【2024年最新版】社内SNSツールおすすめ26選を比較!選び方も紹介

社内SNSツールとは、SNS(Social Networking Service)を企業内の利用に特化したものです。一般的なTwitterやInstagramのようなSNSとは異なり、チャット機能やファイルのアップロード機能など、仕事に限定した機能が主流であり、社内コミュニケーションをSNSだけで完了できるようになります。

しかし、ツールによって搭載されている機能や適した用途が異なるため、自社にあった社内SNSツールを選ぶのは大変です。

そこで本記事では、社内SNSツールおすすめ26選と選び方のポイントを紹介しております。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

社内SNSツールおすすめ15社比較表

この記事を読めば、探す手間をかけずに、自社にぴったりの社内SNSツールを探せます。

なお、本記事では各社内SNSツールの注目度を客観的に判断するために、「社内SNS 比較」で検索し、検索上位10位までの紹介サイト7個を調査し、各社内SNSツールを登場回数順に並べました。ぜひ参考にしてください。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年3月時点のものです。
この記事を読んでわかること

目次


<比較表>社内SNSおすすめ15社

社内SNS比較表
本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。
短時間でサービスの比較をしていただけます。


1.Talknote/Talknote株式会社

Talknote株式会社
情報共有プラットフォーム「Talknote」

  • フィードによるリアルタイムの情報共有から、データの蓄積や組織運営の改善まで、組織のチカラを最大化する環境づくりをサポート
  • コミュニケーションをデータ化し、チームのコンディションをリアルタイムで確認できる
  • 専属の担当が併走し、導入から運用まで支援してくれる
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能・コミュニケーション活性化機能
・HR機能
・業務効率化機能
・管理機能
導入企業株式会社ミュゼプラチナム
学校法人聖徳学園
株式会社ネクシィーズグループ
メーキュー株式会社
株式会社エー・ピーホールディングスなど
導入社数1,100社以上

2.Chatwork/Chatwork株式会社

Chatwork株式会社
Chatwork – 中小企業向けビジネスチャット 国内利用者数No.1

  • 43万社以上の企業に導入されている国内用者数No.1連絡ツール(Nielsen NetView 及びNielsen Mobile NetView Customized Report 2023年5月度調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査)
  • 無料で始めることができるため、気軽に導入できる
  • サーバーとの通信はすべて暗号化、大企業や官公庁も導入できるセキュリティ水準
初期費用要問い合わせ
料金プラン■フリー:0円
■ビジネス:月額500円/ユーザー
■エンタープライズ:月額800円/ユーザー
主な機能・チャット
・タスク管理
・ファイル管理
・ビデオ/音声通話
・ユーザー管理
・API連携など
導入企業合同会社DMM GAMES
GMOインターネット株式会社
株式会社ガーデン
大日本印刷株式会社
京都大学 iPS細胞研究所など
導入社数431,000社以上

3.LINE WORKS/ワークスモバイルジャパン株式会社

ワークスモバイルジャパン株式会社
LINEとつながる唯一のビジネスチャット – LINE WORKS

  • LINEの見慣れた画面と機能をそのままで利用できるBusiness版LINE
  • 記録用ノートやケジュール管理、ファイルの共有/管理など効率的に情報共有できる
  • 音声通話だけでなく、複数人によるオンラインでの打ち合わせ等も無料で利用できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン■フリー:0円/月
■スタンダード:450円 1ユーザー/月(年額契約)
■アドバンスト:800円 1ユーザー/月(年額契約)など
主な機能・トーク、チャット
・掲示板
・アドレス帳
・メール
・カレンダー
・タスク
・アンケートなど
導入企業株式会社中日新聞社
株式会社リクルート
株式会社バロックジャパンリミテッド
株式会社ヤマザワ
アステラス製薬株式会社など
導入社数460,000社以上

4.NotePM/株式会社プロジェクト・モード

株式会社プロジェクト・モード
NotePM – 社内wikiでナレッジ共有・マニュアル作成

  • ナレッジやノウハウを一元管理できるナレッジマネジメントツール
  • 高機能エディタとテンプレートでバラバラなフォーマットを標準化し、誰でも簡単にマニュアル作成が可能
  • キーワードを入力すれば、ほしい情報がすぐ見つかる強力な検索機能がある
初期費用0円
料金プラン■プラン8:4,800円/月
■プラン15:9,000円/月
■プラン25:15,000円/月など
※見るだけのユーザーは無料
主な機能・マニュアル作成
・動画共有
・レポート機能
・変更履歴記録
・検索・整理
・コラボレーション
・API・データ出力・外部連携など
導入企業住信SBIネット銀行株式会社
株式会社ラスク
PayPay銀行株式会社
株式会社八天堂
パソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社など
導入社数7,000社以上

5.Slack/株式会社セールスフォース・ジャパン

株式会社セールスフォース・ジャパン
Slack はニーズに応えるプロダクティビティプラットフォーム

  • 組織のニーズに合わせた、生産性を大規模に向上する強力な仕事効率化ツール
  • チャンネルやワークスペースの数に上限がないため、規模や作業がどれほど多様になっても対応可能
  • あらゆる仕事をトピックごとに整理できるため、仕事のスピードアップが期待できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン■フリー:0円
■プロ:925円 1人/月(年額契約)
■ビジネスプラス:1,600円 1人/月(年額契約)
主な機能・チャンネル
・メッセージ
・検索
・ファイル共有
・タスク自動化
・Slack AI
・セキュリティなど
導入企業株式会社ニューズピックス
アスクル株式会社
株式会社マスヤ
富士通株式会社
コクヨ株式会社など
導入社数要問い合わせ

6.gamba!/株式会社gamba

株式会社gamba
日報共有アプリgamba! | 日報をシェアしてコミュニケーションを活性化

  • 日報共有に特化した、社内SNS型日報アプリ
  • 職種や立場に応じてテンプレートを柔軟に設定でき、情報のムラを解決
  • 日報×SNSの仕組みを採用し、情報共有や社内の動きを知ることができる
初期費用0円
料金プラン1ユーザ/月(年間契約):816円
※最低契約人数 5ユーザー
主な機能・日報テンプレート
・Googleカレンダー連携
・KPI(目標)管理
・ビジネスチャット
・日報提出状況一覧
・ファイル添付容量無制限など
導入企業山陽工業株式会社
株式会社ワールドサプライ
株式会社サンレディースなど
導入社数15,000社以上

7.WowTalk/キングソフト株式会社

キングソフト株式会社
【WowTalk】ビジネスチャット・社内SNSでコミュニケーション活性化 –

  • チャット、掲示板、安否確認など豊富な機能でコミュニケーションを行えるビジネスチャット
  • シンプルな操作性で、ITリテラシーを問わず直感的に操作できる
  • 月300円から利用できるプランがあり、無理なく導入できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン■シンプル:300円 1ID/月
■スタンダード:500円 1ID/月
■プロフェッショナル:800円 1ID/月
主な機能・トーク
・音声通話
・共有(掲示板)
・タスク管理
・安否確認
・日報
・チャットボットなど
導入企業株式会社すかいらーくレストランツ
株式会社ダイナム
東京地下鉄株式会社など
導入社数10,000社以上

8.nanoty/株式会社サンロフト

株式会社サンロフト
日報管理システムnanoty

  • クラウド日報システムにより業務改善・生産性向上と社員のコミュニケーション活性化
  • 日報データを簡単に集計できるため、作業効率や残業削減など課題の対策、改善を行える
  • ChatGPTと連携し日報を要約する「日報ダイジェスト機能」がある
初期費用要問い合わせ
料金プラン■スモールプラン:月額13,200円/1社
■ミディアムプラン:月額28,600円/1社
■ラージプラン:月額55,000円/1社
主な機能・日報
・コミュニティ
・タスク
・サンクスポイント
・集計
・スケジュール機能
・外部サービス連携など
導入企業SOMPOチャレンジド株式会社
株式会社エストリンクス
株式会社エッグなど
導入社数2,000社以上

9.Viva Engage/日本マイクロソフト株式会社

日本マイクロソフト株式会社
従業員コミュニケーション プラットフォーム | Microsoft Viva Engage

  • 組織内のすべての人を、従業員コミュニティと会話を通してつなぐ社内SNSツール
  • ディスカッションへの参加や投稿の作成、同僚への@メンション、会話のピン留めなど豊富な機能がある
  • すべてのコミュニティやイベント、会話について詳細なエンゲージメント分析を行える
初期費用要問い合わせ
料金プラン■Microsoft Viva Employee Communications and Communities:250円 ユーザー/月(年間契約)
■Microsoft Viva Workplace Analytics と従業員フィードバック:750円 ユーザー/月(年間契約)
■Microsoft Viva スイート:1,500円 ユーザー/月(年間契約)
主な機能・コミュニティ
・ディスカッション
・お知らせ
・バーチャルイベント
・質問、回答
・投票
・エンゲージメント分析など
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

10.Goalous/株式会社Colorkrew

株式会社Colorkrew
Goalous (ゴーラス) │チーム力を「たのしく」あげる

  • リアルタイムにメンバーの業務内容と目標の進捗を把握できる
  • スムーズな情報共有によってフィードバックの質が向上し、組織全体のエンゲージメントの向上が可能
  • 目標シェア機能により目標の達成に向けての主体性が向上する
初期費用要問い合わせ
料金プラン基本料金:30,000円~/月
主な機能・目標シェア機能
・業務共有機能
・フィードバック・評価機能
・メッセージ機能
・サークル機能
・検索
・動画の投稿など
導入企業株式会社ソロン
豊田通商株式会社
株式会社JTBビジネスイノベーターズなど
導入社数1,000チーム以上

11.Beat Shuffle/株式会社Beat Communication

株式会社Beat Communication
社内SNS+ビジネスチャット Beat Shuffle | Beat Communication

  • 複雑な操作を覚えることなく誰でも簡単に利用できる
  • 企業風土や運用目的に合わせて管理画面で機能をカスタマイズできる
  • 導入前後の運用支援から分析・レポート、改善提案まで一貫したコンサルティングサービスを提供
初期費用要問い合わせ
料金プラン■クラウド
・ビジネス:540円/月
・エンタープライズ:1,200円/月

■オンプレミス:要問い合わせ

主な機能・トップページ
・コミュニティ
・Q&A
・トークルーム
・メンション
・ユーザー管理
・セキュリティなど
導入企業株式会社カレン
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
クロスヘッド株式会社など
導入社数要問い合わせ

12.Microsoft Teams/日本マイクロソフト株式会社

日本マイクロソフト株式会社
ビデオ会議、ミーティング、通話 | Microsoft Teams

  • 1つのプラットフォームで、あらゆるコミュニケーションニーズに対応
  • ニーズに合わせて会議体験をカスタマイズできるため、電話やチャット、会議の招待状を送ることができる
  • すべてのチャットや通話、会議・ファイルの機密情報が暗号化しており、安心して利用できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン■Microsoft Teams Essentials:500円 ユーザー/月(年間契約)
■Microsoft 365 Business Basic:750円 ユーザー/月(年間契約)
■Microsoft 365 Business Standard:1,560円 ユーザー/月(年間契約)
主な機能・オンライン、ビデオ会議
・Teams電話
・チャット
・コラボレーション
・ファイル共有
・会議アプリなど
導入企業株式会社電通
株式会社ネスタリゾート神戸
ヤマハ株式会社など
導入社数要問い合わせ

13.Workplace from Meta/Meta Platforms, Inc.

Meta Platforms, Inc.
ビジネス向けコラボレーションツール | Workplace from Meta

  • 情報の共有から文化の醸成まであらゆる場所からの交流を簡単な方法で利用できる
  • モバイルでの利用を念頭に置いているため、時間や場所、用途を問わず活用できる
  • データはクライアントに帰属し、Facebookとは別の場所に保管される安心のセキュリティ
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能・ライブ動画
・情報ライブラリ
・グループ
・セーフティセンター
・ニュースフィード
・イベント
・アンケートなど
導入企業株式会社LIXIL
アストラゼネカ株式会社など
導入社数要問い合わせ

14.ChatLuck/株式会社ネオジャパン

株式会社ネオジャパン
ビジネスチャット ChatLuck(チャットラック 公式サイト)

  • 業務の効率化・生産性の向上、在宅勤務やテレワークなど多様で柔軟な働き方の実現をサポート
  • 様々なタスクや処理を自動化するチャットボットや、外部システムとも連携可能
  • オンプレミスに対応しており、自社専用の環境を作ることができる
初期費用■クラウド版:0円
■パッケージ版:150,000円~
料金プラン■クラウド版:300円/1ユーザー
■パッケージ版:要問い合わせ
主な機能・個人、グループチャット
・チャット機能
・ファイル共有
・写真・動画の共有
・タスク、スケジュール
・ゲストユーザー招待
・ChatGPT連携
導入企業鎌倉市
株式会社宮崎銀行
京都信用金庫など
導入社数要問い合わせ

15.direct/株式会社 L is B(エルイズビー)

株式会社 L is B(エルイズビー)
【公式】現場のDXにビジネスチャット「direct(ダイレクト)」

  • 連絡手段としての機能はもちろん、ファイル共有やアンケート機能など誰でも簡単に利用できる
  • チャットボットと連携し、現場のDX化を推進することができる
  • タスクやスケジュール管理ができる業務アプリを追加して活用できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン■フリー:0円
■ベーシック:6,000円/月
■プラス:12,000円/月など
主な機能・トーク
・通話機能
・ゲストモード
・データ共有
・アンケート・ToDo
・管理機能
・チャットボットなど
導入企業株式会社竹中工務店
コクヨ株式会社
信金中央金庫など
導入社数4,000社以上

その他おすすめの社内SNSツール

InCircle
Lark
kintone
RECOG
Qiita:Team
SKIP
TUNAG
Unipos
commmune for Work
THANKS GIFT
Chatter


社内SNSツールを選ぶ3つのポイント

社内SNSツールを選ぶポイントは以下の3つです。

ポイント1. 情報共有のしやすさ
ポイント2. 社内コミュニケーションを円滑にする機能があるか
ポイント3. 情報管理のサポート機能

次にそれぞれのポイントを具体的に解説します。

ポイント1. 情報共有のしやすさ

社内SNSを使うと、メールで必要となる件名やCc(Bcc)をいれずに、率直に本題に入れるため、議論や情報共有が効率的に進められる点は大きなメリットです。

把握しておきたい情報を漏れなく確認できるようにするためには、ファイル内検索機能やツリー型コメント機能、ニュースフィードなど、必要な情報をスピーディーに見つけられるツールがおすすめと言えます。キーワードだけではなく、期間やタグで検索できるツールを使えば、より素早く検索でき必要な情報を見つけられるでしょう。

また、ときには社内メンバーだけではなく、社外のメンバーも交えて情報を共有したいこともあるのではないでしょうか。その際にはゲストユーザー機能があるツールを選ぶと、より幅広い層が使えるようになります。

ポイント2. 社内コミュニケーションを円滑にする機能

リモートワークの影響で会議や打合せがオンラインで済むようになった一方で、ちょっとした雑談をする機会がなくなり社内の人間関係が希薄になったという話をよく聞きます。社内のコミュニケーションが不足すると雰囲気が悪化するだけではなく、必要な情報の伝達がうまくいかずに、業務の生産性や効率を低下させてしまうことにもつながります。

そのようなことがないように、業務とは直接関係がないカジュアルなコミュニケーションを取れるチャット機能付きの社内SNSツールを選ぶと良いでしょう。報告書への記載や議論をするまでもない些細な雑談を気軽に投稿できるツールであれば、顔を合わせていなくても心が通じやすくなるはずです。

さらに、サンクス機能やいいね機能、リアクションマークが備わっているツールを選ぶと、自分の気持ちを伝えられます。

また、円滑な社内コミュニケーションを実現するためには、発信のしやすさがポイントになります。それもタイムライン機能が備わっていることで情報が行き渡りやすくなり、社内の雰囲気もオープンになるでしょう。

外部サービスとの連携が可能であれば社内SNSだけではなく、多様なツールでのコミュニケーションが円滑化されます。複数のコミュニケーションツールを用いている企業におすすめです。

ポイント3. 情報管理のサポート機能

全従業員がさまざまな社内情報を投稿する社内SNSツールは、情報の宝庫です。気軽に投稿できるツールであることから、誰もが全ての情報を参照できる状態は情報漏えいに繋がる恐れがあります。

対策として、社内SNSツールを選ぶ際には情報管理のサポート機能を重視しましょう。ファイルの閲覧や編集をユーザーごとの権限によって制限できるものや、端末やIPアドレスを制限できる社内SNSがおすすめです。

また、万が一従業員が端末を紛失してしまった場合に備えて、遠隔操作でログアウトできるものやロック機能付きのサービスを選ぶと安心です。他にもSSLなどによってメッセージの暗号化をしていたり、セキュリティに強いデータセンターを設けていたりするツールであれば、信頼できるでしょう。

TwitterやInstagramなど、一般的なSNSは他人の発言を取り消しすることができませんが、社内SNSツールの多くには取り消し機能が備わっています。極秘裏の情報や誤った情報を流してしまった時にも、即座に取り消せるところがメリットです。もちろんこのサービスは万が一の場合に使うものと認識し、まずはセキュリティ研修を行うなど、従業員の情報管理意識の向上に努めましょう。


社内SNS導入時に気をつけるべき2つのポイント

社内SNSを導入したからといって、いきなりコミュニケーションが活性化されるわけではありません。「導入して終わり」にしていると、必ず失敗します。有名企業の導入事例を取り上げつつ、社内SNS導入の注意点を確認することをおすすめします。

ポイント1:目的を明確にする

社内SNSの導入で特に重要なのは、導入目的の明確化です。
目的を明確にしないまま導入をしたところで、結局社内で活用されず「使い慣れたメールが良い」という結論に至ってしまいます。

コミュニケーションの活性化を大前提としたうえで、目標を設定した企業の事例を紹介します。

事例1:公文教育研究会が暗黙知を共有するために社内SNSを導入

導入の目的

  • 全国に散らばっている社員間のコミュニケーションを活性化したい
  • 他の手段ではカバーできなかった暗黙知を共有するための基盤を整備したい

全国に事務局が点在している公文教育研究会では、社内SNSの導入前から情報共有のためにグループウェアを導入していました。しかし、非公式な暗黙知の共有はほとんどされていなかったのです。

結果
非公式な暗黙知の共有を目的に定めたことで、生徒に接する時の実践例やちょっとしたコツも情報交換されるようになりました。また、各々が持っているノウハウや非公式な情報も共有されるようになりました。

社内SNS-01引用:公文教育研究会|SKIP

事例2:部署間を超えたコミュニケーションで新たなビジネスチャンスを得るために導入

導入の目的
三井不動産レジデンシャル株式会社は雇用形態や勤務場所、時間などの違いにより、部門間でのコミュニケ―ション不足が発生していました。それを解消し、情報共有をすることで新たなビジネスチャンスを得られるのではないかと考えて、社内SNSの導入に至りました。

結果
社内SNSの導入によって社内でコミュニケーションを取る機会が少ない人とでも、共通の話題でつながれるようになり、社内での人脈を広げられるようになりました。

また、仕事での成功体験や経験談などを日記に投稿することで、それを読んだ他の社員が触発され、モチベーションが高まったようです。部署を越えた横のコミュニケーションが取れるようになったことで、商談に結びついた事例もあります。

参考:三井不動産レジデンシャル株式会社 コミュニケーションの円滑化による営業力強化・ 理念の浸透|ビートコミュニケーション

ポイント2:一部の社員やグループから浸透させる

そして、もうひとつの導入のポイントは、いきなり全社に取り入れるのではなく、一部の社員やグループから浸透させることです。

せっかく導入するのだから、全員に共有したいと思いがちですが、いきなり「今日から社内SNSを活用してください」と言われても戸惑う人が多く、利用率も上がりません。

また、一部の社員が情報を発信したとしても、ルールが定まっていない状態では炎上など、ネットトラブルの原因になることも。

このようなことがないように、まずは社内SNSを活用する社員を選定してから導入しましょう。同じ部門内など、日頃から交流のある人同士でグループを開設すると、投稿へのハードルも低くなるはずです。

ここまでで紹介した課題や改善点をまとめると、社内SNS導入時に必要なコンテンツやカテゴリー、ルールがわかってきます。社員に活用方法を伝えることで、社内SNSを初めて利用する人もスムーズに取り組みやすくなるはずです。


社内SNSツールに関するよくあるご質問

社内SNSツールの導入を検討中の方に役立つQ&Aをまとめています。

Q. 社内SNSツールの主な機能は何ですか?

A. 主な機能には、チャット、ファイル共有、タスク管理、ビデオ通話、掲示板、アンケートなどがあります。詳細は提供元にお問い合わせください。

Q. 社内SNSツールの料金相場はどのくらいですか?

A. 全体の相場は不明ですが、LISKULでリサーチしたサービスの中では、1ユーザーあたり月額300円から800円程度のプランが多いです。具体的な料金は各ツールやプランによりますので、詳しくは提供元にお問い合わせください。

Q. 社内SNSツールのセキュリティ対策はどうなっていますか?

A. 多くのツールは、通信の暗号化やユーザー管理機能などを提供しています。詳細は提供元にお問い合わせください。

Q. 社内SNSツールでプロジェクト管理もできますか?

A. 一部のツールにはタスク管理やプロジェクト管理機能が含まれています。詳細は提供元にお問い合わせください。

Q. 社内SNSツールでビデオ通話は可能ですか?

A. はい、多くのツールがビデオ通話機能を提供しています。詳細は提供元にお問い合わせください。

Q. 社内SNSツールでのファイル共有の容量制限はありますか?

A. ツールによって異なりますが、多くのツールは容量制限が設けられています。詳細は提供元にお問い合わせください。


まとめ

本記事では、社内SNSツールを26個紹介しました。

選ぶポイントとしては、情報の管理方法と社内コミュニケーション機能、そして情報管理のサポート機能を目安にすると良いでしょう。

本記事の情報を参考に、自社にフィットする社内SNSツールを見つけてください。

参考にしたサイト

社内SNSツールの比較14選。目的別の選び方|アスピック
【2024年版】社内SNSツールおすすめ12選(有料・無料) – NotePM
社内SNSのおすすめ19選!得意分野別に製品を紹介|ITトレンド
社内SNSツール比較13選。導入効果・特徴を紹介 | THANKS GIFT エンゲージメントクラウド
社内SNSツールおすすめ11選を比較!導入のメリットや目的を解説 | – Qiita Team 社内向け情報共有サービス
無料の社内SNSおすすめ5選!簡単&人気ツールで効率的に情報共有
【無料あり】社内SNSおすすめ17選!2024年最新版をタイプ別に解説 – 日報共有アプリgamba!
【最新比較】おすすめの社内SNS23選を徹底比較!選び方・導入メリットも解説 – SaaS LOG
【2024年】社内SNS比較23選!導入メリットやおすすめ製品の選び方