【法人向け】SMSをPCから効率よく送る方法と、主要SMS送信サービス8選

SMS(ショートメール)を使いたいけど「複数の顧客に一斉に送信する方法はないか?」と悩んでいませんか。

結論を言えば、SMS送信サービスを使うことでPCから同じ文章を同時に、送りたい顧客の電話番号宛てに送信できます。

しかしSMS送信サービスは複数あり、かつ提供する企業によって何ができるかが異なります。効率よく確実にメッセージが送れるSMSのメリットを有効活用するためにも、サービスの内容を見極めることが大切です。

ここではSMS送信サービスでできること、実際にサービスを選ぶときの注意点、目的別のおすすめサービス8選を紹介します。

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PCでSMSを送るならSMS送信サービスが必要

SMS送信サービスとは、PCから顧客へSMSを一斉送信する、効率の良いSMSマーケティングを可能にしてくれるサービスです。

SMS送信サービスできること

SMS送信サービスで顧客に対しできることには、次のようなものが挙げられます。

  • メルマガ、キャンペーン情報やクーポンの一斉配信
  • アンケートの実施
  • 来店後のお礼メッセージの配信
  • 修理や配達など訪問前の連絡
  • 支払い催促

メールアドレスと比べると携帯電話番号は変更されることが少なく、到達率・開封率が高いのが特徴です。その差は時に8~10倍もあるとされ、より顧客へ効率よく情報を届けやすくなっています。

またSMSの特徴を生かせば、アルバイトやパートも含めた従業員やコミュニティメンバーへ一斉に緊急連絡を行うことも可能です。API連携可能なSMS送信サービスを活用すれば、通販サイトの本人確認にも利用できます。

このように便利なSMS送信サービスですが、使う前にサービスの選定をするのはもちろん、送りたい内容が「特定電子メール法の適応内かどうか」という点にも注意が必要です。

特定電子メール法では、営利を目的とする企業や団体、個人が宣伝や販促の案内をする際に、次の2点をクリアしておくことが求められます。

  • 顧客側に宣伝や販促の案内に携帯電話番号を利用することを、携帯電話番号を取得した際に同意を得ている(オプトイン)
  • 顧客が宣伝や販促の案内を不要とした際に、速やかに手続きできる体制が明記されている(オプトアウト)

これらを守らないままクーポンの配信などを一斉送信で行うと、3,000万円以下の罰金など厳しい罰則を受ける恐れがあります。事前に携帯電話番号のオプトインやオプトアウトが整っているか、整っていないのであればSMS送信サービスから適切な対応を行うための補助を受けましょう。

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SMS送信サービス間の違い

サービス間の違いを知ることは、SMS送信サービスを選ぶ際、自社にとって有効なマーケティングに利用できるか判断する指標ともなります。

SMS送信サービス間で大きな違いとなる項目を、チェックの優先度が高い順に紹介します。

  • 接続方式の違い:確実性をとるなら開封確認ができる国内直収接続
  • API連携の有無:本人認証にSMSを使うなら必須
  • 送信可能な文字数:70文字以上の長文を入力したいなら要確認
  • 双方向送信機能の有無:自動返信やアンケートの利用が目的なら必須
  • 送信可能なキャリア:au・ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイル(自社回線)
  • セキュリティ対策:通信の暗号化やなりすまし対策、Pマークなどの取得有無

一斉送信と一口に言っても、一万件を一斉送信できるサービスもあれば、1度に250回という制限があるサービスもあります。安価なサービスを選んでコストカットに成功しても「必要なタイミングで顧客にSMS送信ができない」となれば、そもそもSMS送信サービスを利用する意味が薄れてしまいます。

また自社の環境にSMS送信サービスが適しているかどうかも、忘れずチェックしておきましょう。

携帯電話番号という顧客の個人情報を預かる以上、セキュリティ対策は重要です。万が一漏洩が起きると社会的な問題となり、企業の責任が問われ、顧客からの信頼にも直結します。

SMS送信サービスには、Web上の専用ページにログインして送信する形態と、HTTPSを利用して自社のサーバーとサービス側のサーバーが通信するAPI経由という形態の2通りがあります。

SMSを本人認証に使いたいのであれば、API経由という接続形態を優先しましょう。またAPI経由はセキュリティ面でも情報漏洩のリスクが低く、安全度が高い形態です。

しかしながら、セキュリティ面が安全だから必ずしもAPI経由のメリットが多いかと言うと、そうではありません。自社のセキュリティポリシーや送信頻度によっては、もう1つのWebブラウザでサービス専用のページへログインする方が適している場合もあります。

またSMS送信サービス側のセキュリティ対策として、Pマークなどを取得しているか、国内のキャリアに直接接続しなりすまし対策が行われているかチェックしておきましょう。


SMSをPCから送信できるサービスの失敗しない選び方

自社がSMS送信サービスを利用するにあたり「必要とする機能」を決めることが比較・検討を進めるうえでとても重要です。

そのためにまず、次の項目をヒントにして、顧客に対し送信するSMSの具体的なイメージをつかんでいきましょう。

  • 送信件数
  • 送信頻度
  • 送信したい文字数
  • 本人認証の必要性
  • 送信拒否の方法

こうした項目を具体的にイメージしておくと、数あるSMS送信サービスの中から自社に合うものを選びやすくなります。

本人認証をするならAPI連携は必須

2段階認証のためのワンタイムパスワードを発行したい、クレジットカード決済のための本人認証を行いたいといった目的があるのなら、API連携ができるサービスがおすすめです。

API連携ができるかどうかは、SMS送信サービスを選ぶ際、ホームページなどで確認できます。

しかしながらAPI連携を行うには、自社システムとSMS送信サービス側を連携して動作させる必要があります。

この連携は単にSMS送信サービスと契約すればよいだけでなく、自社システムのプライバシーポリシーに反しないか、システムとしてAPI連携が可能かどうかなど、マーケティング以外の部署との連携も重要となります。

そのためAPI連携ができるサービスを選ぶだけでなく、社内のエンジニアに相談したり、導入を検討しているサービス先に「どのくらい連携しやすいのか」など仕様を確認したり、システム導入に関するコストや方法も知っておくと選びやすくなるでしょう。

なりすまし防止のため、自社の電話番号の表示が重要

国内SMSを用いて自社の電話番号を表示させることで、なりすましを防止することができます。

国際SMSでも送信元名の表示が可能ですが、第三者によるなりすましの可能性が否定できません。悪意を持った第三者に対する予防策として、自社番号の表示を推奨します。国内SMSであれば、電話番号の表示が可能なので、なりすましなどのリスクを回避することが可能です。

前提として電話番号の周知が必要ですので、自社サイトに電話番号を掲載するなど、事前準備が必要です。


SMSをPCから送信できるオススメサービス8選

SMS送信サービスを、ニーズのある機能別にそれぞれ紹介します。

本人認証機能を使いたい人におすすめのサービス

ホームページ上で本人認証機能が利用可能と確認できるサービスの中でも、API連携と本人認証に関するセキュリティ対策がしっかりしている順に2つ紹介します。

1.空電プッシュ

空電プッシュ

SMSが利用可能な携帯電話全てを対応キャリアにしており、大手3キャリアほか、Y!mobileにも送信できるサービスです。セキュリティ面が充実しており、国内主要携帯3キャリアとのクローズドなネットワークや、データの暗号化保存、侵入検知システム(IDS)を備えています。

また、金融機関等コンピュータシステム(FISC)の監査基準に準拠しており、24時間365日の有人保障対応窓口があるため深夜のトラブルにも強いサービスです。

オプションとして、誤送信防止のために、所有者が変更された電話番号を送信対象から除外できます。事前に管理者が登録したメッセージ以外の送信も規制できるため、情報漏洩などの事故も防止可能です。

2.Cuenote

Cuenote

API連携の上で欠かせない外部システムとの連携の際、そのシステム開発の負担を少なくするノウハウを豊富に備えたSMS送信サービスです。メール配信システム「Cuenote FC」の開発経験を生かし、確実性とスピーディーな配信を可能にしています。

個別または一斉送信可能で、双方向送信にも対応しているためアンケート調査を目的としたSMS送信サービスの利用にもおすすめです。

セキュリティ対策では、管理画面はSSLによる暗号化通信に対応しており、IPアドレス単位で権限を付与することでアクセス制限が可能です。運用サーバーのバックアップもあるため、万が一トラブルが起きた際でも継続的に利用できるセキュリティ対策が行われています。

アンケートを送りたい人におすすめのサービス

アンケート送信に欠かせない双方向性送信機能があり、かつ、SMS送信に独自の特徴を持つ2つのサービスを紹介します。

3.AIX Message SMS

AIX Message SMS

国内すべてのキャリアと双方向のやり取りを可能にした「双方向SMS配信装置及び双方向SMS配信方法」の特許技術を有するサービスです。

顧客からの返信に対し、特定のキーワードを検知して自動的に返信を行えます。また複数の選択肢から回答を選ぶ投票機能も利用可能です。

セキュリティ面では、法廷提出用データの復旧技術を生かした高度なセキュリティ技術がベースとなっており、一斉送信やAPI連携による本人認証を高セキュリティで提供してくれます。大規模なワンタイムパスワード発行にも対応しており、クレジットカード決済なども安全・低コストで運用可能です。

4.プッシュPro-SMS

プッシュPro-SMS

文章だけでなく、パソコンから写真付きフルカラー資料も送信可能なSMS送信サービスです。

昨日として一斉送信や個別送信、API連携を利用した本人認証が可能です。3大キャリア全ての端末へ、330文字まで送信できます。

また顧客がSMSを確認したか、添付した資料を開封したかまで確認可能です。そのため資料を見た顧客にだけアンケートURLの送信を行う、確認しなかった顧客についてはもう一度同じ資料を送付するなど、マーケティングを前提にした送信が簡単に行えます。

マーケティングの1つに資料送付が含まれる場合、郵便費や通信量のコストカットにもつながるでしょう。

長文のSMSを送りたい人におすすめのサービス

キャリアによらず、SMSは基本的に70文字までしか送信できません。そのため伝えたい内容があっても、サービスによっては送れなかったり、追加費用が発生したりします。

そこで送信文字数が多く、かつキャリアによって差が少ないサービスを、送信できる文字数が多い順に紹介します。

5.Media SMS

Media SMS

3大キャリアに対し、ドコモなら660文字、auは670文字、ソフトバンクは670文字と長文の送信が可能です。また楽天モバイルにも対応しており、670文字まで送れます。2019年11月時点で2,000社以上に導入されている人気のサービスです。

個別または一斉送信可能で、API連携による本人認証や、特定のキーワードに反応して自動的に返信する双方向送信にも対応しています。キャリア直収設計のため、実際にユーザーの携帯・スマホに届いたか結果も確認可能です。

また自動音声応答システム(IVR)とSMSが連携したシステムの導入サービスもあり、たとえばオペレーターとのやり取りが必要な顧客にSMSを通じてコールバックの時間を選択してもらうことで、コールセンターの業務改善・コスト低減を目指せます。

6.アクリート

アクリート

大手3キャリアのドコモ・au・ソフトバンクに対し、いずれも最大660文字を送信できるSMS送信サービスです。

2003年からSMS送信サービスを開始しているパイオニア的存在で、2015年・2016年と連続でSMS配信市場シェアNo.1を獲得しています。

またSMS配信事業者として「迷惑メール対策推進協議会」や「フィッシング対策協議会」の会員にもなっており、市場全体の健全化を目指す活動を通して得た経験から、どのようにすれば法令を守りつつSMSを効率よく利用できるかアドバイスしてもらえるのも特徴です。

費用を抑えたい人におすすめのサービス

費用をできるだけ抑えてSMSを一斉送信したい人におすすめなサービスを、より固定費がお得な順に2つ紹介します。

7.SMS HaNa

SMS HaNa

初期費用と月額費用が無料、なおかつ完全従量課金制で確実に到達した分のみ課金されるSMS送信サービスです。SMS1通あたりの費用は8円からですが、選択するサービス内容や送信ボリュームによって変わるため、より詳しい費用を知りたい場合は問い合わせてみましょう。

機能面では、個別もしくは一斉送信可能、本人認証可能、API連携ありと充実しています。

またSMSを受信する顧客側からも送信停止申請が気軽に行える、特許取得済みの独自の配信停止機能を備えています。そのためすでに送信が不要となった顧客にSMSが届くなど、レピュテーションリスクをできるだけ回避したいときにも向いています。

8.EZ sms

EZ sms

初期費用と月額費用無料で、SMS送信時には独自のポイントを購入・消費するという機能や利用数に応じた支払いが可能なSMS送信サービスです。ポイントは最小5ポイント、最大で30,000ポイントまで購入でき、1度に購入するポイント数が多いほど1ポイントあたりの費用がお得になります。

日本国内では全事業者に対応し、さらにau向けの配信に使えるKプレミアムサービスが利用可能です。海外向けの送信にも対応しており、中国やインドなど170ヶ国以上に送付可能です。

初期登録やユーザー認証なども全てWeb上で完結しているため、低コストでスタートさせたい場合にも向いています。


まとめ

SMS送信サービスを利用すれば、顧客へ簡単にSMSを届けられるだけでなく、そこから1歩先のマーケティングも展開できます。

SMSは携帯電話番号を利用して送信されるため、スマホの普及率が低い世代にも情報を届けられるのも大きなメリットです。

まずはSMS送信サービスに最低限求めたいこと、運用が実現したら求めたいサービスを社内で選定していくのと合わせて、気になったサービスがあれば資料請求を進めておくのがおすすめです。

SMS送信サービスは国内携帯キャリアとの連携を行っている関係上、セキュリティの観点からその具体的な仕様や利用料金をホームページ上に掲載していない場合が多いからです。

今回おすすめした8つSMS送信サービスの中に気になったものがあれば、あらかじめ資料請求を進めておくとよいでしょう。

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ビジネスでのご利用シーン

  • スマホアプリ利用時の本人認証に
  • 自治体から住民への情報配信に
  • 料金滞納者に対する督促/請求のご案内に
  • 商品配送や訪問の事前連絡やリマインダーに
  • コンタクトセンター業務の効率化に
  • 重要性/必要性が高いメッセージをより確実に配信
  • ビデオを活用したお客さまサポート業務改善に
  • 自社の顧客に対するアンケートのご案内に

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