【2022年最新】オンライン決済代行サービス30選を比較!選び方のポイントも紹介

オンライン決済代行サービスとは、クレジットカード会社に代表される決済手段を提供する機関と、オンライン決済手段を導入したいと考えるネットショップや実店舗の事業者を仲介して、決済・管理システムを提供する会社のことです。

電子マネーが浸透し、決済手段が多様化する今の時代にあって、顧客のニーズを満たせるオンライン決済代行サービスに注目が集まっています。決済方法の幅を広げることによって、顧客の販売促進を期待できるところがオンライン決済代行サービスを利用するメリットです。

そのようなオンライン決済代行サービスの取扱業者を比較検討してみると、

  • 決済方法
  • 料金プランや課金方式
  • セキュリティサポート

など、サービスによっても違いがあり、自社にあったオンライン決済代行サービスを選ぶのは大変です。

そこで本記事では、オンライン決済代行サービス24社の料金や特徴を、分かりやすく整理してまとめました。

この記事を読むことで、探す手間をかけずに、自社にぴったりの良質なオンライン決済代行サービスを効率的に比較することができます。

なお、本記事では各オンライン決済代行サービスの注目度を客観的に判断するために、「オンライン決済代行サービス 比較」で検索しました。そこから検索上位10位までの紹介サイト8個を調査し、各オンライン決済代行サービスを登場回数順に並べています。ぜひ参考にしてください。


<比較表>オンライン決済おすすめ13社分の比較表

オンライン決済
本記事で紹介している13社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。

オンライン決済の比較表はこちら


PayPay/PayPay株式会社

  • 銀行口座・クレジットカード・ATMから現金チャージなど、支払い・チャージ方法が豊富。
  • コンビニ・ドラッグストア・飲食店など様々なお店で利用可能。
  • 登録ユーザー数4,700万人以上。
初期費用提携パートナーによって異なるため、要問い合わせ
料金プラン提携パートナーによって異なるため、要問い合わせ
導入企業ヤフー株式会社、アスクル株式会社、株式会社GYAO、株式会社イーブックイニシアティブジャパン など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■新規ユーザーの獲得や売上向上につなげたい
■コンバージョンの改善につなげたい
■不正取引に関する対策がとられている安心・安全のサービスを利用したい

楽天ペイ/楽天ペイメント株式会社

  • 楽天ならではの強力な集客力。
  • 導入は無料、最短翌日入金。
  • QRコードで会計もスムーズ。
初期費用■実店舗決済:導入費用無料
※専用カードリーダーを購入する場合は別途費用発生(本体価格19,800円)
■オンライン決済:初期費用無料
料金プラン■実店舗決済
・決済手数料:3.24%~
・翌日自動入金・振込手数料:無料(指定口座が楽天銀行の場合)
・加盟店登録:無料
■オンライン決済
・月額費用:無料
・決済手数料:4.0%~
※データ処理手数料も別途発生
※詳細はWEB参照
導入企業株式会社大丸松坂屋百貨店、株式会社ストライプインターナショナル、株式会社エニグモ、富士通株式会社、株式会社ドミノ・ピザ ジャパン など
導入社数オンライン決済は5,000サイト以上
こんな人におすすめ楽天ならではの集客力を利用し、新規顧客を獲得したい

Square/Square株式会社

  • 1つのアカウントで決済・業務管理・オンライン販売のすべてが揃う。
  • 実店舗での販売からオンライン販売まで一括管理が可能。
初期費用0円
料金プラン■店頭レジでの決済
・POSレジソフトウェア:0円~
・POSレジ周辺機器:7,980円~
■オンラインで決済
・月額費や振込手数料はなく、必要な費用は決済手数料のみ
・Square オンラインビジネスには無料プランと有料プランが存在
■カスタムソリューション
・別途お見積り
※詳細はWEB参照
導入企業やちよ総合診療クリニック、株式会社ティアナ、ひでまる救急クリニック、日本交通株式会社、株式会社MY HONEY など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■売上代金の振込をスピーディにしたい
■余計な費用を一切かけたくない
■セキュリティを万全にしておきたい
■決済をかんたんに始められ、申し込みと手数料がシンプル


STORES 決済/ヘイ株式会社

  • スマホ・タブレットにアプリをダウンロードして利用。
  • 導入費用・固定費不要。
  • 最短3営業日で始められる。
初期費用0円
料金プラン■端末代金:通常販売価格 19,800円(税込)
※月額料金は無し
導入企業株式会社スマイルズ、株式会社ジェイエア、富岡市役所 など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■急なイベントなど、早く導入・利用したい
■導入に膨大なコストがかかってしまうのではないかと心配
■シンプルな仕組みでかんたんに他のアプリケーションに決済機能の組み込みができる

ペイパル/PayPal Pte. Ltd.

  • 世界中3億6000万以上のユーザーが利用。
  • 支払いが完了すると、ペイパルのビジネスアカウントへ即時に入金。
  • ビジネスの規模とニーズに合った決済サービスを用意。
初期費用0円
料金プラン0円
※手数料は別途発生
※詳細はWEB参照
導入企業ピクシブ株式会社、株式会社ブルックス、株式会社ブックウォーカー、株式会社クラウドワークス、株式会社Linc’well など
導入社数2,700万社以上
※日本以外の企業含む
こんな人におすすめ■オペレーションの手間が省き、日常のタスクを効率的にしたい
■さまざまなビジネス・規模に対応できる決済サービスを利用したい
■レポート、分析データの管理、配送手続き、資金管理などの運営をスムーズに行いたい

ペイディ/株式会社Paidy

  • クレジットカード不要の決済だから、若年層を中心とした非クレカ層の獲得が可能。
  • 初期費用も月額使用料もなし。必要な費用は決済手数料のみ。
  • 売上金は100%入金保証。未払い金はペイディが負担。
初期費用0円
料金プラン■固定費用・月額費用なし
■決済手数料のみ発生。詳細はWEB参照
導入企業株式会社ウェルカム、合同会社DMM.com、株式会社エアトリ、株式会社ピーチ・ジョン、株式会社サマリー など
導入社数加盟店70万以上
こんな人におすすめクレジットカード不要のサービスで、若年層を中心とした新規ユーザーを獲得したい

Stripe/ストライプジャパン株式会社

  • 毎年多数の機能をリリース。
  • 不正使用への対応・請求書の送付・資金調達などについても企業をサポート。
  • 銀行との接続から、ブラウザでの決済フローまで、財務スタックのあらゆるレベルに対応。
初期費用0円~
料金プラン0円~
※月額費または隠れた手数料は一切なし
※使った分だけのシンプルな料金体系で包括的な決済プラットフォームを利用可能(決済成立ごとに3.6%)
※カスタマイズプランも相談可能(要問い合わせ)
導入企業テテマーチ株式会社 など
導入社数数百万社以上
こんな人におすすめ■必要な機能を直接利用することができる
■業界の変化にも対応された多数の機能が随時リリースされている
■送金がシンプルで、国境による制限を受けない

メタップスペイメント/株式会社メタップスペイメント

  • ネット決済・実店舗での対面決済・電子マネー決済など、ニーズに沿った決済を提供。
  • 企業ごとに専任の担当者が対応し、きめ細かでスピーディなサポートを行う。
  • 物販・イベント・寄付など、幅広い業種の導入実績。
初期費用あり
(決済を連動させるシステム費用や、カード会社やコンビニ各社などの審査手数料として)
※費用は要お問い合わせ
料金プランあり
(月額固定費、処理手数料、振込手数料など)
※費用は要お問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■ネット決済から実店舗での対面決済、電子マネー決済など、自分のニーズに合わせて決済方法が選択したい。
■専任の担当者がつき、きめ細かなサポートをしてほしい。

LINE Pay/LINE Pay株式会社

  • LINE Payの決済時に、LINE公式アカウントの友だち追加を促せる。
  • 月額制サービス向け自動決済サービスあり。
  • ユーザーの入力操作を軽減し、スムーズな支払い体験を実現。
初期費用0円
料金プラン0円
※決済手数料が別途発生
・物販/サービス:3.45%(税別)
・デジタルコンテンツ:5.5%(税別)
導入企業株式会社トゥ・ディファクト、株式会社ブックウォーカー など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■LINE公式アカウントとの連携したい
■カート離脱率を低減したい
■定期購入されるお客様には自動決済のサービスを導入・提供したい

SBペイメントサービス/SBペイメントサービス株式会社

  • 「オンライン決済」に加え、「店舗向け決済サービス」も提供。
  • 「マーケティング支援プラン」や「不正検知・保証サービス」も加盟店には無償で提供。
  • 規格の認証取得で安全性を担保。
初期費用要問い合わせ
料金プラン月額固定費制
※その他、決済手数料・決済サービス利用料・トランザクション費用などがつど発生。詳細は要問い合わせ
導入企業伊藤忠エネクス株式会社、株式会社サイバーエージェント、ブックオフコーポレーション株式会社、株式会社 アーバンリサーチ、株式会社朝日新聞社 など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ要問い合わせ


PAY.JP/PAY株式会社

  • ビジネスをする上で必要な機能を、1つのアカウントですべて利用可能。
  • 業種や規模に合わせた柔軟な料金体系。
  • 国際基準に準拠したセキュリティで、クレジットカードを安全に守る仕組みを実現。
初期費用導入費用:0円
料金プラン■ベーシックプラン
・月額費用:0円
・決済手数料:3.0%~
■プロプラン
・月額費用:10,000円
・決済手数料:2.59%~
※その他、提携プランや特定業種向け特別プランなどの詳細はWEB参照
導入企業b-monster株式会社、合同会社esa/esa LLC、ROLLCAKE株式会社、株式会社フラミンゴ、株式会社hacomono など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ要問い合わせ

ペイジェント/株式会社ペイジェント

  • 豊富な決済手段。
  • 導入しやすいシステムと多様な利用方法。
  • 締日から最短で5営業日で入金。
初期費用要問い合わせ
料金プラン最適なプランを専任担当が見積り。詳細は要問い合わせ
導入企業株式会社中日新聞社、株式会社DINOS CORPORATION、株式会社あきんどスシロー、ワールド・ファミリー株式会社、松竹株式会社 など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■トラブルがあった時のサポート体制がしっかりしているか不安
■システムのことがよくわからないため導入するまでが難しそう
■サブスクリプションサービスを始めてみたいがどうしたらいいのかわからない

d払い/株式会社NTTドコモ

  • 初期費用・決済手数料0円。
  • 実店舗決済では、QRコードを置くだけ。
  • ドコモのdポイントを利用したいユーザーの来店が見込める。
初期費用0円
料金プラン0円
※決済手数料は別途発生
導入企業株式会社ユナイテッドアローズ、株式会社オールアバウトライフマーケティング、株式会社朝日新聞社、株式会社ストライプインターナショナル など
導入社数要問い合わせ
こんな人におすすめ■代金未回収リスクをなくしたい
■dポイントを活用し、売上げの向上させたい
■ドコモメディアから新規顧客を獲得したい(ドコモの共通キャンペーンやドコモメディアから送客)

その他おすすめのオンライン決済代行サービス

GMOペイメントゲートウェイ
KOMOJU
ナチュラルペイメント
ゼウス
VeriTrans4G
Paid
アルファノート
イプシロン
ソニーペイメントサービス
ROBOT PAYMENT
Airペイ
メルペイ
リクルートかんたん支払い
Apple Pay
Google Pay
ソフトバンクまとめて支払い
auかんたん決済


オンライン決済代行サービスを選ぶ3つのポイント

オンライン決済代行サービスを選ぶポイントは以下の3つです。

ポイント1. 決済方法
ポイント2. 料金プランや課金方式
ポイント3. セキュリティサポート

次にそれぞれのポイントを具体的に解説します。

ポイント1. 決済方法

オンライン決済代行サービスは大きく分けると、オンライン決済のみに特化したサービスと、実店舗向けの機能も搭載したもののふたつがあります。そのため、ECサイトだけではなく実店舗を展開している企業には、後者のサービスがおすすめです。

オンライン決済のみに特化しているサービスとしては「Paidy」や「Stripe」、実店舗にも対応しているサービスとしては「PayPay」や「楽天ペイ」などがあります。

また、オンライン決済の方法はサービスを選ぶうえで非常に重要なポイントです。最もスタンダードな決済方法と言えばクレジットカードですが、10代や20代前半はカードの保有率が低い傾向にあります。そのため、若年層をターゲットにした企業は「コンビニ払い」や「口座振替」など、複数の決済手段を設定できるサービスがおすすめです。

決済代行サービスを導入していなければ、クレジットカード会社や各決済機関と個別に契約を結ばなければなりません。それもサービスを導入していればひとつの契約・手続きで複数の決済手段に対応できるようになり、大変便利です。

ポイント2. 料金プランや課金方式

オンライン決済代行サービスの運営は、契約者が売上金額に対して支払う決済手数料で成り立っています。サービスによっては初期費用や月額費用、売上処理料などが発生することもあります。

決済手数料は売上に対して2~3%の金額が相場です。わずか0.01%の違いであっても、継続的に発生するとなると大きな差になります。初期費用だけではなく、決済手数料も正しく確認したうえで契約したほうが良いでしょう。

また、この手数料については契約者が商品を購入するたびに発生する「都度課金方式」と、毎月同じタイミングで発生する「継続課金方式」のふたつがあります。

金額が異なる商品を多く扱っている場合は都度課金方式が向いています。それに対して、継続課金方式は自動的に定額の決済処理が行われます。サブスクリプションサービスやオンラインレッスンなど、毎月定額の売上を見込める方に適しています。

初期費用や月額費用は無料で、売上金額に応じた決済手数料のみが発生するオンライン決済代行サービスも多くあります。そのようなサービスを選べば導入がスムーズで、継続しやすいと言えるでしょう。ただし、決済画面のカスタマイズやセキュリティを強化する際には、別途費用が発生することがあります。

ポイント3. セキュリティサポート

オンライン決済では、顧客の重要な個人情報を取り扱うことになります。そのため、システムにトラブルが生じた場合には、大問題に発展する可能性もあります。そのようなことが決してないように、信頼性の高いオンライン決済代行サービスを選びましょう。

信頼性の判断基準はさまざまですが、まずは依頼を検討しているサービス会社の実績は必ず確認してください。ユーザー数が多いサービスや、大手企業との取引実績が豊富なサービスは信頼に値すると言えます。

また、リスクに備えた安全性も重要なチェックポイントです。海外の顧客とのやり取りが多いのであれば、国際基準に準拠したセキュリティを搭載しているサービスを選択すると、クレジットカード情報や顧客のプロフィールを守ることができます。

店舗で端末を使用したいというときには、セキュリティ機能が強化されたカードリーダーを用意しているサービスを選びましょう。決済データを暗号化してやり取りしている業者であれば送信中にデータを抜かれるおそれもなく、情報も適切に保護されます。


まとめ

本記事では、オンライン決済代行サービスを24社紹介しました。選ぶポイントとしては、オンライン決済代行サービスの決済方法、料金体系、そしてセキュリティサポートを目安にすると良いでしょう。

一度オンライン決済代行サービスを契約すると、乗り換えや契約内容変更する際に手間やコストがかかります。最初に決定したサービスを長く続けられるように、サービスの比較検討は慎重に行うことをおすすめします。

本記事の情報を参考に、自社にフィットするオンライン決済代行サービスを見つけてください。