【2024年最新版】入退室管理システムおすすめ26選を比較!選び方も紹介

入退室管理とは、人の出入りを管理して部外者の侵入を防いだり、特定の部屋への出入りを厳密に記録したりするシステムです。防犯はもちろん、個人情報の管理が厳しくなっている今の時代にあわせてハイテクかつ高品質の入退室管理システムの導入を検討する企業が急激に増加しています。

入退室管理システムは基本的にオフィスの鍵を電気的に管理できる電気錠にし、スマートフォンやICカードなどを使ってID認証リーダーで解錠します。入室可能日や時間帯も制限できるため、従来の鍵では解決されなかった問題もクリアできるはずです。

そんな入退室管理システムの導入を検討する場合、

  • 導入と運用にどのくらいのコストがかかるのか
  • 解錠はどのような方法でできるのか
  • 工事が必要になるのか
  • 勤怠管理システムと連携できるのか
  • 異常検知機能があるのか

など、比較するポイントがいくつかあり、自社にあった入退室管理システムを探すのは大変です。

そこで本記事では、入退室管理の開発・販売をしている会社の料金や特徴を、わかりやすく整理してまとめました。

この記事を読むことで、探す手間をかけずに、自社にぴったりの良質な入退室管理システムを効率的に比較することができます。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

入退室管理システムおすすめ15社比較表

なお、本記事では各入退室管理の注目度を客観的に判断するために、「入退室管理」で検索し、検索上位の紹介サイトを調査し、各入退室管理を登場回数順に並べました。ぜひ参考にしてください。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年4月時点のものです。


<比較表>入退室管理おすすめ15社

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


1.Akerun/株式会社Photosynth

Photosynth
Akerun入退室管理システムとは | 導入社数No.1スマートロック

  • ドアに付けるだけでスマートキーとして使えて入退室管理を可能にするクラウドサービス
  • お客様の声を反映した使いやすいインターフェースの管理ツールで複数拠点の一元管理が可能
  • SSLやAES256などの高度な暗号化通信を採用し万全のセキュリティ体制
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能入退室管理
オートロック設定
時間帯設定
開閉履歴
アクセス権限管理など
導入企業株式会社LYFT
株式会社リベライズ
株式会社レバレッジなど
導入社数7,000社以上

2.ALLIGATE/株式会社アート

アート
導入社数No.1のオフィス向け入退室管理システム │ ALLIGATE

  • 管理をクラウド化することで、いつでもどこでも鍵の発行や無効化が可能
  • 複数拠点の一元管理が可能
  • どの部屋に誰がいるのか在室状況の確認が可能
初期費用1扉:50,000円〜
料金プランアリゲイトロックプロ:月額16,500円
アリゲイトロック:月額12,000円
主な機能入退室管理
ユーザー登録
ログ履歴
在室状況の管理
勤怠管理など
導入企業アットホーム株式会社
株式会社KIBO
三協フロンテア株式会社など
導入社数要問い合わせ

3.bitlock PRO/株式会社ビットキー

ビットキー
【公式】法人向けスマートロックbitlock PRO(ビットロックプロ)

  • オフィスや雇用形態、役職に応じて12種類の豊富な解除方法
  • 使いやすいUIと多彩な機能の充実
  • 停電や通信障害、サーバーダウンにも強く法人向けスマートロック
初期費用0円
料金プラン月額5,000円〜
主な機能入退室管理
解除権限の付与
解除放置アラート
ログ管理
顔認証など
導入企業株式会社ROXX
コミューン株式会社
株式会社ビービットなど
導入社数要問い合わせ

4.iDoors/株式会社エーティーワークス

エーティーワークス
入退室管理システム iDoors – クラウド型入退室管理

  • ドア工事で付ける電気錠は簡単に取り外しができないため、防犯性に優れ安定した稼働が可能
  • 電気錠は工事に初期費用がかかる一方で月額費用を抑えられ、長期的にコスト削減が可能
  • 顔認証やQRコードなどバリエーション豊かな認証方法
初期費用583,000円〜
料金プラン月額11,000円〜
主な機能アンチパスバック
時限カード設定
オートロック
アラート送信
警備連動など
導入企業株式会社SmartHR
株式会社イー・エージェンシー
ゾーホージャパン株式会社など
導入社数要問い合わせ

5.SECURE AI Office Base/株式会社セキュア

セキュア
クラウド型 顔認証・入退室管理 SECURE AI Office Base

  • 従業員数十名から千人超えの企業まで幅広く対応が可能
  • 入室時の検温やマスクチェックなどAIを活用した入退室管理が可能
  • 社内ネットワークと切り離しセキュリティ専用回線で安心かつ安定した稼働が可能
初期費用要問い合わせ
デバイスの種類・導入数
取付デバイス・工事環境によって変動
料金プランライトプラン:月額10,000円〜
ベーシックプラン:月額20,000円〜
プレミアムプラン:月額22,000円
主な機能入退室管理
顔認証
遠隔操作
在籍・打刻管理
混雑度チェックなど
導入企業スマートニュース株式会社
株式会社テス・デザイン
株式会社ブロードバンドタワーなど
導入社数要問い合わせ

6.カギカン/ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社

ソニーネットワークコミュニケーションズ
カギカン オフィス向け入退室管理システム|初期費用0円のスマートロックシステム

  • 様々なタイプの合鍵のシェアができ利用シーンに合わせ最適な合鍵の発行が可能
  • 「いつ誰が入退室したのか」ひと目で分かり、複数ドアの一元管理が可能
  • オートロック施錠により鍵の締め忘れや盗難、情報漏洩のリスク防止が可能
初期費用0円
料金プラン要問い合わせ
主な機能アプリ・リモート施錠
オートロック
解施錠履歴
タイムカード機能
利用者管理など
導入企業株式会社コスモス
株式会社ナインブロック
U.P.DRAFT合同会社など
導入社数要問い合わせ

7.KEYVOX/ブロックチェーンロック株式会社

ブロックチェーンロック
KEYVOX スマートロック | アクセス・コントロール・プラットフォーム

  • スマートロックタイプや電気錠、キーボックスタイプなどロックの種類が豊富
  • 宿泊管理や時間貸しシステムなど多彩なシステム連携が可能
  • ビジネス用途に合わせオプションの選択が自由にできオールインワンで運用が可能
初期費用スマートロックプラン:250,000円
API連携プラン:250,000円
スマートロッカープラン:要問い合わせ
KEYVOXパートナープログラム:要問い合わせ
料金プランスマートロックプラン:月額2,500円
API連携プラン:月額1,650円
スマートロッカープラン:要問い合わせ
KEYVOXパートナープログラム:月額20,000円
主な機能予約解除
ロック管理
部屋在庫管理
アクセス履歴管理
QRコードリーダーなど
導入企業Yolo Hotel(宿泊施設)
RemoteBox神保町(レンタルスペース)
FRACTAL WORKOUT(フィットネスジム)など
導入社数要問い合わせ

8.入退室管理システム GG-2/株式会社クマヒラ

クマヒラ
入退室管理システム GG-2 | 製品情報 | トータルセキュリティ企業【クマヒラ】

  • 部署や役所に応じて部屋へのアクセス権限を細分化し内部管理の徹底が可能
  • 施設内や受付、入口など使用シーンに合わせ柔軟に対応が可能
  • パッケージソフトのため、購入後も機能を取捨選択して柔軟にカスタムすることが可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能アンチパスバック
照明・空調設備連動
警備連動
在室人数カウント
遠隔解錠など
導入企業GMOインターネット株式会社
株式会社トーハン
メルクロス株式会社など
導入社数要問い合わせ

9.RemoteLOCK/株式会社構造計画研究所

構造計画研究所
RemoteLOCK |ビジネスのためのスマートロック

  • 暗証番号は、同時複数個の設定や複数施設で連動など自由な設定が可能
  • 解錠したらリアルタイムにメール通知し、到着や現在の状況を把握することが可能
  • ユーザー・ゲストはそれぞれ最大1,500名まで登録ができ、複数拠点や100室を超える大規模施設の管理が可能
初期費用鍵本体:50,000円〜
取付工事:40,000円〜
料金プラン要問い合わせ
主な機能遠隔管理
アクセス時間コントロール
グループ管理
履歴管理・通知
権限管理など
導入企業株式会社藤井ビル
株式会社リクリエ
パナソニックホームズ株式会社など
導入社数要問い合わせ

10.グローリー 顔認証ソリューション/グローリー株式会社

グローリー
グローリーの顔認証 ~業界最高クラスの高精度「顔認証システム」~ | グローリーの顔認証ソリューション

  • 画像識別技術を活かし顔認証システムを開発、高精度な認証が可能
  • 開発から保守まで一貫体制かつ国内製で安心して利用が可能
  • マスクやウォークスルー、逆光や暗所など厳しい環境での顔認証精度99.9%を実現
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
カメラ数・システム構成により変動
主な機能顔認証
本部管理機能
車両ナンバー認識
遠隔管理
来訪者検知システムなど
導入企業山万株式会社
山梨県厚生健康管理センター
森山記念病院など
導入社数600社以上

11.SecureFrontia X/NECプラットフォームズ株式会社

NECプラットフォームズ
SecureFrontia X : 入退管理ソリューション : ソリューション・サービス | NECプラットフォームズ

  • 電気錠コントローラ内臓のオールインワン設計で自立した稼働が可能
  • 顔認証、指ハイブリッド認証などの生体認証連携で、強固なセキュリティを構築が可能
  • システム拡張性に優れた製品で社員食堂決済システムなど多彩な連携が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能管理モニター機能
在室管理モニター機能
解錠許可権限
アンチパスバック機能
警備連動など
導入企業東北ボーリング株式会社
ファーストキッチン株式会社
株式会社モビリティランドなど
導入社数要問い合わせ

12.Acall(旧:WorkstyleOS)/Acall株式会社

Acall
Acall (アコール) |ワークスタイル DX

  • 受付メニュー内容や連携サービス、画面デザインまでを自在にカスタマイズが可能
  • あらゆるデバイス・ツールからスペースや座席の予約が可能
  • チャットツールや内線電話、ゲートや電子錠などのハードウェアとも連携が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能スポットチェックイン
ワークプラン設定
ステータス共有
通話連携
受付・入退館履歴など
導入企業理研産業株式会社
税理士法人FP総合研究所
株式会社UNITEDなど
導入社数7,000社以上

13.FreeiD/DXYZ株式会社

DXYZ
顔認証システム導入はFreeiD(フリード)|顔認証ならFreeiD(フリード)

  • オフィスやマンションの鍵、店舗などの様々な決済を一つの顔認証情報で実現
  • 顔認証システムにより申請・連絡・受付・応対など作業の自動化が可能
  • キャッシュレスとしても利用ができ、FreeiDを使った決済が可能店舗が増えている
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能顔認証
予定表通知
鍵貸し機能(OneTime)
導入企業株式会社Warranty technology
株式会社ヘッドウォータース
プロパティエージェント株式会社など
導入社数要問い合わせ

14.セサモTRⅡ/セコム株式会社

セコム
セサモTRⅡ|入退室管理/出入管理|防犯商品|法人向けセキュリティ対策・防犯対策のセコム

  • 最大50拠点、50,000ユーザー、400扉までの入退室を一元管理できる
  • 入退室の自動記録やアンチパスバックなど充実した機能
  • 異常時にはセコムの緊急対処員が駆けつけるなど警戒の設定が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能遠隔管理
アンチパスバック
入退室自動記録
警戒セット操作
インターロック機能など
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

15.TimePro-XG 入室/株式会社アマノ

アマノ
入退室管理 ラインナップ | アマノ

  • リアルタイム監視方式やハンズフリー方式などニーズに合わせ柔軟な対応が可能
  • ICカードや個人認証、指静脈などバリエーション豊富な認証方式がある
  • 時間帯や属性に応じた入室規制が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能入退室履歴管理
入室規制
入室経路チェック
アンチパスバック
ゾーンルーティングなど
導入企業東京モノレール株式会社
株式会社ヒノキヤグループ
株式会社カクヤスなど
導入社数20,000社以上

その他おすすめの入退出管理

Webvisor 入退室管理システム
AIZE
BIVALE
SPLATS PASS
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いろあと
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セキュリティフラッパーゲート
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入退室管理システム


入退室管理の比較ポイント

まず、入退室管理を選ぶ際に比較するポイントを紹介します。多くの入退室管理システムをすべての面で比較するのは困難です。自社に合うサービスを効率良く選ぶために、次の5つのポイントに着目して比較してください。

1.イニシャルコストとランニングコスト

入退室管理をオフィスに導入する場合、まず気になるのがコストではないでしょうか。システムを導入する際には鍵や機器類、取り付け工事が必要なものであれば工事費用などのイニシャルコストがかかることがあります。また、入退室管理を運用していくなかでは数千から数万円の月額料金が発生するものがほとんどです。初期費用を無料にしている業者も少なくありませんが、その分月額料金が高い可能性がありますので、よく比較して決めるようにしましょう。

単純に金額だけを見て決めるのではなく、サービスやサポート体制など月額料金に含まれるものも確認したうえでコストパフォーマンスが優れているシステムを選ぶことをおすすめします。

2.解錠の方法

入退室管理を使ってオフィスの解錠をする場合、社員証やスマートフォン、ICカードなどをかざして入退室できるものもあれば、指紋・静脈・虹彩などで認識する生体認証タイプのシステムもあります。ぴったりとICリーダーに体の一部や社員証をつけなくてもかざすだけで認証される、いわゆる非接触型キーを採用している入退室管理システムもあり、新型コロナウイルス感染対策が叫ばれる現在、重宝されています。

他にも注目されているのがハンズフリータグ。工場や倉庫など荷物の運搬で両手がふさがっていることが多い従業員のことを考えて作られたもので、タグを持って近づくだけで自動的にドアが開閉されます。衛生管理が求められる医療機関でも大活躍してくれるでしょう。

複数の認証形式を採用している業者を選んで、場所に合わせて認証形式を使い分けることをおすすめします。

3.取付工事の有無

入退室管理は元々電気工事士が取り付けを行わなければならないものが主流でしたが、現在はちょっとした工事で大きな穴を空けることなく取り付けられるものも増えました。また、そもそも工事を行わず、ドアに取り付けるだけで完了する「後付け型」と呼ばれるものもあります。後付け型であればドアの原状復帰も簡単ですし、何より工事に時間や費用がかかりません。

しかし、今でも工事をして鍵を交換しなければならない「交換型」のものも存在します。最近はおしゃれなデザインも増えていて、ドアのイメージをガラッと変えられます。

「後付け型」も「交換型」もドアの厚みやオートロックの有無によって対応できない入退室管理がありますので、必ずドアのタイプを確認して申し込むようにしましょう。

4.勤怠管理システムとの連携

自社がクラウド勤怠管理システムを採用している場合、入退室管理システムと連携して社員1人ひとりの月の勤怠記録をつけることができます。入退室をしただけで勤務管理ができるため大変便利です。しかし、まだまだ勤怠管理システムと連携できない入退室管理も多く存在しますので、導入する前には必ずサービスの有無を確認するようにしましょう。

また、勤怠管理システム以外にも複数拠点の出退勤や通行記録を閲覧したり、入退室時間の管理できたりする入退室管理もあり、充実していればいるほど一元管理による業務管理が実現されます。自社に必要なシステムを考えて、最終的に導入する入退室管理を選びましょう。

5.異常検知機能の有無

不審者の侵入はもちろん、火災や地震の発生を検知して知らせてくれる入退室管理もあります。また、体温測定機能やマスク検知機能もついていて、コロナ禍の今重宝されるものとなっています。

この異常検知機能は多くの入退室管理についていますが、なかにはオプション料金が発生するものも。検知される対象や料金体系は必ず確認するようにしてください。


まとめ

この記事ではおすすめの入退室管理を紹介しました。

導入を検討する際には、コスト・解錠の方法・工事の有無・勤怠管理連携システムや異常検知機能などのサービス内容を比較してみましょう。本記事の情報を参考に、自社にフィットする受付システムを見つけてください。

参考にしたサイト

入退室管理システム比較14選!導入の仕方、価格の目安は? | アスピック|SaaS比較・活用サイト
【2024年最新比較表あり】おすすめ入退室管理システム比較10選 | SFA JOURNAL
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