【2021年版】ストレスチェックサービスおすすめ50選を比較!選び方も紹介

ストレスチェックサービスとは、従業員がストレスに関する質問に答えるとその結果が分析され、ストレスの状態をチェックできるものです。

サービスによっては、ストレスチェックの結果に応じて産業医やカウンセラーとの面談を実施できたり、健康診断のデータと一元化できるものがあり、従業員に対して最善なケアを行えるようになります。

しかし、ストレスチェックサービスの種類が多く、どのサービスを選べばいいかわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、代表的なストレスチェックサービス15個の特徴や料金をわかりやすく整理してまとめました。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

ストレスチェックサービスおすすめ15社

この記事を読むことで、探す手間をかけずに、自社にぴったりなストレスチェックサービスを比較することができます。

なお、本記事では各ストレスチェックサービスの注目度を客観的に判断するために、「ストレスチェック 比較」で検索し、検索上位の紹介サイト10個を調査し、各サービスを登場回数順に並べました。ぜひ参考にしてください。


<比較表>ストレスチェックおすすめ15社

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


CAMストレスチェックサービス/キャリアアセットマネジ株式会社

CAMストレスチェックサービス

  • 調査票チェック項目は厚労省推薦の57項目(紙実施については、一部外国語に対応)
  • ストレスチェックは、WEBと紙問診対応
  • 企業のニーズに応じて、産業医を紹介 ※提携会社「株式会社ドクタートラスト」との契約
初期費用50,000円/年(初年度のみ)
利用料金■ストレスチェックツール Web実施:¥400/人、紙実施:¥500/人 ※郵送料別
■産業医紹介 選任手数料:¥50,000/人、月額顧問料:月1回訪問 1時間¥45,000、2時間¥60,000
従業員規模要問い合わせ
Web受検可否
利用人数要問い合わせ
電話相談有無あり
カウンセリング有無要問い合わせ
産業医紹介の有無あり
導入企業例要問い合わせ

M-Check+/株式会社マイン

M-Check+

  • 臨床心理士をトップとする専門家集団
  • メンタルヘルス支援機関として30年以上の実績あり
  • 医療機関、法律事務所等の専門機関のネットワークを確保
初期費用要問い合わせ
利用料金要問い合わせ
従業員規模要問い合わせ
Web受検可否
利用人数要問い合わせ
電話相談有無要問い合わせ
カウンセリング有無あり
産業医紹介の有無要問い合わせ
導入企業例要問い合わせ

Wellness Eye/SBアットワーク株式会社(ソフトバンクグループ)

Wellness Eye

  • スマートフォンやタブレットにも対応、回数無制限で毎日利用可能
  • 東京大学との産学共同研究に基づく診断ロジックと、ソフトバンクグループカウンセラーのノウハウを活かした詳細なアドバイスコメント
  • ソフトバンクグループで定められた強固なセキュリティ
初期費用要問い合わせ
利用料金要問い合わせ
従業員規模要問い合わせ
Web受検可否
利用人数40万人
電話相談有無要問い合わせ
カウンセリング有無要問い合わせ
産業医紹介の有無要問い合わせ
導入企業例日本食研ホールディングス株式会社、キリンホールディングス株式会社、スターバックスコーヒージャパン株式会社 など380社以上

ラフールサーベイ/株式会社ラフール

ラフールサーベイ

  • 18万以上のメンタルヘルスデータを活用して多角的な分析が可能
  • 細分化された項目とのクロス分析、分析結果をもとに自動対策リコメンド
  • ローンチ1年で有料導入企業550社突破!
初期費用100,000円
利用料金■ミニマム:月額14,800円~
■ベーシック:月額19,800円~
■プロフェッショナル:月額29,800円~
※利用人数に応じて価格変動
※課題特定後の対策プランを希望の場合は別途料金発生
従業員規模~2,000人
※2,001人以上は要問合せ
Web受検可否
利用人数18万人以上
電話相談有無あり
カウンセリング有無あり
産業医紹介の有無あり
導入企業例大和ハウスパーキング株式会社、株式会社武蔵野、高見株式会社 など550社以上

CAPS/CAPS株式会社(旧:メディカルフィットネスラボラトリー株式会社

CAPS

  • 医師の手配から労基署報告までトータルサポートで1人500円〜
  • 個別受検ページの通知から労基署報告書類の作成までストレスチェック実施を一貫して代行
  • ストレスチェック実施者及び面接指導を担う医師の手配が可能
初期費用要問い合わせ
利用料金■ストレスチェック基本利用料 20,000円/社
■ストレスチェック実施費用 500円/人
詳細はWeb参照
従業員規模要問い合わせ
Web受検可否
利用人数35,000人以上
電話相談有無要問い合わせ
カウンセリング有無要問い合わせ
産業医紹介の有無あり
導入企業例要問い合わせ(100社以上実績)

Carely/株式会社iCARE


Carely

  • システム×相談窓口でメンタルヘルス対策を万全に
  • 個人のメンタル不調を把握するだけでなく、部署や拠点単位での傾向を分析することも可能
  • 保健師や臨床心理士など、専門家によるチャット相談を実施
初期費用クラウド:月額費用3ヶ月分
その他:1000円 x 従業員数
利用料金■クラウド:月額200円/人(最低利用人数:500人)
※5,000名以上はお問い合わせください
■ベーシック月額300円/人(最低利用人数:50人)
■プラス月額400円/人(最低利用人数:50人)
従業員規模要問い合わせ
Web受検可否
利用人数要問い合わせ
電話相談有無要問い合わせ
カウンセリング有無要問い合わせ
産業医紹介の有無あり
※オプション
導入企業例LINE株式会社、note株式会社、森トラスト株式会社 など

STRESCOPE/株式会社こどもみらい

STRESCOPE

  • 57項目+独自のストレスチェック設問設定で、ストレス要因を明らかに
  • 個人に結果と医療情報AIによる100万通りのアドバイス
  • 実施報告書や集団分析の結果等、労働基準監督署への提出書類を提供
初期費用要問い合わせ
利用料金要問い合わせ
従業員規模要問い合わせ
Web受検可否
利用人数要問い合わせ
電話相談有無要問い合わせ
カウンセリング有無あり
※オプションで医師による面談ができます。
産業医紹介の有無要問い合わせ
導入企業例株式会社セガゲームス

ウインテック/株式会社ウインテック

ウインテック

  • 厚生労働省完全対応のストレスチェックを実施
  • Web・マークシート・併用から選べる受検方法
  • プライバシーマークJISQ15001に適合した個人情報保護マネジメントシステムを制定
初期費用無料
利用料金■スタンダード57:Web490円マークシート780円
■スタンダード80:Web540円マークシート830円
■プレミアムA:Web570円マークシート880円
■プレミアムB:Web570円マークシート970円
※上記は受検対象者が50人~69人の場合の一人あたりの単価です。単価は受検人数によって変更となります。詳細はWEB参照
従業員規模約20人~約10,000人
Web受検可否
利用人数要問い合わせ
電話相談有無要問い合わせ
カウンセリング有無あり
※オプションにて心理カウンセラーによる相談窓口を設置
産業医紹介の有無要問い合わせ
導入企業例要問い合わせ

らくらくストレスチェッカー/株式会社アールサン


らくらくストレスチェッカー

  • ストレスチェック外国語受検が追加費用なし!英語、中国語(簡体字)、ベトナム語、インドネシア語、スペイン語、ポルトガル語対応
  • 申し込みから利用登録まで、たったの5分で完了!
  • メニューは全て図解、パソコンに不慣れな利用者も楽に使用
初期費用要問い合わせ
利用料金■年間基本料金:30,000円(2事業所目以降は10,000円)
■年額200円/人
※上記料金に集団分析・外国語受験の費用も含まれる
※最初の2週間無料
※その他、オプションサービス料金や被験者数に応じた料金変動についてはWeb参照
従業員規模~5,000人
Web受検可否
利用人数要問い合わせ
電話相談有無要問い合わせ
カウンセリング有無要問い合わせ
産業医紹介の有無なし
導入企業例要問い合わせ

セコムあんしんストレスチェックサービス/セコムトラストシステムズ株式会社

セコムあんしんストレスチェックサービス

  • ストレスチェック実施状況を確認し、労働基準監督署に提出する必要情報を提供
  • 実施者(産業医)は、面接前の事前問診をすることができ、過去の面接結果の閲覧も可能
  • ストレスチェックの結果は暗号化し、セコムのデータセンターで安全にお預かり
初期費用100,000円
利用料金■基本料金:月額10,000円
■従量料金:20円/1ID
※30日間無料お試し有
従業員規模要問い合わせ
Web受検可否
利用人数要問い合わせ
電話相談有無要問い合わせ
カウンセリング有無要問い合わせ
産業医紹介の有無要問い合わせ
導入企業例要問い合わせ

メンタルチェック@クラウド/ユニテックシステム株式会社

メンタルチェック@クラウド

  • PC、タブレット、PC、スマホ、ガラケーなど受検はマルチデバイス対応!
  • 受検は英語・中国語にも対応
  • 医師・保健師(日本メディメンタル研究所)が開発、運営サポートまでするから安心
初期費用初年度100,000円~(人数により異なる)
利用料金■更新費用:初年度の初期費用の半額
■利用料:320円/1~200名(人数により異なる)
従業員規模要問い合わせ
Web受検可否
利用人数要問い合わせ
電話相談有無要問い合わせ
カウンセリング有無要問い合わせ
産業医紹介の有無あり
導入企業例要問い合わせ

中災防ストレスチェックサービス/中央労働災害防止協会

中災防ストレスチェックサービス

  • 産業医に好評なリポートが充実
  • オリジナル集団集計で、集団傾向をみえる化
  • 講師を派遣して、結果を生かした教育の提案
初期費用資料請求
利用料金■ストレスチェック標準版:一般650円賛助会員585円
■総合版:一般950円賛助会員855円
■Web版:一般540円賛助会員480円
※上記は全て税別価格です。
※1,000名以上の利用や継続利用の場合は割引があります。
※50名未満は50名分の一律料金となります。
従業員規模要問い合わせ
Web受検可否
※詳しくはお問合せ下さい。
利用人数約28万人
電話相談有無要問い合わせ
カウンセリング有無要問い合わせ
産業医紹介の有無要問い合わせ
導入企業例要問い合わせ(1213社導入)

NECソリューションイノベータ/NECソリューションイノベータ株式会社

NECソリューションイノベータ

  • 「職業性ストレス簡易調査票(BJSQ)」を用いた全57問の調査票をベースに、使いやすいユーザーインターフェース
  • ストレスチェックの英語対応
  • Webでのストレスチェックに加え、紙でストレスチェックを実施できる機能にも対応
初期費用SaaS型 20,000円
詳細はWEB参照
利用料金■SaaS型 スタンダード:年額260,000円
■SaaS型 プレミアム:年額356,000円
■SaaS型 セルフケア:年額216,000円
詳細はWEB参照
従業員規模要問い合わせ
Web受検可否
利用人数約90万人
電話相談有無要問い合わせ
カウンセリング有無要問い合わせ
産業医紹介の有無あり
導入企業例要問い合わせ(約900社実績)

メディカル・ビー・コネクト/メディカル・ビー・コネクト株式会社


メディカル・ビー・コネクト

  • 受検媒体はWeb受検と紙受検に対応
  • 英語・ポルトガル語・中国語・ベトナム語の4言語に対応
  • 全国の医療機関・医師と連携した「MBC医療ネット」で、日本全国対応の面接指導体制を運営
初期費用要問い合わせ
利用料金■ライトプラン 年額365円/人
■ベーシックプラン年額765円/人
■ベーシックプラン-サポートプラス-年額900円/1人
■アドバンスプラン年額1,950円/1人
詳細はWeb参照
従業員規模要問い合わせ
Web受検可否
利用人数要問い合わせ
電話相談有無あり
カウンセリング有無あり
産業医紹介の有無あり
導入企業例要問い合わせ(350社実績)

ALART/株式会社ドリームホップ


ALART

  • 常時100名以上の精神科・産業医と個別契約し、医師面接全国対応
  • 契約企業専用の相談窓口を開設
  • 10ヶ国語で受検可能
初期費用要問い合わせ
利用料金従業員100名以下95,000円〜
詳細はWeb参照
従業員規模要問い合わせ
Web受検可否
利用人数要問い合わせ
電話相談有無あり
カウンセリング有無あり
産業医紹介の有無あり
導入企業例株式会社エンジョイ、株式会社ユナイテッドマインドジャパン など1500社以上

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NEC VALWAYのメンタルヘルスケアサービス(旧:VALWAY121ネット)
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こころの健診センター
バリューHR


ストレスチェックサービスの選ぶポイント3つ

ここでは、ストレスチェックサービスの具体的な選び方のポイントを3つ解説します。

  • 目的にあった機能が搭載されているか
  • 対応設問数が足りているか
  • P(プライバシー)マークを取得しているか

目的にあった機能が搭載されているか

どのサービスにも基本的にストレスチェックの受検機能はついていますが、そのほかの機能はサービスによって異なるため、自社の目的に合った機能が搭載されているか確認が必要です。

ストレスチェックサービスの導入目的を3つに分けた場合、それぞれの目的に合った機能性は以下の通りです。

目的必要な機能例
ストレスチェックを手軽に行いたいストレスチェックのオンライン受検、診断結果の表示、受検状況の確認
ストレスチェックの結果に合わせて最適な対応をしたいメンタルヘルスケアや職場改善などの教育サポート、産業医やカウンセラーとの面談、集団分析
ストレスチェックと健康診断を一元化したいストレスチェックと健康診断のデータ管理、報告書の自動作成

上記の内容をもとに、各ストレスチェックサービスにどのような機能が備わっていて、それで自社の課題を実現できるかどうか確認をしましょう。

参考:【2023年最新版】健康管理システムのおすすめ15選を徹底比較!

対応設問数が足りているか

ストレスチェックの設問数が、自社がストレスチェックを実施する目的と合っているかどうか確認が必要です。

厚生労働省では57項目の使用を推奨しており、多くの企業がこの57項目版の調査票を導入しています。5分程度で回答できる内容で、高ストレス者の抽出や本人のストレス要因を特定しやすくなります。

しかし、やりがいやハラスメントに関する設問が不十分であるため、職場環境の改善にも活かしたいという企業の場合は、設問数が80項目あるストレスチェックの実施が向いているでしょう。

そのため、目的に合った設問数でストレスチェックができるサービスを選ぶようにしましょう。

参考:ストレスチェックの項目数はどれを採用すればよい?57項目、80項目、23項目の違い – WELSA(ウェルサ)

P(プライバシー)マークを取得しているか

外部業者に一任する場合は、一定水準以上のセキュリティ体制が整っている業者に与えられる「P(プライバシー)マーク」を取得している業者を選ぶと安心です

ストレスチェックテストは、従業員の私的な情報や感情をクリアにしていくものです。テストの結果が流出してしまえば、従業員らは会社やシステムに対して大きな不信感を抱くことになり、ストレスチェックテストが機能しなくなるおそれがあります。

個人の保険や医療に関する情報は、個人のプライベートに関わる情報は、「機微な個人情報」に分類されます

そのため、個人情報保護法に関して、一定の要件を満たした事業者にのみ取得できるPマークがついているサービスを利用するのがおすすめです。

参考:【保健師監修】ストレスチェック制度の外部委託先はどう選ぶ?おすすめの選び方や注意点


まとめ

本記事では、50種類のストレスチェックサービスを紹介しました。

ストレスチェックサービスとは、企業内でストレスチェックを行うための支援サービスです。

ストレスチェック受検だけではなく、産業医やカウンセラーとの面談実施や、健康診断のデータとの一元化ができるサービスもあります。

ストレスチェックサービスを導入する際は、以下の3つのポイントを基準にして選びましょう。

  • 目的にあった機能が搭載されているか
  • 対応設問数が足りているか
  • P(プライバシー)マークを取得しているか

本記事の情報を参考に、自社に合ったストレスチェックサービスを見つけてください。