日本国内のEC化率は年々増加しています。自社でECサイトを運営しようと動き始めている方も多いと思いますが、立ち上げや運営には専門的な知識が必要となる場面が多く、「何から始めていいかわからない」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ECサイトに関する基礎知識と、作り方、運営方法についてわかりやすく解説しています。
本記事を参考にすることで、初心者の方でもECサイトに関する理解を深め、すぐに作成、運用まで進めるようになります。
ECサイト立ち上げの具体的な手順は下記よりご確認いただけます。
目次
ECサイトとは、インターネット上で商品やサービスの売買をするためのWebサイト
ECサイトとは、インターネット上で商品やサービスの売買をするためのWebサイトのことをいいます。
そもそもECとは「Electronic Commerce」の略で、日本語に訳すと「電子商取引」となります。
ECサイトというと、主に通信販売を行う企業の自社サイトのことを指しますが、Amazonや楽天などのオンラインショップ、メルカリやラクマなどのフリーマーケットサイトもECサイトに該当します。
時間や場所を問わず簡単に買い物が楽しめるECサイトは、今では生活に欠かせないものとなり、実店舗と競合するほどに発展しています。
ECサイトを作るメリット
実際にビジネスでECサイトを立ち上げ・運用することは様々なメリットがあります。
メリットとして、主に5つ挙げられます。
- コストを抑えながら運用できる
- 24日365時間販売できる
- 購買データを活用できる
- 潜在顧客の層を広げられる
- web上ならではの機能が使える
コストを抑えながら運用できる
ECサイトの場合、無料~月額数千円から始めることができるため、リアル店舗の運営でかかるコストを削減しながら運用することができます。
リアル店舗の場合、スタッフの人件費やテナントの料金などの高い固定費がかかりがちです。
店舗経営が難しくなった場合にリスクになりがちですが、ECサイトはリアル店舗ほど固定費がかからないため、コストを抑えながら運営することができます。
初期費用とランニングコストに分けてわかりやすく解説しています。
24日365時間販売できる
ECサイトの場合店舗スタッフを介さないため、閉鎖をしない限り24時間365日いつでも販売することができます。
ECサイトを運営していれば、リアル店舗が休業しているときでもユーザーは購買活動を行うことが可能です。
たとえば、店舗が閉まっている深夜にSNSで商品を見かけて興味をもった場合、ECサイトがあればそのまま購入することができます。
そのため、ECサイトは時間を選ばずにユーザーが商品を欲しいと思ったタイミングで購入できるというメリットがあります。
購買データを活用できる
ECサイトは商品注文時に顧客の個人情報を紐づけることができるため、購買データを収集することが可能です。
たとえば、どういった属性のユーザーが、どこからECサイトへ流入し、どのような商品を好む傾向にあるかがわかるようなデータを収集できるため、今後のマーケティング戦略に活かすことができます。
そのようなデータがあれば、ECサイト上の商品配置を工夫できたり、広告やSNSなどの集客手段への予算配分を決めることができるため、工夫次第で成果が出せるというメリットがあります。
潜在顧客の層を広げられる
場所の制約がないため、国内・海外まで顧客層を広げることができます。
リアル店舗の場合、遠方に住んでいる顧客は訪問することが難しいため、どうしても来店客数が限られてしまいます。
しかしECサイトの場合は、基本的にどこに住んでいても利用することができるため、顧客層を広めることができます。
web上ならではの機能が使える
ECサイトはただweb上で商品を販売できるだけではなく、webならではの機能を活用できるというメリットがあります。
たとえば、定期購入機能やお気に入り機能、レコメンド機能など、様々な機能を活用してECサイト運営をすることができます。
このような機能を活用すれば、様々なお客様にアプローチができ、売上向上につなげることが可能です。
「売れるECサイトを立ち上げる手順7ステップ」では、本記事に書ききれなかったECサイト立ち上げの具体的な手順について解説しています。
気になる方は合わせてチェックしてみてください。
ECサイトを作るデメリット
基本的にECサイトはメリットが多いですが、いくつか注意しなければいけない点があります。
あらかじめ押さえておくべきECサイトのデメリット2つを紹介します。
- 顧客とのコミュニケーションが取りにくい
- 売上を出すために時間がかかる
顧客とのコミュニケーションが取りにくい
ECサイトの代表的なデメリットの一つに、「顧客と直接コミュニケーションができない」という点があります。
リアル店舗と違って、ECサイトはお客様に直接接客することができないため、お客様の反応に合わせて商品を説明したり、質問に応えたりすることが難しいです。
また、事細かなコミュニケーションがしづらいため、商品の魅力が思うように伝わらなかったり、お客様のイメージと実物に乖離が出てくる場合があります。
そのようなデメリットをカバーするためには、商品の情報をわかりやすく入れたり、FAQページを作るなどの工夫が必要です。
売上を出すために時間がかかる
ECサイトを立ち上げられたとしても、軌道に乗るまでに時間がかかりがちです。
立ち上げ当初はECサイトの認知度が低いため、まずは訪問してくれるお客様を増やさないといけません。
いくらECサイトの内容が魅力的でも、来てくれるお客様がいないと意味がありません。そのため、立ち上げ時期は売上拡大よりも集客に力を入れるようにしましょう。
ECサイトの種類
ECサイトには、「モール型」と「自社サイト型」の2種類があります。
モール型とはその名前の通り、ショッピングモールのようなECサイトです。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、大きな母体となるサイトに多数の店舗が出品して販売する形式です。
自社サイト型とは、自力でWebサイトを立ち上げて運営する形式です。本記事では、自社サイト型について詳しく説明します。
モール型について詳しく知りたい方はこちらをご参考ください。
参考: モール型ECサイトとは?メリットやデメリット、独自モールとの違いを解説|OrangeEC
自社サイト型ECの種類
自社サイト型には、「ASP」「オープンソース」「パッケージ」「フルスクラッチ」「クラウドEC」の5つの方式があります。
自社サイト型の方式
方式 | 費用 | 特徴 | おすすめの人 | ASP | 導入費用:0〜数十万円 月額:数千円〜5万円 | ブラウザ上で簡単に運営可能 | 手軽にECサイトを始めてみたい人 |
オープンソース | 導入費用:0〜数百万円 月額:数千円〜数百万円 | サイトを独自拡張できる | ECサイトを低コストで独自運営したい人 |
パッケージ | 導入費用:数十万〜数千万円 月額:数万円〜数百万円 | 他システムとの連携が可能 | 大規模なECサイトを作りたい人 |
フルスクラッチ | 導入費用:1千万円以上 月額:数十万円以上 | 自由な開発が可能 | 資金力・技術力のある企業の人 |
クラウドEC | 導入費用:数百万〜数億円 月額:数十万円 | サーバーの用意が不要 | 常に最新のシステムで運営したい人 |
参考:ECサイト構築方法と手順や費用|Orange EC
ECサイト構築の全方式の特徴とシステム選定手順|LISKUL
これら5つの方式について、以下に詳しく紹介します。
ASP:少ない負担ですぐに導入できる
ASPは、業務用のアプリケーションを、インターネットを通して提供するサービスです。ECサイトとして提供されているシステムを、月額制などでレンタルします。
特徴
機能がひと通り揃っているうえサポート体制が充実しており、サーバーの管理が不要です。そのため、少ない負担で最新のシステムを利用できます。ただしカスタマイズに制限があったり、ASP事業者のサービス提供が終了すると利用継続ができなくなるなど事業者の都合に左右される場合があります。
費用
- 導入費用:0〜数十万円
- 月額:数千円〜5万円
導入にかかる時間・必要なスキル
既存のサービスを利用するので、導入に時間はかかりません。また特別なスキルは必要なく、インターネットやSNSを使える人であれば、スムーズに導入できるでしょう。
サービス例
BASE、カラーミーショップ、STORES など。
ASPカートをリサーチし、主要サービスを比較している以下の記事も合わせて参考にしてみてください。
参考:【最新版】おすすめのASPカート15選を比較!選び方のポイントも紹介
おすすめの人
個人でECサイトを運営したい人、低コストで導入したい人。
オープンソース:低コストでカスタマイズ可能
オープンソースは、プログラムのソースコードが無料で公開されており、誰でも改良・再配布が可能なソフトウェアです。
特徴
自由に改良できるので、デザインのカスタマイズや機能の拡張を行うことができます。また、サーバーの維持費のみで運営することができるので、コストを抑えられます。
一方で、公開されていたプログラム自体にバグが存在していた場合でもソースコードを利用した側の責任となるので注意が必要です。
費用
- 導入費用:0〜数百万円
- 月額:数千円〜数百万円
導入にかかる時間・必要なスキル
サーバーの設置や自社に合わせたカスタマイズが必要なので、ASPよりも導入に時間がかかります。ソフトウェアやサーバー管理、セキュリティ確保などについての専門知識も必要です。
サービス例
EC-CUBE など。
参考:EC-CUBEとは?その魅力を徹底解説!機能・事例・導入方法まで
おすすめの人
ある程度の技術力がありカスタマイズしたい人、低コストで導入したい人。
パッケージ:他システムと連携可能
パッケージは、きちんと開発されたソースコードを枠組みとしてサイトを構築する方式です。オープンソースの製品版、というイメージです。
特徴
オープンソースと大きく異なる点は、パッケージソフトを提供している会社のサポートを受けられることです。このような会社はECサイトのカスタマイズに慣れているので、商品管理システムや外部サイトとの連携をする複雑な手続きに関しても、問題なく行うことができます。
費用
- 導入費用:数十万〜数千万円
- 月額:数万円〜数百万円
導入にかかる時間・必要なスキル
オープンソース方式と同様、サーバーの設置や機能のカスタマイズに時間がかかります。また、サーバーやソフトウェアに関する知識、ソースコードを記述するスキルが必要です。
サービス例
Orange EC、ecforceなど。
ECパッケージをリサーチし、主要サービスを比較している以下の記事も合わせて参考にしてみてください。
参考:【2023年最新版】ECパッケージおすすめ25選を比較!選び方も紹介
おすすめの人
ある程度の技術力があり、中〜大規模のECサイトを運営したい人。
フルスクラッチ方式:ゼロから自由な開発可能
フルスクラッチとは、元となるソースコードなどを用いず、ゼロから自力でサイトを作成する方式です。
特徴
すべて自由に開発できるため、あらゆる要件や機能を実装できます。また、自社システムとの連携も可能です。ゼロからの構築となるため、費用が多くかかり、メンテナンスも難しくなります。
費用
- 導入費用:1千万円以上
- 月額:数十万円以上
導入にかかる時間・必要なスキル
ゼロの状態からサイトを作成するため、5つの方式の中で最も時間がかかります。サーバー管理やサイト作成以外に、システム運営・保守、セキュリティ確保などの、専門的な技術も必要です。
サービス例
ZOZOTOWN など。
参考: ファッション通販 ZOZOTOWN|ZOZOTOWN
おすすめの人
資金力・技術力があり、複雑な機能を持つ大規模なECサイトを運営したい人。
クラウドEC:独自サーバー不要でカスタマイズ可能
クラウドECは、ASPとパッケージを合わせたものに近い方式です。パッケージと同様、カスタマイズは可能です。さらには、クラウド上にあるサーバーを利用するため、独自のサーバーを用意する必要がありません。
特徴
サーバーを用意する必要がないにもかかわらず、サイトのカスタマイズができることが最大の特徴です。カスタマイズの範囲は制限がある場合もあるので、事前確認が必須です。また、クラウド型のサーバーは提供元が管理してくれるため、常に最新のシステムを利用できます。
費用
- 導入費用:数百万〜数億円
- 月額:数十万円
導入にかかる時間・必要なスキル
サーバーの設置が不要な分、かかる時間は短めです。しかし、元となるソフトウェアを利用してカスタマイズできるだけの専門知識・技術が必要となります。
サービス例
ecbeing、MakeShop など。
参考: ECサイト構築から運用まで、中堅大手向けEC総合ソリューション企業【ecbeing】|ecbeing
ネットショップの開業・構築なら集客に強いMakeShopで!|MakeShop by GMO
おすすめの人
常に最新のシステムで運営し、サーバー管理はせず、サイトのカスタマイズはしたいという人。
ECサイトの作り方
先ほど紹介した「自社サイト型ECの種類」それぞれの作り方について解説していきます。
ECサイトの立ち上げフローをより詳しく知りたいという方は以下記事を参考にしてください。
参考:EC事業の立ち上げフロー・費用まとめと成功のための10個のポイント│LISKUL
ASPの場合
ASPの場合、一から開発をする必要がなく手軽に立ち上げを行うことができます。
具体的なやり方としては、以下の通りです。
- ASPに必要な情報登録
- ECのテンプレートを選び、デザインを決める
- 商品を登録する
最低限の設定ですぐにECサイトを立ち上げることができるため、EC初心者の方でも運営しやすいのが特徴です。
パッケージ・クラウドECの場合
パッケージやクラウドECは、既存のシステムを組み合わせて利用するプラットフォームであるため、構築には3か月~半年ほど時間がかかります。
具体的な作成方法は以下の通りです。
- 要件を定義して仕様書を作る
- システム設計を行う
- システムを開発する
- システムをテストする
自社内に開発担当者がいない場合は、外部のベンダーに依頼をする必要があります。
ASPと比べて自由度高くECサイトを作ることができますが、コストがかかりがちなので注意が必要です。
オープンソースの場合
オープンソースは、プログラムのソースコードが無料で公開されているため、ITリテラシーやweb制作の知識があれば、自作することができます。
具体的な作成方法は以下の通りです。
- サーバーを準備する
- ソフトウェアをインストールする
- 各種設定やサイトのデザインを設定する
- 商品を登録する
パッケージ・クラウドECと比較して、短期間で立ち上げることが可能であるため、限られたコストでECを作りたい方はおすすめです。
フルスクラッチ方式の場合
フルスクラッチ方式は、ソースコードなどを用いず、一から自力でサイトを作成する方式であるため、他の方法よりも時間がかかりがちです。
要件にもよりますが、ECが完成するまで1年かかる場合があります。
具体的な流れは以下の通りです。
- 要件を定義して仕様書を作る
- システム設計を行う
- システム開発を行う
- システムをテストする
ECサイトの成功事例3選
すでに構築されているECサイトの成功事例を紹介します。
1.北欧、暮らしの道具店
「北欧、暮らしの道具店」は、北欧雑貨の通販サイトです。
商品の販売だけでなく、販売する商品の活用法や北欧の生活スタイル、スタッフのコラムなどの特集記事も掲載することで読み物としても楽しめるコンテンツとして内容を充実させました。
その結果サイト開設の2007年の売り上げは数百万円でしたが、開始から2年で2億円を超える売り上げを見込めるほどに成長しました。
2.カメラのキタムラ
カメラのキタムラは、カメラをはじめさまざまな生活家電を取り扱っています。
ECサイトの施策として、自社で製作した商品説明動画を多く公開、商品ページからそのまま見ることができるようにしています。この動画はYouTubeでも公開され、顧客の獲得ルートになっています。
その結果、2013年度インターネット通販売上げランキングで第11位、Yahoo!ショッピングエリアアワード2016で中国・四国エリア大賞を受賞し、注目を集めるようになりました。
3.HARD-OFF
HARD-OFF
ハードオフは、電子機器から楽器、衣類など様々な生活用品の買取・販売を行っています。
中古品は一点物が多く、実物を見て購入を決めたいという人が多いため、実店舗とECサイトによるオンラインショップを連携させ、サイトで気になった商品を実際に店頭で見られるシステムを導入しました。また、ほしい商品がどこの店舗にあるのかをECサイトで確認できる、全国の商品をネットで買えるなど、ネットを生かした戦略も導入しています。
その結果、2018年8月には公式アプリの運用も全国規模に拡大し、ネットとリアルを融合させたオムニチャネルの好事例として注目を集めています(参考:ECと店舗の売り上げ最大化!オムニチャネルの事例と導入する3つのメリット)。
他にも、ECサイトの枠を越えてメディアとして広く認知を獲得しブランディングしてるECサイトもあります。
以下の記事にも成功事例を多くまとめていますので、興味がある方はぜひご一読ください。
参考:自社ECでの成功事例9選を紹介!事例に共通する成功ポイントも解説|LISKUL
開設後の運営で必要な業務5つ
ECサイトは開設してからが肝心です。そこで、サイト運用において必要不可欠となる業務について紹介します。
- 商品の説明の記載
- サイト管理
- 売り上げ管理
- サポート業務
- マーケティング業務
商品の説明の記載
商品の画像を掲載するのは必須です。商品説明については、メリットばかりではなくデメリットも明記するなど、顧客に安心して購入してもらえるような情報を提供することで信頼を獲得できます。
実際に手に取ることができない商品・サービスを購入してもらうので、返品方法や支払いについてなども実店舗より明確に伝える必要があります。
ていねいに梱包する、発送連絡をするといったことにも、気を配ることが大事です。
サイト管理
サイト内容が素晴らしくても、ページが重かったりサーバーダウンしたりと不具合が多いサイトは見てもらえません。サーバーの増強や定期的なメンテナンスを行うこと、万が一トラブルが起きてもすぐに対処することなどを徹底し、安定した運営ができるよう管理することが大事です。
また、商品情報の更新は、サイトを運営するうえで必要不可欠な業務です。商品の追加や情報の編集、コラムや特集などのコンテンツは、常に最新のものを掲載しましょう。
売り上げ管理
ECサイトでは、客がサイト上で商品を購入し、入金が確認できてから発送業務に移る、というのが一般的な流れになります。
入金の確認は、銀行口座の照合やクレジットカードの決済システム確認によって行います(参考:EC決済|顧客の90%のニーズに応える決済方法とは?)。
すみやかに入金確認を行い、「入金したのに商品が届かない」などのトラブルにならないよう、確認ができたら1日でも早く発送するようにしましょう。
サポート業務
問い合わせ対応やサポート業務も非常に大切です。インターネット上での取引の場合、買い手の声を聞く機会は少なくなってしまいます。サポート業務は、買い手との数少ないコミュニケーションでもあります。
ここでの対応が、買い手に与える印象や評価に繋がることも多いので、対応漏れやトラブルのないよう、迅速かつていねいに行わなければなりません。
Web上で売買を行うECサイトにおいて、押さえておきたい「Web接客ツール」をご紹介します。Web接客ツールは実店舗で店員が接客するように、Web画面上でユーザーの悩みや困りごとを対応してくれます。ぜひ下記記事をご参考ください。
ユーザーに合わせたWeb接客でサイト改善!チャットシステム7選
Web接客ツール7種類を比較!自社に合うツールを見極める
Web接客は「カゴ落ち」の改善にも大きく寄与します(参考:カゴ落ちとは?カート離脱の防止策でEC売上200万円アップ!)。今すぐの導入は難しくともぜひ導入を検討してみてください。
マーケティング業務
マーケティング業務とは、サイトの訪問数や売り上げを伸ばすための広報活動のことです。たとえばWeb広告を出す、流行に合わせたコンテンツの作成、SNSや外部サイトの効果的な運用などがあります(参考:一刻も早くWeb集客で効果を出したいなら!知っておくべき手段とその選び方)。
また、アクセス解析の結果に応じたサイトの改良も、重要なマーケティング業務です。どのような商品が求められているかだけでなく、顧客の視点に立って、サイトが使いにくくないか、説明が不足していないか、などの分析や対応をすることが重要です。
ECを基点とするマーケティングの考え方は下記記事が参考になります。集客方法はもちろん、商品訴求の根本から解説します。
ECマーケティングで押さえるべき商品訴求のコツと集客方法9選
まとめ
ECサイトと一言で言っても、その種類や運営方法はさまざまです。運営したいECサイトの規模や、現状の技術・費用、目的などから、自社の業務に最適なものを選ぶことが大事です。
EC市場は、今後もますます拡大していくことが予想されます。ECサイトを開設し、売り上げアップを目指してみてはいかがでしょうか。
参考にしたサイト
ECサイトってなに?どんな種類・分類があるのかまとめてみた|株式会社そだてる 社員ブログ
ECサイト初心者が10分で理解するECサイト制作の手順と費用相場|ebisumartMEDIA
今更聞けないEXサイトの基本とは?サイト運営に欠かせない常識集|ECのミカタ
EC(ネットショップ)のお仕事って?|アラサー女の未経験からWebデザイナーへ
ECサイト運営の基本を解説!|業務内容から売り上げアップの方法まで
ECサイトでのコンテンツマーケティング成功事例厳選4選から学べること|ECCLab
ECサイトのメディア化に成功した事例12選|LISKUL
Orange EC導入事例|Orange EC