ファイル転送サービスのおすすめ35選を比較!選び方のポイントも紹介

ファイル 転送

「データ化されたファイルの容量が大きい場合、何度も送らなければならずに手間がかかる」と感じている方が多いかと思います。そのような方におすすめしたいのが、大容量のファイルもスムーズに送信できるファイル転送サービスの利用です。

しかし、ファイル転送サービスの種類もさまざまで、どれを選べば良いのかわからないという方もいるでしょう。今回はそのような方向けに、代表的なファイル転送サービスの特徴や料金などを比較・紹介します。

なお、重要度を客観化するために既存のファイル転送サービスを紹介したサイト8個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく自社にフィットしたファイル転送サービスを探すことができます。


<比較表>ファイル転送サービスおすすめ15社

ファイル転送

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


GigaCC/日本ワムネット株式会社

  • 純国産で、日本企業のビジネスに最適なセキュリティ・管理機能を持つ。
  • パスワードルールやIPアドレス制限・モバイル端末制限・各機能の利用制限設定など、充実のセキュリティと管理者機能。
  • 幅広い業種・業界での実績あり。各企業の業務内容やニーズに合わせた柔軟なプラン・導入方法を提供。
初期費用■GigaCC ASP(クラウド):50,000円(税抜)
■GigaCC OKURUN(定額運用/ファイル転送特化型):50,000円(税抜)
※詳細はWEB参照
料金プラン■GigaCC ASP
・Standardプラン:月額12,000円/1GB/10ID
・Advancedプラン:月額12,000円/1GB/10ID+25,000円
・Premiumプラン:月額12,000円/1GB/10ID+42,000円
※詳細はWEB参照
■GigaCC OKURUN:月額24,500円~/5GB/10ID
※詳細はWEB参照
転送可能なデータ量最大5GB
セキュリティ対策■ウイルスチェック機能
■グローバルIPアドレス制限
■SSL/TLS暗号化通信
※詳細はWEB参照
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業大阪ガスマーケティング株式会社、株式会社筑邦銀行、株式会社みずほ銀行 など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■テレワークにおけるセキュアなファイル転送・ファイル共有をしたい
■充実のセキュリティと管理機能があるサービスを使用したい
■システム連携による業務の自動化を希望している

tenpu/株式会社イノベーター・ジャパン

  • 最大20GBのファイルを送信可能。ファイル容量の大きいムービーや大量の写真を一度に送れる。
  • アップロードされたファイルはすべて暗号化。盗聴されたとしても中身を見ることはできない。
  • 耐久性の高いストレージを利用しているため、障害によってファイルが失われることがほぼない。
初期費用要問い合わせ
料金プラン■tenpu Free:0円
■tenpu Pro(個人向け):月額1,078円(年額11,000円)
■tenpu Business(法人向け)
・2~15名:年額88,000円
・16~50名:年額165,000円
・51~100名:年額330,000円
■tenpu Enterprise(法人向け):要見積り
※詳細はWEB参照
転送可能なデータ量最大20GB
セキュリティ対策■データ通信のSSLによる暗号化
■ファイル保存期間の設定
■ファイルのダウンロードをパスワードで保護
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業株式会社宣伝会議、株式会社VAMPROSE、株式会社アズグラフ など
導入社数200社以上
こんな人におすすめ■セキュリティ対策が万全なサービスを利用したい
■送受信履歴を自社で管理したい
■ユーザーの追加・変更を自由にしたい

GigaFile(ギガファイル)便/株式会社ギガファイル

  • ユーザー登録不要のファイル転送サービス。
  • 容量無制限(1ファイル300Gまで)のファイル転送が可能。
  • ファイルは、アップロード後最大100日間保持。
初期費用0円
料金プラン0円
転送可能なデータ量最大1ファイル300GB
セキュリティ対策■ダウンロードパスワード設定
■ファイル保存期限設定
■国内サーバー利用
ダウンロード可能日数最大100日間
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■すぐ利用できるユーザー登録不要のサービスを利用したい
■容量無制限(1ファイル300Gまで)のファイル転送を行いたい

Bizストレージファイルシェア/エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

  • Webブラウザーだけで、2GBの大容量ファイルや機密情報をやり取りできる。
  • 豊富なセキュリティ機能と100%の可用性。
  • 定額制で月額16,500円(税込)から。最大1万人で使える。
初期費用20,000円
※Webでお申込みの場合無料
料金プラン■1GB/1,000名:15,000円
■2GB/2,000名:26,000円
■100GByte/10,000名:95,000円
※税抜き価格
※詳細はWEB参照
転送可能なデータ量最大2GB
セキュリティ対策■最長256bitのSSL/TLS暗号化通信
■ファイルの暗号化保存(AES)
■IPアドレスによるログイン制限
ダウンロード可能日数最大30日間
導入企業株式会社WOWOW、アトラス総合事務所、ジヤトコ株式会社 など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■相手からも大容量ファイルを受け取りたい
■機密情報を安全にやり取りしたい
■利用者数を柔軟に変更しコストを抑えたい

クリプト便/NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

  • 契約企業の約半数が金融業界。金融品質のクラウドサービス。
  • 「特定個人情報」を含む機密情報を安全にやり取り可能。
  • 親しみやすいメールライクな操作感。
初期費用あり
※詳細は要問い合わせ
料金プラン■スタンダード:月額900円/ユーザー
■エントリー/ライト:月額1,000円/ユーザー
■個別見積り:別途見積り
※超過料金、有料オプションなどの詳細はWEB参照
転送可能なデータ量最大4GB
セキュリティ対策■インターネット通信暗号化(TLS)
■ISO/IEC 27017/ISO/IEC 27018認証取得
■セキュリティ強化オプション(PCI DSS)
※詳細はWEB参照
ダウンロード可能日数■20MB以内:最大25日
■20MB以上:最大7日
導入企業三菱鉛筆株式会社、株式会社あおぞら銀行、株式会社NEXCOシステムズ、第一生命カードサービス株式会社 など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ要問い合わせ


データ便/株式会社ファルコ

  • 月間500万人が利用。
  • データ便のWebサイトからファイルをアップロードし、受信者は期限内にファイルをダウンロードする仕組み。
  • 会員登録不要で利用可能な無料プランから、転送容量無制限で転送可能な有料プランまで。
初期費用要問い合わせ
料金プラン■ライトプラン(登録不要):0円
■フリープラン(会員登録必要):0円
■ビジネスプラン:月額330円/550円(受信BOX機能あり)
※詳細はWEB参照
転送可能なデータ量最大無制限
セキュリティ対策■情報セキュリティISO27001取得
■SSL暗号化通信
■アップロードファイルの暗号化
※詳細はWEB参照
ダウンロード可能日数最大30日間
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■大容量ファイルを転送したい方
■ダウンロード通知機能が欲しい方
■簡単な操作でファイルを送りたい方

Smooth File/株式会社プロット

  • ユーザー数無制限。アカウント数による課金は一切なし。
  • アクセス元IPの制限や、アクセスPCの制限をはじめ、柔軟な権限移譲設定が可能。
  • ISMS・QMSの国際基準取得のもと開発。
初期費用■Smooth File クラウド
・100GBプラン:55,000円
・500GBプラン:55,000円
・1TBプラン:110,000円
■Smooth File ネットワーク分離モデル クラウド:110,000円
※詳細はWEB参照
料金プラン■Smooth File クラウド
・100GBプラン:27,500円/月
・500GBプラン:33,000円/月
・1TBプラン:55,000円/月
■Smooth File ネットワーク分離モデル クラウド
・1コアプラン:38,500円/月
・2コアプラン:66,000円/月
・4コアプラン:110,000円/月
※詳細はWEB参照
転送可能なデータ量要問い合わせ
セキュリティ対策■上長承認機能
■ファイル暗号化ウイルスチェック機能
■ログイン許可IP制限
※詳細はWEB参照
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業清水建設株式会社、六甲バター株式会社、小田急電鉄株式会社、東急建設株式会社、岐阜市 など
導入社数1,000社以上
こんな人におすすめ■サービスの信頼性を重視する方
■複数の導入形態から選びたい方

オフィス宅ふぁいる便/株式会社オージス総研

  • ISMSクラウドセキュリティ認証の認証登録を受ける。
  • 社内のファイル受け渡しルールに違反しているユーザーを見つけられる。
  • 最大10GBまでの大容量ファイル転送が可能。
初期費用2万円
料金プランスタンダードプラン:3,000円/月額~
※ユーザー数・プランにより異なる
※詳細はWEB参照
転送可能なデータ量■スタンダードプラン・プロフェッショナルプラン:100GB
■エンタープライズプラン:500GB
セキュリティ対策■アクセス制限機能
■パスワードポリシー機能
■送信先制限機能
※詳細はWEB参照
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業伊藤忠リート・マネジメント株式会社、NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社、大阪ガス株式会社、京葉ガス株式会社、三井物産マシンテック株式会社 など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■主に法人向け
■PPAP代替手段として利用したい
■大人数での利用も低コストに抑えたい

おくりん坊/ビットパーク株式会社

  • 無料ファイル転送サービス。
  • 会員登録なし、ログインなしで、500MBまで送れる。
  • 会員登録をすれば2GBまで容量アップ。送信履歴の確認やアドレス帳機能も。
初期費用無料
料金プラン■500MBプラン:0円(会員登録不要)
■2GBプラン:0円(会員登録(無料)必要)
転送可能なデータ量最大2GB
セキュリティ対策要問い合わせ
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■思い出の写真や動画を家族・友達と共有したい方
■快適な作業環境により作業効率を上げたい方

firestorage/ロジックファクトリー株式会社

  • 高画質な写真や動画等もfirestorageにアップロードして、発行されたURLを相手に送るだけ。
  • 設定した保存期間が過ぎると自動で削除されるから、セキュリティも安心。
  • 職場や公共機関でも使いやすいサイトデザイン。
初期費用無料
料金プラン■ライト会員:1,037円/月
■正会員:2,085円/月
■法人プラン:54,780/月~
※詳細はWEB参照
転送可能なデータ量最大10GiB
※1GiB=1,024MB
※詳細はWEB参照
セキュリティ対策■任意パスワード設定
■ダウンロードパスワード設定
■SSL通信
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■メールで送れない大容量ファイル送信がしたい
■大事なデータを持ち運ばず安全に送りたい
■リモートワーク・テレワークで離れた所でもファイル共有をしたい

SECURE DELIVER/富士フイルム株式会社

  • ファイルの送受信に特化した機能が充実。
  • 利用する分だけの従量課金制。
  • 7日間で自動削除。サーバ内でのデータ管理が不要。
初期費用要問い合わせ
料金プラン■デリバー500:34,500円
■デリバー2500:89,500円
■デリバー500:254,500円
※詳細はWEB参照
転送可能なデータ量最大60GB
セキュリティ対策■ファイル送信時のウイルスチェック
■通信およびサーバ内のお客様データの暗号化
■誤送信防止のためのURL無効化機能
ダウンロード可能日数7日間
導入企業一般社団法人 日本野球機構、三井不動産商業マネジメント、株式会社イムラ封筒、株式会社INPEX、株式会社交通新聞社 など
導入社数2,000サイト以上
こんな人におすすめ■セキュアなクラウド環境で顧客と安心して重要ファイルを送受信したい
■従量課金制でコストは削減をはかりたい
■万全なサポート体制を希望している

DIRECT! EXTREME/日本ワムネット株式会社

  • 数GB~数百GBクラスの大容量データを、超高速でファイル転送。
  • ネットに詳しくない人でも、直感的にすぐ使える。
  • データの保管は日本国内限定だから、国外への情報流出の心配がない。
初期費用50,000円
料金プラン■EXTREME PPU:19,800円/月
■EXTREME 500:73,000円/月
■EXTREME 1000:121,000円/月
※詳細はWEB参照
転送可能なデータ量最大2TB
セキュリティ対策■データの保管は国内限定
■ファイル送信時のコンテンツ自動暗号化
■すべてのアクションのログ履歴が自動で取得される
※詳細はWEB参照
ダウンロード可能日数任意で「受取期間」を設定可能
導入企業株式会社なゆたネット、映像制作プロダクション、集英社、小学館、株式会社マガジンハウス など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■大容量データを超高速でファイル転送したい
■ファイル送信の時間短縮を図りたい
■安心して大容量ファイルをオンライン上にアップしたい

グローバルセキュアデータ転送サービス/株式会社日立システムズエンジニアリングサービス

  • 大容量ファイルを、国内はもちろんのこと、海外へも高速かつ安全に転送。
  • 送りたいデータを無意味化し分割するから、万が一、データを入手しても解析不能。
  • 送信時の確認画面表示や上長承認で、誤送信を防止。
初期費用要問い合わせ
料金プラン月額30,000円~
※詳細はWEB参照
転送可能なデータ量最大無制限
※ハードウェア上に転送ファイルの2倍の空き領域が必要
セキュリティ対策■データを秘密分散技術で無意味化
■ 復元を困難にするピース化
■盗聴されないためのHTTPS通信
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業株式会社アールテクノ、日新運輸株式会社、アキレス株式会社 など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■大容量のデータ授受をスピーディーかつセキュアに行いたい
■機密情報の物理配送をなくしコスト削減をしたい
■簡単操作・誤送信防止をしたい

Filemail/Filemail AS.

  • データ暗号化・2要素認証・ウイルススキャンを備えた、安全なファイル送信サービス。
  • 共有ファイルの追跡可能。誰が、いつ、どこでファイルをダウンロードしたのかがわかる。
  • ロゴや背景画像のアップロードや、ビジュアル要素の配色変更が可能。
初期費用要問い合わせ
料金プラン■FREE:$0
■PRO:$10/月
■BUSINESS:$15/月
■ENTERPRISE:$40/月
※年払いの場合の月額表記。月払いの価格はWEB参照
転送可能なデータ量最大無制限
セキュリティ対策■エンド・ツー・エンドのデータ暗号化
■2要素認証
■パスワード保護
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業ラベット銀行 など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■安全・高速にファイル転送したい
■お好みの方法によるファイルダウンロード
■ロゴ・背景画像などのカスタマイズによるブランディング などをご希望の方

AD FILE/株式会社ビットツーバイト

  • 自社製品やサービスを背景に設定できる。
  • データを送るたびに、広告費不要で自社の広告を載せられる。
  • ファイルを送信する際に、コメントも一緒に送信できる。
初期費用要問い合わせ
料金プラン■月額1,078円/1ユーザー
転送可能なデータ量最大20GB
セキュリティ対策■不正プログラム対策(ClamAV使用)
■サーバー操作履歴の自動記録
■SSL暗号化通信
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■自社製品やサービスを背景に設定して送りたい
■データ送信時に無料で自社広告を掲載したい
■初めてでも使いやすいサービスを利用したい

その他おすすめのファイル転送サービス

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ファイル転送サービスを検討するときの3つのポイント

ファイル転送サービスを選ぶポイントは以下の3つです。

ポイント1. 操作のしやすさ
ポイント2. 送信可能なファイル容量
ポイント3. セキュリティ

次にそれぞれのポイントを具体的に解説します。

ポイント1. 操作のしやすさ

ファイル転送サービスには無料のツールもありますが、それらの多くには広告が入っていて、無駄な遷移が多く存在します。そのため、ひとつのファイルを送信するのにも時間がかかります。それも広告が表示されない有料プランであれば、遷移もシンプルでスムーズにファイルを転送できるため、業務の効率化に効果的です。

一般的なファイル転送サービスでは、指定のWebサイト上にファイルを一度アップロードして、URLやパスワードを送信相手に通知してファイルを共有します。

しかし、同じサービスのIDを持っていなければ共有できないこともあるため、多くの取引先とやり取りをするのであれば、QRコードなどでファイルを共有できるサービスを選ぶと良いでしょう。送る側も受け取る側も操作が簡単になります。

また、サービスの利用に慣れていない従業員が多いようであれば、シンプルなデザインのものや、誰でも操作できるわかりやすいUIが施されているものを選ぶと良いでしょう。複雑なデザインや、小さく大量の文字には一見しただけで拒否反応を示す方もいるため、シンプルなものを選ぶことで試してもらいやすくなります。

操作に不安が残るのであれば、サポート体制を重視して選ぶのもひとつの手です。メールだけではなく、チャットや電話ですぐにわからないところに答えてくれるサービスであれば、難なく使いこなせるでしょう。

ポイント2.送信可能なファイル容量

一度に転送可能なファイルデータの容量は、少ないものだと500MB、大きなものになると2TBと、利用する転送サービスによって大きく異なります。大量の画像や動画・図面など、大容量のデータを大量に送信しなければならない方は、最初から大容量を転送可能なサービスを選ぶことをおすすめします。

しかし、さほど利用頻度は高くないにもかかわらず、大容量プランの契約を結ぶのは、コストパフォーマンスの面から見て、決して良いとは言えません。自社が毎月どれくらいの容量のデータを送信しているのかを確認したうえで、最適なプランを選びましょう。

現在存在するファイル転送サービスの多くは、容量とユーザー数をもとに月額料金を設定しています。お得な法人プランや年払いプランを設定しているサービスも多いため、各プランの料金を比較したうえで最もコストパフォーマンスの高いものを選ぶようにしてください。

さほど利用頻度が高くないようであれば、従量課金制度を導入しているサービスを選ぶことで支出を最小限に抑えられます。

ポイント3.セキュリティ

大変便利なファイル転送サービスですが、業者のサーバーを通じてデータを共有するため、情報漏洩のリスクが発生することも事実です。そのため、ISMSクラウドセキュリティ認証登録を受けている企業や、金融機関の実績が豊富な企業は信頼性が高く、実際に人気があります。

セキュリティ面が評価されているサービスの多くは、送信時にデータのウィルスチェックをして感染を防いだり、ファイルを暗号化してデータの流出を防いだりと、技術的対策を講じています。IPアドレスによるアクセス制限や二段階認証を実施して、不正ログインを防止するなど、利用制限機能を設けているサービスも珍しくありません。

さらには、情報漏洩に関するトラブルが発生した際にもすぐに対応できるように、ログを保管して原因追及や復旧ができるようにしているサービスはバックアップ体制が整っていて頼もしいものです。データセンターを複数設けて、災害発生時の被害を最小限に抑えている業者も存在します。

外部にファイルを転送する際には、情報漏洩のリスクが常に付きまといます。大切な企業や個人情報を守るためには、セキュリティ対策を重視してサービスを選びましょう。

参考:おすすめメール暗号化ソフト5個を比較!料金、セキュリティ、サポート内容など


まとめ

本記事では、おすすめのファイル転送サービスを35社紹介しました。

選ぶポイントとしては、操作のしやすさ・ファイル容量・セキュリティを比較して決めると良いでしょう。

本記事の情報を参考に、自社にフィットするファイル転送サービスを見つけてください。

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