【2024年最新版】ファイル転送サービスおすすめ21選を比較!選び方も紹介

「データ化されたファイルの容量が大きい場合、何度も送らなければならずに手間がかかる」と感じている方が多いかと思います。そのような方におすすめしたいのが、大容量のファイルもスムーズに送信できるファイル転送サービスの利用です。

しかし、ファイル転送サービスの種類もさまざまで、どれを選べば良いのかわからないという方もいるでしょう。今回はそのような方向けに、代表的なファイル転送サービスの特徴や料金などを比較・紹介します。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

ファイル転送サービスおすすめ15社比較表

なお、重要度を客観化するために既存のファイル転送サービスを紹介したサイト8個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく自社にフィットしたファイル転送サービスを探すことができます。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年5月時点のものです。


<比較表>ファイル転送サービスおすすめ15社

ファイル転送

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


1.クリプト便/NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
セキュアなファイル転送やファイル共有に特化した「クリプト便」|NRIセキュア

  • 20年以上の実績があるため安心して始められる
  • 操作画面がメールライクで使いやすい
  • 金融機関をはじめ、さまざまな業種の企業に利用されている
初期費用要問い合わせ
料金プラン■エントリー:月額1,000円
■ライト:月額1,000円
■スタンダード:月額900円
■個別見積:要問い合わせ
転送可能なデータ量10GB
ダウンロード可能日数最大25日間
導入企業株式会社あおぞら銀行、住友生命保険相互会社、第一生命カードサービス株式会社、株式会社ROBOT PAYMENT、株式会社NEXCOシステムソリューションズなど

2.GigaFile(ギガファイル)便/株式会社ギガファイル

株式会社ギガファイル
無料大容量 ファイル転送サービス GigaFile(ギガファイル)便

  • 登録不要で1ファイル300Gまでのファイル転送が行える
  • ドラッグ&ドロップするだけの簡単操作
  • コンテストやイベントなどの企画公募ツールにも使用可能
初期費用0円
料金プラン0円
転送可能なデータ量300GB
ダウンロード可能日数最大100日間
導入企業要問い合わせ

3.データ便/株式会社ファルコ

株式会社ファルコ
データ便 |無料無制限の大容量ファイル送信サービス – トップ

  • データの送信は3ステップで完了
  • ファイルのダウンロード時にパスワードを要求できるため、機密性の高いファイルも安心して送れる
  • アップロードが完了したあと、メールで通知を受け取れる
初期費用要問い合わせ
料金プラン■ライトプラン:0円
■フリープラン:0円
■ビジネスプラン:月額330円・550円
転送可能なデータ量■ライトプラン:2GB
■フリープラン:5GB
■ビジネスプラン:容量無制限
ダウンロード可能日数■ライトプラン:7日間
■フリープラン:7日間
■ビジネスプラン:30日間
導入企業要問い合わせ

4.tenpu/株式会社イノベーター・ジャパン

株式会社イノベーター・ジャパン
tenpu | 大容量ファイル転送サービス

  • 背景画像を自由に変更可能
  • 耐久性の高いストレージを利用しているため、エラーなどによるファイル損失の心配がない
  • アップロードされたファイルはすべて暗号化される
初期費用要問い合わせ
料金プラン■Pro:月額980円
■Business:月額1,200円
■Enterprise:月額980円
転送可能なデータ量最大20GB
ダウンロード可能日数無期限(100GBまで)
導入企業要問い合わせ

5.Bizストレージ ファイルシェア/エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
ファイル転送・オンラインストレージ Bizストレージ ファイルシェア | ドコモビジネス | NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま

  • 料金にはサービスの保守・維持管理が含まれる
  • 利用開始までは最短5営業日
  • アプリのインストールは必要なく、Webブラウザだけで使える
初期費用20,000円
※ドコモビジネスオンラインショップからの申し込みの場合は無料
料金プラン■ディスク容量1GByte~1TByte:月額15,000~200,000円
※詳細はWEBサイト参照
転送可能なデータ量1GB~1TB
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業株式会社NTTファシリティーズ、株式会社JCBトラベル、株式会社ディスコ、株式会社三友システムアプレイザル、きらら保険サービス株式会社など

6.firestorage/ロジックファクトリー株式会社

ロジックファクトリー株式会社
容量無制限の無料オンラインストレージ firestorage

  • 個人・ビジネス問わず利用可能
  • 無料プランにもリモートワーク・テレワークで使える機能がある
  • すぐにアップロードできるためリモートワーク・テレワークに便利
初期費用0円
料金プラン■未登録会員:0円
■無料会員:0円
■ライト会員:月額1,037円
■正会員:月額2,085円
転送可能なデータ量最大750GB
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業要問い合わせ

7.HULFT/株式会社セゾン情報システムズ

株式会社セゾン情報システムズ
ファイル連携 データ連携のHULFT | セゾンテクノロジー

  • 国内の他に中国、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域などにもオフィスがあり対応可能
  • 肥大化したデータでも、データの転送から使用準備まで実行できる
  • 無料セミナーも充実
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
転送可能なデータ量要問い合わせ
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業オムロン株式会社、日清食品ホールディングス株式会社、株式会社すかいらーくホールディングス、株式会社トヨテック、三菱地所ハウスネット株式会社など

8.Smooth File/株式会社プロット

株式会社プロット
Smooth File | 大容量ファイルをセキュアに転送・共有

  • ユーザー数無制限で利用出来るため、コスト削減
  • 専用アドオンでMicrosoft Teamsからでもファイル転送が可能
  • 異なる企業、拠点間の関係者とデータ共有できる
初期費用■100GB~30TB:55,000~110,000円
料金プラン■100GB~30TB:月額27,500~280,500円
転送可能なデータ量最大30TB
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業要問い合わせ

9.EASY FILE EXPRESS/トーテックアメニティ株式会社

トーテックアメニティ株式会社
法人向け大容量ファイル転送サービスEASY FILE EXPRESS(イージーファイルエクスプレス)

  • 企業間の大容量ファイル転送・送受信に特化している
  • 1度にまとめて5ファイルまで送受信可能
  • 定期的に脆弱性診断の実施をしているため安心
初期費用Cloud2(専有タイプ):100,000円
料金プラン■Cloud1(共有タイプ)
5人/0.5GB~10人/1GB:月額3,000~5,500円
※100人/10GB~は要問い合わせ
■Cloud2(専有タイプ):要問い合わせ
■パッケージ(オンプレミス)
ライセンス販売価格:58,000~1,800,000円
年間保守費:9,200~283,500円
転送可能なデータ量最大無制限
ダウンロード可能日数■Cloud1(共有タイプ):最大7日間
■Cloud2(専有タイプ):設定可能
■パッケージ(オンプレミス):設定可能
導入企業シマダヤ株式会社、クレコングループ、and factory株式会社、和歌山県、構造システム・グループ、大阪電子自治体推進協議会など

10.オフィス宅ふぁいる便/株式会社オージス総研

株式会社オージス総研
「オフィス宅ふぁいる便」セキュアな法人向けファイル転送サービス | オージス総研

  • WEB申し込みなら即日利用可能
  • 第三者にチェックしてもらうワークフロー機能で送信間違いを防げる
  • ISMSクラウドセキュリティ認証の認証登録を受けているので安全
初期費用20,000円
料金プラン■スタンダードプラン:月額3,000~85,000円
■プロフェッショナルプラン:月額34,000~86,000円
■エンタープライズプラン:月額53,000~121,000円
転送可能なデータ量■スタンダードプラン:100GB
■プロフェッショナルプラン:100GB
■エンタープライズプラン:500GB
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業伊藤忠リート・マネジメント株式会社、芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社、大阪ガス株式会社、京葉瓦斯株式会社、株式会社CACなど

11.DIRECT! EXTREME/日本ワムネット株式会社

日本ワムネット株式会社
DIRECT! EXTREME|大容量データ高速ファイル転送

  • 独自技術で海外など低品質回線でもスピーディーな転送を実現
  • データの保管は日本国内限定のため国外への情報流出の心配がない
  • 自動化ツールを利用して受け取ったデータを自動で印刷できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン■EXTREME500:150円/1GB
■EXTREME1000:130円/1GB
■EXTREME2000:110円/1GB
■エンタープライズ:要問い合わせ
転送可能なデータ量最大2TB
ダウンロード可能日数30日間
導入企業株式会社なゆたネット、株式会社ウオールナットなど

12.Kozutumi/株式会社ハートビーツ

株式会社ハートビーツ
Kozutumi | 脱PPAPに最適な重要ファイル転送プラットフォーム

  • 宛先を間違えた場合でも相手が受信する直前まで送信を中止できる
  • 送受信するファイルは全てウイルススキャン済み
  • タイムスタンプにより10年間内容証明が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン■無料プラン:0円
■パーソナルプラン:月額990円
■スタータープラン:月額6,600円
■スタンダードプラン:月額26,400円
■エンタープライズプラン:要問い合わせ
転送可能なデータ量■無料プラン:100MB
■パーソナルプラン:3GB
■スタータープラン:20GB
■スタンダードプラン:100GB
■エンタープライズプラン:要問い合わせ
ダウンロード可能日数30日間
導入企業株式会社ユビキタスAI、リビン・テクノロジーズ株式会社、株式会社ジュパ、ファーストマリンサービス株式会社、株式会社ディーゴなど

13.AD FILE/株式会社ビットツーバイト

株式会社ビットツーバイト
AD FILE | 送り手が想いを伝えることができる 新たなファイル転送サービス

  • ダウンロード画面を自由にカスタマイズできる
  • 送信履歴でフォルダ毎の詳細を確認できる
  • アップロードしたファイルは暗号化して保存される
初期費用要問い合わせ
料金プラン■月額1,074円
※追加オプションあり
転送可能なデータ量20GB
※追加オプションあり
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業要問い合わせ

14.GigaCC ASP/日本ワムネット株式会社

日本ワムネット株式会社
企業間ファイル共有・転送サービス GigaCC

  • 利用した分だけコストがかかるので気軽に利用できる
  • サービスの開発からデータの保管まで全てを国内運用
  • 共有ノート機能により社内外でアイデアや会議のメモなどを共有できる
初期費用50,000円
料金プラン■STANDARDプラン:月額12,000円~
■ADVANCEDプラン:月額37,000円~
■PREMIUMプラン:月額12,000円~
転送可能なデータ量要問い合わせ
ダウンロード可能日数要問い合わせ
導入企業株式会社みずほ銀行、JCOM株式会社、株式会社リンクアカデミー、住友商事株式会社、ネオス株式会社など

15.SECURE DELIVER/富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社
クラウド型 ファイル送受信サービス SECURE DELIVER | 富士フイルム

  • 法人向けのクラウド型ファイル送受信サービス
  • 画像・動画から図面・守秘データまであらゆるデータを送付可能
  • 7日間でファイルは自動削除されるためサーバ容量の心配がいらない
初期費用要問い合わせ
料金プラン■デリバー500:月額38,000円
■デリバー1000:月額65,500円
■デリバー2500:月額98,500円
■デリバー5000:月額159,000円
■デリバー10000:月額280,000円
転送可能なデータ量■デリバー500:500通
■デリバー1000:1000通
■デリバー2500:2500通
■デリバー5000:5000通
■デリバー10000:10000通
ダウンロード可能日数7日間
導入企業アルプスアルパイン株式会社、株式会社イムラ、株式会社INPEX、カルビー株式会社、株式会社交通新聞社など

その他おすすめのファイル転送サービス

Filemail
OKURN(オクルン)
SkeedFileMessengerX
どこでもキャビネット
グローバルセキュアデータ転送サービス
おくりん坊


ファイル転送サービスを検討するときの3つのポイント

ファイル転送サービスを選ぶポイントは以下の3つです。

ポイント1. 操作のしやすさ
ポイント2. 送信可能なファイル容量
ポイント3. セキュリティ

次にそれぞれのポイントを具体的に解説します。

ポイント1. 操作のしやすさ

ファイル転送サービスには無料のツールもありますが、それらの多くには広告が入っていて、無駄な遷移が多く存在します。そのため、ひとつのファイルを送信するのにも時間がかかります。それも広告が表示されない有料プランであれば、遷移もシンプルでスムーズにファイルを転送できるため、業務の効率化に効果的です。

一般的なファイル転送サービスでは、指定のWebサイト上にファイルを一度アップロードして、URLやパスワードを送信相手に通知してファイルを共有します。

しかし、同じサービスのIDを持っていなければ共有できないこともあるため、多くの取引先とやり取りをするのであれば、QRコードなどでファイルを共有できるサービスを選ぶと良いでしょう。送る側も受け取る側も操作が簡単になります。

また、サービスの利用に慣れていない従業員が多いようであれば、シンプルなデザインのものや、誰でも操作できるわかりやすいUIが施されているものを選ぶと良いでしょう。複雑なデザインや、小さく大量の文字には一見しただけで拒否反応を示す方もいるため、シンプルなものを選ぶことで試してもらいやすくなります。

操作に不安が残るのであれば、サポート体制を重視して選ぶのもひとつの手です。メールだけではなく、チャットや電話ですぐにわからないところに答えてくれるサービスであれば、難なく使いこなせるでしょう。

ポイント2.送信可能なファイル容量

一度に転送可能なファイルデータの容量は、少ないものだと500MB、大きなものになると2TBと、利用する転送サービスによって大きく異なります。大量の画像や動画・図面など、大容量のデータを大量に送信しなければならない方は、最初から大容量を転送可能なサービスを選ぶことをおすすめします。

しかし、さほど利用頻度は高くないにもかかわらず、大容量プランの契約を結ぶのは、コストパフォーマンスの面から見て、決して良いとは言えません。自社が毎月どれくらいの容量のデータを送信しているのかを確認したうえで、最適なプランを選びましょう。

現在存在するファイル転送サービスの多くは、容量とユーザー数をもとに月額料金を設定しています。お得な法人プランや年払いプランを設定しているサービスも多いため、各プランの料金を比較したうえで最もコストパフォーマンスの高いものを選ぶようにしてください。

さほど利用頻度が高くないようであれば、従量課金制度を導入しているサービスを選ぶことで支出を最小限に抑えられます。

ポイント3.セキュリティ

大変便利なファイル転送サービスですが、業者のサーバーを通じてデータを共有するため、情報漏洩のリスクが発生することも事実です。そのため、ISMSクラウドセキュリティ認証登録を受けている企業や、金融機関の実績が豊富な企業は信頼性が高く、実際に人気があります。

セキュリティ面が評価されているサービスの多くは、送信時にデータのウィルスチェックをして感染を防いだり、ファイルを暗号化してデータの流出を防いだりと、技術的対策を講じています。IPアドレスによるアクセス制限や二段階認証を実施して、不正ログインを防止するなど、利用制限機能を設けているサービスも珍しくありません。

さらには、情報漏洩に関するトラブルが発生した際にもすぐに対応できるように、ログを保管して原因追及や復旧ができるようにしているサービスはバックアップ体制が整っていて頼もしいものです。データセンターを複数設けて、災害発生時の被害を最小限に抑えている業者も存在します。

外部にファイルを転送する際には、情報漏洩のリスクが常に付きまといます。大切な企業や個人情報を守るためには、セキュリティ対策を重視してサービスを選びましょう。

参考:おすすめメール暗号化ソフト5個を比較!料金、セキュリティ、サポート内容など


まとめ

本記事では、おすすめのファイル転送サービスを21選紹介しました。

選ぶポイントとしては、操作のしやすさ・ファイル容量・セキュリティを比較して決めると良いでしょう。

本記事の情報を参考に、自社にフィットするファイル転送サービスを見つけてください。

参考にしたサイト

【2024年版】ファイル転送サービス26選!比較表で紹介|ITトレンド
【2024年】大容量のファイル転送サービス15選を比較!無料版(個人)と有料版(法人)の一覧表 | ITreview Labo
ファイル転送サービス比較14選。法人向けを図解でわかりやすく | アスピック|SaaS比較・活用サイト
【2024年版】ファイル転送サービスおすすめ7選<法人・個人>を徹底比較!(無料あり) – NotePM
ファイル転送サービス13選を厳選比較【2024年最新】|PRONIアイミツ SaaS
【2024年版】おすすめのファイル転送サービス27選を徹底比較! – 起業LOG SaaS
【2023年度版】ファイル転送サービス​10選!無料と有料の違い徹底比較 – Qastラボ

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