【2024年最新版】UTM製品おすすめ19選を比較!選び方も紹介

UTMとは「Unified Threat Management」の略で、日本語では「統合脅威管理」といいます。

UTM製品には、ファイアウォールや不正侵入検知(IPS)、アンチウィルス、アンチスパム、Webフィルタリングなどの機能が装備されており、総合的なセキュリティ対策をすることができます。

さらに、主要なセキュリティ対策を一元管理することで、管理や運用の業務負担を低減して効率的なセキュリティ対策が図れます。

しかしUTM製品は、さまざまなベンダー(メーカー)から多様な製品が販売されているため、導入を検討していても製品の選定で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。導入後に他の製品の方が良かったと後悔しないためにも、事前に自社に適した製品を調査してから導入することが大切です。

そこで今回は、UTMの選び方のポイントと代表的なUTMの特徴を比較しながら紹介します。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

UTM製品おすすめ15社比較表

ぜひ、導入するUTMを選ぶ際の参考にしてみてください。

なお、重要度を客観化するために既存のUTMを紹介したサイト7個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく自社に合ったUTMを探すことができます。

※出現頻度が同数の場合は、アルファベット順に掲載しています。日本語名については、ローマ字表記で判断しています。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年5月時点のものです。


<比較表>UTMおすすめ15社

UTM

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


UTM製品を検討するときの4つのポイント

UTM製品を選ぶ際に着目すべきポイントは主に4つあります。

それぞれについて解説いたします。

ポイント1. 対応ユーザー数とスループットは適切か

UTM製品の対応ユーザー数(PC同時接続推奨台数)は機種ごとに設定されています。また、スループット(一定時間あたりの処理能力)も機種によって異なります。

そのため、対応ユーザー数の上限ギリギリで利用すると、UTMの処理に時間がかかり、インターネットのスピードが遅くなるなど業務効率の低下を招くことがあります。UTM製品を検討する際には、将来の人員増加を見込んで、対応ユーザー数に余裕がある製品を選んでおくと安心です。

一方、使用ユーザー数が少ない場合でも、社内システムの通信量が多いためにUTMのスループットが追いつかないこともあります。ユーザー数だけでなく、現在の社内システムの通信量を把握することも大切です。

現状の利用状況だけで判断せず、今後の利用予定も踏まえて、ユーザー数と社内システム通信量の規模にあったUTM製品を導入するようにしましょう。

参考:UTMの選び方とは?4つのポイントから丁寧に解説!|ITトレンド
   【年間ランキング】UTMおすすめ9製品を機能や特徴で徹底比較!選び方も解説|ITトレンド
   中小企業向けUTMのおすすめ5選。機能はどこまで持つべきか?|アスピック

ポイント2. 必要なセキュリティ機能があるか

一般的なUTM製品には、ファイアウォールや不正侵入検知(IPS)、アンチウィルス、アンチスパム、WEBフィルタリング、アプリケーションコントロールなどの機能が標準装備されています。そのため、どのUTM製品を選んでも一台で総合的なセキュリティ対策ができます。しかし、そのセキュリティレベルや得意とする攻撃は製品によって異なります。

ゼロデイ攻撃やDDos攻撃など対策したい攻撃が決まっている場合は、その対策を得意とする製品を選びましょう。また、必要なセキュリティ機能をオプションで追加できるUTM製品を選ぶと、重要度の高い脅威に対して対策を強化することができます。

まずは、強化したいセキュリティ対策を明確にしてからセキュリティ機能を比較すると良いでしょう。

参考:UTMを選ぶための4つのポイントとは?丁寧に解説|ITトレンド
   【年間ランキング】UTMおすすめ9製品を機能や特徴で徹底比較!選び方も解説|ITトレンド
   UTM比較8選!必要な機能や導入形態は?|中小企業向けのおすすめを紹介|アスピック

ポイント3. 必要な機能と性能をベンダーに伝えて見積もりをとる

UTM製品の価格形態は、UTM本体とセキュリティライセンスの購入または月額のリース契約が一般的です。また、使用規模(ユーザー数)や機種のスペック、機能のカスタマイズによってもUTM製品の価格は異なります。

使用規模と必要な機能や性能をベンダーに相談した上で、見積もりをとって導入価格を比較しましょう。

参考: 【年間ランキング】UTMおすすめ9製品を機能や特徴で徹底比較!選び方も解説|ITトレンド

ポイント4. サポート体制が整っているか

UTM製品のベンダーには、エンジン(処理装置)を海外の企業から導入していたり、海外の製品を輸入販売していたりするところがあります。海外のUTM製品は管理画面やマニュアルが英語であったり、日本語であっても日本語訳が正確ではなく、使いづらい場合があります。

また、UTMは原則24時間365日稼働する必要があります。もし、何かトラブルが発生した時に海外の本部に問い合わせて対応するのでは、対応に時間がかかる可能性があるのでサポート体制を確認することが大切です。

トラブルが発生した時に現地対応してもらえるのか、UTMが故障した時に代替機をすぐに送付してもらえるのか、アップデートや設定変更の際にリモート対応してもらえるのかなど緊急対応体制を確認しておくと、導入後も安心して使用することができます。

参考:UTMを選ぶための4つのポイントとは?丁寧に解説|ITトレンド
   UTM製品の選び方|平和テクノシステム


1.Sophos UTM/Sophos Ltd.

Sophos Ltd.
UTM (統合脅威管理) | Sophos UTM アプライアンス

  • 人工知能により高度な機械学習システムでマルウェア定義ファイルに依存せずマルウェア検出が可能
  • 標的型攻撃をブロックするだけではなく脅威を把握・分析がしやすい
  • 直感的に操作できるインターフェースでシンプルに保護することが可能
価格形態要問い合わせ
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループットSG105:2,500Mbps
SG115:2,700Mbps
SG125:3,100Mbps
SG135:6,000Mbps
IPSスループットSG105:350Mbps
SG115:500Mbps
SG125:750Mbps
SG135:1,500Mbps

2.WatchGuard/ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社

ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社
UTM/NGFWでマルウェア・標的型攻撃対策|ウォッチガード・テクノロジー

  • ID、Wi-Fi などの包括的な保護を提供しネットワークセキュリティを超えて拡張が可能
  • 1台のアプライアンスに統合され最新の技術を駆使したセキュリティ機能
  • モジュール形式で必要に応じて各機能のライセンス購入が可能
価格形態Standard Support
Total security
Basic Security
各プラン:要問い合わせ
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループットT35:940Mbps
T55:1,000Mbps
IPSスループットT35:573Mbps
T55:636Mbps

3.Quantum/チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
セキュリティ管理アプライアンス – チェック・ポイント・セキュリティ

  • オールインワンのアプライアンスにすべてのセキュリティ管理機能を統合し優れた拡張性
  • 場所を問わず多くのセキュリティゲートウェイを管理しログ処理時間の短縮や迅速な分析を実現
  • ログの検索、レポートの作成、イベント表示などシステムの応答速度の向上が可能
価格形態要問い合わせ
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループット3600:780Mbps
3800:1,500Mbps
6200:1,800Mbps
6400:2,500Mbps
他Web参照
IPSスループット3600:1.99Gbps
3800:3.3Gbps
6200:4.65Gbps
6400:6.5Gbps
他Web参照

4.FortiGate/フォーティネットジャパン合同会社

フォーティネットジャパン合同会社
サイバーセキュリティのグローバルリーダー | フォーティネット

  • あらゆる場所に拡張可能な完全なコンバージェンスを提供し一元管理と一貫したセキュリティを実現
  • カスタムASICアーキテクチャを使用し脅威保護と復号化が可能
  • AIを活用した完全な可視化やセキュリティとネットワーキングの融合が可能
価格形態要問い合わせ
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループット40F:600Mbps
60F:500Mbps
70F:800Mbps
80F:900Mbps
90G:2,200Mbps
IPSスループット40F:1,000Mbps
60F:1,400Mbps
70F:1,400Mbps
80F:1,400Mbps
90G:4,500Mbps

5.Sophos Firewall/Sophos Ltd.

Sophos Ltd.
Sophos Firewall | Sophos

  • 最新の高度な保護テクノロジーや機能学習、脅威インテリジェンスにより強度な保護とパフォーマンスが可能
  • 単一のコンソールで管理ができるため最小限の時間でネットワークセキュリティ管理が可能
  • アクティブな脅威を自動的に特定しクリーンアップされるまで外部通信を防ぐことが可能
価格形態要問い合わせ
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループットXGS87:3,850Mbps
XGS107:7,000Mbps
XGS116:7,700Mbps
XGS126:10,500Mbps
他Web参照
IPSスループットXGS87:3,000Mbps
XGS107:4,000Mbps
XGS116:4,800Mbps
XGS126:5,500Mbps
他Web参照

6.SonicWall 次世代ファイアウォール TZシリーズ/ソニックウォール・ジャパン株式会社

ソニックウォール・ジャパン株式会社
SonicWall TZシリーズ | エントリレベルの次世代ファイアウォール

  • ゼロタッチ展開と簡素化された一元管理で、導入や運用を簡単に行うことが可能
  • ネットワークに設置するだけで複雑な管理や脅威に悩むことがなく費用対効果に優れた中小企業向けサービス
  • 優れた性能と機能の充実で先進の脅威対策が可能
価格形態要問い合わせ
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループットTZ670:5,000Mbps
TZ570:4,000Mbps
TZ470:3,500Mbps
TZ370:3,000Mbps
他Web参照
IPSスループットTZ670:3,000Mbps
TZ570:2,500Mbps
TZ470:2,000Mbps
TZ370:1,500Mbps
他Web参照

7.Untangle/ウェアポータル株式会社

ウェアポータル株式会社
Untangle (アンタングル) – ウェアポータル株式会社 – メールセキュリティやデジタルサイネージ –

  • リアルタイムでログ分析ができダッシュボードでネットワークのステータス全般の把握が可能
  • 導入した機器をリモートから一元管理が可能
  • 稼働中のネットワーク情報と比較することで未知の脅威からシステムの保護が可能
価格形態ライセンス1年:180,000円〜
ライセンス3年:280,000円〜
ライセンス5年:500,000円〜
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループット要問い合わせ
IPSスループット要問い合わせ

8.beat/富士フイルムビジネスイノベーション株式会社

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
beat/active サービス : 富士フイルムビジネスイノベーション

  • 通信障害リスクを低減し通信負荷の分散を実現したマネージドサービス
  • 事業所間の通信経路も自動的に分散し快適で障害に強いネットワーク環境が可能
  • 豊富なソリューションを多層的に組み合わせ課題に合わせ柔軟な対応が可能
価格形態Basic:月額19,800円〜
Active:月額12,800円〜
Solo:月額6,800円〜
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループット要問い合わせ
IPSスループット要問い合わせ

9.UTX100/ヤマハ株式会社

ヤマハ株式会社
UTX100 特長

  • 設定方法やトラブル発生時、遠隔サポートや新しい機器の発送など手厚い支援体制
  • 小規模企業に必要なセキュリティ機能を1台設置するだけで簡単に導入が可能
  • 脅威レベルやマルウェアのタイプなど情報把握が可能
価格形態ライセンス1年:63,000円
ライセンス2年:126,000円
ライセンス3年:189,000円
ライセンス4年:252,000円
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無

FWスループット2,000Mbps
IPSスループット600Mbps

10.Pico-UTM 100 S/株式会社ビープラス

株式会社ビープラス
Pico-UTM 100 Sの1台でアンチウイルス、ファイアウォールなどのセキュリティ対策

  • 繋いだ瞬間からすぐに使えるプラグアンドプレイタイプで簡単に設置・設定が可能
  • 自動的にアップデートし最新の状態を保つため常に優れたセキュリティ機能を提供
  • 簡単な操作画面で動作状況をいつでも監視できる
価格形態要問い合わせ
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループット700Mbps
IPSスループット要問い合わせ

11.eFERECアプライアンス/株式会社ネットスプリング

株式会社ネットスプリング
エンドポイントアクセス制御装置「eFEREC」

  • ユーザ単位での利用者認証:アクセス制御・ログ収集のアプローチで基幹ネットワーク保護が可能
  • 既存環境にそのまま導入でき設定運用も簡単
  • 役職や立場に合わせアクセスの範囲や権限など柔軟な制限が可能
価格形態eFEREC-1:280,000円
eFEREC-2:380,000円
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループット900Mbps
IPSスループット要問い合わせ

12.MSS for UTM/SBテクノロジー株式会社

SBテクノロジー株式会社

MSS for UTM | SBテクノロジー (SBT)

  • 感染の有無、危険度、影響範囲、対策などを横断的に複数機能のログから分析が可能
  • リスクレベルに関係なく全てアラート対象で早期に脅威の発見が可能
  • 端末内部のログや情報を組み合わせて解析することで、より具体的な原因・被害範囲の調査が可能
価格形態要問い合わせ
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループット要問い合わせ
IPSスループット要問い合わせ

13.MRB-Cloud/株式会社アンペール

株式会社アンペール
クラウドUTM 複数拠点も一元管理-テレワークにも最適 – ampere

  • インターネットを利用する全てのユーザを保護し、既存ルーターでVPN接続すればすぐに利用できるクラウド型
  • 脅威データベース・AI・機械学習能力など常に最新のセキュリティを提供
  • 拠点や出先をシームレスに接続する事ができ複数拠点に最適
価格形態要問い合わせ
アプリケーション
コントロール有無
要問い合わせ
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループット要問い合わせ
IPSスループット要問い合わせ

14.ビジネスセキュリティ(VSR)/株式会社 USEN ICT Solutions

株式会社 USEN ICT Solutions
ビジネスセキュリティ | USEN GATE 02

  • 世界基準のICSA Labs(世界中のセキュリティ製品のテストを評価を実施する第三者機関)を取得し安心して利用が可能
  • 導入前のコンサルティングから初期設定、障害対応などワンストップでサポートが可能
  • 国内複数拠点に設置された自動運用監視システムにより24時間365日監視体制
価格形態要問い合わせ
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループット要問い合わせ
IPSスループット要問い合わせ

15.Cloud Edge/トレンドマイクロ株式会社

トレンドマイクロ株式会社
Cloud Edge™ Unified Threat Management Device | トレンドマイクロ | トレンドマイクロ (JP)

  • クラウドスキャンサーバと連携することで、メールやWeb、ネットワークなど侵入してくる脅威に対応が可能
  • 脅威に対する検索処理を分散させることでネットワーク遅延を最小化しながらも高い防御性能を実現
  • 導入設置や初期設定、導入後の運用監視など一貫したサポート体制
価格形態要問い合わせ
アプリケーション
コントロール有無
不正侵入検知(IPS)
有無
FWスループット要問い合わせ
IPSスループット要問い合わせ

その他おすすめのUTM製品

クラウド型UTM
MRB-Cloud
SS5000II
FLESPEEQ UTM


まとめ

本記事ではおすすめのUTM製品と選び方のポイントを紹介しました。

ぜひ本記事を参考に、会社の条件に合ったUTM製品を選んでみてはいかがでしょうか。

参考にしたサイト

【2024年】UTMのおすすめ10製品(全17製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
【最新】UTMおすすめ5製品を徹底比較!企業に最適なUTMの選び方も【お役立ち情報】 | OFFICE110
【年間ランキング】UTMおすすめ9製品を機能や特徴で徹底比較!選び方も解説|ITトレンド
【2024年版】UTMオススメ8社を徹底比較!企業にオススメなUTMの選び方や機能について – DoRACOON(ドゥラクーン)
UTM比較8選!必要な機能や導入形態は?|中小企業向けのおすすめを紹介 | アスピック|SaaS比較・活用サイト
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