【2022年最新】オンライン展示会のプラットフォーム32選を徹底比較

オンライン展示会プラットフォームとは、今までオフラインで開催していた展示会を、オンラインで開催するためのサービスです。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大規模な展示会の開催が難しくなったことから、オンラインでの展示会開催を検討する企業が増えています。

本記事を読んでいる方も、実際にオンライン展示会を実施するためにプラットフォームを比較検討したいと考えているのではないでしょうか。

現在よく使われているオンライン展示会のプラットフォームを比較すると、

  • アーカイブ機能の有無
  • AR、VRなどの機能は必要か

などサービスによっての違いがあり、自社に合ったプラットフォームを選ぶのは大変です。

そこで、本記事では、「オンライン展示会 プラットフォーム」で検索し、検索上位10位までの紹介サイト9個に登場した32社を登場回数順に並べました。そして、その中でも数多く登場した上位15サービスの特長を整理し、わかりやすくまとめています。

また、選び方も解説しているので、自社に最適なオンライン展示会のプラットフォームの候補を選び、効率よく比較・検討ができるでしょう。


EventHub/株式会社EventHub

  • オンラインとオフラインをまたいだハイブリットなイベントに対応
  • イベント運用を支える12個の機能が使える
  • 参加者データの取得、MAツールとの連携が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業マネーフォワード、気象庁、第一生命など
こんな人におすすめ展示会だけではなく、ウェビナーやカンファレンスなど、さまざまなタイプのイベントも検討している企業
オンライン商談
ライブ配信機能
アーカイブ
AR・VR×
マルチデバイス
規模要問合せ

そのまま展示会/SoVeC株式会社

  • ソニークオリティの3DCGで、来場者滞在時間の増加
  • メモリ4GBのビジネスPCでも問題なく閲覧できる
  • ブースにアクセスした来場者をリスト化、行動履歴を把握
初期費用要問い合わせ
料金プランパッケージプラン:198万円〜
導入企業株式会社ベクトル、産業交流展2020実行委員会など
こんな人におすすめ3DCGを使って来場者の滞在時間を伸ばし、リードを獲得したい企業
オンライン商談
ライブ配信機能
アーカイブ
AR・VR〇(高級マンションのVR内覧にも使われる3DCG)
マルチデバイス〇(各種ブラウザで動作※Internet Explorerを除く)
規模複数社が出展する中・大型イベント

WebEXPO Master/株式会社システムズナカシマ

  • オンライン展示会・WEB展示会ブースを簡単に構築
  • 複数の商品を同じ画面で紹介できる
  • リードの獲得とログの蓄積が可能
初期費用お客様環境構築費用として5万円
料金プラン月額:1万円〜
(一社単独の場合)
導入企業富士通JAPAN、株式会社バンダイナムコホールディングス、プライムテック株式会社など
こんな人におすすめ一社での単独開催、物理的な商品のPRがしたい企業
オンライン商談〇(zoomなどを使ってオンライン商談)
ライブ配信機能
アーカイブ要問合せ
AR・VR〇(製品を3DARで作り込むサービス(オプション))
マルチデバイス
規模1社~複数社

meet×meet(ミーツ)/株式会社 大伸社

  • 顔が見えて「ヒト気」を感じられる出展ブース
  • 最大100社までの展示会の開催ができる
  • 来場者の行動データをダッシュボードで閲覧可能
初期費用要問合せ
料金プラン

  • オンリープラン– 自社開催イベント –
  • 基本使用料:50万円

  • ベーシックプラン– 小規模イベント –
  • 基本使用料:150万円

  • ゴールドプラン– 中規模イベント –
  • 基本使用料:300万円

  • プレミアムプラン– 中〜大規模イベント –
  • 基本使用料:400万円

  • 全プラン共通
  • 月額使用料(サーバ保守):10万円

こんな人におすすめ出展側の顔を見せて親近感を与え、オンライン商談の機会を増やしたい企業
オンライン商談〇(zoom、Googlemeetなどを使ってオンライン商談)
ライブ配信機能
アーカイブ
AR・VR×
マルチデバイス
規模最大100社

V-MESSE(メッセ)/凸版印刷株式会社

  • オンライン展示会の開催に必要な機能がワンパッケージになっている
  • 自社サーバ上に構築するオンライン展示会プラットフォーム
  • トッパンの運営ノウハウが活用できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
こんな人におすすめイベントの企画やコンテンツの企画の支援をしてほしい、個人情報管理システムのコストを下げたい企業
オンライン商談
ライブ配信機能
アーカイブ
AR・VR〇(フル3DCGブース、360°VRブース)
マルチデバイス要問合せ
規模要問合せ

エアメッセ(airmesse)/セキュアロジック株式会社

  • すぐに展示会を開催できるワンストップパッケージシステム
  • VRが標準機能、現実に存在していそうな展示会ブースの実現
  • 独自ドメイン、すでに持っているドメインのサブドメインでの開催が可能
初期費用初期制作費5万5千円〜
料金プラン月額:5,800円〜
導入企業日大理工学部オープンキャンパス、SEMICON Japan 2020 Virtual、株式会社MCクラフト社など
こんな人におすすめ安価でVR展示会を開催したい企業
オンライン商談要問い合わせ
ライブ配信機能要問い合わせ
アーカイブ要問い合わせ
AR・VR要問い合わせ
マルチデバイス要問合せ
規模200社

EventIn/株式会社ブイキューブ

  • 最大300ブースの表示が可能
  • ブースごとにプレゼン・トーク・展示のモードを切り替えができる
  • 参加者の事前申込み〜展示会後のログ出力を一括管理
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業住友生命保険相互会社パーソルホールディングス株式会社、静岡新聞SBS、日車協連の青年部会など
こんな人におすすめウェビナーを良い環境でやりたい企業(配信専用スタジオなどあり)
オンライン商談
ライブ配信機能
アーカイブ
AR・VR×
マルチデバイス
規模要問合せ※ブースは300表示可能

ZIKU/株式会社ジクウ

  • 3D空間をアバターで歩ける
  • ブラウザから誰でもアクセスできる
  • デザインを選び、ロゴや展示物をアップロードすると設定完了
初期費用要問い合わせ
料金プラン1ブース※1講演枠(セミナー)の開催権を含む:15万円
来場者従量が1,000人ごと:20万円
こんな人におすすめアバターを自由に操作できる体験で、滞在時間のアップ、リードの獲得につなげたい企業
オンライン商談要問い合わせ
ライブ配信機能
アーカイブ要問い合わせ
AR・VR〇(3Dブース)
マルチデバイス
規模要問合せ

DMM[SHOWBOOTH]/株式会社アイデアクラウド

  • 主催者、出展者、来場者など参加者全員が使いやすく、デザイン性が高いUI
  • 急なアクセス負荷、サイバー攻撃への対策も万全
  • 顧客リーチ力を高めるための機能を搭載
初期費用要問い合わせ
料金プラン

  • Business(2D)
  • 月額:25万円
    年額:300万円

  • Enterprise(2D)
  • 月額:40万円
    年額:480万円

  • Customize(2D、3D、アバター)
  • 要問い合わせ

導入企業VTuber展覧会 「ナゴヤVTuber展inパルコ」、オンライン美術展「出現画廊」など
こんな人におすすめAWS、WAF、固定IP制限(複数可能)などを使用しているので、セキュリティチェックシートが必須の企業
オンライン商談
ライブ配信機能
アーカイブ
AR・VR〇(2Dイラストブース)
マルチデバイス要問合せ
規模要問合せ

zone.-unbelievable-/株式会社ジールアソシエイツ

  • 新時代の展示会を高品質・低価格で提供
  • BtoB企業の販促支援が得意
  • 突発的・偶発的な商談がオンラインでも可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン

  • zone.webinar.
  • 110万円〜

  • zone. VR.
  • 110万円〜

  • zone. Real VR
  • 55万円〜(撮影費用別途)

導入企業NTT DATA、KAKUSINなど
こんな人におすすめ顧客満足度を上げ、今後の営業活動にも繋げたい企業
オンライン商談〇(オリジナルツール)
ライブ配信機能
アーカイブ要問合せ
AR・VR〇(パノラマVR、ウォークスルー型、実写撮影VR)
マルチデバイス要問合せ
規模要問合せ

AddVal(アドバル)/株式会社トーガシ

  • 最新の技術を駆使した3D展示会の開催が可能
  • 360°パノラマビュワーの作成、作成したものは自社コンテンツにもできる
  • 集客のための施策の提案、商談の支援もしてくれる
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
こんな人におすすめ集客のサポートに力を入れてほしい企業
オンライン商談要問い合わせ
ライブ配信機能
アーカイブ要問い合わせ
AR・VR〇(360VR Real+、360VR Fantasy+)
マルチデバイス要問合せ
規模要問合せ

DMMオンライン展示会/合同会社DMM.com

  • 無料で出展ができる唯一のプラットフォーム
  • かんたん操作でブースが即日完成
  • わからないことはいつでも相談できるサポート機能
初期費用無料
料金プラン無料
導入企業株式会社CAMPFIRE、株式会社テレビ東京など
こんな人におすすめとにかく安価で出展したい企業
オンライン商談
ライブ配信機能要問い合わせ
アーカイブ要問い合わせ
AR・VR×
マルチデバイス
規模主催ではなく参加型

ネクシビ/株式会社フジヤ

  • 用途と価格で選べる3つのプラン
  • わかりやすい価格設定
  • 充実した基本的な機能と、拡張性のあるオプション機能
初期費用要問い合わせ
料金プラン

  • STANDARD
  • 150万円

  • VS(Virtual Space)
  • 250万円

  • PRIME
  • 都度見積もり

こんな人におすすめ料金プランをかんたんに理解したい企業
オンライン商談要問い合わせ
ライブ配信機能要問い合わせ
アーカイブ要問い合わせ
AR・VR要問い合わせ
マルチデバイス要問合せ
規模要問合せ

デジ展®/株式会社 YRK and

  • 創業125年のノウハウがある
  • 顧客の体験を最大化、効率よく受注活動をするためのシステム
  • 来場率、商談率がオンライン展示会よりも高い
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業三菱倉庫株式会社、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社、富士通フロンテック株式会社など
こんな人におすすめ創業年数の長さ、取引先のネームバリューがツールの選定基準に関わる企業
オンライン商談〇(外部ツール)
ライブ配信機能
アーカイブ要問合せ
AR・VR×
マルチデバイス
規模要問合せ※ブース数31、来場人数2378名は可能

NEUTRANS(ニュートランス)/株式会社Synamon

  • VR技術を活用し、バーチャル空間でのビジネスを可能にする
  • 人やモノが目の前にあるような没入感
  • 自社の世界観を表現し、ユニークなPRにつなげられる
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業内閣官房 国際博覧会推進本部事務局、KDDI株式会社、農林中央金庫など
こんな人におすすめ本格的なVRを取り入れることで「新しい技術を積極的に取り入れる企業」としてのブランディングにもつなげたい企業
オンライン商談
ライブ配信機能
アーカイブ要問合せ
AR・VR
マルチデバイス要問合せ
規模要問合せ

その他おすすめのオンライン展示会プラットフォーム

VRmillion/カコムス株式会社
Virtual Event(ヴァーチャルイベント)/株式会社シャノン
Virtual Experience Provider/株式会社シンユニティ
MEDIA EFFECT(メディアエフェクト)/株式会社RED STONE
Event Terminal/株式会社カスタメディア
eventos/bravesoft株式会社
EASYバーチャル・フェア™/株式会社エナジャイズ
CloudCIRCUS for Showroom/クラウドサーカス株式会社
Eventory/株式会社インディヴィジョン
SALES MEDIA(セールスメディア)/株式会社RED STONE
V-booth/株式会社ITP
ECOS/株式会社イベントラボ
スペースラボ/株式会社スペースラボ
CYZY SPACE/株式会社メタバーズ
EventRegist-enavle(イベントレジスト-エネイブル)/イベントレジスト株式会社
DEXPO/株式会社サクラアルカス
EventPlus Online(イベントプラス)/Pinmicro株式会社


オンライン展示会プラットフォームの選び方

オンライン展示会のプラットフォームを選ぶポイントは、ウェビナー主体の展示会なのか、ブランディングを意識したリッチコンテンツの提供を主体とした展示会なのかで変わります。

ウェビナー主体の場合、ライブ配信機能があれば実施は可能ですが、機会損失を防ぐために「アーカイブ機能」があるものを選ぶと良いでしょう。

世界観を重視した展示会を実施したいのであれば、VR/AR機能があるプラットフォームを選択することをおすすめします。

「ウェビナー」を目的の場合に「アーカイブ機能」があるものを選ぶ

オンライン展示会を開催する目的がウェビナーの場合、ライブ配信機能があれば実施することは可能ですが、できればアーカイブ機能があるものを選ぶと良いでしょう。

アーカイブ機能があることで、ウェビナーが見られないことによる機会損失を防ぐことができます。

参加者の中にはウェビナーに興味を持ってくれても、他の参加予定のウェビナーと時間帯が被ってしまう、そもそも参加ができない時間帯に開催される、など、さまざまな都合で見ることができない場合があります。リアルタイムで見たくても見られない人を見捨ててしまうと、大きな機会損失につながる可能性があります。

また、アーカイブを残して公開しているだけで、誰かの目に止まってリーチにつなげられたり、今後のサービス紹介などに使えたりするので、ウェビナー開催が目的の場合はアーカイブ機能は重要です。

リッチなコンテンツを提供したいなら「VR/AR機能」があるものを選ぶ

オンライン展示会で、ブランディングや商品のPRなどから、高品質なコンテンツを提供したいという場合、「VR/AR」機能の有無を確認しましょう。

VRでは自社の世界観を表現した空間を作成できます。ARでは商品の隅々までリアルに表現し、実際に手に取っているような感覚を味わってもらえるなど、他のオンライン展示会とはひと味違う展示会を開催できるでしょう。

また、VR/AR機能を取り入れるのであれば、特別なデバイスが必要かどうかは必ず確認をしましょう。

再生できるデバイスに制限があると、こだわって作った空間を見てもらえない可能性が高まります。必要デバイス、動作環境についての記載がない場合は、必ず確認しましょう。


まとめ

オンライン展示会のプラットフォームを32社分紹介しました。

プラットフォームを選ぶには、まず「目的を定める」ことが大切です。目的を定めることで必要な機能が搭載されているプラットフォームをピックアップでき、比較検討段階に進めます。

本記事の情報を参考に、自社にフィットするオンライン展示会プラットフォームを見つけてください。