実際のSEOベンダーが解説、SEO対策の費用相場と費用対効果まとめ

検索エンジンからの流入、特に自然検索結果からの流入の獲得を目的としたSEO(検索エンジン最適化)の重要性はWebマーケティング手法のうちでも最も重要であると多くのWeb担当者様に認識されています。

このSEOは、取り組む際には自社だけではなかなか対策が難しく、多くの場合ベンダーと共に対策を行っていく事になります。ただしパートナーともいえるこのベンダー・業者選びが非常に難しいのが現状です。

また様々な施策や契約形態があり、どのプランを選べばよいのかわかりにくいということもベンダー・業者選びを難しくしている理由のひとつです。

ベンダー・業者を選ぶ際にどういった点に注意すればいいのかをまとめました。この記事を読めばトラブルを減らすことができるでしょう。

この記事では実際にSEO関連サービスを提供しているサクラサクマーケティングが執筆しており最近のSEOサービスの現状に沿った内容となっています。

検索エンジン=Googleの最近の傾向を含めてご紹介しますので、自身のサイトにとってどの施策が適当なのか、費用はどれくらいかかるのかの参考にしてください。

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目次


※本記事はサクラサクマーケティング株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。


SEO施策と費用感一覧

はじめに、主なSEO施策と費用を一覧にまとめました。

施策ごとに達成すべきゴールや手法が異なり、達成の難易度や規模によっても費用が異なります。単純比較は難しいものの、各施策のおおまかな費用相場としてください。

施策サービスゴールやKPI費用費用対効果備考
SEOコンサルティング・ターゲットキーワードの上位表示
・問い合わせ等のCV数
・サイト全体のオーガニックセッションオーガニックセッション
20万~200万円/月中~高半年~2年で内製化への移行が可能
コンテンツSEO・コンテンツページのオーガニックセッション
・問い合わせ等のCV数
5万~30万円/1記事サイト全体の評価上昇でコンテンツ領域以外も順位上昇効果あり
成果報酬型リンクSEOターゲットキーワードの上位表示1キーワード月額数万~数十万円ペナルティや順位変動のリスク高
固定報酬型リンクSEOターゲットキーワードの上位表示1キーワード月額1万~10万円ペナルティや順位変動のリスク高

一時期はベンダーが提供するSEO施策の殆どがリンクSEOでしたが、検索エンジン側のリンクSEO、リンク施策への対策が進みリスクが大きくになるにつれコンサルティングとコンテンツ提供によるSEO施策が主流となって来ています。

SEOの施策効果・費用対効果についての考え方

SEOとよく比較対象に挙げられるリスティング広告については、広告費をかけた期間だけアクセスが獲得できるので、即時に効果が反映され、費用対効果も明確です。

一方で、SEOでは以下のような特性があり、効果や費用対効果の測定を難しくしています。

  • 行った施策が順位に反映されるまでに時間を要する場合が多く、長期視点をもってリターン回収を行う必要がある。
  • SEOでは競合と検索結果枠の取り合いとなり、勝てなければリターンがゼロになる場合もある。
  • 一方で、上位に食い込むことができれば長期的・圧倒的なリターンを得られる。
  • 成功のためには本気でSEOに取り組む必要があり、ベンダー任せではなく社内担当者を含めしっかりコミットすることが求められる。

上記のような特性より、短期でPDCAを回し、費用対効果からロジカルに投資判断を行う企業ほど苦手な傾向が見られます。

投資判断として難しいSEOですが、Web集客、Webマーケティングに占める検索エンジンからの自然流入(リスティング広告以外)の割合は圧倒的に大きく、Webからの成果を最大化する上では必ずと言っていいほど必要です。難しいからと言って投資をしないという判断は危険です。

ではどうやって投資判断をするのか、パートナーとなるSEOベンダーを選ぶのか、まずは各施策の概要・特徴や注意点、効果が出るまでの期間と費用対効果を説明した上でお伝えいたします。
まずは結論を知りたいという方は記事の後半にありますので、そちらを参照ください。


各施策の概要・特徴や注意点、効果が出るまでの期間と費用対効果

SEOコンサルティング

SEOコンサルティングの費用相場

サイトの規模別でみると、費用相場は下記のとおりです。

  • 小規模なコーポレートサイトなど:20~30万/月
  • 中規模やコーポレートサイトやサービスサイト:30~100万/月
  • 大規模コーポレートサイトやデータベースとの連携により動的なコンテンツ生成を行っている大規模サービスサイト:50万~200万/月

SEOコンサルティングの費用は主にサイト規模と提供ベンターによって異なりますが、以下のようなサイトではSEOコンサルティング費用があがる場合があります。

  • リニューアルを控えている。
  • これまでサイトにあまり手が入れられておらず、サイト内にSEO不全点が多い。

SEOコンサルティングの効果が出るまでの期間

SEOコンサルティングの効果が出るまでには、約1年と見ておきましょう。なぜなら、1つの施策を実施して実装、反映され検索エンジン側に反映されるのに最長で6ヶ月程度見ておく必要があるからです。いくつかの施策を複合的に実施するSEOコンサルティングでは、まとまった成果を得るまでに1年程度必要になります。

そのため、スタート時にいくつの施策をどれくらいの期間をもとに、どのような中間KPIを設定して実施するのか?というすり合わせを行うことをおすすめします。その後に実施有無を判断すべきです。

SEOコンサルティングの費用対効果

SEOコンサルティングの費用対効果は2年換算で約2~10倍の直接ROI、と見ておけば良いでしょう。サイトの規模や状況、ビジネス構造によって異なりますが、2年換算で2倍のROIが見込めないSEOコンサルティングであれば、他の施策を実施した方が良いです。ROI2倍というのは、2年間で2000万円投資した時のリターン(売上)が、4000万円得られる、ということです。

直接のROIで2年換算2倍となった場合、自然検索流入の特徴から間接効果では4~20倍、3年目以降のROIで考えればそこからさらに1.5倍の6~30倍のROIが見込め長期的には圧倒的に費用対効果がいい施策と言えます。

費用には、コンサルティング費用のみならず、コンテンツ作成などの社内外の稼働リソースを含めて計算します。
具体例をいかに示します。

  • コンテンツ制作費
  • コンテンツ追加制作費
  • サイト改修Web制作費
  • システム改修費
  • 社内ディレクション費

また、直接のリターン以外のも以下のような副次効果もあります。

  • コンサルティングのノウハウの吸収による社内への定着
  • SEO以外の領域のWeb全体構造の最適化によるCVR向上効果
  • インハウスSEO担当者の育成

SEOコンサルティングの概要・特徴

個々のキーワードに対する施策にとどまらず、サイト内部を総合的に見ながらKPI設定・ターゲットキーワード(またはキーワード群)の設定・取るべき施策の洗い出しや優先度設定・内部の改善指示などを行うプランです。

時には、特定サイトのSEOだけでなく、サービス全体もしくは会社全体のSEOを成功させることがゴールとして設定します。

費用はサイトの規模やミッションの大きさや対応する範囲によっても異なりますが、月額で20万~300万円と幅広いのが特徴です。

検索エンジンの動向

検索エンジンGoogleの最近と動向として、実際にその企業やそのサービスがどういった評価をうけているのか?をWeb上から読み取り検索順位へと反映しようとしている、といった傾向が見られます。

Webサイトの充実やSEOテクニックだけでは大規模サイトの評価、順位を逆転できないような傾向が続いており、サービス全体や会社そのものへのSEO視点のでコンサルティングが必要となってきています。

SEOコンサルティングの流れ

Webサイト内部をSEOに適した仕様・構造にするために、SEO課題のヒアリングやサイトの調査を行い、内部対策指示書の作成などを通してWebサイトの成果向上や課題の解決を行います。

一般にサイト内部にSEO不全点が多いうちは成果が劇的に伸びます。サイトが整ってくるに従って伸びが鈍化してきますがさらに成長させるために、コンサルタントとクライアントが一体になってより複雑なシステム要件の実装、コンテンツ施策への取り組み、全社を巻き込んだ取り組みが必要となってきます。

他にも社内SEOの内製化のサポートを行ったり、インハウスSEO担当者の教育・育成や、セカンドオピニオン的な立ち回り行うこともあります。

SEOコンサルティングの注意点

施策の性質上、作業範囲や納品物があいまいになることが多いため、契約前にあらかじめ明確化し、合意することをオススメします。

内部コンサルティングの場合、サイトの改修指示が増えることになりますが、サイトの改修自体は一般的にサービスに含まれないため、コンサルティングに合わせて改修のリソース確保も必要です。

コンテンツSEO

コンテンツSEOの費用相場

コンテンツSEOの費用相場としては、コンテンツ制作費が下記のとおりです。

  • 【一般記事】1記事あたり(2,000文字~4,000文字)5万~15万
  • 【監修記事】1記事あたり(2,000文字~4,000文字)10万~30万

記事公開をした際に、法務的リスクがある記事は監修者をつけたり専門家に執筆してもらう必要があるため、一般的な記事よりも価格が上がります。

また、最近では長文のコンテンツを作成し、ビッグワードでの上位表示を狙うことが増えているため、下記の相場感の記事もあります。

【長文記事】1記事あたり(10,000文字~)25万~

コンテンツSEOの効果が出るまでの期間

コンテンツSEOの効果が出るまでには、約3ヶ月~約1年と見ておきましょう。コンテンツSEOの効果が出る期間は状況により大きく変わります。3ヶ月で効果(成果)を出すには3つの条件が必要です。

コンテンツSEOが早期に成果を上げる上で必要なのは、早期にアクセスを生む「すでにサイト内に記事が複数ある」「狙っているキーワードの分野である程度順位がついている」の2点と、広告などでコンバージョン、売上を獲得する仕組みが整っているという点です。

上記3点がそろったサイトであればコンテンツで集客し、LPなどに流し込むことで約3ヶ月で結果を得ることができます。上記3つの条件が整っていないサイトであればアクセスを集めるまで、アクセスを売上につなげるまでにPDCAが必要となりおよそ1年成果が出るまでに必要です。

サイトの状態による期間の差

また、売上の手前の指標となるアクセスの効果が出る期間もサイトの状況によって変わってきます。

  • すぐに効果が出る場合(アクセス)
    すでにサイト内に記事が複数あり、狙っているキーワードの分野である程度順位がついているのであれば、コンテンツSEOでアクセスが生まれるのは記事公開からそれほど期間を要しません。早い例では記事公開当日からアクセスが目に見えて増えます。
  • すぐに効果が出ない場合(アクセス)
    コンテンツSEO施策は、状況により必ずしも即効性があるわけではないことに注意が必要です。これまでコンテンツに力を入れていなかったサイトの場合、アクセスが集まり始めるまでに通常半年~1年ほどかかります。施策開始後の追加コンテンツ数が100記事に到達する時期が1つの目安となります。

コンテンツSEOの費用対効果

コンテンツSEOの費用対効果は1年換算で約2~5倍の直接ROIと見ておけば良いでしょう。SEOコンサルティングと比較すると行う施策の種類が少なく、早く投資対効果の検証が可能です。

コンテンツSEOの費用対効果が劇的にあがる条件としてはビッグワードでの上位表示があります。長文のコンテンツでの施策が増えており、1記事あたりの価格が高騰してきていますがビッグワードで上位表示出来た場合は投資を圧倒的に回収できる成果、ROIが見込めます。

コンテンツSEOもSEOコンサルティングと同じく自然検索流入の特徴より、直接のROIで1年換算2倍となった場合、間接効果では4~10倍、2年目以降のROIで考えればそこからさらに1.5倍の6~15倍のROIが見込め長期的には圧倒的に費用対効果がいい施策と言えます。

コンテンツSEOの概要・特徴

コンテンツSEOは文字通り、コンテンツを活用したSEO対策手法です。検索エンジンでは今すぐにサービスへの申し込みを行いたいユーザーだけでなく、何かを知りたいために検索しているユーザーが数多くいます。

コンテンツSEOでは主にこういったユーザーのアクセスを獲得し、将来の成果に結びつけることを目的としています。

もちろんこういった「そのうち客」や「もうすぐ客」だけでは費用対効果が合わない場合がありますが、ここ最近の検索エンジンの傾向として、こういった「そのうち客」や「もうすぐ客」が欲しているコンテンツをサイト内部でしっかりと用意することにより「いますぐ客」が検索するようなモチベーションの高いキーワードで上位表示される傾向があるためSEOコンサルティングと並行して取り組まれることが多い対策です。

検索エンジンがより「コンテンツ」を評価できるように進化

コンテンツSEOが広まった背景として、検索エンジンの進化により、キーワードを検索したユーザーの「知りたいこと」をより的確に把握し、「知りたいこと」に対してよりマッチした検索結果を返せるようになってきたことが挙げられます。

コンテンツを拡充することは検索エンジンのトレンドにもマッチしており、Googleはユーザーの役に立つコンテンツを積極的に評価するようになりました。

コンテンツがユーザーの役に立つためには信頼性・専門性が担保されているかどうか、ユーザーの質問に回答できているかどうか、情報が網羅できているかなどが重要なポイントになります。

コンテンツSEOではペナルティのリスクが少なく、契約終了後もコンテンツが公開されている間は資産となり続けるメリットもあります。

コンテンツSEOでは記事買取型が大半

コンテンツSEOのプランでは、コンサルティングが付随していると明示されていない限り、記事の買い切り型となります。

費用は、記事の文字数や質、誰がライティングするかにもよりますが、1記事数万~10万円が相場と言えます。
医療・健康や法律・美容・金融などの分野では専門家ライター、監修者のアサインが必要になり、費用が倍以上になる場合があります。

コンテンツSEOの注意点

コンテンツSEOでは、ユーザーの知りたいことに的確に応える記事を作成すれば非常に大きなトラフィックを生むことができます。

理由の1つとして、ユーザーが検索エンジンを使う場合、サービスに申し込みたいというよりも、何か知りたいことがあるという方が圧倒的に多いためです。

それゆえにコンテンツSEOがアクセスアップのためだけの施策になることがあるため、注意が必要です。

コンテンツSEOのターゲットは主に「知りたいこと」があるユーザーであるため、今すぐ購入したい・行動を起こしたいというフェーズからは離れていることがあります。そのためアクセスが増えてもコンバージョンが増えないといったことが起こり得ます。獲得したアクセスを資料請求や問い合わせなど成果につなげるために別途施策が必要です。

発注側と提供側の齟齬

また、よくあるベンダーと発注側の齟齬としては、コンテンツSEOの記事はキーワード順位やSEO流入、「知りたい」というユーザーニーズを主眼に置いているがために、役に立つ記事ではあるけれども面白みに欠けるなど、SNSといった他チャネルから流入したユーザーには最適化されていません。この特性をしっかりと把握し目的にあわせて記事作成を行う必要があります。

また、当たり前ではありますが意図しないメッセージを発したり、炎上を引き起こすなど自社のブランドを毀損(きそん)してしまうリスクがありますので、自社でしっかりと確認する必要があります。

デメリットやリスクはありますが、これらそれぞれについてクリアしながら進めていけばSEOの強力な施策になることは間違いありません。

リンク構築型SEO

リンク構築型SEOの費用相場

リンク構築型SEOの価格設定はキーワード毎の価格になり、費用相場としては下記のとおりです。

  • 固定報酬型 1キーワード 3万~100万/月
  • 成果報酬型 1キーワード 9万~300万/月

キーワードの上位表示難易度によって価格が大きく変わり、難易度が高いキーワードほど高額となります。
難易度は単純に言うと競合がどれほどいるか。競合がどれほど対策を行っているかによって決まります。

ベンダーにより独自の難易度設定ロジックがあり、キーワード毎に見積もりを行うことが一般的ですので、複数のベンダーから見積もりを取ることをおすすめします。

リンク構築型SEOの効果が出るまでの期間

コンテンツSEOの効果が出るまでには、約1ヶ月~約半年と見ておきましょう。

難易度が低いキーワードであれば1ヶ月をまたず効果がでます。難易度が高いビッグワードは半年かかる場合もありますが、SEOコンサルティング、コンテンツSEOと比べると短期に成果がでます。

リンク構築型SEOは施策の内容や効果が出るための条件がシンプルで他のSEO施策と比べる短期間で投資判断が可能で、サイト改修や社内担当者との連携も少なくすみ、個別の施策として試したりできるという利点があります。

リンク構築型SEOの費用対効果

リンク構築型SEOの費用対効果は1年換算で約4~20倍の直接ROIと見ておけば良いでしょう。

行う施策としてベンダー側で用意したリンクサイトより自社サイトに向けてリンクを設置するというシンプルなもので、サイト側の改修が少なくすみ、狙うキーワードも費用対効果見込みが高いキーワードをピンポイントで狙うためROIが非常に高くなります。

リンク構築型SEOはSEOコンサルティング、コンテンツSEOと比べるとピンポイントで順位上昇を狙うため間接効果が小さくなり、基本的には直接ROIのみで判断を行ったほうがいい施策と言えます。

効果が出るまでの時期が短く、費用対効果も高いリンク構築型SEOですが、後述の注意点詳しく記載しますが現在では施策に対するペナルティリスクが大きくなってきており単純な費用回効果だけではなくリスクを含めた判断が必要です。

リンク構築型SEOの概要・特徴

リンク構築型のSEOは古くからある施策形態の1つで、サイト外部からの施策であることから、外部対策と呼ばれることもあります。

ただし、現在では弊社、サクラサクマーケティングとしては外部リンク施策に注力して行うことはお勧めしておりません。この施策ではターゲットとなるキーワードを決めた後、その順位を上昇させることを目的として、対策サイトに業者が作成したサイト(サテライトサイト)からリンクを構築します。

確かに以前の検索エンジンにおいては、リンク構築による評価が順位に対して圧倒的大きなウェイトを占めており、リンク構築型のSEO対策が非常に効果的であったのは事実です。

ただ現在では、検索エンジンの順位決定アルゴリズムは複雑になっており、被リンクの評価だけで順位が上がるケースは少なくなっています。

こうした検索エンジンのトレンド変化や、リスクを踏まえて、リンク構築型のプランはおすすめできるSEO施策ではなくなってきました。

それでもサービスを検討される場合には、リンク構築に加えてサイト内部の改善指示書やSEOコンサルティング的なアドバイスがサービスに含まれているケースもあり、どこまでサポートしてくれるか事前に確認することをお勧め致します。

成果報酬型リンクSEO

成果報酬型のリンクSEOとは、あらかじめ決めたターゲットキーワードが上位にランクインした日数に応じて費用が発生するSEOの契約形態の1つです。

キーワードの順位のみを成果としていますので、上位にランクインしなければ費用が発生しないのがメリットです。

費用については、キーワードを指定して契約が行われ、日次単位で設定し、金額は上位表示させるための難易度・競合度に応じて上昇します。

検索数の多いビッグワードをターゲットとすることが多く、難易度の高さから1キーワード1日あたりに設定される金額は数千~数万円のことが多く、毎月の支払額は数万~数十万円となります。

毎日ランクインして支払い額が大きくなる場合は、あらかじめ上限金額を設定する場合があります。上位表示した場合は金額の負担が大きくなったり一定期間は解約できないなどの制限がつきます。

固定費用型リンクSEO

固定費用型のリンクSEOでは、成果報酬型と同様にターゲットキーワードを定めるものの、上位表示しているかどうかにかかわらず費用が発生する契約形態です。

キーワード順位によらず費用は発生しますが、成果報酬型に比べて上位表示を達成した場合の費用が抑えられるのがメリットです。

1キーワードあたりの月額費用は成果報酬型と同様に難易度によって上下しますが、月額1~10万円が目安です。

リンク構築型SEOの注意点

検索エンジン、特にGoogleの変化は激しく、昔は効果的であったリンク構築型SEOは今では効果が出にくくなっています。そればかりか、Googleは順位を操作するために構築されたリンクを受けているサイトにペナルティを与えることがあります。

ペナルティを受けてしまうと順位が下落してしまうことはもちろんのこと、ペナルティを解除するために多大な費用とコストがかかってしまいます。(ペナルティを受けた場合の解除作業についてはリンクSEOのサービス内に含まれていないことが多く、確認が必要です)

加えて、Googleはペナルティの履歴を参照していると言われており、ペナルティを解除したとしてもその後のSEO対策に悪影響が残ります。

悪質な業者に注意

リンク構築型SEOを提供しているSEO業者の中には悪質なケースもあり注意が必要です。中には「ペナルティを受けてしまった」「業者がリンク削除の対応をしてくれない」「業者と連絡が取れなくなった」といったご相談をいただく場合もあります。

また、近年では特にペナルティを受けなくともGoogleのアルゴリズム変化により上位安定していたキーワードが下落してしまうケースが多く見られ、リンク構築型SEOでは少数のキーワードにターゲットを定めるが故に、順位が下落した場合のリスクが非常に大きくなっています。

もしリンク構築型のSEOサービスを検討されている場合は、特定キーワードの順位指標が自社のサービスにとってどれだけ重要なのか、リスクを取る価値があるのか、考える必要があります。


SEO業者やプランを選ぶ際の注意点

SEOを外注するにあたっては、予算と費用面の折り合いをつけるのはもちろんですが、業者やプラン選びも非常重要なポイントです。以下のようなポイントは押さえた上で選ぶ事をオススメします。

1.あらかじめ発注者自身が解決したいSEO課題をできるだけ明確にする

課題としては例えば、売上、資料請求数、アクセス、順位といった数値的な指標や、SEOノウハウや人的リソース不足といった社内事情などがあります。

業者に現状や課題を伝えた上で、提案されたプランが課題の解決に向けて進めるものなのかどうかを判断します。

2.業者の得意分野に偏った提案や、メリットばかり強調してデメリットに触れないような提案を受けていないかどうか

業者には得意分野・不得意分野がありますが、売りたいサービスありきでの提案では実際に成果につながらない場合も出てきます。

まずは得意分野が何かをヒヤリングし、その分野、サービスで見込まれる成果は何か、逆に成果が分野、サービスでは見込めない成果は何かをしっかりとヒヤリングして判断する必要があります。

3.担当者や会社の立ち位置や現在の検索エンジン上でのポジショニングを理解した上で提案してくれているか

SEOにもこうすべきといった「べき論」はありますが、担当者や会社の立場を第一に考えたSEO戦略を提案してくれているかどうかは見定めておくべきです。

4.SEOの施策や効果が出るまでの期間を説明してもらえるかどうか

SEOは施策効果がわかりにくく、効果が出るまでの期間もまちまちですので、どういった施策であればどのくらいで成果が見えるか説明してもらえるかどうかも注意しておくべきポイントです。

5.可能であれば第三者からその業者の評判を聞いて、対応に問題なかったかどうか確認しておく

SEO業者の中には、残念ながら契約後連絡がとれなくなったり、不誠実な対応を行うものもいると聞きます。そのようなことを避けるためにも、すでにその業者との取り組みを行った実績のある第三者に聞いてみるのが効果的です。難しい場合はWeb上のコミュニティなどで質問されてみることがおすすめです。


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