人工知能がサイトを分析し、自動でサイトの改善案まで出してくれる「AIアナリスト」。
自動でサイトの改善案を出してくれるので、Googleアナリティクスを使った分析が苦手な人も自社サイトの改善が簡単にできます。
しかし人工知能がサイトの改善案を提案すると聞いても、自社サイトでどう活用できるのか、どんな提案をしてくれるのか、イメージがつかない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、AIアナリストを提供している株式会社WACULに、機能の詳細を伺ってきました。人工知能が提案するサイト改善の内容が分かるので、利用イメージを掴んでみてください。
※本記事は株式会社WACUL提供によるスポンサード・コンテンツです。
目次
AIアナリストとは?
AIアナリストは、Webのデータを人工知能が自動で分析するツールです。
主に2つの機能があります。
(1)改善提案
御社のサイトにおいて、どうすればCVR(成約率)が上がるかという提案をします。
(2)自動レポート
レポートを月次、週次、日次別に自動で出力します。
会社概要
弊社のご紹介を少しさせていただきますと、WACULという8年目の企業です。
もともと成果コミット型のWebコンサルティングをしてきました。
例えばCV数(成約数)を1.5倍にするとコミットし、達成しなかったら返金、というライザップのようなコンサルをしてきました。
数百社で実績を出してきましたが、現在はコンサルをしていません。
AIアナリストは、コンサルをしているときに培ったロジックやノウハウを人工知能に入れ込み、コンサルしていたことを自動化して提供するツールです。
仕組みは非常にシンプル。Googleアナリティクスやサーチコンソールのデータを活用して分析します。なので、オリジナルのタグ埋めなどは必要ありません。
どんな分析をしたいか共有していただければ、弊社ですべての初期設定をします。
解決する課題
AIアナリストを活用していただいているお客様のタイプは、主に3つのタイプに分かれます。
(1)Googleアナリティクスを設定しているけれども全然見れていない方
(2)Googleアナリティクスを見ているけれども、具体的な改善までできていない方
(3)分析の時間が足りていない方
(1)と(2)の課題を感じている方が多いので、そういった方たちにGoogleアナリティクスの翻訳ツールとして活用していただいています。
Googleアナリティクスが何を言っているのか咀嚼して、何をすればいいかまで示してくれるツールです。
(3)のタイプはWebのプロフェッショナルが何人もいる企業に多いですね。何時間もかかってしまう分析も人工知能は数分でできるので、分析時間の短縮に使ってもらっています。
AIアナリストの報告
AIアナリストが主に報告するのは、サイトの伸びしろと、変化の2点です。
・伸びしろ
どうしたらそのサイトでCVRが上がるのか、という提案をします。
・変化
日々の訪問数やCV数などについて、何か大きな変化があったときだけ、人工知能がアラートを出してくれるものです。
急にPV数が減った、バズってTwitterからの流入が急激に増えている、などの外部要因も拾ってアラートしてくれるのが変化の機能です。
2016年の成果
こちらが2016年にAIアナリストを活用して、成果の上がった企業様です。中にはCV数が4倍、5倍になった企業もあります。
サイトの規模は関係なく、大小、業種もさまざま。
JR九州など大きな規模の企業から、個人で経営している沖縄のダイビングショップまで活用していただいています。料亭、サバイバルゲームの会社、はんこのECサイト、などもありますね。基本的にはどんなサイトも分析できます。
登録の多いサイト
・ECサイト
・人材系のサイト
・不動産などのサイト
成果を出すという観点でいうと、ビジネスのゴールがある、CVのゴールがあることが前提条件です。
ユーザーから見て競合との違いが分かりにくい業界は、サイトで差別化する必要があるため、AIアナリストをよく活用していただいていると思います。
AIアナリストに登録しているサイトは1万5千を超えました。
サイトのCVRを上げる提案
ここからAIアナリストの画面を見て、実際にどんな分析ができるのか見ていきましょう。
人工知能の提案といって、どうしたらこのサイトのCVRが上がるか、という提案が一覧で出てきます。
広告を配信している場合は、広告に関する改善も出てきて、このキャンペーンは効果が悪いからやめよう、といったことが分かります。
サイトの誘導に関する提案もあります。サーチコンソールと連携すれば、SEOに関することも分かりますよ。CVを上げるために、いろいろな切り口で分析しています。
CVRの良いページ
こちらは誘導を増やすとCVRが上がるページの一覧。効果の高いものから並んでいますね。
CV増加見込という列に、誘導を増やすとどのくらい成果が出るかという見込が出ます。
AIアナリストの導入事例のページについて、詳細を見てみましょう。
ロジック自体はシンプルで、
・左側
導入事例のページを見たユーザー。登録率は9.4%。
・右側
導入事例のページを見ていないユーザー。登録率は5.6%。
つまり導入事例のページは見せた方が良いページと分かります。
導入事例を読んで利用イメージやメリットがより明確になり、登録意欲が高まっていると仮説を立てました。
しかし導入事例を見ているユーザーは24%しかいません。
まだまだ増やせるので、もう少し導入事例のページを見るユーザーを増やせば、CV数の底上げが図れるのではないか、という提案です。
ちなみにこの提案は、以前実際に実装したことがあります。
元々トップページに導入事例への導線はありませんでした。「導入事例を見る」というリンクボタンを設置したところ、なんと前後1ヶ月を比較してCVRが1.3倍になりました。
このように、自社でも成果を出すためにAIアナリストを活用しております。
CVRの悪いページ
次はトップページから、CVRの悪いページへの誘導を弱める提案を見てみましょう。これは流入ページ別に見れます。
例えば、人材系のサイトを見るユーザーは、トップから入ってくるユーザー、求人情報から入ってくるユーザーなど流入パターンがいくつかあります。
流入経路が複数あるサイトでは、流入別に分析できる機能は好まれていますね。
この画面は、弊社の例になりますが、トップページに入ってきたユーザーに対して、見せない方がいいページが並んでいます。
トップページから入ってきたユーザーには、機能のページは見せないほうがいいと分かります。
この施策を実施した場合、月に50件ほどCVが増えるという見込みも確認できます。
根拠となるデータ
AIアナリストの提案は、すべての提案に根拠となるデータがあります。
例えば、この画面を見ると、トップページから流入したユーザーを、機能ページを見たユーザーと見ていないユーザーに分けたもの。
・赤い部分:機能ページを見たユーザー。CVR7.16%
・グレー部分:機能ページを見ていないユーザー。CVR12.24%
機能ページを見たユーザーはCV数が半分になってしまうと分かりました。
機能ページへの誘導は34%という高い誘導率。CVR低いのに、誘導できてしまっている、という状態ですね。
CVRの低いページに関して、誘導を弱める施策は3つの方法があります。
・ページを消す
・導線を弱める
・フォームへの誘導を強化する
誘導を弱める施策は、ページを消すだけでも、成果につながります。
ある人材系のサイトでは、求人詳細は見せないほうがいい、フォームに直接誘導した方がいいという提案がありました。実際にフォームに直接誘導したら、CVRが1.5倍になったという成果が出ています。
また、成果が出やすいのはフォームへの導線を強めることですね。
サイトによっては、会員登録の導線が分かりにくく、ユーザーの動きに沿った配置になっておらず、成果が出てない場合もあります。
網羅的に分析したデータ
今までお話ししたCVRを改善する提案は、裏側で何万通りものデータを見た上で、最もCV数を出せる提案をしています。
このバブルマップを見ると、どのコンテンツに伸びしろがあるか分かります。
・青い丸:それぞれのページ、またはページをグループ化したもの
・横軸:訪問数(右にいくほどよく見られているページ)
・縦軸:CVRで(上にいくほどCVRの高いページ)
・丸の大きさ:CV数
見方としてはシンプルで、4象限に分けます。
・左上:誘導率低いのにCVR高く、もっと露出した方がいいページ。
・右上:誘導率もCVRも高いページ
・左下:誘導率もCVRも低く、運用に影響のないページ。
・右下:誘導率が高いのに、CVR低く、消すか誘導を弱めた方がいいページ。
これをランディングページ別に見れます。例えば、トップページから見ているユーザーと、ブログから入ってきたユーザーを別々に見れます。
よく、コンテンツマーケティングに取り掛かり、PV数は増えてきても、問い合わせにつながらない場合がありますよね。そういった方にも使っていただくことが多いです。
ブログから見ているユーザーには、このコンテンツに誘導すればCVRが上がると分かります。
さっき見せない方がいいと言われていたAIアナリストの機能のページは、ブログから入ってきた人だと、CVRが高い結果が出ました。流入するページによって、異なる結果になると分かりますね。
有料サポート
どのコンテンツの伸びしろが大きいか分かっても、アクションに落とし込むのにはコツが必要な場合もあります。もしご希望でしたら、オプションで有料サポートもあります。
有料サポートでは、弊社のコンサルタントがサポートして、アクションプランまで作成しています。
御社がやることは意思決定と実装だけで、サイト改善のPDCAがまわせます。
画面設計書(有料サポート)
サイトの改善案は、弊社のコンサルタントが画面設計書まで作成します。
レイアウトや文言、例えば初心者マークをつけましょう、といった細かい部分まで指示するので、御社ではデザインをそろえて実装していただくだけです。
御社の意向もあると思うので、フィードバックしていただければ、それを踏まえてお戻しいたします。1.5カ月に1回オンラインでミーティングをしているので、寄り添ったサポートができると思います。
このサポートは、はじめて自転車に乗るときに人に押してもらうようなものだと思っています。
御社で改善のノウハウがたまってくれば、いずれはAIアナリストのデータを見て、自社でも改善できるでしょう。
また、有料サポートをご利用いただいている方には、キーワード選定などのコンテンツマーケティングのお手伝いもしています。このキーワードを狙って記事を書いた方がいいというアドバイスもできます。
コンテンツマーケティングの事例
実際に弊社もコンテンツマーケティングに取り組み、月間160件のCVを獲得しています。
コンテンツマーケティングに取り組んでから、セッションはあるけれども、CVにつながらない時期もありました。
しかしAIアナリストを活用して、ブログから入ってくるユーザーにはどんなコミュニケーションが最適か分析・改善を繰り返した結果、CV数が増えました。
料金体系
料金は月額5万円からで、サイトのセッション数によって変わる従量課金制です。
導入までに、Googleアナリティクスで基本的な設定ができているか、という点を確認しています。
不備があったとしても、弊社のサポートで問題点を見つけて修正するための指示を出していますので、ご安心ください。
無料登録をしていただければ、御社のサイトを分析して、課題についてもお話しします。ご連絡いたしますので、無料登録からしてみてください。
株式会社WACULセールスマネージャの小島卓己さん
今回ご紹介したのは、AIアナリストの機能の3割ほどです。より高度な分析をしたい方や他の機能を知りたい方は、無料登録か、資料請求をしていただければと思います。
※本記事は株式会社WACUL提供によるスポンサード・コンテンツです。
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