【SEO担当者必見】ドメインパワーを上げるために試したい6つの方法

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2018年も、多くのオウンドメディアが生み出されました。その数と質は、「オウンドメディア戦国時代」と例えられるほどに上昇しています。

なぜ企業のマーケティング担当者は、オウンドメディアにこだわるのでしょうか。それは、オウンドメディアが軌道に乗りさえすれば、アクセス数は右肩上がりで増加し自社サービスの認知向上に寄与するからです。また、メディアの世界観を作り込むことで、企業ブランディングの形成にも貢献するからでしょう。

オウンドメディアの成功には、検索エンジンで記事を上位に表示させることが重要です。そのためには「ドメインパワー」の向上が欠かせません。

この記事では、サイトのアクセス数増加に欠かせないドメインパワーのチェック方法と上げ方をご紹介し、「そもそもオウンドメディアは必要なのか?」という問いに立ち返って、マーケティング担当者が知っておくべき最新情報をお伝えします。

ドメインパワーを上げるために導入すべきSEOコンサル【SEO支援歴13年の圧倒的ノウハウ】


ドメインパワーとは?

多くのオウンドメディアやプロブロガーが、ドメインパワーを強化するための施策に相次いで取り組んでいます。

ドメインパワーは直訳すると「ドメインの力」であり、「検索エンジンからの信頼度」を表します。サイトパワーと呼ばれることもあります。

検索エンジンは、世界中に表示されるWebサイトを巡回しながら、「このドメイン(ホームページ / サイト)は信頼できるか」を評価しています。巡回の結果、検索エンジンからの信頼が重なると、ドメインパワーが強くなります。

ドメインパワーが強化されると、メディアには主に2つのメリットがあります。

1. 公開したページが検索上位に表示されやすい

1つ目のメリットは、公開した記事が検索上位に表示されやすくなることです。メディアが検索エンジンに信頼されていることで、優先的にアクセスされやすい状況になります。自社のサービスを広める目的において、この効果は大きいでしょう。

例えば異なるドメインで同じ内容の記事を公開したとします。そうするとドメインパワーの強いサイトの記事が、検索結果でより上位に表示されやすくなるのです。

2. 検索エンジンに登録されるまでの時間が短い

2つ目のメリットは、検索エンジンに登録されるまでの時間が短くなることです。

ドメインパワーが強いサイトには、クローラーと呼ばれる検索ロボットが頻繁に訪れます。そのため、記事が公開されるとクローラーが検索エンジンに記事情報を持ち帰り、インデックス登録をすぐにしてくれるのです。

ドメインパワーが弱いサイトは登録に1日かかることもありますが、強いサイトは1時間後に検索上位を取ることもあります。


ドメインパワーを調べるツール「MOZ」の使い方

検索上位の獲得には、ドメインパワーを上げることが欠かせません。しかし、現状のドメインパワーの数値を把握しなければ、強化を行うための計画を立てられません。計画立案のスタートは、ドメインパワーの数値を調べることです。

そこでMOZというツールを使い、ドメインパワーをチェックしてみましょう。

「MOZ」でドメインパワーをチェックする方法

MOZは、ドメインパワーをチェックできるツールで、数値の把握に最もポピュラーなサイトです。その簡単な使い方と、MOZ上で確認すべき項目をご紹介します。

使い方

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MOZでドメインパワーをチェックするのは非常に簡単です。まずはMOZのホームページにアクセスします。サイト上の「URL:」の横に、ドメインパワーを調べたいサイトのURLを入力し、「Search」をクリックします。

「Authority」の項目の「Domain Authority」の数値が、サイトのドメインパワーです。

ドメインパワー2

見るべき項目

URLをチェックすると、MOZ上に様々な数値が表示されますが、注目すべきは2つの項目です。

まず1つ目は、「DOMAIN AUTHORITY」。これはそのサイトが検索エンジンにどの程度信頼されているかを示した指標で、サイトのドメインパワーを表します。そして2つ目は「PAGE AUTHORITY」です。これはページひとつひとつのドメインパワーを表しています。

ぞれぞれの項目にある数字の最低値は0、最高値は100です。設立したてのサイトはドメインパワーが0のケースも多くあります。ドメインパワーを向上する計画を立案し、最高値に近づける施策を打ちましょう。


ドメインパワーを上げる6つの方法

MOZを用いることで、サイトのドメインパワーが把握できました。では、ドメインパワーを向上させるにはどうすればいいのでしょうか?

検索エンジンの信頼度を上げるには、様々な方法があります。中でも有効な施策を6つご紹介します。これらは当たり前の施策と言えますが、ドメインパワーの向上には地道に策を講じるしかありません。

1. 記事数を増やす

1つ目は、サイトの記事数を増やすことです。キーワードと関連性の高い記事が多いサイトは、検索エンジンから信頼を得やすく、ドメインパワー向上につながります。しかし、闇雲に記事数を増やすだけでは効果がありません。質の低いコンテンツの量産は、サイト全体の評価を下げることになります。高品質な記事を増やすことが重要なのです。

2. 文字数を増やす

2つ目は、記事の文字数を増やすことです。検索エンジンからの評価が高いのは、ユーザに価値のある情報を発信している記事です。

文字数が少ない記事は、情報が薄い場合が多いでしょう。情報量を多くすれば自然に文字数が増え、それだけユーザのニーズに応えやすくなります。すると記事の「滞在時間」や「直帰率」も改善し、検索エンジンの評価が上がることにつながります。

3. 記事のクオリティを上げる

3つ目は、記事のクオリティを上げることです。最近、検索エンジンのロジックが変化して記事の質がより評価されるようになりました。文字数の増加は重要ですが、ただ増やしても意味がありません。また、検索キーワードの出現率や回数など、小手先のテクニックでは通用しなくなってきました。

ユーザに必要な情報を多く提供した結果字数が増え、テクニックよりもユーザが喜ぶ内容を熟考し発信することが大事です。

4. 更新頻度を上げる

4つ目は、記事の更新頻度を上げることです。ドメインパワーはサイト設立の年数が長いほど強い傾向がありますが、更新されないとドメインパワーは上がりません。たとえ質の高いコンテンツを発信していても、更新頻度があまりに少ないと評価されないのです。

ホームページの更新頻度を上げ、少しでも記事を増やすことが重要です。

5. 被リンクを集める

5つ目は、被リンクを集めることです。被リンクは、自分のサイトが他のサイトにリンクされることです。コンテンツが、ドメインパワーの大きいメディアに被リンクされると、サイトの信頼度が高まります。

被リンクはドメインパワー向上に大きく役立ちますが、自分でコントロールすることが難しいのも確かです。質の高いコンテンツを頻繁に発信することが被リンクの近道とも言えます。

6. サイトそのものをSEOに強く改造する(SEOに強いテンプレートを使う)

6つ目は、サイトそのものをSEOに強く改造することです。言い換えると、SEOに強いテンプレートデザインを使うことです。

例えばサイトのUIやデザインが悪いと、記事の質が高くても読者が離脱する場合があります。スクロールのスムーズさ、ページの読み込み速度、文字の読みやすさ等に気を配ることで、滞在時間や直帰率が改善し、ドメインパワーの向上につながるのです。


これだけやっても、すぐには上がらないドメインパワー!

ここまでドメインパワーの上げる方法を紹介しました。しかし現実問題として、ドメインが育つにはある程度の期間が必要です。

良いコンテンツを公開しても上位表示されるまでには時間がかかります。そのため新規でドメインを取得した場合、ドメインパワーを上げるには最低でも3ヶ月の運用が必要です。しかも良質なコンテンツを継続的に発信しなければなりません。

そのためには、ディレクター、デザイナー、ライターが必要な場合もあり、外注費により多くのコストもかかります。

ちなみに……LISKULのドメインパワーが上がるまで

「ドメインパワーが上がるまでに実際はどれくらいの期間がかかるの?」「どれくらいの記事本数で達成できるの?」という方もいらっしゃるでしょう。

LISKULが成長するまでの軌跡を、少しご紹介させてください。

LISKULは2014年1月末にサイトを開設して以来、毎営業日に記事を公開してきました。「リスティング広告」というキーワードで1位を取れたのが、およそ8ヶ月後の9月末頃です。記事数で言うと150~160本程度になります。

今は競合が激化しているので、それ以上のコストがかかるとも考えられます。
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とはいえ、ドメインパワーさえ獲得していれば、集客に大きな効果をもたらすことも確かです。記事コンテンツによる販促は比較的低コストのマーケティング施策であることは、今後も変わらないでしょう。

LISKULの成長ヒストリーは、以下の記事からもご覧いただけます。

コンテンツマーケティング開始10ヶ月で100万UUを実現した手順を公開


すでにドメインパワーの強いサイトを「間借り」するのが近道!

オウンドメディアのドメインパワーを3ヶ月以上かけてコツコツ上げるのも良いでしょう。しかし、多くの時間とコストがかかるのも事実です。大企業が莫大なコストをかけてドメインパワーを強化する中、そこに割って入るのは容易ではありません。

より低いコストで、メディアの目的を達成するには、すでにドメインパワーが強いメディアの「間借り」が有効な手段です。この手法はまだ一般的ではありませんが、徐々に実践する企業は増えて行くでしょう。

ドメインパワーが強いサイトは、他のサイトと比べて検索上位に入りやすく、被リンクの獲得率が高いと言えます。そうしたドメイン上で記事を発信できれば、記事が効率的に拡散されます。

コンバージョンを意識するならドメインパワーの積み上げ期間は無駄

コンバージョンを意識するなら、ドメインパワーの積み上げ期間は無駄とも言えます。ドメインパワーの強化には多くの時間がかかり、それに加え、ディレクターなどの外注費や継続的なサイト運営が必要です。そこまでしても、順調にドメインパワーが上がる保証はありません。

コンバージョンを早く得たい場合、地道なドメインパワーの積み上げはコスパが悪いと言えます。

そもそもなぜオウンドメディアをやるのか

そもそも、なぜオウンドメディアを運営する必要があるのでしょうか。ブランディング、採用数の増加、サービスの認知向上……目的は様々でしょうが、オウンドメディアの運用には何かしらのコンバージョン達成の目的があるでしょう。

オウンドメディアは立ち上げのハードルが高く、成果が出るまで長い時間がかかります。また、あくまでもコンバージョンを達成する手段の1つに過ぎません。オウンドメディアを運用する前に、本当に最適な手段かを考える必要があります。

ブログなどのプラットフォームはサイトの評価が一定ラインで止まる

ブログなどのプラットフォームは、サイトの評価が一定ラインで止まります。

大手ブログサービスでドメインを取得した場合、ドメインパワーの強さはそのプラットフォームに依存します。そのため0から信頼を積み上げる独自ドメインより、最初はドメインパワーが強いかもしれません。しかし逆を言えば、サイトの評価が変化しづらいのです。


ドメインの「間借り」場所を提供するRentaLISKUL

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コンバージョンの達成が目的なら、オウンドメディアにこだわる必要はありません。

ドメインが育ったサイトに掲載することで、より短期間で記事広告の成果を出せます。

そこで多くの企業の記事広告を成功に導いた、「RentaLISKUL」をご紹介します。これはSEOに強い即席オウンドメディアをLISKUL内に運営できるサービスです。ここではRentaLISKULの5つのメリットを紹介します。

1. WordPress製の独自ドメインサイトでパワー大

RentaLISKULはLISKULに記事を掲載できるサービスです。LISKULはWordPress製の独自ドメインサイトによる強力なドメインパワーが絶大で、月間月70万PV・50万UUを達成しています。

また2018年6月時点で累計400記事を超えており、記事の約9割が検索順位の1~3位に表示されています。検索エンジンから信頼された、強いドメインパワーを有しているのです。

2. 記事は無料でLISKULに載せ放題

RentaLISKULでは、広告記事をの本数に制限なく、無料でLISKULに載せ放題掲載することができまです。記事執筆を広告主様が行うことで、低コストの運用を可能にしています。

初期費用の10万円と月額費用の5万円は必要になりますが、メディア立ち上げのコストや労力をカットしてくれることを考慮すれば、コスパに優れていると言えます。

3. 高いCV率

LISKULは高いCV率を誇っています。平均で毎月10CV、株式会社WACUL様の「AIアナリスト」の事例では月間90CV、株式会社サーチライフ様の「ジッセン!」では月間88CVを獲得しました。多くの無料登録や、資料請求の達成に寄与ししています。

LISKULのドメインパワーは強力なため、検索エンジンで上位表示が見込めます。そのため継続的にアクセスされて、多くのCVを獲得できるのです。

4. SEO記事執筆アドバイスあり

RentaLISKULでは、SEO観点からのアドバイスを無料で行っています。SEO記事を初めて執筆する人でも安心です。専門のスタッフからアドバイスを得ることで、記事広告のCV率を向上できるでしょう。
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5. 記事代行制作サービスあり

記事を書けない、リソースを割く余裕がない人には、記事代行制作サービスがあります。LISKUL編集部が広告主様のニーズに合わせて2パターンの記事を執筆します。それが「誘導用SEO狙い記事」と「取材企画記事」です。

「誘導用SEO狙い記事」はLISKUL編集部が制作します。SEOでの上位表示を念頭に制作するため、広告主様のサービスの直接的な紹介は最下部になりますが、安いコストが魅力です。

「取材企画記事」はLISKUL編集部が企画・執筆する場合と、コンテンツパートナーである編集プロダクションなどを紹介する場合に分かれます。広告主様の要望に合わせ、CVにつなげるための最適なコンテンツを制作します。


まとめ

検索エンジンで上位を取るためにドメインパワーの強化は欠かせません。しかしオウンドメディアを運用し、ドメインパワーを積み上げるには多くのコストと時間がかかります。

そこでドメインを間借りすることで、広告主様が望む結果を短期間で達成できます。RentaLISKULはBtoB関連では強いドメインパワーを持っているLISKULに記事を掲載できるため、広告主様のサービスを効果的に広めてくれるでしょう。

ドメインパワーを上げるために導入すべきSEOコンサル【SEO支援歴13年の圧倒的ノウハウ】