【2024年最新版】QRコード決済サービスおすすめ8選を比較!選び方も紹介

キャッシュレス化の促進に合わせて、QRコード決済の導入がマストとなる時代が近づいています。しかしQRコード決済を利用したいと思っても、いろいろなサービスがあって迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。

QRコード決済を利用して利益を高めるためには、いち早く導入することが大切です。今回はQRコード決済サービスの選び方について解説したうえで、主要のサービス8社を比較しました。

掲載している8社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

QRコード決済サービスおすすめ8社比較表

掲載サービスのピックアップ方法としては、既存のまとめサイト9個分の情報から、紹介されているQRコード決済サービスをスコアリングしました。各サイトで紹介頻度の高いものを登場回数順にまとめなおしているので、この記事を読めば効率良くQRコード決済の情報を入手できるはずです。ぜひ参考にしてください。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年5月時点のものです。


<比較表>QRコード決済サービスおすすめ8社

QRコード決済サービス 比較表

本記事で紹介している8社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


QRコード決済サービスの選び方

QRコードを利用した決済サービスの種類は増えているため、どれを選べばいいかわからないという方も少なくありません。選定する際に確認すべき項目をおさえておきましょう。

キャッシュレス・消費者還元事業の対象か

「キャッシュレス・消費者還元事業」は政策の1つで、キャッシュレス決済を推進するための政府の動きです。この政策では中小・小規模事業者のキャッシュレス決済の導入支援を行っています。

支援の内容は以下の通りです。

  • 会計の5%を還元するので集客率に影響を与えられる
  • 端末費用や導入費用の負担なし
  • 決済手数料3.25%以下(期間中はさらに3分の1を国が負担)

参考:キャッシュレス決済端末の支援について

中小・小規模事業者にとって導入のハードルが下がるので必ず利用したい政策ですが、この支援は当事業に参加している決済サービスのみに適応されます。事業に参加し、支援の対象となっているサービスを選ぶようにしましょう。今回紹介する5つはどれもキャッシュレス・消費者還元事業の対象なので安心してください。

サービスの特徴

QRコード決済サービスは、当然それぞれに特徴があります。自社のニーズと照らし合わせて、最適なものを選びましょう。

例えば今回紹介する主要5社は、以下のようなニーズと対応しています。

  • コストを抑えたい方 ⇒ PayPay・LINE Pay
  • 中国観光客向けに導入したい ⇒ PayPay・LINE Pay
  • 楽天ユーザーを集客したい ⇒ 楽天ペイ
  • ドコモユーザーを集客したい ⇒ d払い
  • クーポンなどを利用したい ⇒ Origami Pay

コスト

コストは導入時にかかる初期費用だけではなく、店舗側が負担する手数料などもあわせて確認しましょう。ただ現在は無料導入できたり、期間限定で手数料がかからないものもあります。とりあえず導入したいという方は、無料のものから試してみると良いでしょう。

利用ユーザー数・加盟店数

どれだけの人数が利用しているのかは指標の1つです。利用ユーザー数が多いほど、数多くのユーザーにアプローチをかけることができます。また加盟店数の数も、そのサービスの信頼を図るうえで重要です。


1.PayPay/PayPay株式会社

PayPay株式会社
スマホ決済を導入検討されている店舗様へ PayPayなら0円で導入いただけます – PayPay

  • 6,300万人超が利用しているため集客アップが見込める
  • QRコードを置くだけの簡単導入
  • 専用端末不要でスマホやパソコンがあれば導入できる
導入費用■PayPayマイストア 制限プラン:無料
■PayPayマイストア ライトプラン:1,980円
決済手数料■PayPayマイストア 制限プラン:1.98%
■PayPayマイストア ライトプラン:1.60%
実績株式会社チヨダ
株式会社ハイデイ日高
株式会社ホームドライ
株式会社AirX
新潟アルビレックス・ベースボール・クラブなど
入金サイクルPayPay銀行:最短翌日入金
その他の金融機関:最短翌々営業日入金
導入社数要問い合わせ

2.楽天ペイ/楽天ペイメント株式会社

楽天ペイメント株式会社
店舗用決済サービス – キャッシュレス決済をお店に導入するなら、楽天ペイ(実店舗決済)

  • 初期費用0円で月額費用などの固定費もなく、決済手数料のみのため気軽に導入できる
  • インバウンド決済に強みをもち、アジア各国で利用されているスマホ決済も利用可能
  • 振込指定口座を楽天銀行に設定すると振込手数料無料で365日翌日自動入金できる
導入費用無料
決済手数料2.95%
実績要問い合わせ
入金サイクル楽天銀行:最短翌日入金
その他の金融機関:最短翌営業日入金
導入社数要問い合わせ

3.d払い/株式会社NTTドコモ

株式会社NTTドコモ
スマホ決済の導入をご検討の店舗オーナーさまへ|キャッシュレスならd払い

  • 初期費用0円、QRコードを置くだけで気軽に導入できる
  • d払い・メルペイユーザー両方への集客効果が期待できる
  • 定期的にキャンペーンがあるため、売上アップを目指せる
導入費用無料
決済手数料2.6%
実績株式会社三河屋鈴木勘十商店
あゆみ接骨院&ボディラボ
ネイルサロンImpress 五反田店など
入金サイクル■月1回(月末締め当月10日入金)
■月2回(15日締め当月末入金、月末締め翌月15日入金)
導入社数要問い合わせ

4.au PAY/KDDI株式会社

KDDI株式会社
導入コスト0でリスクなし auユーザーじゃなくても使える、集客力アップが期待できるキャッシュレス決済|au PAY

  • 会員数 3,000万人を超え、集客増加を見込める
  • どの銀行からでも入金手数料が無料、入金サイクルも選べる
  • 管理サイト(au PAY for BIZ)上で店舗のクーポンを配信することができる
導入費用無料
決済手数料2.6%
実績鳥ダイニング 大木家
すしの田丸家田縁-DENEN-
ハレ時々うなぎなど
入金サイクル■月1回(末日締め⇒翌月末日払い)
■月2回(15日締め/翌月15日払い、末日締め/翌月末日払い)
■早期振込サービス(最短翌々営業日入金)
導入社数要問い合わせ

5.メルペイ/株式会社メルペイ

株式会社メルペイ
メルペイ加盟店申込 – メルカリのスマホ・QRコード決済

  • 決済の利便性向上だけでなく、メルカリとドコモ利用者の両方の集客が見込める
  • QRコードを置くだけで簡単に導入できる
  • 店舗に合わせて店舗読み取り式とお客さま読み取り式の2タイプの決済が可能
導入費用無料
決済手数料2.6%
実績株式会社ノムラテーラー
株式会社ベルク
サミット株式会社など
入金サイクル■月1回(月末締め、翌月10日払い)
■月2回(15日締め/25日払い、月末締め/翌月10日払い)
導入社数要問い合わせ

6.ファミペイ(Famipay)/ファミリーマート

ファミリーマート
街のお店でご利用

  • 多くの人が使っているファミリーマート利用者の集客が見込める
  • 国内16,263店舗あるファミリーマートでチャージ可能
  • 店舗読み取り式と利用者読み取り式の2種類から選択できる
導入費用要問い合わせ
決済手数料要問い合わせ
実績要問い合わせ
入金サイクル要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

7.ゆうちょPay/株式会社ゆうちょ銀行

株式会社ゆうちょ銀行
ゆうちょPay-ゆうちょ銀行

  • 面倒な審査や年齢制限がなくゆうちょの総合口座を持っていればだれでも利用できる
  • 代金は利用者の登録口座から即時引き落としされる
  • 決済日の翌営業日に入金されるため、早期の資金回収が可能
導入費用無料
決済手数料要問い合わせ
実績要問い合わせ
入金サイクル決済日の翌営業日
導入社数要問い合わせ

8.WeChat Pay/Tencent Japan合同会社

Tencent Japan合同会社
微信支付 – 中国领先的第三方支付平台 | 微信支付提供安全快捷的支付方式

  • 中国国内で多くの人が利用するメッセンジャーアプリに付随する決済機能
  • 中国人の集客が見込める
  • 店舗読み取り式と利用者読み取り式の2種類がある
導入費用要問い合わせ
決済手数料要問い合わせ
実績要問い合わせ
入金サイクル要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

QRコード決済サービスは複数のサービスを導入するのもOK

QRコード決済サービスは、現段階だとほかの決済サービスよりも導入への負担が少ないです。そのため、あえて1つのサービスに限定する必要はありません。

複数サービスを導入することで決済の選択肢が増えるので、顧客満足度のアップにつながります。コンビニを始め、複数のQRコード決済サービスを導入している店舗も増えてきています。

もし特に懸念点が思い浮かばないのであれば、複数サービスを導入しても良いでしょう。今回紹介したサービスであれば認知度が高く利用者数も多いので、一度すべて導入してから精査するのもおすすめです。


まとめ

今回は主要のQRコード決済サービスと選び方のポイントを紹介しました。QRコード決済サービスは多くのサービスがありますが、最初は知名度が高いサービスから選んでいけば特に大きな問題はありません。

今回紹介した8つだけでも特徴が異なります。「インバウンド対策をとにかく進めたい」といった明確な目的やビジョンがあれば、ニーズに合ったものを選ぶのが良いでしょう。

「とりあえず使ってみたい」という場合はサービスを絞り込まず、主要サービスをすべて入れるのもおすすめです。

参考にしたサイト

「キャッシュレス決済」おすすめ比較[2024年]|ザイ・オンライン
QRコード決済6種類を徹底比較!選び方や導入メリットを解説|クレジットカード決済代行の株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT,旧:ベリトランス株式会社)
キャッシュレス決済アプリのおすすめ人気ランキング9選【徹底比較】 | マイベスト
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QRコード決済おすすめ8選!種類別の選び方・導入方法を解説 | ペイレポ!|EPARKペイメントサービス
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