【2024年最新版】工事管理システムおすすめ31選を比較！選び方も紹介

工事管理システムとは、工事の一連の流れを一元化して管理するためのシステムです。

具体的には案件や図面、見積、請求などの幅広い管理ができます。

工事管理システムは、「工事の情報の共有に時間がかかる」「色々な場所に情報が散らばっていて、うまく管理できていない」という現場担当者の悩みを解決できます。

しかし、色々な工事管理システムがあるので、どのシステムを導入するべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事ではおすすめの工事管理システムと選び方のポイントを紹介します。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

おすすめサービスのピックアップ方法としては、既存のまとめサイト10個分の情報から、紹介されている工事管理システムをスコアリングしました。各サイトで紹介頻度の高いものを登場回数順にまとめなおしているので、本記事を参考にすることで、どの工事管理システムを選べばいいか一目でわかるでしょう。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年6月時点のものです。

＜比較表＞工事管理システムおすすめ15社
1.ANDPAD／株式会社アンドパッド
2.ダンドリワーク／株式会社ダンドリワーク
3.蔵衛門／株式会社ルクレ
4.現場一番／株式会社IWAKI STYLE
5.サクミル／株式会社プレックス
6.AnyONE／エニワン株式会社
7.Sitrom-CC／フォロス株式会社
8.Kizuku／コムテックス株式会社
9.KANNA／株式会社アルダグラム
10.SMAC工事管理／株式会社パナック
11.建て役者／株式会社システムサポート
12.CONOC業務管理システム／株式会社CONOC
13.アラジンオフィス／株式会社アイル
14.プロワン／株式会社ミツモア
15.eYACHO／株式会社MetaMoJi
その他おすすめの工事管理システム
工事管理システムの選び方のポイント
- 導入目的に合った機能が備わっているか
- 管理画面が使いやすいか
- 既存システムと連携できるか
工事管理システムに関するよくあるご質問
- Q.工事管理システムの主なサービス内容は何ですか？
- Q.工事管理システムはリアルタイムで情報を共有できますか？
- Q.工事管理システムは既存の会計システムと連携できますか？
- Q.工事管理システムの料金相場はどのようになっていますか？
まとめ
- 参考にしたサイト

＜比較表＞工事管理システムおすすめ15社

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。

1.ANDPAD／株式会社アンドパッド

【シェアNo.1】施工管理アプリ| ANDPAD（アンドパッド）

現場の効率化から経営改善までできる、施工管理アプリ
注文住宅・リフォーム・大規模修繕など、様々な現場に採用されている
顧客管理、営業進捗、粗利・原価管理まで、経営データを一元管理

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	・施工管理・チャット・図面・受発注・引合粗利管理
導入企業	NIPエンジニアリング株式会社、溝江建設株式会社、株式会社甲斐冷機、株式会社ミヨシテック、株式会社建築工房小越　など
導入社数	180,000社以上

2.ダンドリワーク／株式会社ダンドリワーク

施工管理アプリならダンドリワーク｜建築現場で使える施工・現場管理の役立つ機能が充実！

建築現場の業務を効率化・一元管理するアプリ
現場で働くどんな年代の方でも、直観的に使いこなせる画面デザイン
施工に必要な情報や図面・資料などを、クラウド上で一元管理・共有が可能

初期費用	200,000円～
料金プラン	月額19,800円～
主な機能	・現場情報管理・写真管理・資料管理（図面・仕様書等）・掲示板・工程表
導入企業	和建設株式会社、株式会社グランドワークス、株式会社マスターピース、フォレスト株式会社、株式会社いつき家　など
導入社数	80,000社以上

3.蔵衛門／株式会社ルクレ

蔵衛門（くらえもん）｜工事写真からはじめる建設DXプラットフォーム

カメラ・写真機能に強みをもつ、建設DXプラットフォーム
工事写真台帳を自動で作成できる機能がある
クラウド上に集まった写真や図面を、AIが自動仕分けする機能がある

初期費用	0円
料金プラン	■フリープラン：0円 ■ライセンスパック：ユーザーあたり月額1,000円 ■エンタープライズ：ユーザーあたり月額600円～
主な機能	・カメラ機能・写真管理・共有・AI自動仕分け・図面管理・共有・電子納品
導入企業	丸明建設株式会社、北原建設株式会社、京葉工管株式会社、株式会社冨士土木、株式会社ODK　など
導入社数	80,000社以上

4.現場一番／株式会社IWAKI STYLE

施工管理アプリ「現場一番」

店舗工事会社が開発している施工管理アプリ
施工主参加型のアプリで、現場情報の共有やチャットやり取りが可能
IT知識のない現場の職人でも、簡単に使いこなせる設計

初期費用	0円
料金プラン	■無料トライアル（14日間）：0円 ■ライトプラン：月額9,800円 ■スタンダードプラン：月額19,800円 ■ハイクラスプラン：月額29,800円
主な機能	・工程表作成・共有・スケジュール管理・現場情報共有・グループチャット・納品・仕様書画像共有
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

5.サクミル／株式会社プレックス

サクミル｜30人で月4000円の現場アプリ

シンプルな操作性と価格の安さに強みをもつ
顧客管理・作業日報・写真台帳作成など、現場作業を効率化する機能が充実
月・週・日単位や案件・人ごとにスケジュールを管理できる

初期費用	0円
料金プラン	■30人分：月額4,000円～
主な機能	・顧客管理・案件進捗管理・ファイル管理・スケジュール・見積・請求管理
導入企業	株式会社竹内工業所、株式会社トライ　など
導入社数	要問い合わせ

6.AnyONE／エニワン株式会社

建設業向け業務管理システム【 AnyONE（エニワン）】

建設業・工務店に強みをもつ業務管理システム
顧客管理・施工管理・アフター管理まで、建設業務に役立つ機能が充実
様々な帳票をエクセルのような操作感で簡単に作成可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	・顧客管理・工事・施工管理・見積・実行予算・発注管理・入出金管理・アフター管理
導入企業	株式会社RED CREEK、株式会社ダイエーホーム、ライトハウス株式会社、株式会社湘南スタイル、株式会社サニーホーム　など
導入社数	3,400社以上

7.Sitrom-CC／フォロス株式会社

Sitrom – クラウド型工事管理・管理会計システム

予算管理・勤怠管理・資材管理など、バックオフィス業務に強みをもつ
予実対比や工事進捗などを、工事単位でリアルタイムに把握できる
案件情報や施工情報など、工事関連情報の一元管理が可能

初期費用	■基本パッケージ：2,200,000円〜 ■工事原価オプション：2,200,000円〜
料金プラン	■基本パッケージ：月額165,000円～ ■工事原価オプション：月額165,000円～
主な機能	・工事登録・実行予算・作業出来高・日報・工事進捗・資材管理
導入企業	株式会社誠進堂、SOEIホールディングス株式会社　など
導入社数	要問い合わせ

8.Kizuku／コムテックス株式会社

施工管理アプリKizuku(キズク) | 120,000社が利用

施工現場の情報共有機能に強みをもつ
チャット形式のトークで、誰でも簡単に進捗状況の共有が可能
チャット上でのスタンプや写真共有などで、忙しい現場でも素早くやり取りできる

初期費用	110,000円
料金プラン	■プロプラン30：月額22,000円 ■プロプラン50：月額33,000円 ■プロプラン100：月額55,000円
主な機能	・トーク機能・図書・写真管理・現場管理・プロジェクト管理・入退場管理・グループウェア
導入企業	株式会社あいホーム、株式会社カチタス、関西住宅販売株式会社、大賀建設株式会社、株式会社リノステージ　など
導入社数	120,000社以上

9.KANNA／株式会社アルダグラム

無料で使える施工管理アプリ | 施工管理アプリのKANNA（カンナ)

チャットや報告書など、現場での情報共有機能に強みをもつ
最新の図面にワンクリックでアクセスでき、ミスのない共有が可能
PC・スマホ・タブレットなどで、時間や場所を問わず利用できる

初期費用	0円
料金プラン	■ライト：要問い合わせ ■ベーシック：要問い合わせ ■エンタープライズ：要問い合わせ
主な機能	・複数現場管理・顧客管理・写真管理・共有・物件管理・資料管理
導入企業	株式会社サニックス、株式会社東急コミュニティ―、株式会社キャンディルテクト、アエラホーム株式会社、株式会社イトーキ　など
導入社数	40,000社以上

10.SMAC工事管理／株式会社パナック

SMAC工事管理 – 工事管理ソフト（建設業向け）開発・販売の株式会社パナック

見積作成や請求管理など、バックオフィス業務に強みをもつ
建築・造園・電気・機械設備など、様々な業種・業務に対応
導入後も、電話・オンラインで専門スタッフが丁寧にサポート対応

初期費用	導入サポート ■インストール料金：訪問対応10,000円、オンライン対応5,000円 ■導入指導料金：訪問対応30,000円、オンライン対応15,000円
料金プラン	基本ソフトウェア ■見積管理：100,000円 ■実行予算管理：100,000円 ■発注管理：100,000円 ■日報管理：150,000円 ■労務機械管理：100,000円 ■仕入管理：100,000円 ■支払管理：150,000円 ■請求管理：150,000円
主な機能	・見積・実行予算管理・請求管理・発注管理・日報管理・支払管理
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

11.建て役者／株式会社システムサポート

工事管理システム「建て役者」｜株式会社システムサポート

建築・リフォーム業界に特化した工事管理システム
商談からアフターフォローまで、システムで情報を一括管理
会社ごとの決まりや課題に応じて、柔軟なカスタマイズが可能

初期費用	■ライト：30,000円 ■スタンダード：350,000円 ■プレミアム：580,000円
料金プラン	■ライト：月額4,000円～ ■スタンダード：月額40,000円～ ■プレミアム：月額80,000円～
主な機能	・顧客管理・商談管理・見積・実行予算管理・工程管理・発注管理
導入企業	株式会社関家具、株式会社未来工房、株式会社グリーンランド、株式会社福工房、株式会社マルコーホーム　など
導入社数	720社以上

12.CONOC業務管理システム／株式会社CONOC

CONOC業務管理システム

工務店が現場業務の効率化の為に開発した、業務管理システム
月額費用がリーズナブルで導入しやすい
顧客データを一元管理でき、工事台帳・契約書などと紐づけも可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	月額5,000円～
主な機能	・見積書・請求書作成・予算・実績管理・個人成績管理・顧客データ管理・帳票検索
導入企業	要問い合わせ
導入社数	100社以上

13.アラジンオフィス／株式会社アイル

アラジンオフィス（在庫管理・販売管理・生産管理システム）│アイル

さまざまな業種・業態に対応した生産管理システム
プロジェクトごとに原価・収支を管理する機能をもつ
システム導入前から導入後まで、専属チームの一貫サポートで安心

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	・販売管理・見積管理・受発注管理・在庫管理・購買管理
導入企業	株式会社コンフォートジャパン、株式会社なだ万、CLANE DESIGN株式会社、株式会社ヤマヒロ、印藤産業株式会社　など
導入社数	5,000社以上

14.プロワン／株式会社ミツモア

プロワン – 現場仕事のオールインワン業務支援システム

現場業務から経営状況管理まで、業務効率化を目的としたシステム
電気工事・造園・害虫駆除など、様々な業界特有の業務フローに対応
手元の端末に入力したデータが、リアルタイムで関係者へ共有可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	・顧客管理・発注管理・営業支援・現場アプリ・電子契約
導入企業	ジャパンホームシールド株式会社、株式会社シスコムネット、株式会社ソーデン社、株式会社Qreast、ヤンテック株式会社　など
導入社数	要問い合わせ

15.eYACHO／株式会社MetaMoJi

デジタル野帳 eYACHOで施工管理業務を効率化 | MetaMoJi

図面や資料の一元管理・共有機能に特化している
PDFで読み込みした図面に縮尺を設定でき、簡単に作図が可能
PDF上に手書きで自由に書き込みでき、写真の貼り付けも可能

初期費用	300,000円
料金プラン	年額28,000円～
主な機能	・写真・PDF管理・録音機能・動画共有・簡易作図・帳票・報告書作成
導入企業	株式会社大林組、大和ハウス工業株式会社、三井住友建設株式会社、青木あすなろ建設株式会社、東レ建設株式会社　など
導入社数	600社以上

その他おすすめの工事管理システム

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工事管理システムの選び方のポイント

工事管理システムを選ぶために、いくつか着目すべきポイントがあります。

それぞれについて解説いたします。

導入目的に合った機能が備わっているか

選択する工事管理システムは、導入目的に対応する機能を備えている必要があります。

例えば、品質管理が主な目的であれば、品質検査結果の記録や分析機能が充実しているシステムが適切です。一方で、工程管理を重視する場合は、進捗状況をリアルタイムで把握できるダッシュボード機能が求められます。

また、事務処理の効率化を重視したい場合は、支払い・入金管理や請求書処理などの機能をもつシステムを選ぶといいでしょう。

管理画面が使いやすいか

使用する工事管理システムは、直感的に理解しやすいユーザーインターフェースを持っているかを確認しましょう。

システムの操作性は、日々の作業効率に直接影響を及ぼすため、現場の担当者にとって使っていて不便が無いか確認が必要です。

例えば、一目で状況が理解できる情報表示や、頻繁に使う機能へのショートカットが設定可能かどうかがポイントです。

既存システムと連携できるか

多くの場合、新たに導入する工事管理システムは、他の既存システムとスムーズに連携することが求められます。

例えば、会計ソフトや人事管理システムとのデータ連携が可能かどうかを確認することで、業務の効率化が期待できます。

参考：【2024年版/比較表つき】会計ソフトおすすめ26選を比較！選び方も紹介
　　　【2024年最新版】人事管理システムおすすめ27選を比較！選び方も紹介

連携ができないと、一から工事管理システムにデータ入力しないとならないため、導入前に必ず既存システムと連携ができるか確かめましょう。

工事管理システムに関するよくあるご質問

工事管理システムの導入を検討中の方に役立つQ＆Aをまとめています。

Q.工事管理システムの主なサービス内容は何ですか？

A.工事管理システムは、工事案件の進捗管理、図面・資料管理、見積・請求書作成など、現場管理の効率化をサポートする機能を提供します。

Q.工事管理システムはリアルタイムで情報を共有できますか？

A.はい、ほとんどのシステムはクラウドを利用しており、リアルタイムでの情報共有が可能です。

Q.工事管理システムは既存の会計システムと連携できますか？

A.一部のシステムは、会計ソフトや人事管理システムとの連携が可能です。詳しくは提供元にお問い合わせください。

Q.工事管理システムの料金相場はどのようになっていますか？

A.月額利用料は数千円から数万円程度まで幅があり、システムの機能や規模に応じて異なります。詳しくは提供元にお問い合わせください。

まとめ

本記事ではおすすめの工事管理システムと選び方のポイントを紹介しました。

工事の一連の流れを一元化して管理するためのシステムです。複雑化しやすい情報をまとめてくれるため、情報収集や意思決定がしやすく、トラブルなども回避することができます。

記事で紹介したサービスを参考に、自社の条件に合った工事管理システムを選んでみてはいかがでしょうか。