【2024年最新版】経理ソフトおすすめ18選を比較！選び方も紹介

「仕訳の入力に時間がかかる」「隙間時間にスマホでも作業を行いたい」と経理ソフトをお探しの方もいるのではないでしょうか。

経理ソフトを導入すれば、取引データを自動で取込み・仕訳を行ってくれるので、日々の記帳作業に時間を取られることもなくなります。また、日々のデータも管理しやすくなるほか、決算書も自動で作成されるソフトを選べば、経理業務がよりスムーズに行えるようになるはずです。

しかし、数多くの経理ソフトが存在し、自社に合うソフトを選びきれず、困っている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、おすすめの経理ソフトと選び方のポイントを紹介します。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

経理ソフトおすすめ15社比較表

なお、重要度を客観化するために既存の経理ソフトを紹介したサイト10個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく良質なオンライン決済サービスを探すことができます。

※出現頻度が同数の場合は、アルファベット順に掲載しています。日本語名については、ローマ字表記で判断しています。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年2月時点のものです。

＜比較表＞経理ソフトおすすめ15社
1.弥生会計オンライン／弥生株式会社
2.freee会計／freee株式会社
3.マネーフォワードクラウド会計／株式会社マネーフォワード
4.勘定奉行クラウド／株式会社オービックビジネスコンサルタント
5.ジョブカン会計／株式会社DONUTS
6.PCA会計クラウド／ピー・シー・エー株式会社
7.フリーウェイ経理Lite／株式会社フリーウェイジャパン
8.会計王／ソリマチ株式会社
9.大蔵大臣NX／応研株式会社
10.HANJO会計／カシオ計算機株式会社
11.かんたんクラウド会計／株式会社ミロク情報サービス
12.SuperStream-NX／株式会社日立システムズ
13.財務大将／株式会社ミロク情報サービス
14.ACELINK NX-CE／株式会社ミロク情報サービス
15.会計らくだ／株式会社ビーエスエルシステム研究所
そのほかおすすめの経理ソフト3選
経理ソフトを検討するときの３つのポイント
まとめ
- 参考にしたサイト

＜比較表＞経理ソフトおすすめ15社

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。

1.弥生会計オンライン／弥生株式会社

クラウド会計ソフトなら無料で試せる弥生会計オンライン【公式】

日付や金額を入力するだけの簡単操作で簿記の知識がなく始められる
専門スタッフが操作方法や経理業のやり方まで手厚いサポート体制
リアルタイムに脅威を監視・検出しているため万全のセキュリティ体制で利用が可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	セルフプラン：月額2,316円〜ベーシックプラン：月額3,133円〜
主な機能	決算書作成仕訳・記帳の自動化請求書連携スマート取引取込レポート作成など
導入企業	株式会社レインカラーズ株式会社マルチテクニカ株式会社Lenonなど
導入社数	要問い合わせ

2.freee会計／freee株式会社

freee会計／freee株式会社

個人事業主・法人向け・大企業向けなどニーズに合わせやすいプランの充実
ワンクリックで決算書作成ができ初めてでも簡単に操作が可能
分からないことがあればチャット・電話・セミナーなど丁寧かつ充実したサポート体制ですぐに解決が可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	・個人向けスターター：月額980円〜スタンダード：月額1,980円〜プレミアム：月額3,316円〜・20名以下法人向けミニマム：月額1,980円〜ベーシック：月額3,980円〜プロフェッショナル：月額39,800円〜・21名以上法人向けベーシック：月額3,980円〜プロフェッショナル：月額39,800円〜エンタープライズ：要問い合わせ
主な機能	取引登録分析・レポート見積書作成請求書作成自動仕訳など
導入企業	ラクスル株式会社株式会社カシカリ富士産業株式会社など
導入社数	45万社以上

3.マネーフォワードクラウド会計／株式会社マネーフォワード

マネーフォワードクラウド会計 – 無料で試せる経理・会計ソフト

インターネットバンキングやクレジットカードなど2,000以上のサービスと連携が可能
使えば使うほどAIが学習し会計業務がラクにできる体制
キャッシュフローレポートや収益レポートなど見える化し、経営状況をリアルタイムに把握できる

初期費用	0円
料金プラン	スモールビジネス：月額2,980円ビジネス：月額4,980円クラウド会計Plus：要問い合わせ
主な機能	取引明細自動取得仕訳学習機能レポート決算書作成仕訳・記帳の自動化など
導入企業	ニューラルグループ株式会社株式会社タスク・フォース株式会社DTプレコンなど
導入社数	要問い合わせ

4.勘定奉行クラウド／株式会社オービックビジネスコンサルタント

勘定奉行｜クラウドで経理DXを実現する会計システム・勘定奉行クラウド｜会計ソフトのOBC

保管までの業務をペーパレスで完結でき経理業務全体のプロセスを最適化できる
自社の経理ルールに沿って自動仕訳ができ業務時間や人為的なミスの削減が可能
幅広く展開している奉行シリーズや他社サービスとも連携が簡単で、業務全体の生産性を飛躍的に向上できる

初期費用	Eシステム：0円 Jシステム：50,000円 Aシステム：50,000円 Bシステム：60,000円 Sシステム：70,000円
料金プラン	Eシステム：月額7,750円〜 Jシステム：月額11,750円〜 Aシステム：月額19,500円〜 Bシステム：月額23,500円〜 Sシステム：月額28,000円〜他Web参照
主な機能	仕訳伝票予約登録帳簿入力会計記帳分析決算書作成など
導入企業	朝日新聞倉敷販売株式会社株式会社アクア株式会社アルコンなど
導入社数	72万社以上

5.ジョブカン会計／株式会社DONUTS

クラウドならではのスピード感・スムーズさ「ジョブカン会計」

クラウドとは思えない軽快な操作感でサクサクと入力ができ入力の半自動化が可能
テレワークに対応ができ複数名での同時操作も可能
法改正にも素早く対応し無料でアップデート版の利用が可能

初期費用	0円
料金プラン	スタートアップ：月額2,500円ビジネス：月額5,000円エンタープライズ：月額50,000円
主な機能	かんたん取引帳簡易帳簿取引先名簿レポート・集計決算書作成など
導入企業	株式会社石橋楽器店湘南造機株式会社レクソル株式会社など
導入社数	20万社以上

6.PCA会計クラウド／ピー・シー・エー株式会社

クラウド会計ソフト『PCAクラウド会計』 | ソフト情報 | ピー・シー・エー株式会社

データの取り込みが簡単で過去に登録した仕訳から自動検索・自動セットが可能
分かりやすいインターフェースで使いやすい親切設計
迅速な制度改正の対応や内部統制機能など安心のサポート・セキュリティ体制

初期費用	0円
料金プラン	クラウド会計：月額13,860円〜サブスク会計：月額4,950円〜
主な機能	クイック処理仕訳伝票発行決算書作成キャッシュフロー計算書分析など
導入企業	株式会社エイトレッド WEFリゾート沖縄株式会社ワコオ工業株式会社など
導入社数	要問い合わせ

7.フリーウェイ経理Lite／株式会社フリーウェイジャパン

無料の会計ソフト「フリーウェイ」

無料プランがあり会計処理に必要な基本的な機能を手軽に利用することが可能
手書き業務を削減でき会計ソフトにコストをかけず本業に集中できる環境
簿記の知識に自信がない方のために学習できるコンテンツの用意がある

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	無料版：月額0円有料版：月額3,000円有料版(顧問先版)：要問い合わせ
主な機能	データ入力マスタ登録帳票印刷グラフ作成決算書作成など
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

8.会計王／ソリマチ株式会社

経理・会計ソフト「会計王」製品概要｜ソリマチ株式会社

インストール型ソフトならではの軽い動作と、クラウドの利便性を掛け算して圧倒的に使いやすくなったシステム
専属オペレーターが製品の使用方法やトラブル解決方法の改善、FAQなど手厚いサポート体制
レイアウトを合わせた上で他社ソフトのデータをテキスト形式で取り込むことが可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	44,000円
主な機能	業種別テンプレート仕訳検索仕訳の承認機能集計・管理決算書作成など
導入企業	有限会社ランテック植松エンジニアリング株式会社株式会社ワコーズなど
導入社数	要問い合わせ

9.大蔵大臣NX／応研株式会社

会計ソフト・大蔵大臣NX［概要・機能］｜応研株式会社

実務に即した効率的な入力画面で直感的に操作が可能
必要な資料をメニューから選ぶだけで帳票画面を表示でき簡単にプリンター出力が可能
入力ミスを防ぎ他部署へのアクセスを制限できるため万全のセキュリティ体制

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	スタンドアロン：264,000円ピア・ツー・ピア：462,000円 2クライアント：528,000円 3クライアント：858,000円 5クライアント：990,000円他Web参照
主な機能	伝票予約仕訳日記帳予算管理銀行振込処理決算書作成など
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

10.HANJO会計／カシオ計算機株式会社

クラウド会計ソフト「HANJO 会計」（飲食店向け）～経理業務の負担を1/3に｜CASIO HANJO TOWN

飲食店を知り尽くし、儲かるヒントまで提供する個人事業主向けのクラウド会計ソフト
スマホでレシートを取るだけで自動的に仕訳が可能
300以上の取引シーンの用意がありキーワードを入力するだけで自動で勘定科目がセットされる

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	無料プラン：月額0円有料プラン：月額1,078円
主な機能	自動入力推測仕訳未処理・タスク表示マイナンバー管理レポート・領収書読取りグラフ表示など
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

11.かんたんクラウド会計／株式会社ミロク情報サービス

誰でもかんたんに使えるクラウド会計システム「かんたんクラウド会計」 | 特集一覧 | コラム・特集 | 株式会社ミロク情報サービス

会計や簿記の知識不要、初心者でも分かりやすい入力画面で安心して利用が可能
クラウドサービスなのでインターネット環境さえあればどこでもアクセスが可能
建設や医療、飲食など幅広い業種に対応が可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	ベーシック：月額1,800円プラス：月額2,500円
主な機能	取引明細連携レシート取込学習機能二重取込防止機能帳票出力など
導入企業	要問い合わせ
導入社数	17,000社以上

12.SuperStream-NX／株式会社日立システムズ

SuperStream-NX｜SuperStream（スーパーストリーム）会計システム・人事給与システムなら：株式会社日立システムズ

オンプレミスやSaaSなど企業の規模や利用形態に合わせ利用が可能
徹底的に操作性を追求しているため使いやすい操作性
IFRSや多言語・多通貨に対応しグローバル企業の海外ビジネス展開を支援

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	仕訳入力機能帳票出力決算機能資金繰管理機能照合機能など
導入企業	ロイヤルホールディングス株式会社株式会社ツヅキ住友林業株式会社など
導入社数	10,000社以上

13.財務大将／株式会社ミロク情報サービス

財務大将 | MJSLINK DX | 製品・サービス | 株式会社ミロク情報サービス

勘定科目の体系をフレキシブルに設計でき、あらゆる業種に対応し短期間の導入が可能
AIによるデータ連携や各種伝票形式に対応でき、最適な処理でスピーディーに入力することが可能
充実した検索機能や監査支援によるチェック機能により、効率的で正確な検証が可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	AI仕訳管理帳票データ検証プロジェクト管理レシート取込など
導入企業	株式会社イズラシヨークス株式会社株式会社ハマノコンタクトなど
導入社数	要問い合わせ

14.ACELINK NX-CE／株式会社ミロク情報サービス

ACELINK NX-CE | 製品・サービス | 株式会社ミロク情報サービス

経理処理を合理化し多様な視点から財務情報の分析が可能
オフィスと同様の操作感と万全のセキュリティ体制で安心して利用が可能
会計・販売・給与・税務を網羅するパッケージで、中小企業の経営基盤の強化や金融機関からの信用獲得を実現

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	要問い合わせ
導入企業	株式会社キムラ電機株式会社中尾商会株式会社AZUなど
導入社数	要問い合わせ

15.会計らくだ／株式会社ビーエスエルシステム研究所

法人向け会計ソフト「会計らくだ」 | BSLシステム研究所

現場の税理士の声から生まれた記帳専門の会計ソフト
初心者にも優しい簡単でシンプルな操作性
日々の処理は自社で行いたい方向けで、複雑な機能は省略し日常の記帳処理に特化したソフト

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	13,200円
主な機能	日常簿記分析データ取込消費税処理決算書作成など
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

そのほかおすすめの経理ソフト3選

ACT-NetPro
FX4クラウド
 マネーフォワードクラウド会計Plus

経理ソフトを検討するときの３つのポイント

経理ソフトを選定する際に重要なのは、以下の3つのポイントです。

ポイント1. 導入時の費用や、自社の業務規模に合うプランがあるか確認

経理ソフトの価格は用途によって様々です。「法人向け」プランと、「個人事業主向け」プランが存在するほか、法人向けのソフトでも、小規模の法人向けから上場企業向け、さらには非営利団体向けなど、細かく用途が分かれている場合があります。

また、インターネット上で経理業務を行えるクラウド型とソフトをPCにインストールしてオフラインで経理業務を行うインストール型が存在します。

クラウド型は、簡単に導入できるのが良い点ですが、月額費用が必要です。インストール型は、導入に手間がかかるものもあるものの、買い切り型なので、長く使えばお得です。但し、法改正や税制改正にどこまで対応しているかを確認しておくとよいでしょう。Windowsのみ対応というソフトもあるので、要注意です。

他にも、クラウド型の場合は、使用人数等で料金が変動するケース、インストール型の場合、PC1台でしか使用できないライセンスもあるので、よく確認しておきましょう。

ポイント2. データ連携機能など、自社のニーズに必要な機能が揃っているかをチェック　

経理ソフトには、日々の経理業務をスムーズに行えるよう様々な機能が存在します。

例えば、銀行口座やクレジットカードと情報の連携に対応していれば、明細を自動で取得し、仕訳までしてくれます。国税電子申告・納税システム（eTax）とのデータ連携に対応していれば、確定申告に時間を掛けることもなくなります。また、決算書作成も行ってくれるソフトもあれば、レシート撮影や仕訳作業が隙間時間にできるようスマホアプリが用意されているソフトもあります。

このように、ソフトによって、提供する機能が異なるので、どの業務を効率化していくために経理ソフトを導入したいのかを、事前に検討した上で、会社の規模やニーズに見合うソフトの選定を進めましょう。

ポイント3. サポート体制が充実しているかを確認

ほとんどの経理ソフトがメール・電話・チャットによるユーザーへのカスタマーサポートを行っています。なかには、専任スタッフによる電話対応や画面共有サポート、申告でお悩みの方向けへの税理士紹介など、手厚いサポートを提供してくれるものもあります。

導入時のトラブルはもちろん、初期設定の仕方や操作が分からないなどの困りごとの際に、どんなサポートを受けることができるのか、事前に確認しておきましょう。特に、クラウド型のソフトは、料金プランによってサポート内容が異なったり、対応可能時間が違うこともあるので、詳細をよく確認しておきましょう。

まとめ

本記事ではおすすめの経理ソフト18選と選び方のポイントを紹介しました。

経理ソフトは各サービスによって特長や機能面が異なるため、企業で導入する際は慎重に選びましょう。

ぜひ本記事を参考にしていただければと思います。