【2023年最新版】SaaS管理ツールおすすめ15選を比較!選び方も紹介

SaaS管理ツールとは、社内で利用している複数のSaaSを一元管理できるサービスのことです

SaaSの利用状況やコストを管理することができるため、社内でいくつものSaaSを使用している場合によく導入されています。

SaaS管理ツールの導入を検討する場合、

  • 自社で使用しているSaaSに対応しているのか
  • 導入コストはいくらかかるか
  • セキュリティ対策は万全か

など、比較するポイントがいくつもあり、自社にあったSaaS管理ツールを選びきるのは大変です。

そこで本記事では、SaaS管理ツール15社の料金や特徴を、わかりやすく整理してまとめました。

この記事を読むことで、探す手間をかけずに、自社にぴったりなSaaS管理ツールを比較することができます。

なお、本記事では各SaaS管理ツールの注目度を客観的に判断するために、「SaaS管理ツール 比較」で検索し、検索上位9位までの紹介サイトを調査し、各SaaS管理ツールを登場回数順に並べました。ぜひ参考にしてください。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2023年8月時点のものです。


<比較表>SaaS管理ツールおすすめ15社

SaaS 管理 ツール 比較
本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。

参考:【2023年最新版】SaaS管理ツールおすすめ15社


1.マネーフォワード Admina/マネーフォワードi株式会社

マネーフォワード Admina
クラウド管理でリスク削減。SaaS管理ツール | マネーフォワード Admina

  • アカウントの利用状況管理に強みをもつ
  • 各SaaSにログインせずとも、アカウントやライセンス情報をまとめて確認可能
  • 非アクティブユーザーの検出機能があり、コスト削減余地を把握できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン■51ID以上の企業:ユーザーあたり月額300円~
■300ID以上の企業:要問い合わせ
無料プラン/無料トライアルあり(14日間)
主な機能・アカウント作成・削除
・アカウント自動管理
・利用状況管理
・コスト管理
・シャドーIT検知
連携できるSaaS数240以上
導入企業弁護士ドットコム株式会社、株式会社レコチョク、株式会社ユーザベース、株式会社マクアケ、note株式会社 など
導入社数要問い合わせ

2.ジョーシス/ジョーシス株式会社

ジョーシス
ジョーシス | ITデバイス & SaaS 統合管理クラウド

  • ITデバイスとSaaSの一元管理に強みをもつ
  • 入退社時のアカウント発行・削除が1クリックで可能
  • 退職者などのアカウント削除漏れを検知する機能がある
初期費用0円
料金プラン 要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル あり(14日間)
主な機能・IT資産・SaaS管理
・アカウント発行・削除
・シャドーIT検知
・オンライン棚卸
・監査対応
連携できるSaaS数100以上
導入企業スローガン株式会社、ユナイテッド株式会社、dely株式会社、アンダーワークス株式会社、ユニオンテック株式会社 など
導入社数 要問い合わせ

3.メタップスクラウド/株式会社メタップス

メタップスクラウド
SaaS管理でリスク削減。SaaS一元管理ツール「メタップスクラウド」

  • SaaSの利用状況管理とコスト管理に強みをもつ
  • コスト分析機能では、会社・組織・個人ごとなど細かい単位で分析可能
  • 不要なアカウントをピックアップする機能がある
初期費用要問い合わせ
料金プラン ■スタンダード:ユーザーあたり月額350円/年額3,850円
■ビジネス:ユーザーあたり月額450円/年額4,950円
■プレミアム:ユーザーあたり月額550円/年額6,050円
■ライトプラン:年額66,000円
無料プラン/無料トライアル あり(90日間)
主な機能・コスト分析
・アカウント管理
・アカウント発行・削除
・契約情報・利用率管理
・セキュリティ管理
連携できるSaaS数500以上
導入企業Atlas Technologies 株式会社、株式会社和興、ステージグループ など
導入社数 要問い合わせ

4.デクセコ/株式会社オロ

デクセコ
【公式】デクセコ dxeco | SaaS管理 | 株式会社オロ

  • SaaSの管理業務を効率化する幅広い機能をもつ
  • SaaSだけでなく、PCやスマホなどのIT資産も一元管理
  • SaaS導入後にどのくらい活用されているか、実態把握できる機能がある
初期費用要問い合わせ
料金プラン ■スタータープラン:月額10,000円~
■スタンダードプラン:月額50,000円~
■エンタープライズプラン:月額50,000円~
無料プラン/無料トライアル あり(1ヶ月間)
主な機能・契約情報管理
・アカウント管理
・コスト管理
・シャドーIT検知
・IT資産管理
連携できるSaaS数2,000以上
導入企業dely株式会社 など
導入社数 要問い合わせ

5.Bundle/freee株式会社

Bundle
Bundle(バンドル) | SaaS一元管理ツール

  • アカウント管理業務の自動化機能に強みをもつ
  • アカウント棚卸機能では、アカウント情報と従業員データベースを自動で名寄せ
  • 入社者の情報登録と同時に、自動で指定SaaSアカウントを発行する機能がある
初期費用0円
料金プラン 要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル あり
主な機能・アカウント管理
・アカウント発行・削除
・アカウント棚卸
・権限管理
・監査ログ機能
連携できるSaaS数130以上
導入企業株式会社T-Garden、HEROZ株式会社、株式会社i-plug、株式会社カミナシ、ランサーズ株式会社、ナイル株式会社 など
導入社数 要問い合わせ

6.ITboard/アイティクラウド株式会社

ITboard
ITboard | 情シスの工数とコストを削減するクラウドサービス

  • 社内SaaSのコスト把握機能に強みをもつ
  • 全社・組織別・製品別など、細かな単位で利用料金を可視化
  • SaaSの契約更新が近づいた際に、アラート通知する機能がある
初期費用要問い合わせ
料金プラン ■STANDARD:月額30,000円〜
■PREMIUM:月額50,000円〜
無料プラン/無料トライアル あり
主な機能・コスト管理
・アカウント管理
・アカウント棚卸
・契約情報管理
・IT資産管理
連携できるSaaS数要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数 要問い合わせ

7.YESOD/株式会社イエソド

YESOD
企業の人・組織・情報に まつわる非効率をなくす | YESOD

  • SaaSの従業員アカウントの一元管理に特化している
  • 従業員データベースは、200項目以上の属性項目を自由にカスタムして登録可能
  • 所属人数・男女比・入退社推移などを把握できる、簡易レポート機能がある
初期費用要問い合わせ
料金プラン 要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル あり
主な機能・アカウント管理
・人事・組織情報管理
・組織図シュミレーション
・簡易レポート
・簡易ワークフロー
連携できるSaaS数要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数 要問い合わせ

8.Freshservice/Freshworks Inc.

Freshservice
フレッシュサービスITSMソフトウェア| FreshworksによるITILに準拠したサービスデスク

  • アカウントの利用状況把握やコスト管理に強みをもつ
  • 入退社・異動の際に、SaaSアカウントの追加・削除・変更を自動で実施
  • 各アカウントの変更履歴や更新状況を、自動で収集・管理する機能がある
初期費用要問い合わせ
料金プラン ■Starter:ユーザーあたり月額$19~
■Growth:ユーザーあたり月額$49~
■Pro:ユーザーあたり月額$95~
■Enterprise:ユーザーあたり月額$119~
無料プラン/無料トライアル あり(21日間)
主な機能・アカウント管理
・IT資産管理
・コスト管理
・契約情報管理
・シャドーIT検知
連携できるSaaS数要問い合わせ
導入企業本田技研工業株式会社、TaylorMade Golf、VICE MEDIA、RingCentral Inc、ウェイクフォレスト大学 など
導入社数 要問い合わせ

9.LOCKED/株式会社onetap

https://locked.jp/
LOCKED | SaaSのアカウント管理を自動設定、SSOで安全

  • 社内SaaSアカウントの一元管理に特化している
  • 登録した所属・役職に応じて、SaaSアカウントを自動作成する機能がある
  • 1つのパスワードであらゆるシステムにログイン可能な機能を提供
初期費用要問い合わせ
料金プラン 要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル あり
主な機能・アカウント管理
・アカウント作成・削除
・アカウント棚卸
・ライセンス管理
・パスワード管理
連携できるSaaS数あらゆるSaaSに対応
導入企業要問い合わせ
導入社数 要問い合わせ

10.Keyspider/Keyspider株式会社

Keyspider
クラウドID管理サービス「Keyspider」

  • 日本企業に特化したアカウント管理ツール
  • 所属・部署・役職など、様々な区分に応じて権限設定が可能
  • 人事異動情報を事前に登録すると、発令日に自動でデータ変更される機能がある
初期費用要問い合わせ
料金プラン ■Standardライセンス:ユーザーあたり月額300円
■Educationライセンス:要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル あり(30日間)
主な機能・パスワード管理
・各種マスター管理
・ワークフロー
・アカウント棚卸
・自動権限付与
連携できるSaaS数要問い合わせ
導入企業ジオテクノロジーズ株式会社 など
導入社数 要問い合わせ

11.GMOトラスト・ログイン/GMOグローバルサイン株式会社

GMOトラスト・ログイン
【公式】SSO/IDaaSのGMOトラスト・ログイン

  • SaaS利用時のセキュリティ強化に強みをもつ
  • 各SaaSの利用状況や変更履歴を取得でき、各種監査の要件に対応
  • 1度のログインで、社内のシステムや各SaaSを利用できる機能がある
初期費用要問い合わせ
料金プラン ■プロプラン:ユーザーあたり月額300円
無料プラン/無料トライアル あり
主な機能・ID・パスワード管理
・シングルサインオン認証
・パスワードレス(プッシュ通知認証)
・ワンタイムパスワード
・クライアント認証(デバイス制限)
連携できるSaaS数6,200以上
導入企業株式会社コプロ・ホールディングス、株式会社東北新社、東映株式会社、株式会社サンケイビル、株式会社テレビ東京 など
導入社数 要問い合わせ

12.Gluegent Gate/サイオステクノロジー株式会社

Gluegent Gate
IDaaS でセキュリティ強化と利便性向上 | Gluegent Gate

  • セキュリティ強化を目的とした機能に特化している
  • 本人認証・端末認証など、自由な組み合わせによるアクセス制御が可能
  • 監査機能では、操作状況やログイン情報などあらゆるログデータを記録
初期費用要問い合わせ
料金プラン ■Business:ユーザーあたり月額100円
■Enterprise:ユーザーあたり月額500円
■Unlimited:ユーザーあたり月額1,000円
無料プラン/無料トライアル あり
主な機能・シングルサインオン
・アクセス制限
・多要素認証(パスワードレス)
・アカウント管理
・ログ管理
連携できるSaaS数要問い合わせ
導入企業株式会社熊谷組、株式会社オープンハウス、象印マホービン株式会社、東京国際空港ターミナル株式会社、株式会社ライトオン など
導入社数 要問い合わせ

13.サブかん/ビープラッツ株式会社

サブかん
サブかんストア

  • SaaSやサブスクの管理業務効率化に特化している
  • 社内SaaSを一元管理し、入退社や異動時のアカウント変更の漏れを防止
  • 紙ベースで行っていた社内の申請・承認業務がオンラインで完結
初期費用0円
料金プラン ユーザーあたり月額300円
無料プラン/無料トライアル あり(2ヶ月間)
主な機能・オンライン利用申請
・アカウント管理
・資産管理
・コスト管理
・ワークフロー
連携できるSaaS数要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数 要問い合わせ

14.Zylo/Zylo, Inc.

Zylo
Zylo | The Leading SaaS Management and Optimization Platform

  • SaaSの契約情報やアカウントを管理する豊富な機能をもつ
  • SaaSの利用状況を測定する機能があり、効率的な運用やコスト削減を支援
  • AIが社内のSaaSを自動で分類し、管理台帳を作成する機能がある
初期費用要問い合わせ
料金プラン 要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル あり
主な機能・アカウント管理
・契約情報管理
・使用状況管理
・コスト管理
・ワークフロー
連携できるSaaS数2,600以上
導入企業Netflix, Inc.、Atlassian、Adobe社、FIS社、Versapay など
導入社数 要問い合わせ

15.SaaStainer/株式会社ストラテジット

SaaStainer
SaaStainer

  • 様々なSaaS同士の連携活用支援に特化している
  • ノーコードで簡単な設定のみで、SaaS同士のデータ連携が実現
  • 自社の運用に合わせた独自のアプリ開発・連携も支援
初期費用0円
料金プラン 要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル あり
主な機能・SaaS間データ連携
・アカウント管理
・導入支援
・アプリ開発
連携できるSaaS数50以上
導入企業株式会社マネーフォワード、宝印刷株式会社 など
導入社数 2,000社以上

SaaS管理ツールの選び方のポイント3つ

SaaS管理ツールを選ぶ際は、以下のポイントを基準にして選定しましょう。

  • SaaSの対応範囲
  • アカウント連携機能の有無
  • セキュリティ対策

それぞれ解説します。

SaaSの対応範囲

自社で活用しているSaaSがツールの管理対象になっているかは要確認です。

ツールの種類によって、管理できるSaaSが異なっているためです。

1つでも対応していないSaaSがある場合、一元管理によりアカウントの管理を楽にするメリットを活かすことができません。

導入コストと手間を無駄にしないためにも、対応しているSaaSは事前にチェックしておきましょう。

参考:SaaS管理ツールの比較12選。メリットやタイプ別の選び方

アカウント連携機能の有無

従業員の氏名・アドレス・雇用形態等のSaaSアカウントの登録に必要な情報を連携する機能があるかどうかも確認しておきましょう。

社員の数だけアカウントが発行されるため、特に大企業ではこの連携機能がついた製品がおすすめです。

たとえば、入退社手続きに使用する労務管理システムと連携できるツールを選べば、入退社時に登録する情報をそのままツールにインポートできます。

参考:SaaS管理ツールの比較12選。メリットやタイプ別の選び方
   【2023年最新】SaaS管理ツールおすすめ10選!比較ポイントや利用するメリットを解説

セキュリティ対策

社内で使用するすべてのSaaSを一元管理しているため、社外秘の情報を多く含むのが特徴です。

そのため、セキュリティ対策には十分にチェックしておきましょう。

たとえば、二要素認証やIP制限、端末制御等の機能が実装されているものが安心でしょう。

一元管理ツールを選ぶ際には情報漏洩リスクには細心の注意を払うことが重要です。

参考:【最新比較】SaaS管理ツールおすすめ10選!選び方のポイントは?


まとめ

本記事では、SaaS管理ツールのおすすめと選び方のポイントを紹介しました。

SaaS管理ツールを自社に導入する場合、以下のポイントを基準に選びましょう。

  • SaaSの対応範囲
  • アカウント連携機能の有無
  • セキュリティ対策

本記事を参考に、自社の課題にあったSaaS管理ツールを探してみてはいかがでしょうか。

参考にしたサイト

SaaS管理ツールの比較11選。メリットやタイプ別の選び方|アスピック
【2023年】SaaS管理ツールのおすすめ10製品(全14製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
【2023年版】SaaS管理ツールおすすめ7選を徹底比較!それぞれの機能やメリットを解説 – NotePM
【最新比較】SaaS管理ツールおすすめ9選!選び方のポイントは? – SaaS LOG
ビズクロ
SaaS管理ツールとは?導入するメリット | BOXIL Magazine
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