【2022年最新版】LMS(学習管理システム)17選を徹底比較!

LMSとはLearning Management Systemの略です。e-ラーニングを行う際に学習教材の配信や管理、またレポートなどを総合管理できる学習管理システムのことを言います。

参考:【2022年最新版】eラーニングシステム70選を比較!選定ポイントも紹介

新型コロナウイルス感染拡大が始まった2020年以降、新入社員研修や社内研修を集団ではなくオンラインで導入する企業が増加しています。多様な働き方にもマッチし、時間の有効活用にも効果的なe-ラーニングを、LMSを通じて管理することが可能です。従業員の受講状況や成績を一元管理できるLMSは、今後さらなる拡大が期待されます。

そのようなLMSサービスを比較検討してみると、

  • 研修の種類
  • オリジナル研修の作成
  • 受講者の管理機能

など、サービスによっても違いがあり、自社にあったLMSサービスを選ぶのは大変です。

そこで本記事では、LMSサービス59社の料金や特徴を、分かりやすく整理してまとめました。この記事を読むことで、探す手間をかけずに、自社にぴったりの良質なLMSサービスを効率的に比較することができます。

なお、本記事では各LMSサービスの注目度を客観的に判断するために、「LMS 比較」で検索し、検索上位10位までの紹介サイト8個を調査し、各LMSサービスを登場回数順に並べました。ぜひ参考にしてください。


LMSとは、教材の配信や成績などの情報を統合して管理する学習管理システム

LMS(Learning Management System)とは、e-ラーニングを行う際に学習教材の配信や管理、またレポートなどを総合管理できるシステムで、通称「学習管理システム」と呼ばれています。

インターネットの発展により、CD・DVDなどでパソコン学習ができるeラーニングが主流となり、場所を選ばずに受講できるようになりました。

しかし、eラーニングを活用する際に、外部のユーザーには公開できないように受講ユーザーを管理したり、各ユーザーに適切な教材・コースの指定をしなければいけないのが問題点としてありました。

そのようなeラーニングの問題点を解決するのがLMSです。

データベースで保存されてある学習者や教材などの重要なデータをLMSが取得するという仕組みになります。

LMSによって、受講者の学習状況を確認できたり、自分だけの学習コースを受講することができるようになりました。


<比較表>LMSおすすめ17選

LMS比較表

本記事で紹介している17社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


playse. ラーニング/株式会社manebi

  • 3,000以上のコンテンツが見放題。
  • 視聴履歴やテスト結果で研修成果をチェックできる。
  • IDの有効・無効切り替えで、有効ID数分だけの支払い。
初期費用要問い合わせ
料金月額19,800円〜(利用ID数1~39)
※月間利用ID数40以上の料金詳細はWEB参照
階層別研修あり
管理機能■学習状況管理
■学習フローが把握できるコースマップ機能
■ID(受講者)の有効/無効管理
※詳細はWEB参照
動画機能動画作成機能あり
教材作成機能■自社教材アップロード
■テスト・アンケート作成
■研修コースの作成サポートあり
対応デバイス要問い合わせ
導入企業ミズノ株式会社、ヤマト科学株式会社、貝印株式会社、株式会社JR東日本パーソネルサービス、京都大学iPS細胞研究財団 など

AirCourse/KIYOラーニング株式会社

  • 幅広いテーマの動画研修コンテンツが受け放題。
  • 自社オリジナルコースを柔軟かつカンタンに作成。
  • 初期費用0円&月額低コストの、圧倒的コストパフォーマンス。
初期費用0円
料金■フリープラン:0円
■ベーシックプラン:月額120円~/ライセンス
■コンテンツプラスプラン:月額200円~/ライセンス
※詳細はWEB参照
階層別研修あり
管理機能■組織やグループ単位での学習管理
■学習パスによる複数コース管理
■コンテンツの一元管理機能による全社的なナレッジ共有
※詳細はWEB参照
動画機能■自社オリジナル動画レクチャーの作成
■500コース3,000本以上の動画研修コンテンツを受講し放題
※教育動画制作を高品質・低価格で作れる専門サービスもあり。詳細はWEB参照
教材作成機能■自社オリジナルコース作成
■PowerPointやPDFから教材作成可能
■アンケート・テスト・WEBテキストの作成も可能
※詳細はWEB参照
対応デバイスPC、タブレット、スマートフォン
導入企業株式会社マイナビ、株式会社ぐるなび、株式会社ニチイケアパレス、株式会社ヒューマン・キャピタル・コンサルティング、多摩都市モノレール株式会社 など

Schoo for Business/株式会社Schoo

  • 一方通行ではなく、先生の問いかけにユーザーが考え答える授業。
  • 19のカテゴリ7,000本以上の授業をいつでも受講可能。
初期費用要問い合わせ
料金■無料オープン会員:0円
■プレミアムプラン:月額980円(アプリ経由で申込みの場合月額1,080円)
階層別研修あり
管理機能視聴履歴・受講状況などの学習管理機能
動画機能■動画を組み合わせたオリジナル研修の作成可能
■コミュニケーションをとりながら動画視聴ができる学習機能あり
■7,000本以上の動画コンテンツを配信・見放題
教材作成機能オリジナル研修の作成可能
対応デバイスPC、タブレット、スマートフォン
導入企業株式会社博報堂アイ・スタジオ、株式会社小学館集英社プロダクション、サントリーホールディングス株式会社、株式会社丸井グループ など2,500社以上

KnowledgeDeliver/株式会社デジタル・ナレッジ

  • 学習管理システムに必要な「教材作成」「学習」「運⽤管理」の3⼤機能を標準搭載。
  • Web会議ツールとの連携、オープンバッジ発⾏など新しい時代のオンライン教育に対応。
初期費用要問い合わせ
料金要問い合わせ
階層別研修要問い合わせ
管理機能受講履歴・学習進捗の管理機能
動画機能動画を使用した教材の作成
教材作成機能■⾳声・映像付きのスライド教材作成機能
■PowerPointやPDFも教材に使用可能
■テスト問題の作成
対応デバイスPC、タブレット、スマートフォン
導入企業沢井製薬株式会社、株式会社松屋フーズ、株式会社創造学園、経済産業省中小企業庁、株式会社実務教育出版 など2,000社以上

CAREERSHIP/株式会社ライトワークス

  • 1,500社の運用実績を持つサポートチーム。
  • 利便性や機能性を継続的に向上させるバージョンアップが年4回。
  • 日・英・中(簡・繁)・越の五言語対応。
初期費用要問い合わせ(Web上に見積もりフォームあり)
料金要問い合わせ(Web上に見積もりフォームあり)
階層別研修あり
管理機能■研修管理機能
■eラーニング、集合研修、アンケートなどを一つの研修プログラムにまとめられるコース管理機能
■学習すべきスキルが一元管理できるスキル管理機能
動画機能■動画とスライドを組み合わせて教材作成可能
■自動で読み上げる機能(ナレーション機能)あり
■動画配信・共有可能
■Web会議システム/動画配信システムと連携可能
■シークバー、再生速度の設定可能
教材作成機能■PowerPoint資料を簡単にeラーニング教材へ
■教材作成ツール使用でテストやアンケートの作成可能
■共同制作や編集・引継ぎ可能
対応デバイスPC、スマホ、タブレット
導入企業トヨタ自動車株式会社、アサヒビール株式会社、双日株式会社、イオン株式会社、株式会社JTB など1,500社以上

KnowledgeC@fe/株式会社富士通ラーニングメディア

  • 人材育成会社ならではのノウハウ。
  • 2,800以上の多彩なコンテンツ。
  • 堅牢なセキュリティと安定稼働。
初期費用176,000円
料金■KnowledgeC@fe:月額33,000円~
■KnowledgeC@fe for eラーニング:月額13,750円~
※最小契約数100ID
※登録ID数に応じた課金制。詳細はWEB参照
階層別研修あり
管理機能受講状況・学習進捗などの管理が可能
動画機能動画ファイルを教材として使用可能
教材作成機能■Word、PowerPointなどを教材として使用可能
■テスト・アンケート作成
対応デバイスPC、タブレット、スマートフォン
導入企業SBIビジネス・イノベーター株式会社、旭化成株式会社、キリンビジネスシステム株式会社、株式会社東京精密、株式会社日本経済新聞社 など2,000社以上

LearnO/Mogic株式会社

  • 法人700社、35万人以上の利用実績。
  • 月額4,900円の業界最安値帯料金から提供。
  • お悩み解決から導入後のフォローまで徹底的にサポート。
初期費用0円
料金■格安プラン:月額4,900円~
■標準プラン:月額14,900円〜
■教育設計プラン:個別見積り
※ユーザー数ごとの料金詳細はWEB参照
階層別研修要問い合わせ
管理機能■受講履歴や成績確認などの管理が可能
■受講者のグループ管理機能
動画機能■動画教材の配信・受講
■動画のライブ配信
教材作成機能■PDFを教材として使用可能
■テスト・アンケート作成
対応デバイスPC、タブレット、スマートフォン
導入企業株式会社プリマベーラ、株式会社セブン銀行、オルビス株式会社、アウディジャパン販売株式会社、エヌアイシィ株式会社 など700社以上

ひかりクラウド スマートスタディ/東日本電信電話株式会社

  • IDは受講者1名から払い出し。クラウド型なのでサーバの設置や専用端末が不要。
  • 利用者やコンテンツの登録から、学習履歴や進捗状況の閲覧まで、管理ページで簡単運用。
  • eラーニングのみならず、情報共有やWeb会議にも活用可能。
初期費用5,500円/契約
料金■基本機能のみ:初期費用5500円+基本利用料(月々198円~/ID(受講者1名あたり1ID)
■基本機能+オプション機能(ライブ):220円/時間
■基本機能+オプション機能(コンテンツ言語変換):11円/ページ(1言語あたり)
※詳細はWEB参照
階層別研修要問い合わせ
管理機能■受講者管理
■管理画面利用ユーザによる「お知らせ」機能あり
■ストレスチェックの集計・集団分析も自動で可能
動画機能■映像教材配信
■コンテンツ言語変換(オプション機能)
教材作成機能■動正誤判定対応の問題配信
対応デバイスPC、スマートフォン、タブレット
導入企業マルコメ株式会社、東京都立大学、株式会社アウトソーシングビジネスサービス、三条市立大学、技研株式会社 など

etudes/アルー株式会社

  • マニュアルなしで直観的に使える優れたUI/UX。
  • 数人〜数十万人規模で運用できる緻密な管理機能。
  • クラウド型のためセキュリティと利便性を両立。
初期費用要問い合わせ
料金要問い合わせ
階層別研修あり
管理機能■受講状況と履歴管理
■テスト・アンケートの解答・回等結果を管理
■申込状況管理
動画機能■動画配信
■オンラインライブ研修
教材作成機能■研修教材のダウンロード可能
■アニメーションやPowerPointファイルを変換するだけではなく、3DデータやVR等を使ったコンテンツも制作可能
対応デバイスPC、スマートフォン、タブレット
導入企業株式会社メガネトップ、住友ゴム工業株式会社、株式会社日経BP、株式会社三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ など

Smart Boarding/株式会社FCEトレーニング・カンパニー

  • 社員が「自ら学ぶ」ことにこだわった仕組み。
  • できるまで繰り返すインプット × アウトプット。
  • 教育研修・人材育成コンサルティング会社ならではのサポート体制。
初期費用0円
料金基本料金:980円/1ID (初期費用と月次利用料)
※30ID/29,400円から提供
階層別研修あり
管理機能■学習状況(進捗)管理
■研修のスケジューリングする機能
動画機能■動画レンタル
■オンラインディスカッション・レッスン・講座あり
教材作成機能■テスト作成機能
■⾃社で保有している動画とSmart Boardingに内包されている動画をミックスさせた研修コースの構築も可能
対応デバイスPC、スマートフォン(Chromeのみ動作環境を保証)
導入企業株式会社ベストライフ、コネクシオ株式会社、富士ゼロックス大阪株式会社、山一産業株式会社、横浜計装株式会社 など

Teachme Biz/株式会社スタディスト

  • マニュアル作成・共有システム。
  • テンプレートに沿って画像と文字をいれるだけ。だれでも手軽に「伝わるマニュアル」が作れる。
  • QRコード化して共有するなど、作ったマニュアルを見てもらうための機能が充実。
初期費用要問い合わせ
料金■スタータープラン:月額5万円
■ベーシックプラン:月額10万円
■エンタープライズプラン:月額30万円
※有料オプションもあり。詳細はWEB参照
階層別研修要問い合わせ
管理機能受講状況・学習進捗の把握
動画機能■動画をマニュアルに使用可能
■動画の編集機能あり
教材作成機能■PPTやWord、PDFデータをインポート可能
■トレーニングコース作成
対応デバイスPC、スマートフォン、タブレット
導入企業株式会社ビッグ・エー、株式会社カインズ、日本航空株式会社、株式会社WOWOWコミュニケーションズ、住友不動産エスフォルタ株式会社 など

UMU/ユームテクノロジージャパン株式会社

  • 学び合い教え合う、インタラクティブな学習。
  • オンライン・オフライン・集合・個別といった様々な学習シーンで利用可能。
  • AIを活用したトレーニングや手軽なコンテンツ作成が可能。
初期費用エンタープライズ版を利用の場合、初期導入費用あり。詳細は要問い合わせ
料金■ビジネス版(10アカウント以上):月額5,000円/人
■エンタープライズ版:ユーザーID数+利用月数に応じたアカウント費用
※個人向けプロダクト料金や有料オプションの詳細は要問い合わせ
階層別研修要問い合わせ
管理機能■アセスメント機能
■学習管理機能
■組織管理機能
動画機能動画のアップロード・コンテンツ制作が可能
教材作成機能■AIを活用したコンテンツ作成
■既に職場内に存在する各種資料やナレッジを応用しコンテンツ化することも可能
対応デバイスデバイスを問わない
導入企業株式会社マイナビ、パナソニック株式会社、株式会社明治、株式会社ワコールホールディングス、日本生命保険相互会社 など世界100万社以上

資格スクエア/株式会社資格スクエア

  • 独自のSQUAREメソッドに基づく、最短合格のための勉強法を提供。
  • 脳科学に裏付けられた独自開発のアルゴリズムを使用。
  • スマートフォンさえあれば、いつでもどこでも学習可能。
初期費用要問い合わせ
料金要問い合わせ
階層別研修要問い合わせ
管理機能進捗・成績管理
動画機能■講義動画とオンラインレジュメが同時に表示
■講義動画倍速機能あり
教材作成機能■オンラインレジュメの表示(テキストの編集が可能)
■論証集や単語帳作成可能
対応デバイスパソコン、スマートフォン、タブレット
導入企業要問い合わせ

TANREN/TANREN株式会社

  • 営業・接客練習動画パフォーマンス評価システム。
  • 動画で好事例を共有できる。
  • わかりやすいグラフで課題を可視化。
初期費用要問い合わせ
料金月額55,000円~
※15IDの料金。受講者ID数が200を超える場合は要問い合わせ
階層別研修要問い合わせ
管理機能■課題提出・進捗状況の管理
■個々のスキル管理
動画機能■撮影動画のアップロード・共有
■動画の評価・分析
教材作成機能課題作成機能
対応デバイスPC、スマートフォン、タブレット
導入企業NTT西日本ビジネスフロント株式会社、株式会社リクルートキャリア、RIZAP株式会社、全国共済農業協同組合連合会、中部テレコミュニケーション株式会社 など

ネットラーニング /株式会社ネットラーニング

  • 累計学習者数8,000万人突破。
  • トータルな教育・研修・学習デジタルソリューションで、企業・教育機関のオンライン研修をサポート。
初期費用要問い合わせ
料金要問い合わせ
階層別研修要問い合わせ
管理機能■学習管理
■申込・出欠・成績管理
■課題管理
動画機能■動画配信ツールあり
■ストリーミング配信
教材作成機能要問い合わせ
対応デバイスPC・スマートフォン・タブレット
導入企業伊藤忠商事株式会社、キャノン株式会社、日鉄物産株式会社、東日本電信電話株式会社、株式会社コーセー など
※ネットラーニング全体として5,637社(2022年6月30日現在)

BISCUE(R) LS/株式会社シュビキ

  • 定額・見放題型のeラーニングサービス。
  • 独自のコース体系を確立できる。
  • コースは、11言語で提供。
初期費用要問い合わせ
料金年間420,000円~
※ユーザー数・コース型により料金変動。詳細はWEB参照
階層別研修あり
管理機能■受講者管理
■学習状況管理
■組織ごとのコンピテンシー管理
※一部オプションメニュー。詳細はWEB参照
動画機能動画取り込み機能あり
※コース作成管理システム使用による。詳細はWEB参照
教材作成機能オリジナルコースやテストの作成
※コース作成管理システム使用による。詳細はWEB参照
対応デバイスPC、スマートフォン、タブレット
導入企業10,000社以上
※シリーズ全体の導入実績

ek-Bridge/パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社

  • 数十人~数万人まで幅広い利用規模に対応。
  • シンプルでわかりやすい操作性とフレキシブルな管理機能。
  • 日・英・中の3ヵ国語で表示言語を切り替え可能。
初期費用10万円
料金登録ID数、同時ログイン数、動画容量などにより料金変動。詳細は要問い合わせ
階層別研修要問い合わせ
管理機能■出席、資料へのアクセス有無などの受講者管理
■コース、テスト、アンケートなどの学習進捗管理
動画機能■動画配信機能
■外部サーバー上の動画を学習の参考情報として提供可能
※一部オプションサービス。詳細はWEB参照
教材作成機能■テスト、アンケート作成
■PowerPointやテキストファイルを教材として使用可能
※一部オプションサービス。詳細はWEB参照
対応デバイスPC、スマートフォン、タブレット
導入企業株式会社ワコールホールディングス、名古屋鉄道株式会社、パナソニック産機システムズ株式会社、株式会社沖縄銀行、鴻池運輸株式会社 など

その他おすすめのLMSサービス42選

SAKU-SAKU Testing
LearningWare
学び~と
Coursebase
iTutor
E-learningASP
光Webスクール
Generalist
SLAP
サイバックスUniv.
Platon
eden LMS
LMS365
LEC 企業向けeラーニング研修
MENTER
GROWING MOBILE
ITERACY
shouin+
ClipLine
BrandAcademy
High Output Manager
WARK
コーナーストーン LMS
学びばこ
LiveEnter
SmartBrain
iSpring Suite
オフィスク
TOP ESL オンライン英会話
eラーニング マネージャーZ
Learning Tracker
Seculio
JMAM 通信教育
flier
Progate for Business
ドットインストール
Cloud Campus
Moodle
Canvas LMS
iroha Board
moca
Totara Learn


LMSを選ぶ3つのポイント

ほとんどのLMSには、あらかじめ研修コースが備わっています。加えて、オリジナル教材を作成できたり、研修メニューをフレキシブルに組み立てられるものも珍しくありません。そのようなLMSサービスを選ぶポイントは以下の3つです。

ポイント1.研修の種類
ポイント2.オリジナル研修の作成
ポイント3.受講者の管理機能

次にそれぞれのポイントを具体的に解説します。

ポイント1. 研修の種類

企業によって取り入れたい学習内容は異なりますが、コンプライアンスやITスキル、ハラスメント関連教材など、全業種共通のコンテンツが充実しているLMSがおすすめ。既存のコンテンツが充実しているLMSを選ぶと、自社でいちから教材を作成する必要がなくなり、研修実施をスムーズに行うことができます。

既存のサービスの中には、3,000以上ものコンテンツを配信しているものもあり、それらを選ぶことで、研修教材不足を解消できます。また、新入社員から管理職まで幅広い階層に向けたコンテンツがそろっていれば、全従業員の研修をサポートできるはずです。

もちろん、コンテンツは数だけではなく中身も重要です。実績豊富な講師が登壇した講義動画や視覚的にわかりやすい資料を用いた動画は、高い満足度を期待できます。他にも通勤時間や休憩時間などの隙間時間に視聴できる短めの研修動画があれば、効率的な学習が実現できます。

同業他社が利用しているLMSには、自社の業界に特化したコンテンツが豊富にそろっているかもしれません。コンテンツの種類が多すぎて比較が難しいと感じているのであれば、導入企業を参考にしてみるとよいでしょう。

ポイント2. オリジナル研修の作成

LMSの導入を機に、既存コンテンツにはない新しいオリジナル研修教材を作成したいと考えている企業も多いでしょう。

その際には、動画制作サポートがついているサービスを選ぶと、コンテンツの作成と配信がスムーズです。LMSのなかにはmp4やaviなど、さまざまな拡張子に対応した動画の作成方法をレクチャーしてくれるサービスが存在します。

動画の再生速度やスキップの許可、編集についてもサポートしてくれるサービスを選ぶと、受講者を飽きさせない、より高品質な動画教材を作ることができます。また、動画以外にも、PowerPointやPDFから教材を作成できるサービスもあり、パソコンなどの端末で作成した教材をスムーズにアップロードできる点が魅力といえます。

このように、動画制作においてレクチャーや共同制作を担ってくれるLMSサービスを選ぶと、初めてオリジナル教材を制作する企業も失敗がありません。

ポイント3. 受講者の管理機能

LMSを通じてeラーニングを配信するだけではなく、受講者の学習状況の把握や成績の管理を行うことも、担当者の重要な仕事です。受講環境や学習態度を目視しづらいeラーニングだからこそ、LMSを通じて一人ひとりの進捗状況を明確化する必要があります。

思うようにeラーニングの受講が進まない場合にも、電話サポートを行っているLMSであれば、担当者に相談しつつプログラムの見直しを図ることが可能です。

他にも、アンケート機能やストレスチェック機能を兼ねそろえているサービスであれば、従業員の感想や課題などを漏らすことなく、ピックアップすることができます。それによって研修内容を改善していくことができれば、より質の高いeラーニングの実施が実現されます。

受講者の進捗状況や成績を管理できる機能は多くのLMSに備わっています。そのなかでも、誰が見てもわかりやすいサービスを選ぶと、社内でも情報を共有しやすくなります。

セキュリティ面を重視するのであれば、自社のネットワークにシステムを構築するオンプレミス型がおすすめ。導入コストはクラウド型に比べるとかかりますが、セキュリティレベルを調整可能で、情報漏えいを未然に防げます。


まとめ

本記事では、LMSサービスを59社紹介しました。

選ぶポイントとしては、LMSサービスの研修の種類、オリジナル研修教材作成サービスの有無、そして受講者の管理機能を比較して決めると良いでしょう。

本記事の情報を参考に、自社にフィットするLMSサービスを見つけてください。