利用できるため、現在のeラーニングシステムの主流となっています。

パッケージ型

パッケージ型は事業者が提供するeラーニングシステムのパッケージを、自社サーバーにインストールして利用するスタイルです。ASP型と違って、自社のニーズに合わせてカスタマイズできるところが魅力といえます。

パッケージに備わっている標準仕様や機能のみを利用するのであれば初期投資額を抑えられますが、ASP型に比べると高価です。オプションを充実させると100万円程度の初期費用が発生するおそれもあります。また、利用するには自社サーバーに接続する必要があるため、学習場所は限られます。

自社構築型

自社構築型は、システム開発業者に依頼して、いちからeラーニングのプラットフォームを作り上げるeラーニングシステムです。自社でネットワーク環境を用意する必要があり、手間とコストはかかります。

しかし、パッケージ型では対応できない仕様や機能の問題の解決を期待できます。導入費用には少なくとも100万円、場合によっては1,000万円近くかかることもあります。

自社の利用目的や勤務スタイル、予算に応じて提供形態を選ぶと良いでしょう。

ポイント2. 初期費用と月額料金

eラーニングシステムの導入を検討している企業がまず気にするのは、料金ではないでしょうか。さまざまな企業がeラーニングシステムをリリースしていますが、できる限りコストを抑えたいものですよね。

eラーニングシステムにかかるコストは主に

  • 初期費用
  • 月額料金

の2つで構成されています。

eラーニングシステムを導入する際には、学習教材の配信や成績などを統合して管理するLMS(Learning Management System)が必要です。また、LMS以外にもシステム開発費や教材の製作費など、eラーニングシステム導入時にはさまざまな費用がかかってきます。

eラーニングシステムは、初期費用を0円に設定して、月額料金システムを採用しているシステムが多いです。初期費用のかかるシステムの場合は、10万円程度に設定されています。

月額料金はユーザー数に応じて変わり、

50名前後であれば月額3~5万円
150名程度であれば月額5~7万円
が相場です。

料金プランと合わせて最大同時アクセス数も確認しておくと、大人数の研修を実施する際にも安心です。

いきなり初期費用や月額料金を払うのが不安というユーザー向けに、2週間~1か月程度の無料プランを設定しているシステムもあります。初めてeラーニングシステムを導入する場合は、無料プランの有無も判断基準のひとつにすると良いでしょう。

ポイント3. モバイル端末に対応しているか

多くのeラーニングシステムは、スマートフォン・パソコン・タブレットのすべてに対応しています。しかし、Windows8以前のパソコンは使用できないシステムもあり、スマートフォンもOSによっては対応できないものもあります。導入前にどのディバイスに対応しているかを確認しましょう。

シニア社員が多い企業の場合、フィーチャーフォンユーザーがまだまだ多いかもしれません。その場合は、フィーチャーフォンに対応したeラーニングに絞って検討すると良いでしょう。

ポイント4. 教材を簡単に作成できるか

eラーニングシステムの教材は、「自社で独自に作成する場合」と「システムが提供する一般的な教材を使用する場合」の2種類があります。

自社で教材を作成する場合は、操作性やどのような教材が作成できるのかを確認しましょう。過去に作成したPowerPointの資料やPDFなど、既存の教材を取り込めるツールを選べば、教材を作成する時間を大幅に短縮できます。

eラーニングシステムでマナー研修やセキュリティ研修などの一般的な研修を行う場合は、自社のニーズに合った教材が提供されるシステムを確認して導入しましょう。


まとめ

この記事では54種類のeラーニングシステムを紹介しました。導入を検討する際には、システム形態・費用・対応デバイス・教材の内容について比較することをおすすめします。本記事の情報を参考に、自社にフィットするeラーニングシステムを見つけてください。