面白い広告10選│ついつい目が行く広告に隠されたロジック

この記事で紹介する「面白い広告」とは、ネット上で成果が出ていそうな奇抜な広告です。

面白い広告は、ただ「面白い」わけではなく、成果を出すためのテクニックが凝縮された結果、面白くなっているものもあります。

そんなテクニックが凝縮された面白い広告を、ウェブマーケ担当者の知見を活かして紹介いたします。


主役になることがなかったヤツを、
メインに添えることで目立っている

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出典:肝臓の解毒力を高める機能性野菜ブロッコリースプラウトの健康成分 KAGOMEのバナーデザイン|retrobanner

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出典:ぼく、天下取る。Greenのバナーデザイン|retrobanner

・ブロッコリーや猿など、普通に考えると広告の主役にはなり得ないものをメインとして
 デザインすることで、ものすごい違和感を醸し出している
・「まずは綺麗な商品写真」「まずはターゲットの写真」という固定観念にとらわれていない
・目立って、見られることが広告の最低条件


ついついクリックしてしまう、
性的アピールを盛り込んだバナー

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出典:ダイナマイトパワフルセクシー DYNAMITE BOAT RACEのバナーデザイン|retrobanner

・性的なアピールを盛り込むことで意味が分からずとも
 男性ならついついクリックしてしまいそうなデザイン
・また人物をシルエットにすることで、これが誰なのかが気になってしまうという
 二重のテクニックが仕込まれている
・しかしボタンをクリックするかどうかは謎・・・


育毛剤に興味がない人でも内容が気になるコピー

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出典:「えっ、これは反則でしょ!」CSCのバナーデザイン|retrobanner

・「反則」とまで言われると、誰しもその内容が気になってしまう
・また男性をターゲットとした商材の広告は黒を用いることが多いため、
 内容を読まなくとも、なんとなく男性用のものであることが認識できる
・商品を見せるために、違和感のない程度に浅く握っているところにもテクニックを感じる


あえてセオリーの逆を行くことで目立つ

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出典:Amazonギフト券1万円分プレゼント DMM FXのバナーデザイン|retrobanner

・数字は多く見せるために10,000円という表記を用いることが多いが、
 あえて漢数字を大きく使用することで文字数を減らし、サイズを大きくすることで目立たせている

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出典:日本の屋根に穴はあけさせない。altenergyのバナーデザイン|retrobanner

・あえてデメリットのイメージを使用することで、インパクトが強まっている


省略しても通じる言葉は思い切って省略

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出典:http://kireimo.jp/lp041714/

・普通に考えれば、いきなり「両ワキ無料」というコピーは、何のことなのか理解できない
・しかし電車の広告などで、脱毛の広告を見慣れているユーザーにとっては
 「両ワキ=脱毛」のイメージが湧いてしまうから不思議である
・コピーを5文字に絞ったことで、はっきりと目立つサイズを確保できている


画像・映像で嗅覚に訴えかける

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出典:株式会社アペックス

・「梅干しを見ると唾液が出る」のと同じように、
 珈琲の香ばしい香りが漂ってくるような気分になるLP
・豆を挽く動画なども配置し、徹底して香りをイメージさせている
・視覚以外の感覚に、視覚を通して訴えかけるUX設計に脱帽です(コーヒー飲みたくなってきました)


楽しい体験を提供(サイト)

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出典:CHUMS

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出典:THE HISTORY OF CHUMS

・自社キャラクターのゲームや、アニメーションを取り入れることで、
 サイトを訪れたユーザーに楽しい体験を提供している
・堅苦しいイメージのある「企業の沿革」も、可愛いイラストと、
 一言の吹き出しで説明されているので、ついつい最後まで読んでしまいます

※厳密には広告でなく、サイトですが、「情報を伝える」ための面白い工夫が盛り込まれていたので、ご紹介させていただきました


やりすぎ!?画面の1/3がボタン

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出典:お茶村

・ECサイト(LP)において、ボタンが見落とされないように目立たせることは非常に重要です
・目立たせる手法でもっとも簡単な方法がサイズを大きくすることです
・上記の例のようにしっかりと目立たせていれば、誰しもがボタンの存在に気づくはずです


開いてびっくり!ファーストビューに情報がない

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出典:株式会社フォノグラム

・一般的には広告を開いたページには、
 一番伝えたいメッセージであるキャッチコピーが大々的に記載されている
・キャッチコピーはページを訪れたユーザーのニーズでもあるので、
 それを記載することはユーザーに興味を持たせる上で絶対的に必要なものです
・しかしあえて、謎の流線型のイラストと、「おかげさまで・・・」という
 書き出しのみを露出することで、気になってスクロールしてしまうユーザー心理を捉えている

※他にも「これはクリックするしかない」仕掛けがたくさんあります
※これだけ見ると何の会社かわかりませんが、サイト・アプリ・映像・コンテンツ企画などの制作会社です


「じゃろ?」「ちがうんよ~」
方言でローカライズしている広告

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出典:生協ひろしま

・方言を使用することで、地元に特化したイメージを提供している
・ひとくくりに消費者と言っても、住んでいる場所だけでなく、
 性別や状況などの様々な変数によって、最適なコミュニケーションが異なります
・「狙った」ターゲットに興味をもってもらうためには、
 そのターゲットの興味を最大限に喚起できるような伝え方で訴求しましょう


まとめ

今回は、数ある広告の中で霞むことなく、見た人を「クスっ」と「ニヤッ」とさせ、ついついクリックまでさせてしまう面白い広告をご紹介させていただきました。

それらはただ面白いわけではなく、意図的に面白く作られており、その裏に隠されたロジックは、皆様が広告を作る際にもきっと役立つはずです。

広告制作で煮詰まった時には、この記事のことをちらっと思い出してみてください。
何かしらの突破口が見えてくるかもしれません。
※奇をてらうだけでは「ただ面白いだけ」の広告になってしまうので、あくまでも基礎を踏まえた上で面白くしましょう
 
広告の基礎に興味をお持ちの方は、下記の記事もご覧になってみてください。
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