freee販売とは?サービスの特徴・主要機能・料金まとめ

freee販売とは、案件ごとに売上・粗利・仕入れの動きを可視化・管理できるクラウド型販売管理サービスです。取引先の選別や不必要な仕入れ・経費の削減といった適切な経営判断を取ることができます。

freee販売では、案件管理からバックオフィス業務を一元管理できるので、「社内のお金の動きを正確に把握できていない」「見積もりや請求業務に不安がある」とお考えの方にはぴったりのサービスです。

本記事ではfreee販売について、サービスの特徴や解決できる課題、導入事例、主要機能、料金について解説していきます。

※本記事はfreee株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。


freee販売とは企業のあらゆる販売業務を一元管理できるサービス

引用:freee販売 – クラウド型販売管理システムで一元管理

freee販売とは、案件ごとの進捗・取引状況の可視化から、請求書・見積書作成などのバックオフィス業務を一元管理できるサービスです。

案件管理・収支計算・書類作成をすべてfreee販売1つで完結できます。

2022年11月1日にリリースされたばかりのサービスで、現状は案件管理や請求書等の書類作成サービスに特化しています。

freee販売はfreee会計と連携することで入金のリアルタイム確認や自動帳簿を行うことも可能です。


freee販売の5つの特徴

freee販売の5つの特徴は以下の通りです。

  1. 販売管理にかかる手間・工数を圧縮できる
  2. 案件ごとに売上・粗利を可視化できるため正確な収支計算ができる
  3. 操作性に優れて、誰でも簡単に利用できる
  4. 社外にいても共有・確認・管理ができる
  5. freee会計と連携することで、会計処理にかかる工数を圧縮できる

1.販売管理にかかる手間・工数を圧縮できる

引用:freee販売 – クラウド型販売管理システムで一元管理

freee販売最大の特徴は、案件管理・収支計算・書類作成をワンプラットフォームで管理できる点です。

個別にツールをひらくことなく横断的に管理できるので、管理にかかる工数を圧縮できます。

freee販売で利用できる機能は大まかに以下の3つに分けられます。

  • 案件管理:案件ごとの商談状況の可視化
  • 収支計算:売上・仕入・粗利の自動計算
  • 書類作成:見積書・請求書の作成・発行・送付

1つのツールで完結できるので、管理のために別々のツールをひらいたり、それぞれに同様の情報を入力するなどの手間が生じません。

2.案件ごとに売上・粗利を可視化できるため正確な収支計算ができる

引用:freee販売 – クラウド型販売管理システムで一元管理

freee販売では売上・仕入・粗利を自動で計算・可視化してくれるため、案件別に正確な収支計算ができるようになります。

freee販売では、案件ごとに粗利の実績や見込みの数値がグラフやデータなどで自動で見える化できるため、正確な収支を把握できます。

これにより、以下のような効果が期待できます。

  • 資金繰りの改善:不必要な仕入や経費を削減し、ルーズな予算管理を脱却できる
  • 優良顧客の見極め:粗利の大きい案件の可視化ができ、優先すべき顧客を把握でき
  • 粗利低下の原因解明:粗利の低い案件の特徴を分析し、改善策を立案する

取引先別、部門別、担当者別、案件別など様々なフィルタリングも可能なので、様々な切り口から経営分析を行えます。

3.操作性に優れ、誰でも簡単に利用できる

引用:freee販売 – クラウド型販売管理システムで一元管理

freee販売はワンクリックで新規案件や取引先の登録や見積書・請求書などの書類作成ができるため、パソコンやITツールが苦手な方でも簡単に利用できます。

freee販売では、流れに沿ってクリックするだけで案件管理や収支確認、見積書や請求書などの書類の作成が可能で、難しい操作は一切ありません。

freee販売は最低限の入力機能に止めており、見積書や請求書作成のための転記作業は一切不要なので、管理が疎かになることはありません。

管理画面は直感的に操作できるので、パソコンやITツールが苦手な方でもすぐに慣れることができ、導入もスムーズです。

4.社外にいても共有・確認・管理ができる

引用:freee販売 – クラウド型販売管理システムで一元管理

freee販売はクラウドサービスのため、外出先でも販売管理を行えます。

IDを社員ごとに追加すれば、24時間どこからでも取引先の案件情報を確認することも可能です。

外出の多い営業担当者やリモート・テレワークの多い企業でも情報共有をスムーズに行うことができます。

freee販売には担当者とやりとりする「コメント機能」も搭載されているので、案件担当者に対して見積書や請求書の発行状況を確認したり、商談後のヒアリングや経費削減の指示を行うなど、リアルタイム性の高いコミュニケーションも可能です。

5.freee会計と連携して会計処理にかかる工数を圧縮できる

引用:freee販売 – クラウド型販売管理システムで一元管理

freee販売は同社が提供する「freee会計」と連携でき、会計処理をより効率的に行えます。

  • freee販売の収支状況を自動でfreee会計に反映できる
  • 会社の入出金をリアルタイムで確認できる
  • freee販売とfreee会計をワンクリックで遷移できる

上記のような使い方ができるので「見積書・請求書の重複チェック」や「収支の転記作業」「入出金確認」を効率よく行えます。

単体導入でも効果のあるfreee販売ですが、freee会計も合わせて導入することで会計処理の大幅な工数削減が期待できます。


freee販売で解決できる課題

freee販売は、販売管理における業務だけでなく、見積書や請求書などの管理体制やルーズな収支管理を行っている企業の課題を解決できます。

具体的には以下のような課題をお持ちの企業はfreee販売の導入がおすすめです。

  • 案件ごとの粗利率まで出せていない
  • 蓋を開けてみたら赤字になってしまう案件もある
  • 紙やExcelの情報を複数のツールに入力していて、二度手間・三度手間が起きている
  • 専任の経理担当者がおらず、請求漏れ・支払漏れが起きてしまう
  • 二重請求が多く取引先に何度も迷惑をかけている
  • 見積書や請求書の管理がずさんで必要なタイミングで探すのに時間がかかる

freee販売の導入事例

スタートアップを対象としたコンサルティングやプロダクトの開発など複数の事業を行う株式会社Colereは、デモ版のfreee販売を利用しています。

同社では請求作業に関連する業務をfreeeを、顧客管理には別のツールを利用するという形で、複数のSaaSツールを組み合わせて使っていました。

しかしツールが統一されていないことで不便が多く、労働集約的にカバーしていたといいます。

請求業務は「freee受発注」を経由して、「freee会計」にデータを取りこんで処理していますが、現在ではこのフローにfreee販売を連動させる形で利用しています。

freee会計と連動させて一元管理できるので、リアルタイムでお金の動きが可視化できるようになったといいます。

また、ツールを一元化することで作業のミスがなくなり、業務効率の改善を実感しています。

参考:世界8カ国のメンバーとフルリモートで事業展開 分散していた案件情報の可視化がfreee販売で実現可能に


freee販売の主要機能

freee販売の主な機能は以下の通りです。

  • 顧客・案件管理
  • 見積書・請求書・発注書作成
  • 売上・粗利管理機能
  • 会計連携機能

顧客・案件管理

引用:案件について&freee ヘルプセンター

freee販売では取引先との商談や書類、利益情報を「案件」単位で管理できます。

取引先の企業名やプロジェクト名、商談状況や収支の見込みや実績を入力することで、案件ごとの収支をグラフ形式で表示することができます。

案件の検索機能もあるため、必要な時にすぐに案件情報を閲覧することも可能です。

機能一覧は以下の通りです。

  • 取引先マスタ
  • 案件受注確度・フェーズ管理
  • 関連書類の管理
  • フィルタ/検索機能
  • カスタムビュー
  • 複数見積・請求書管理

見積書・請求書・発注書作成

見積書・請求書・発注書は、案件ごとの処理や各種書類を作成できる機能です。

見積書・請求書・発注書を作成し、取引先に送付することができます。

案件や取引費用等の必要事項を入力の上、登録ボタンをワンクリックするだけで簡単に受注・発注の登録ができます。

必要事項の記入漏れや登録時に不備がある場合は「〇〇の入力が必要です」というエラー文章が表示されるので、記入ミスの心配はありません。

インボイス制度に合わせた適格請求書の作成にも対応しています。

機能一覧は以下の通りです。

  • インボイス制度対応
  • カスタマイズ可能
  • PDF作成機能
  • 各帳票に一発変換
  • バージョン・履歴管理
  • 発行ステータス管理
  • 源泉徴収税自動計算
  • 帳票のテキスト行入力

売上・粗利管理

引用:freee販売の全体像 – freee ヘルプセンター

売上・粗利管理では、案件ごとに受注・発注の金額を管理できる機能です。

案件に受注・発注の見込み金額や実績が入力されたタイミングで収支サマリーに案件収支が表示されます。

取引先ごとに金額や必要事項を入力することで、売上・仕入・経費等を自動で計算し、粗利金額を表示します。

売上・粗利管理の機能一覧は以下の通りです。

  • 案件別の売上管理
  • 案件別の仕入管理
  • 案件別の経費管理
  • 収益の比較
  • 取引先ごとに一覧化
  • CSVエクスポート

会計連携機能

引用:クラウド会計ソフトと一体型で使える販売管理サービス「freee販売」提供開始 インボイス制度にも対応

freee販売とfreee会計を連携できる機能です。2つのサービスを連携することで、会計仕訳の登録や請求、入金状況をリアルタイムで確認できます。

freee会計のfreee販売のそれぞれの画面から、案件や取引をクリックすることで詳細ページに遷移できるため、必要な情報をすぐに見つけられます。


freee販売の料金

freee販売の料金体系については公開されていません。そのため、料金について気になる方は、資料をご確認いただくか、直接お問い合わせください。

参考:freee販売 – クラウド型販売管理システムで一元管理


まとめ

freee販売は案件ごとに売上・粗利・仕入れの動きを可視化・管理できるクラウド型販売管理サービスです。

案件管理・収支計算・書類作成まですべてfreee販売でカバーすることができます。それぞれを横断的に確認できるので情報を可視化しやすく、入力業務などの手間も削減できます。

操作性に優れており、誰でも簡単に利用できるのが魅力です。また、freee会計と連携することでより効率よく利用できます。

※本記事はfreee株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。