ダッシュボードとは?データの可視化に役立つツール15選を徹底比較

ダッシュボードとは、さまざまなデータをグラフィカルにまとめ、一目で理解できるようにするデータ可視化ツールです。事業の業績や会社の経営状態、マーケティングデータを可視化し、素早い状況把握や分析に役立ちます。近年注目を集めるBI(ビジネスインテリジェンス)ツールの一つに位置づけられています。

テレワークの普及によって、オンライン上で会社のさまざまなデータを分析するニーズが高まっています。

ダッシュボードの導入を検討する場合、

・自社に必要な分析機能があるか
・セキュリティは問題ないか
・コストはどれくらい必要なのか
・継続して使いやすい操作性があるか

など、ツールによっても違いがあり、自社にあったダッシュボードを探すのは大変です。

そこで、本記事ではダッシュボードの基礎知識、メリット・デメリット、おすすめツール15選の料金や特徴、選ぶ際のポイント、をわかりやすく整理してまとめました。

既存のダッシュボードを紹介したサイトを10件調査し、出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば探す手間を省いて効率よくダッシュボードを探せます。

ダッシュボードの導入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。


目次

ダッシュボードはデータの可視化に役立つツール

ダッシュボードは企業の業績やマーケティング関連のデータを、表やグラフでわかりやすく表示するツールとして、ビジネスシーンに導入されるようになりました。

ダッシュボードを使用することにより、自社や事業の状態を素早く把握でき、スピードな経営判断を実行することが可能です。また、社外に向けた決算報告の際に活用すれば、自社のデータを細かく把握し、わかりやすく説明できる企業だという印象を与えられるでしょう。

ダッシュボードが注目されはじめた背景には、企業に関する多角的なデータを管理・分析できるBI(ビジネスインテリジェンス)ツールの普及があります。ダッシュボードはBIツールのなかでデータの可視化を担うツールとして、企業の経営判断や意思決定を加速させます。

また、語源となった自動車のダッシュボードにはガソリン量やエンジンの回転数、速度など、車が走行するために必要になる情報が並んでいます。BIにおけるダッシュボードとは、会社が前進していくために必要なデータを一覧で確認できるツールだと考えられるでしょう。

いまさら聞けないBIツールとは?導入前に知っておきたい2つのこと


ダッシュボードを活用するメリット・デメリット

2つのメリット

1.データの可視化により、状況が把握しやすい

会社経営や商品・サービスのマーケティングを分析する際には、さまざまな指標・データを正しく把握したうえで、推移や関連性を考えなくてはなりません。各種データを一つの画面にまとめ、グラフィカルに表示できることがダッシュボードのメリットです。

会社やブランドの状況・推移を直感的に把握できるので、ストレスを感じさせずに聞き手に伝えられます。

参考:データの可視化が導くマーケティング成功術

2.最新のデータにリアルタイム更新される

ダッシュボードは実績データを表やグラフにし、わかりやすく可視化します。そのデータは常にアップデートされ、リアルタイム更新されます。Excelなどのようにその都度手で修正をしなくても、常に最新の状態に保たれることがメリットです。

︎2つのデメリット

1.知識やスキルが必要な場合も

ダッシュボードで分析を行うために、高度な操作を要する場合があります。データの取り込みにプログラミングが、ダッシュボードのデザイン作成でコーディングが必要になることもあり、知識やスキルがないままでは最低限の機能しか使えない恐れがあります。

2.運用開始までに時間と手間がかかる

ダッシュボードでデータを分析・可視化する前には、全社のデータをとりまとめし、取り込む必要があります。社内の各部署にあるデータを統合する際、時間と手間がかかることは避けられません。導入前に社内の協力を得られる状態にしておくべきでしょう。


BIツールのピックアップ[PR]

カスタマーリングス/株式会社プラスアルファ・コンサルティング

    ツール概要

    EC通販やBtoCサービスで豊富な実績を持つツールです。
    様々な顧客データを統合し、分析・セグメント・アクション・管理までこのツールで完結します。

    特徴

    • 様々な顧客データを統合し分析・セグメント・アクション・管理までノーコードで実行
    • データを通して1人1人の顧客を具体的に把握できる
    • ECやBtoCサービスの売上アップに効果的

    価格

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    導入実績

    700社以上

    こんな人にオススメ

    ・1人1人の行動や感情の変化を把握したい方
    ・様々なデータを統合して管理したい方
    ・ECやBtoCサービスの企業

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<比較表付き>おすすめのダッシュボード15選

おすすめのダッシュボードを15選紹介します。

また、15選の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。

ダッシュボード 比較

Microsoft Power BI/Microsoft

  • Dynamics 365、Azure SQL Database、Salesforce、Excel、SharePoint など、数百ものオンプレミスやクラウドのデータ ソースに直接接続
  • Excel のクエリ、レポートなどをPower BI に転送し、ダッシュボードを作成できる
  • Android、iOS、Windows Mobile に対応した無料のモバイルアプリでどこからでもレポートやビジュアル化

初期費用

要問合せ

料金プラン

Power BI Pro:1,090円/1ユーザー、Power BI Premium:543,030円

導入企業

ZEAL Corporation 株式会社、Hitachi Consulting、Knowledge Communication Co., Ltd. ほか

導入社数

要問合せ

Qlik Sense/QlikTech, Inc.

  • SaaS、ハイブリッドマルチクラウド、オンプレミスでの導入オプションあり
  • AI が生成するインサイトの提案を自動的に表示
  • 対話型ダッシュボード機能あり

初期費用

要問合せ

料金プラン

■Qlik Sense® Business:$30 ※月額換算した参考価格。実際は年間請求
■Qlik Sense® Enterprise SaaS:ANALYZER $40/PROFESSIONAL $70/ANALYZER CAPACITY $100
※1ユーザー当たりの月額(米ドル参考価格)実際の支払いは年間

導入企業

Scott Motion, Volvo CE、Rob O’Neill, UHMB NHS、Marcus Laanen, DocuSign, Inc.ほか

導入社数

5,000社超

Microstrategy 2020/マイクロストラテジー・ジャパン株式会社

  • データディスカバリー、パーソナライズされたダッシュボード、機械学習アプリケーションなどデジタルトランスフォーメーションのための単一プラットフォームを提供
  • 初期設定不要の高性能ビジュアリゼーションツールやカスタムチャートとサードパーティのチャートを活用する機能あり
  • エンタープライズに特化した設計

初期費用

要問合せ

料金プラン

要問合せ

導入企業

adidas group、Autotrader、COACH他

導入社数

要問合せ

MotionBoard/ウイングアーク1st株式会社

  • クラウド、オンプレミスの2種類の提供形式あり、自社の環境やご要望に応じて選択可能
  • ダッシュボード情報はPower Point、Excel、PDFで出力できる
  • 地図機能や3Dマップなど、多種多様なビジュアライズも可能

初期費用

要問い合わせ

料金プラン

■オンライン:15日間無料
■オンプレミス:30日間無料

導入企業

JTA、ZOZO、HITACHI他

導入社数

2,000社超

こんな人におすすめ

■クラウド版:様々なクラウドサービスのデータを可視化したい方、いつでもどこからでもアクセスしたい方等
■パッケージ版:セキュアな環境でデータの価値を最⼤化したい方、全社のデータ基盤として活⽤したい方等

Tableau/Tableau Software, LLC

  • オンプレミス、ホスティング、またはクラウドから選択可能
  • 個人から大組織まで様々なニーズに応える料金プランあり
  • 無料トレーニングのほか、対面、またはオンラインで サポートしてくれるTableau コミュニティあり

初期費用

要問合せ

料金プラン

■オンライン:15日間無料
■オンプレミス:30日間無料

導入企業

verizon、JP MORGAN CHASE & CO.、JLL他

導入社数

要問合せ

Yellowfin/Yellowfin Japan株式会社

  • パブリッククラウドに導入できるだけでなく、プライベートやハイブリットクラウド環境への導入も可能
  • ビジネスユーザーが使いたくなる、インパクトのあるダッシュボードが特徴
  • アクション機能を利用してダッシュボードにワークフローを組み込むことが可能

初期費用

要問合せ

料金プラン

要問い合わせ(サブスクリプションベースの価格体系)

導入企業

NHS、HONDA、Coca-Cola他

導入社数

29,000社超

DOMO/ドーモ株式会社

  • クラウドやオンプレミス、自社システムなど、あらゆるサードパーティソースからデータを直接取り込める
  • 数千人のユーザーに対応、数十億行のデータを取扱い可能。企業内の全ての人がデータにリアルタイムにアクセスすることを実現

初期費用

要問合せ

料金プラン

要問合せ

導入企業

JAL、日立物流、Kao他

導入社数

1,000社超

GoodData/株式会社サムライズ

サムライズからのオススメポイント

  • データ量課金なので、何人で使っても同一料金
  • ETL、DWH、レポーティングをすべてクラウドでご提供
  • 社内だけでなく、お客様や協力会社様への共有もOK

初期費用

要問合せ

料金プラン

■1プロジェクト:40,000円/月から(1プロジェクト:ユーザー数10,000まで同一料金)
※ご利用は年契約です。
※月額費用には標準保守が含まれます。

導入企業

Tポイント・ジャパン、さくらホームグループ、タイム・ワーナー・ケーブル、Zendeskなど

導入社数

70,000社以上

Data Knowledge/株式会社クロスユーアイエス

  • 誰でも直感的な操作で使える「データ作成・出力」機能、レポートはExcel・CSV・PDFなどで出力可能
  • 「ナレッジ共有」機能で属人的になっているデータ集計・分析ノウハウを共有ツールで一元管理できる
  • セキュリティ面も安心な「権限・ログ管理」機能で、管理者がデータへのアクセスを制御!

初期費用

要問合せ

料金プラン

■使用許諾料(基本セット(標準ユーザーライセンス1含)):500,000 円/ 1サーバー
■保守基本サービス料:使用許諾料の15%(年間)

導入企業

象印マホービン株式会社、福助株式会社、株式会社四電工、大平洋機工株式会社など

導入社数

要問合せ

こんな人におすすめ

■社内にある大量のデータをうまく活用できていない
■EXCELで集計作業やレポート作成を行っているが、毎回時間がかかって大変
■BIツールを使ってみたいが、うまく使えるか不安

Googleデータポータル/Google LLC

  • スプレッドシート、アナリティクス、Google 広告、Google BigQuery などのデータを、簡単に集約できる
  • さまざまな角度でのデータ分析やわかりやすいレポートやダッシュボードの作成がコーディングやクエリは不要で可能
  • ダッシュボードやレポートに社内社外から簡単に編集、表示、コメントの追加、バージョン管理を行うことができる

初期費用

なし

料金プラン

なし

導入企業

要問合せ

導入社数

要問合せ

LaKeel BI/株式会社ラキール

  • 経営分析テンプレートや人事定量分析テンプレートなどテンプレートがあり、分析業務がはじめてのスタッフでも使いこなせる
  • サーバーライセンス型なので全社でご利用いただける価格体系、オールインワンパッケージ提供で機能追加によるコストの心配なし
  • 運用が社内で定着するまでスキルアップを支援する充実したメニューを無償で提供

初期費用

要問合せ

料金プラン

■サーバーライセンス型の価格体系

導入企業

キリンホールディングス株式会社、株式会社 日立製作所、LIFULL、株式会社京王プラザホテル、サコス、東急住宅リース株式会社など

導入社数

要問合せ

こんな人におすすめ

■売上集計や予算管理など、さまざまなシステムやファイルから大量のデータを集計・可視化する業務

Pentaho/Hitachi Vantara LLC

  • 100種類以上の豊富なデータ抽出・準備・ブレンド部品で主要なデータベースとの接続や新技術との連携に対応
  • 統合したデータを対話的な操作で多次元分析できる
  • 各種モニタリング情報を、ドラッグ&ドロップで自由に配置できるなど自由度の高いダッシュボード

初期費用

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料金プラン

要問合せ

導入企業

東京証券取引所、中外製薬株式会社、BT社、Caterpillar Marine Asset Intelligence社、NASDAQ社、BEONTRA GmbH – Lockheed Martin Company、edo Interactive社など

導入社数

1,500顧客

Board/Board Japan Inc.

  • オンプレミス、ホスティング、またはクラウドから選択可能。ニーズが変化した場合は移行もできる
  • ダッシュボード、レポート、およびセルフサービス分析をすばやく作成するのに必要なツール、分析機能をすべて提供
  • リアルタイムのモニタリングで最新データを調達し、ダッシュボードを構築

初期費用

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料金プラン

要問合せ

導入企業

リコー・ヨーロッパ、Coca-Cola European Partners、KPMG、Gigaset Communications、Puma、Desigual、ZF Friedrichshafen AG、The Cheesecake Factoryなど

導入社数

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Oracle BI Cloud/日本オラクル株式会社

  • 分析や技術に関する経験にかかわらず、誰でも使用できるように設計されたセルフサービスBI
  • 日本語による操作方法の動画が公開されているので、トレーニング費用無しで基本的な操作方法を習得できる
  • 分析は追加のプログラミングや構成なしでモバイル機器から使用可能

初期費用

要問合せ

料金プラン

要問合せ

導入企業

株式会社カウネット、株式会社アウトソーシングビジネスサービス、ANA、旭酒造株式会社、株式会社GAUSS、ダイキン工業、NTT西日本など

導入社数

要問合せ

ALTERYX DESIGNER/ALTERYX, INC.

  • どんなスケールのデータでも回答を導くワンストップ分析プラットフォーム
  • ドラッグアンドドロップツールで予測分析ができる!プログラミングは不要
  • Microsoft Excel、ESRI、XML、PDF、Tableau、Qlikなど様々なファイル形式による出力

初期費用

要問合せ

料金プラン

◆ALTERYX DESIGNER:650,000円/ユーザー/年
■ALTERYXサーバー:9,450,000円/1年当たり(4コアのシングルサーバーの基本価格)
■ALTERYX ANALYTICS HUB:9,000,000円/1年当たり

導入企業

セブン-イレブン、アムウェイ、COCA-COLA、Workday Data Migration、SEGAなど

導入社数

要問合せ


ダッシュボードツールを選ぶ際のポイント

ダッシュボードツールを選ぶポイントは次の4点です。

ポイント1:クラウド型orオンプレミス型

ダッシュボードには、クラウド型とオンプレミス型(ソフトウェア)という2つのタイプがあり、それぞれに特徴があります。

クラウド型

クラウド型は仮想サーバーを利用し、インターネット上でデータを保存します。場所やデバイスを選ばずに使うことができ、複数の拠点・メンバー間でデータ共有が可能なので、担当者が複数名想定される場合はクラウド型がいいでしょう。

オンプレミス型

オンプレミス型は自社でシステムを構築するため、セキュリティも高く、社内システムとの統合・連携がしやすい点が特徴です。クラウド型より導入に時間と費用がかかるため、自社に合うかたちにカスタマイズしながら長期的に運用したいという場合におすすめです。

︎ポイント2:必要な機能があるか

ダッシュボードにはさまざまな機能があります。ドリルダウン分析やチャート・グラフの自動作成機能、チャット機能、コネクタ機能など、導入前には自社の使用目的に合った機能や分析・集計手法が備わっているかを確認する必要があります。

ドリルダウン分析

データ集計や分析で用いる手法の一つです。段階ごとにデータを絞り込み、より詳細なデータの分析をしていきます。日付(年→月→日)や地理(国→都道府県→市区町村)など、親子関係を持つデータを分析する際に効果を発揮します。

チャート(またはグラフ)の自動作成機能

円グラフや縦棒グラフ、折れ線グラフ、など多種多様なチャートを自動で作成する機能です。これまで資料作成時に行っていた面倒な作業を大幅に軽減してくれます。

コネクタ機能

Google Analyticsの統計情報やSNSデータ、Googleスプレッドシートに記入した内容など、さまざまなWebアプリケーションに接続し、蓄積されたデータを取り込める機能です。手作業でデータを入力する必要がなくなります。

︎︎ポイント3:操作性はどうか

ユーザーにとって使いやすいか・見やすいかは重要なポイントです。使う人のITリテラシーに左右される部分もありますが、直感的に操作できるのか、説明書を読み込まないとうまく扱えないのかを確認しておくといいでしょう。

具体的にはどんなテンプレートやアプリケーションがあるのか、またコード入力は必要かどうかといったことを確認し、比較しておくべきです。また、ユーザーサポートの充実度合いも確かめておきましょう。

︎︎ポイント4:コストについて

ダッシュボードにかかるコストはライセンス課金が一般的で、課金体系にはサーバーライセンスとユーザライセンスの2種類があります。

サーバーライセンス

ライセンス料は高くなりますが、一つのライセンスで社内のメンバー全員が使えます。ダッシュボードを使用する人数によっては、サーバーライセンス契約のほうがコストをおさえられる場合があります。

ユーザーライセンス

ユーザー一人ごとにライセンス料が発生します。単価としてはサーバーライセンスより低価格なので、少人数で使うことが決まっている場合はユーザーライセンスがおすすめです。また、まずは限られたメンバーではじめたいという企業にも向いています。


まとめ

15個のツールについて、簡単な特徴だけを紹介させていただきました。

多種多様なBIツールがあり、企業に適したものを選定するだけでもひと苦労です。気になるツールがあれば、各ツールのサイトをご覧ください。

無料でお試しできるもの、デモを見たり、オフラインで試したりできるものもあります。実際に触って体験するのが、いちばん分かりやすいでしょう。

御社のニーズやユーザにあった最適なダッシュボードツール選んで、みなさまの意思決定に役立ててください。