生徒数が増える塾のチラシの作り方と「反応率」を高める5つのコツ

塾の集客においてチラシの利用が有効な一手ですが、「思うように生徒数が集まらない」「あまり効果を実感できていない」というケースも多いのではないでしょうか。

テンプレートどおりにチラシを作るだけでは、なかなか効果は期待できません。ターゲットを明確にして、行動を起こしやすくする工夫をすることで、チラシの反応率が高まります。

本記事では、塾のチラシを作る手順を丁寧に解説したうえで、反応率を高めるためのコツや、効果的な配り方まで解説しています。

本記事を最後までお読みいただければ、反応率の高い塾のチラシが作れるようになります。

塾の集客方法として、ネットを使った施策についてまとめた以下の資料も参考になるかと思いますので、ぜひお手元においておいてください。
選ばれる学習塾になるためのデジタル施策


反応率の高い塾のチラシからわかった、チラシ作成における5つのコツ

そもそも反応率の高いチラシには、以下の5つの特徴があります。

  • 誰に何を伝えるかが明確である
  • ターゲットに響くキャッチコピーがある
  • オファー(特典)が掲示されている
  • 口コミやレビューなど客観的な情報がのっている
  • 生徒の顔写真が掲載されている

これら5つの要素を満たせば、チラシの反応率を高めることができます。それでは5つの特徴について、より詳しく解説していきます。

参考:チラシのデザインで損してない?反響を出すための4つのコツ
   売れるチラシを作成するコツは?7つの基本を押さえて反応率アップ! | ラクスルマガジン

要素1.誰に何を伝えるかが明確である

チラシを作る際には、まず誰に何を伝えるのかを明確にしなければなりません。ターゲットを絞らず漠然としたチラシでは、誰も反応してくれなくなってしまいます。塾の場合保護者がチラシを見て子供を塾に入れようというケースが多いので、保護者が何を求めているのかを考えましょう。

例えば周りの生徒と一緒に学習する集団塾と、生徒1人1人のレベルに合わせる個別指導塾ではアピールするポイントが違います。保護者が塾に対して何を求めているのか、自分の塾の強みは何なのかを明確にすることが必要です。

チラシを作る際には、ターゲットを絞って、そのターゲットに何を伝えるべきなのか明確にしましょう。

要素2.ターゲットに響くキャッチコピーがある

ターゲットが決まったら、次はターゲットに響くキャッチコピーを作ります。心に刺さるキャッチコピーが作れれば、ターゲットは自分に向けて言ってくれていると意識してくれます。その結果、チラシの詳細を読み進めてくれます。

キャッチコピーを作るポイントとしては、ターゲットが何を求めているのか明確にすることです。例えば子供を〇〇高校に合格させたい保護者をターゲットにするのであれば「〇〇高校を目指す生徒の保護者の方へ」といった形で、ターゲットの心が動くようなキャッチを考えましょう。

ターゲットに響くキャッチが作れれば、チラシを詳しく読んでもらえるようになり、入塾につながりやすくなりますよ。

要素3.オファー(特典)が掲示されている

反応率が高いチラシには、オファー(特典)が掲示されています。オファーのないチラシの場合、なかなか行動に移してくれません。塾のチラシで使えるオファーとしては、価格オファーと成績保証オファーがあります。

価格オファーは「〇〇日までに申し込みをしてもらえると、入塾金無料!」といった無料・割引を使ったオファーです。他にも「無料講習会受付中」といったオファーもあります。価格オファーを使う時は、期日とセットにしましょう。今申し込めばお得になるという心理が働けば、チラシの反応率が高まります。

成績保証オファーは「入塾後2学期以内にテストで20点以上アップしなかったら、3学期目の授業料免除」といった、成績が上がらないときの保証をするオファーです。生徒に直接指導できる個別指導塾が使いやすいオファーですね。保護者の不安な心理を取り除くことで、チラシの反応率が高まります。

チラシを受け取った人が行動に移しやすいように、魅力的なオファーを用意しましょう。

要素4.口コミやレビューなど客観的な情報がのっている

お客様の口コミやレビューなど客観的な情報がのっていると、チラシの反応率が高まります。

塾側からいくらいいところをアピールしても、チラシを受け取った人は「この情報は本当に正しいのか」という疑問を抱いてしまいます。

しかし実際の生徒の口コミやレビューがあると、チラシを受け取った人からの信頼性がアップします。「塾に通って〇〇点アップした」「先生が優しい」「教室の雰囲気がいい」といった口コミを集めて、チラシに掲載しましょう。そうすると「この塾は本当に成績が上がるんだ」「雰囲気がよさそう」という認識をして、入塾につながりやすくなります。

客観的な情報は説得力を上げるので、口コミやレビューはぜひチラシの中に入れましょう。

要素5.顔写真・本名入りで生徒の声を入れる

実際に塾に入っている生徒の声を入れることで、チラシの説得力が高まり、反応率も上がります。

生徒の声は、顔写真・本名とセットで入れることをおすすめします。顔写真がないと本当に生徒が言ったことでも、塾側が用意したのではないかと思われてしまう危険があります。

〇〇中学3年生の〇〇さんの声「この塾に通って、数学の点数が20点アップしました!先生は優しくて、授業もわかりやすいです。」といった声を顔写真と共に入れられるとベストですね。顔写真・本名をセットで生徒の声を紹介して、反応率を高めましょう。

参考:生徒が集まる塾チラシ6つの法則 – 青葉印刷|大阪


チラシの効果を落としてしまう意外な落とし穴

チラシを作るポイントを理解したので、いざチラシを作ってみると、思ったより反応が悪いことがあります。そんなときは、以下のような落とし穴に落ちてしまっていることが多いです。

  • 大手塾の真似をしてしまう
  • 分母を明記せずに合格者を掲載する
  • 余白がない

チラシで失敗しないために、意外な落とし穴を知っておきましょう。

参考:学習塾の例に学ぶ、反応率の高いチラシ広告を作る3つのポイント | 起業・会社設立ならドリームゲート
   生徒が集まる塾チラシ6つの法則 – 青葉印刷|大阪

大手塾の真似をしてしまう

塾のチラシを作る際に、大手塾のチラシを参考にすることがあります。参考にすることは問題ないのですが、真似をしてしまうと中小の塾は失敗してしまうことが多いです。

大手の塾はそもそも信頼性が高く、ネームバリューからの集客力が段違いです。つまりチラシの品質がよくなくても、集客できている可能性があります。つまり大手の塾でたくさんの生徒が集めっているチラシは、チラシ自体が優れていない可能性もあります。そのため大手の塾で効果がでたと言われるチラシでも、盲目的に真似をしないほうがいいでしょう。

大手と中小では前提条件が異なるので、そのことを頭に入れておきましょう。

分母を明記せずに合格者数を掲載する

塾のチラシでは「〇〇高校に何人合格!」といったキャッチコピーをよく見ます。この表記では受験者の総数がわからないので、合格率という基準で判断ができなくなります。生徒や親に響かないことがあり、あまりいいキャッチコピーとは言えません。

合格実績を掲載するのであれば「10人中10人が〇〇高校に合格」といったように、分母も明記するようにしましょう。分母を明記することで、説得力が増します。

合格者数を掲載するときには、分母も明記するようにしましょう。

参考:【学習塾の販促】効果的チラシ作成と生徒数を増やすベストタイミング

余白がない

伝えたいことが多すぎて余白がないチラシになってしまうと、見にくいチラシになってしまいます。そうなるといくらいいキャッチコピーやオファーを用意しても、意味がありません。

B5・A4サイズの場合、外側に7mm~15mm程度の余白があると、すっきりしたデザインに見えます。またチラシ内の要素同士を近づけすぎると、圧迫感のある印象を与えてしまいます。

チラシのデザインが完成したら、余白がしっかりあるかチェックしましょう。チラシを作っている本人は気づかないこともあるので、他の人にチェックしてもらうとよりよいでしょう。

チラシを作る際には余白を意識して、読みやすいチラシを作りましょう。

参考:チラシ制作でやってはいけないこと~デザイン編~ | 株式会社日宣メディックス
   縁回りの余白サイズを測った結果とわかったこと~A4フライヤー編


【5ステップ】塾のチラシの作り方

塾のチラシを実際に作る手順は以下の通りです。

  1. 誰に何を伝えたいか明確にする
  2. チラシに盛り込む情報を整理する
  3. テンプレートを決める
  4. 写真素材を集める
  5. チラシを完成させる

これまで紹介したポイントを抑えたうえで、この手順でチラシ作成を進めていきましょう。

参考:目を引くチラシの作り方!デザインの基本と無料のおすすめテンプレートの紹介
   学習塾の例に学ぶ、反応率の高いチラシ広告を作る3つのポイント | 起業・会社設立ならドリームゲート

1.誰に何を伝えたいか明確にする

塾のチラシを作る際には、まず誰に何を伝えたいのか明確にしましょう。ターゲットの絞り方としては、実際の生徒を思い浮かべてみるとやりやすいです。

  • 生徒の現状の学力はどのくらいなのか
  • 生徒の保護者は何に悩んでいるのか(勉強する習慣をつけてほしい、〇〇高校に合格してほしい、点数を〇〇点上げてほしいなど)

こうしたことを明確にして、ターゲットを決めましょう。その後ターゲットは何に悩んでいるのかを考え、それに刺さるキャッチコピーを作ります。その際塾に来るとどんな変化が起こるのか、成績がどうなるのかなど、伝えたいことを考えましょう。

誰に何を伝えたいか明確にすると、その後のキャッチコピーやデザインの作業が楽になり、反応率もアップします。いきなりチラシ作成に取り組むのではなく、まずはターゲットを考えましょう。

参考:チラシのデザインで損してない?反響を出すための4つのコツ
   最もシンプルにターゲットの絞る方法|HITOPROコンサルティング オフィス|公式サイト

2.チラシに盛り込む情報を整理する

続いてはチラシに盛り込む情報を整理します。塾のチラシの場合、以下の項目は最低限必要になります。

  • 塾名
  • 連絡先
  • 住所
  • キャッチコピー
  • 塾の特徴
  • オファー
  • 生徒の声

それらに加えて必要な項目を精査して、入れるべき情報を整理しましょう。

参考:目を引くチラシの作り方!デザインの基本と無料のおすすめテンプレートの紹介

3.テンプレートを決める

塾のチラシのデザインを1からするのは大変という方は、テンプレートを使いましょう。テンプレートを使えば、チラシの作成時間が大幅に短縮できます。パワーポイントのテンプレートであれば、デザインソフト不要でチラシが作れます。

例えばパワポンというサイトには、塾のチラシテンプレートがあります。無料ダウンロードすれば、パワーポイントで内容を変更できますよ。

参考:パワポン「学習塾のテンプレート」

4.写真素材を集める

続いてはチラシに入れる塾の写真素材を集めます。こちらもあまりたくさん入れるとごちゃごちゃしてしまうので、使う写真は数枚に限定しましょう。

  • 塾の外観
  • 教室の風景
  • 先生
  • 生徒

これらの中から、自社が伝えたい内容を表せる写真を使いましょう。写真は最初に目につくので、印象に残るような写真を使うことをおすすめします。

5.チラシを完成させる

これまでの内容でチラシに使う素材は、すべて集まったと思います。ここからはテンプレートに必要な情報や写真を入れていき、チラシを完成させていきます。

チラシが完成したら、一度他の人にもチェックしてもらいましょう。客観的な目で見てもらうことにより、チラシの完成度をより高められます。


塾のチラシを配るコツ

最後に塾のチラシを配るコツについて解説していきます。せっかくいいチラシを作っても、ターゲットになる人に配れなければ、反応は見込めません。塾のチラシをコツとしては、以下の点があげられます。

  • チラシはポスティングで配布する
  • 夏休み前など時期を絞って配布する

ここからは具体的にチラシを配るコツを解説していきます。

チラシはポスティングで配布する

チラシを配る方法としては、以下のような方法があります。

  • 新聞の折込チラシに入れる
  • ポスティングで配布する
  • 店舗にチラシを置いてもらう
  • 校門で配布する

この中でおすすめなのが、ポスティングでの配布です。理由としては、ポスティングが一番目に留まりやすいからです。例えば新聞は親世代ではなく、祖父祖母の世代が読むので、親や子供の目に留まらなくなってしまいます。しかしポスティングであれば親・子供が目に触れる機会があるので、チラシを手にとってくれる可能性が高くになります。

ポスティングは地域を絞っておこなえば、費用もそこまで高くありません。地域のポスティング業者を利用して、塾のチラシを配布しましょう。

夏休み前など時期を絞って配布する

塾のチラシを配布するタイミングは、夏休み前など時期を絞ることをおすすめします。配布する時期は春休み・夏休み・冬休みといった長期休暇の前がいいでしょう。

春休みは学年が上がる、夏休みは夏期講習がある、冬休みは受験直前と、それぞれ受験を意識するタイミングです。また長期休暇中は時間があるので、生徒が無料講習会に参加しやすくなるというメリットもあります。

配布する時期を絞ればオファーも作りやすくなり、反応率が高まりやすくなります。塾のチラシは時期を絞って配布しましょう。


まとめ

以上塾のチラシを作るためのコツ・手順を紹介しました。塾のチラシを作るためには、準備がとても重要です。

  • ターゲットとなる生徒のレベルを絞り込む
  • ターゲットとなる生徒に呼びかけるようなキャッチコピーを作る
  • 行動を起こさせやすくするオファーを入れる
  • 顔写真入りで生徒の声を入れる

こうした工夫をすることで、チラシの反応率が高まります。チラシを作る際にはこれらを事前に集めたうえで、チラシのテンプレートに当てはめていきましょう。その際には大手塾の真似をしない、分母を明記せずに合格者数を掲載しない、余白は作るといったことを意識しましょう。そして完成したチラシは長期休暇の前に、ポスティングを使って配布しましょう。

塾のチラシは工夫1つで反応率が大きく変わります。これからチラシを作ろうと考えている方は、ぜひ本記事を何度も見直して、反応率が高いチラシを作ってください。

塾のチラシの効果をさらに高める方法

本記事ではチラシの配布方法として、新聞の折込やポスティングなどを紹介しました。

さらにデジタル施策と組み合わせることで、同じチラシを使ってネットからも集客することが可能になります。

そこで、デジタル施策「Googleマイビジネス」とチラシの相乗効果、それらの組み合わせ方についてまとめた資料をご用意しました。
ぜひダウンロードしてご参考ください。

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