RLSAで8倍以上の獲得率!? 3つの運用事例と知っておくべき4つのポイント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
GoogleRLSA

RLSA、名前は聞いたことあるけれど、実際どのように活用すればいいのか分からない、そんな悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解消する為に、こちらではRLSAの基本的な部分から実際の運用例まで分かりやすくご説明致します。

私自身、リスティング広告を8年以上運用しておりますが、RLSAを実施してから、今までにはない費用対効果の改善に繋がる施策であると、日々実感しております。まずは私の運用事例からご覧下さい。

リスティング広告初心者向けのガイドブック(無料)

RLSA 3つの運用事例

私が実際に運用したRLSAの事例を何点かご紹介致します。これを見れば、RLSAを今すぐにでもやるべきだと分かって頂けるでしょう。

1|来訪ユーザーと新規ユーザーで入札を変えて成果2倍

後ほどRLSAで知っておくべきポイントでご紹介しますが、「ユーザーの訪問履歴を元に入札調整」を行った事例になります。
ある通販サイトで、来訪ユーザーには入札単価を25%高めに設定して配信を行いました。

その結果、RLSAの入札単価は高くなると思いきや、クリック率が2倍以上となり、通常のAdwordsと実際のCPCはほとんど変わりませんでした。品質スコアの影響と考えられます。また、獲得率は通常のAdwordsの2倍以上となり、獲得単価は1/2という結果に!

この通販サイトの場合、来訪経験があるユーザーは新規ユーザーに比べて、購入意欲が非常に高いということが分かりました。

図1)Adwordsの実績を1とした場合のRLSAの実績比較
RLSA実績比較

2|季節要因の影響が大きい商品・サービス、RLSAで獲得率が8倍以上

季節要因が大きく、需要期がほぼ決まっている商品・サービスってありますよね?
バレンタイン、日傘、七五三、お歳暮などがそれにあたります。そのような季節要因が大きいキーワードで広告配信を行う場合、どの広告主様もそのキーワードを狙って入札してくるため、上位表示させるにはかなりの広告予算が必要となってきます。
売上は伸ばしたいけど、そこまで多くの広告予算を投下することが出来ない、という場合にもRLSAは大活躍します。

10~11月に需要が伸びる商品を取り扱っている通販サイトの話になりますが、サイト来訪ユーザーには広告が上位掲載されるように入札を高めに設定し、新規ユーザーには広告が1ページ目中位あたりに表示されるように入札を若干抑えて配信し、広告費を抑えながら運用しました。

その結果、RLSAは上位掲載されていたこともあり、クリック率は通常のAdwordsの約3.8倍、獲得率は約8.3倍になり、獲得単価は7割減となりました。

需要期の間、ずっと上位掲載させると膨大な広告費となりますが、RLSAのおかげで効果が見込めるユーザーに絞って上位掲載できるようになったため、今まで以上に効率良く配信することが可能となった事例になります。

図2)Google管理画面キャプチャ
Google管理画面

3|今まで費用対効果が合わなかったBigワードの活路発見!

検索数は多いけど、入札している広告主が多く上位掲載しても広告費が多くかかるばかりで、売上に繋がりにくいキーワード、どの業界にもありますよね?
そんなときこそRLSAの出番です!

ある通販サイトでは、検索数は十分にあるものの、費用対効果が全く合わずに配信停止にしていたキーワードが数多くありました。それらキーワードに対してRLSAを利用し、サイト来訪ユーザーだけに上位掲載を試みました。

すると、それらキーワードの中から効率良く売上に繋がるキーワードが見つかり、効率を維持したまま全体の売上増加に貢献するキーワードの発掘ができました。

他広告主が多く、入札単価が高いキーワードでも、RLSAではクリック率が通常のAdwordsに比べて高くなる傾向があるため、比較的安価なクリック単価で上位掲載できたことも効率を維持できた要因と考えられます。

以上、簡単ですが事例紹介となります。RLSAの活用法とその効果、分かって頂けましたでしょうか。RLSAの活躍の場はまだまだ大いにあります。
ここから先は、RLSAを実施する前に抑えておいたほうが良い事項を分かりやすくまとめましたので、下記をご確認の上、RLSAを実践してみて下さい。

 

 

RLSAで知っておくべき4つのポイント

1|そもそもRLSAとは?

RLSAとはRemarketing Lists for Search Adsの略で「リマーケティングリストを活用した検索広告」です。過去に貴方のサイトに訪れたユーザーを対象に検索広告をカスタマイズできる機能になります。Googleのみの機能なので、Yahooでは利用できません。カスタマイズと言われてもあまりピンとこない方もいらっしゃると思いますので、次項にて具体例を示します。

2|RLSAで具体的に何が出来るの?

RLSAは非常に奥が深く様々な活用法があるのですが、基本的な使い方を幾つかご紹介します。まずは下記の設定から始めてみてはいかがでしょうか。

● ユーザーの訪問履歴を元に入札単価を調整
例えば、「サプリメント」というキーワードを検索した場合、過去にサイトに訪れたユーザーには入札単価を20%引き上げて配信し、過去に購入したことがあるユーザーには入札単価を40%引き上げて配信することが可能となります。この入札は地域、デバイス、時間帯を組み合わせることも可能です。

● 既存顧客と新規顧客に対し、それぞれに最適な広告やランディングページを表示
例えば、「子供服」というキーワードを検索した場合、新規顧客には購入のハードルが低いSALEを、既存顧客には上下セットのコーディネート特集を宣伝することが出来ます。

● ターゲットを絞って一般的なキーワードの成果改善
例えば、お中元の時期に「お中元」というキーワードを入札しても、費用対効果を合わせるのは難しいかもしれません。しかし、RLSAによって既存顧客にターゲットを絞って配信すればこのようなキーワードの費用対効果を改善して売上を伸ばせる可能性があります。

3|RLSAとGDNリマーケティング広告の違い

RLSAとGDNリマーケティング広告は、同じGoogleのサービスでも似て非なる部分が幾つかあります。その相違点を簡単にお伝えします。
※GDN(Googleディスプレイネットワークの略:Googleのネットワーク上に表示される広告)

● リスト保持期間
RLSA:180日
GDN:540日

● 配信可能となる最低ユーザー数
RLSA:1,000
GDN:100

● 類似ユーザー配信
RLSA:対応しておりません
GDN:配信可能

● Googleアナリティクスリマーケティング
RLSA:対応しておりません
GDN:配信可能

● リスト数について
同じリストでもRLSAはGDNのリマーケティングリストよりも数が少ないことがよくあります。
その理由は以下2点のためです。プライバシーの配慮のためとされております。

● 使用しているcookieが異なる

● Googleにログインしているユーザーは配信対象外

4|RLSAを実施する為には?

RLSAの設定方法が分からずに実施に踏み切れていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらでは、RLSAの設定方法を簡単にご説明致します。
リマーケティングタグがサイト内に埋め込まれていることが必須条件ですが、その方法に関しては下記を参考にして頂ければと思います。

◇[Google AdWordsヘルプ]サイトやモバイル アプリにリマーケティング タグを追加する

  1. 既存の検索キャンペーンの複製、もしくは新規検索キャンペーンを作成し、通常の検索キャンペーンと同様にキーワードを設定(キャンペーン設定時には「標準」ではなく「すべての機能」を選択して下さい)
    キャンペーンタイプを切り替える
  2. ユーザーリストタブからリマーケティングリストを選択
    ユーザーリスト
  3. 「掲載先の絞り込みと入札単価」、「入札単価のみ」のどちらかを選択
    リマーケティングリスト
    ※重要※
    「掲載先の絞り込みと入札単価」「入札単価のみ」の設定によって配信が大きく異なります。

● 掲載先の絞り込みと入札単価
広告は選択したユーザーリストにのみ配信されます。

● 入札単価のみ
広告は全ユーザーに配信されますが、選択したユーザーリストに対して入札単価調整のみを設定します。

以上で設定は完了です。「掲載先の絞り込みと入札単価」「入札単価のみ」の設定には十分注意してご利用下さい。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?RLSAを実施することで費用対効果が改善するイメージは出来ましたでしょうか。今回お伝えした内容はRLSAの基本的な部分のみですが、まずは何事も基本から始まりますので、まだRLSAを活用されていない方は是非実践してみて下さい。

もし、改善のイメージが出来ない、イメージは何となく出来るが実際にやるのは難しそう、など、ご質問・ご不明点などございましたらお気軽にご相談頂ければと思います。

リスティング広告初心者向けのガイドブック(無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
The following two tabs change content below.
LISKUL編集部
LISKUL(リスクル)は、ソウルドアウト株式会社の社員によって執筆・運営されています。Webマーケティングの成果改善の役に立つさまざまなノウハウを発信中。

同じカテゴリーの関連記事

pagetop