近年AI生成の利活用が進んでおり、その中でもAIを使った翻訳ツールが増えてきています。
AI翻訳ツールを使うことで、精度が高い翻訳内容をスピーディーに出力できるため、効率よく翻訳作業ができるようになります。
本記事ではおすすめのAI翻訳ツールと選び方のポイントを紹介します。
特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。
おすすめサービスのピックアップ方法としては、既存のまとめサイト10個分の情報から、紹介されているAI翻訳ツールをスコアリングしました。各サイトで紹介頻度の高いものを登場回数順にまとめなおしているので、本記事を参考にすることで、どのAI翻訳ツールを選べばいいか一目でわかるでしょう。
※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年7月時点のものです。
目次
- <比較表>AI翻訳ツールおすすめ15社
- 1.T-4OO/株式会社ロゼッタ
- 2.Mirai Translator/株式会社みらい翻訳
- 3.ヤラクゼン/八楽株式会社
- 4.SYSTRAN/シストランジャパン合同会社
- 5.The Reading/株式会社ロゼッタ
- 6.DeepL/DeepL SE
- 7.COTOHA Translator/エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
- 8.DeepL Pro/DeepL SE
- 9.shutto翻訳/株式会社イー・エージェンシー
- 10.Trados Studio/株式会社RWSグループ
- 11.MTrans Team/株式会社ヒューマンサイエンス
- 12.Google翻訳/Google LLC
- 13.XMAT/株式会社川村インターナショナル
- 14.Qlingo/Xtra株式会社
- 15.みんなの自動翻訳@KI(商用版)/株式会社川村インターナショナル
- その他おすすめのAI翻訳ツール
- AI翻訳ツールの選び方のポイント
- AI翻訳ツールに関するよくあるご質問
- まとめ
<比較表>AI翻訳ツールおすすめ15社
本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。
1.T-4OO/株式会社ロゼッタ
約2,000の翻訳エンジンで専門分野を正確かつスピーディーに翻訳! | T-4OO
- 2,000以上の専門分野に対応し、専門用語の翻訳精度の高さに強みをもつ
- PDF・ Word・Excel・PowerPointなど、幅広いファイル形式の翻訳が可能
- 社内用語を登録すれば、自動で翻訳に反映してくれる機能がある
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | 要問い合わせ |
翻訳対応言語数 | 100言語 |
導入企業 | ヤマサ醤油株式会社、株式会社日立ソリューションズ、大日本塗料株式会社、株式会社IHI原動機、ヤンマーホールディングス株式会社 など |
導入社数 | 要問い合わせ |
2.Mirai Translator/株式会社みらい翻訳
Mirai Translator®|AI自動翻訳『みらい翻訳』
- クラウド上で利用できる、企業向けのAI自動翻訳ツール
- プロの翻訳者レベルの高い翻訳精度で、法務や財務などの専門分野にも対応
- 金融機関や製薬会社などでも利用される、高いセキュリティ体制
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | ■従量型「ワード数定額プラン」:年額120,000円〜 ■定額型「ベーシックプラン」:月額80,000円~ |
翻訳対応言語数 | 13言語以上 |
導入企業 | 株式会社マクニカ、株式会社サンゲツ、株式会社キトー、三菱商事株式会社、ダイキン工業株式会社 など |
導入社数 | 要問い合わせ |
3.ヤラクゼン/八楽株式会社
- AI翻訳から編集・チェック・共有まで可能なツール
- 誰でも使いこなせるシンプルで分かりやすい画面設計
- 複数の自動翻訳エンジンを標準搭載し、専門性の高い用語にも対応
初期費用 | ■カンパニープラン:100,000円 |
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料金プラン | パーソナルプラン ■一般個人者向け:無料 ■翻訳者向け レギュラー利用:年額23,760円 スポット利用:月額2,480円~ カンパニープラン |
翻訳対応言語数 | 35言語 |
導入企業 | イオンネクスト株式会社、コニカミノルタ株式会社、ソニー株式会社、日本マクドナルド株式会社、株式会社博報堂 など |
導入社数 | 1,000社以上 |
4.SYSTRAN/シストランジャパン合同会社
- オンプレミス導入に特化した、セキュリティ性の高いAI翻訳ツール
- 製造・医療・IT・法務など、幅広い専門分野の翻訳に対応
- 高い翻訳精度をもち、自社のガイドラインに沿ってカスタマイズも可能
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | 要問い合わせ |
翻訳対応言語数 | 50言語以上 |
導入企業 | CKD株式会社 など |
導入社数 | 要問い合わせ |
5.The Reading/株式会社ロゼッタ
ロゼッタのAI自動翻訳 The Reading|高精度AI翻訳
- 高精度なAI翻訳ツールで、価格の安さに強みをもつ
- Word・Excel・PowerPoint・PDFなど、ファイルそのまま翻訳が可能
- 20種類の翻訳エンジンを搭載し、専門性の高い文章の翻訳にも対応
初期費用 | 0円 |
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料金プラン | ユーザーあたり月額2,728円 |
翻訳対応言語数 | 100言語 |
導入企業 | 要問い合わせ |
導入社数 | 要問い合わせ |
6.DeepL/DeepL SE
- 無料で活用できるAI翻訳ツール
- テキスト入力の他、PDFやWordなどのファイルアップロードでも翻訳が可能
- 最大1,500文字の翻訳に対応
初期費用 | 0円 |
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料金プラン | 0円 |
翻訳対応言語数 | 33言語 |
導入企業 | 要問い合わせ |
導入社数 | 要問い合わせ |
7.COTOHA Translator/エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
AI自動翻訳サービス COTOHA® Translator|ドコモビジネス|NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま
- TOEIC高得点レベルの高い翻訳精度とスピードに強みをもつ
- Word・PowerPoint・Excel・PDFなどの文書をファイルごと翻訳
- 図表やグラフ内のテキストにも対応し、レイアウトを変えずに翻訳が可能
初期費用 | 0円 |
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料金プラン | ベーシックプラン ■10 ID:月額80,000円 ■15 ID:月額102,000円 ■30 ID:月額192,000円 ■100 ID:月額560,000円 |
翻訳対応言語数 | 13言語以上 |
導入企業 | 小野薬品工業株式会社、JFEスチール株式会社、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社東京海上日動 など |
導入社数 | 要問い合わせ |
8.DeepL Pro/DeepL SE
- 世界中で多く利用されている、ビジネス向けのAI翻訳ツール
- 高い翻訳精度をもち、自然な訳文に強みをもつ
- ChromeやEdgeのブラウザ拡張機能に対応している
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | DeepL翻訳 ■Starter:月額1,150円 ■Advanced:月額3,750円 ■Ultimate:月額7,500円 |
翻訳対応言語数 | 33言語 |
導入企業 | 富士通株式会社、株式会社日本経済新聞社、Beiersdorf AG など |
導入社数 | 20,000社以上 |
9.shutto翻訳/株式会社イー・エージェンシー
shutto翻訳|さぶみっと!|株式会社イー・エージェンシー
- 自動翻訳・プロ翻訳・セルフ翻訳の3つの機能をもつ翻訳ツール
- 最短3分という速さで、高精度な翻訳結果を提供
- ブログ・ECサイト・検索サイトなど、様々なサイトの翻訳が可能
初期費用 | 0円 |
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料金プラン | ■エントリー:月額6,000円 ■ベーシック:月額30,000円 ■ビジネス:月額60,000円 ■エンタープライズ:要問い合わせ |
翻訳対応言語数 | 100言語以上 |
導入企業 | Retty株式会社、株式会社白洋舍、西川株式会社、丸高衣料株式会社、株式会社クー など |
導入社数 | 要問い合わせ |
10.Trados Studio/株式会社RWSグループ
Trados Studio – 次世代の翻訳生産性 – RWS
- 翻訳者向けの翻訳支援ソフトウェア
- AI翻訳・用語管理・翻訳プロジェクト管理など、翻訳業務を支援する機能が充実
- 幅広い言語とファイル形式に対応
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | 個人翻訳者/Trados Studio Freelance ■サブスクリプション:年額54,000円 ■永久ライセンス:購入119,000円、アップグレード55,000円 ■サブスクリプション–初級バンドル:購入92,000円 翻訳会社勤務の方 |
翻訳対応言語数 | 9言語 |
導入企業 | Alfred Kärcher SE & Co. KG、ピツニーボウズジャパン株式会社、Medecins Sans Frontieres など |
導入社数 | 要問い合わせ |
11.MTrans Team/株式会社ヒューマンサイエンス
AI搭載:自動翻訳ソフトMTrans Team|ヒューマンサイエンス
- 誰でも簡単に活用できる操作性に強みをもつ
- ドラッグ&ドロップで文章の自動翻訳が可能
- AIと翻訳メモリにより、運用するほど翻訳精度がアップする
初期費用 | 100,000円 |
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料金プラン | ■スターター3:月額9,000円 ■スターター5:月額12,000円 ■スモール:月額25,500円 ■ミディアム:月額41,100円 ■ラージ:月額94,000円 ■エクストラ・ラージ:月額198,000円 |
翻訳対応言語数 | 35言語 |
導入企業 | 大陽日酸株式会社、株式会社日本製鋼所、株式会社ニデック、株式会社エクセディ、東レ株式会社 など |
導入社数 | 要問い合わせ |
12.Google翻訳/Google LLC
Google 翻訳 – スマートフォンやパソコンで使える高性能翻訳アプリ
- ブラウザやアプリで無料で利用できる翻訳ツール
- スマホのカメラを向けるだけで、テキストを翻訳する機能がある
- ファイルをアップロードするだけで、元の形式のまま翻訳が可能
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | 要問い合わせ |
翻訳対応言語数 | 200言語以上 |
導入企業 | 要問い合わせ |
導入社数 | 要問い合わせ |
13.XMAT/株式会社川村インターナショナル
AI翻訳活用クラウドサービスXMAT®(トランスマット)|機械翻訳・AIの有効活用 言語データのデジタル変革を実現【LDX lab】
- 月間の翻訳文字数が無制限で、リーズナブルな価格設定に強みをもつ
- 複数の翻訳エンジンの訳文から、ニーズに合った訳文を選択できる
- 自社向けにカスタマイズも可能
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | ユーザー当たり月額5,500円~ |
翻訳対応言語数 | 100言語以上 |
導入企業 | 東北大学、山口県周南市役所、三井・ケマーズフロロプロダクツ株式会社、住友電工知財テクノセンター株式会社 など |
導入社数 | 要問い合わせ |
14.Qlingo/Xtra株式会社
AI 自動翻訳 : Qlingo(クリンゴ) | Xtra 株式会社
- ファイル数無制限で利用でき、価格の安さに強みをもつ
- プロの翻訳者レベルの正確性の高い翻訳が可能
- 専門性の高い用語や人名などを登録すれば、翻訳結果に自動反映
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | シングルユーザプラン ■通常プラン : 単月契約:月額3,666円 ■通常プラン : 年間契約:年額39,600円 ■Pro プラン : 単月契約:月額7,333円 ■Pro プラン : 年間契約:年額79,200円 マルチユーザプラン |
翻訳対応言語数 | 32言語 |
導入企業 | 株式会社グローバルインフォメーション、株式会社情報システムエンジニアリング など |
導入社数 | 要問い合わせ |
15.みんなの自動翻訳@KI(商用版)/株式会社川村インターナショナル
テキストやファイルの翻訳からAPI連携まで。 NICT開発の国産AI翻訳サービス「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」
- 翻訳精度とセキュリティの高さに強みをもつ
- 特許・金融・法律などの専門性の高い翻訳にも対応
- クラウドやオンプレミスなど、幅広い導入形態から選べる
初期費用 | 0円 |
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料金プラン | ■ユーザー数制限なし:月額22,000円~ |
翻訳対応言語数 | 要問い合わせ |
導入企業 | 株式会社メニコン など |
導入社数 | 要問い合わせ |
その他おすすめのAI翻訳ツール
多言語音声APIサービス
MTrans for Office
セルフ翻訳サービスNitro
kode-AI翻訳
WEB-Transer@Enterprise(AI)
SmartMT
GlobalLink Connect
AI翻訳ツールの選び方のポイント
AI翻訳ツールを選ぶ際にはいくつか着目すべきポイントがあります。
それぞれについて解説いたします。
どの言語翻訳に対応しているか
まずは自身が翻訳したい言語に対応しているか確認しましょう。
翻訳ツールによっては、対応言語数が100以上あるものもあります。
メジャーな英語以外にも翻訳したい言語がある方は、翻訳の対応言語数は必ずチェックしておきましょう。
翻訳の精度は高いか
サービスによって翻訳の精度は異なるため、精度に問題無いか確認をしましょう。
翻訳作業をする上で重要なのが、翻訳文が直訳ではなく、正確で流暢な内容であることが求められます。
とくにビジネス文章や論文などの専門用語が頻繁に出てくる文章を翻訳したい場合は、精度を厳しくチェックしましょう。
AI翻訳ツールに関するよくあるご質問
AI翻訳ツールの導入を検討中の方に役立つQ&Aをまとめています。
Q.AI翻訳ツールの仕組みは?
A.AI翻訳ツールは機械学習技術に基づいて動作します。大量の翻訳データを学習することで、自然な文章の翻訳を行い、文脈やニュアンスも反映した精度の高い翻訳が可能となっています。
Q.AI翻訳ツールが他の翻訳手法と異なる点は?
A.AI翻訳ツールは従来のルールベース翻訳や統計的機械翻訳と異なり、文章全体のコンテキストを理解するため、自然な文章を生成する能力に優れています。これにより、単語単位での翻訳ミスが少なくなり、よりスムーズな文章に仕上がります。
Q.AI翻訳ツールで翻訳精度が向上するための要素は?
A.翻訳精度を向上させるためには、AIが学習するためのデータセットが多様であることが重要です。特に、専門用語や業界特有の表現に対応するために、各業界のデータを反映させることで、特定分野での翻訳精度が向上します。
Q.AI翻訳ツールはどのような場面で活用できるか?
A.AI翻訳ツールは、ビジネス文書、電子メール、Webページ、カスタマーサポート、技術文書など、幅広い場面で使用できます。また、リアルタイムでの翻訳が必要なオンライン会議やカンファレンスでも活用されています。
Q.AI翻訳ツールの使用でコスト削減が期待できる理由は?
A.従来、専門の翻訳者に依頼する必要があった大規模な翻訳作業を、AIツールが自動で処理することでコストを削減できます。特に短時間での大量翻訳が必要な場合、AIツールが費用と時間の効率を大幅に向上させます。
まとめ
本記事ではおすすめのAI翻訳ツールと選び方のポイントを紹介しました。
効率よく翻訳作業をするためには、AI翻訳ツールの活用がおすすめです。
本記事を参考にし、AI翻訳ツールを導入・利用してみてはいかがでしょうか。
参考にしたサイト
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