LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版はPC・スマホをクラウドで一元管理できるIT資産管理・MDMツールです。類似製品に比べ、多機能でありながら直感的な操作感で使い勝手が良いという強みがあります。業務効率化やセキュリティ強化のために導入を検討している企業は多いかもしれません。
運営会社であるエムオーテックス社にお話を聞き、製品の特徴や機能、評判、料金などをまとめました。
詳しい特徴や機能などを踏まえ、自社に導入すべきかを検討する際にぜひこの記事をご活用ください。
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目次
- LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版とは
- LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の特徴
- LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版で解決できる課題
- LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版がフィットしやすい企業
- LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の導入実績
- LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の導入事例・評判
- LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の主要機能
- LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の料金体系
- LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の導入までの流れ
- まとめ
※本記事はエムオーテックス株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版とは
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版はPC・スマホを一元管理できるIT資産管理・MDMツールです。
デバイスがどのように使用されているかや、OSのアップデート状況などを把握することができます。その他、紛失時の情報流出や不正な利用を防ぐための機能、幅広く備わっています。
LANSCOPE エンドポイントマネージャーはクラウド版とオンプレミス版が提供されています。クラウド版は、サーバー管理・運用のコストや、バージョンアップ作業の運用負荷を下げたいという方に選ばれています。テレワークデバイスやスマホ等、社内ネットワークにアクセスしないデバイスも管理できるのはクラウドならではのメリットです。
また、クラウドサービスのIT資産管理ツール市場ではシェアNo.1(※)を獲得しています。ISMS認証やAmazonRDSサービスレディ認定などを受けた信用度の高い商品で、全国10,000社以上が導入済みです。
※ 株式会社テクノ・システム・リサーチ「PC資産・PCセキュリティSaaS市場 メーカーシェア 2022年 ブランド別市場シェア」分野
以下は他社製品との比較表です。基本的な機能については他社製品と比較して大きな違いはありませんが、導入社数は20,000社を超えており、多くの企業から支持されていることが伺えます。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の特徴
ここではLANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の特徴をご紹介します。
機能豊富なのに使い心地はシンプル
※資料より引用
※クリックで拡大できます
最大の特徴は見やすく使いやすい管理コンソールです。必要な情報にすぐアクセスできるよう、デバイスの情報や状態、勤務状況などのレポートが常に見える化されています。メニューはシンプルでわかりやすく、使い方に戸惑うことはありません。
簡単に使える理由の一つとして、手厚いナビゲーションが用意されている点が挙げられます。そもそもIT資産管理ツールは効率化のためのツールですが、使いこなすまでに苦労を感じる人は少なくありません。
使い方がわからなかったりエラーが起こった時は、まずマニュアルを読むことになりますが、専門知識がないとスムーズに読解できないケースがあります。また、利用規約の改定などがあった場合は、都度人の手による確認作業が求められます。例えばAppleの利用規約が変更された際、期日までに同意作業を完了させていなければ、突然ツールを使えなくなることがあるのです。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版は、そのような難しさにユーザーがつまづくことを極力回避した設計となっています。例えば管理コンソール上で使い方のナビゲーションを出してくれたり、規約が変更になった際はユーザーより先回りして同意作業を求めるアラートを出してくれたりします。専門性がなくても簡単に運用できる使いやすさが多くの評価を集めています。
実際、管理コンソールの使いやすさをツール選定の理由にあげるユーザーが多いようです。LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版公式サイトに掲載されている導入事例でも、使い勝手に関する声が寄せられています。
「一般的なIT資産管理ツールは操作が難しく、運用に専門知識やノウハウが必要で取得した情報がなかなか活用できないというイメージがあったが、エンドポイントマネージャーでは取得した情報の把握が行いやすく、PCやスマホの稼働状況も簡単に把握できていることから導入効果を実感できている」
引用:丸正印刷株式会社|導入事例|スマホ・PC管理ツールはカンタンMDM LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版
「これまで利用していたIT資産管理ツールと違って、エンドポイントマネージャーはその日に取得した操作ログもすぐに検索対象にできるなど、運用しやすい製品だと感じている。また、管理コンソールも見やすく、今後担当者が替わったとしても問題なく運用を継続できると考えている。」
引用:株式会社インブルーミー|導入事例|スマホ・PC管理ツールはカンタンMDM LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版
このように、第三者からの評価でも使いやすさに定評があることがわかります。
操作ログの収集で、情報漏洩対策や働き方の見える化を実現
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版は操作ログを収集できるので「インシデントの予防・早急な対策」「業務品質の向上」が見込めます。
操作ログとは誰が、いつ、どこで、何をしたかを記録する足跡のようなものです。これは防犯カメラのような効果があり、「見られている」という意識付けをすることで、従業員の不正操作を抑止する役割を果たします。
万が一、不正や事故が起こってしまった場合は、保存した操作ログを確認し問題の解明に活用することができます。
収集している操作ログは働き方の見える化にも活用できます。近年は在宅勤務・テレワークなど働き方の多様化が進むのに伴い、「働き方を見える化」するため”操作ログ”を活用するケースが増加しています。LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版では「働きすぎていないか?」「休憩は適切に取れているか?」といったことを見える化するレポートの生成が可能です。従業員のマネジメントに活用することができるでしょう。
エンドポイントの管理に操作ログの収集は欠かせません。すでに類似ツールを導入している方の中には、PC向けのツールとモバイル向けのツールを組み合わせて管理している企業も少なくはないはずです。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版ではIT資産管理とMDMを一つのツール内で完結させられるので、画面を行き来してデータを照らし合わせるような煩雑さから解放してくれるでしょう。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版がPCとモバイルの両方に強い背景として、同製品の起源がiOS・Android管理のMDMであることが挙げられます。
スマホ管理ではAppleとGoogleのプログラムに対応
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版のMDMは、AppleとGoogleのプログラムに則った設計がされているため、モバイルデバイス管理を効率的に行うことができます。
MDMの基本機能として、デバイス情報の取得、セキュリティポリシーの設定、紛失・盗難対策が備わっています。さらに、AppleとGoogleのプログラムを活用した機能が付加されています。
MDMツールは、システム単体で利用する場合と、AppleやGoogleが規定するプログラムと組み合わせる場合とで、利用できる範囲が異なります。
例えばApple Business Managerの場合、デバイスの初期設定の一括設定や、アプリの一括配信といった機能は、MDMツール単体では利用できません。そのため、AppleやGoogleが規定するプログラムに準拠していることは重要といえるでしょう。
安心して運用を始められる手厚いサポート体制
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版のサポートサービスは、全て無償で受けられます。
電話やメールで疑問を解消できるヘルプデスクサービス、自動応答と有人対応を選べるチャットサービス、マニュアルやFAQを確認できる会員サイト、運用事例を学べるトレーニングセミナーなど、サポート内容は充実しています。安心して利用開始できる仕組みが用意されているのです。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版で解決できる課題
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版を導入することで、次のような課題を解決できます。
IT資産管理ツールやMDMを未導入の場合は、業務の負担が格段に減る!
IT資産管理ツールを未導入の場合、次のような課題を解決するのに役立ちます。
- デバイスの状態を目視確認するなど、IT資産の棚卸し業務に負担がかかっている
- IT資産の棚卸しがExcelファイルによる更新で、手間がかかり且つ情報の正確性に欠ける
- USBやクラウドストレージサービスを経由した重要データの持ち出し対策ができていないなど、内部統制の課題がある
- 改正個人情報保護法で定められている技術的安全管理措置の未対策や各省庁が出しているセキュリティガイドラインへの準拠が難しい
- これらに対応するためにIT資産管理ツールの導入を検討したいが、オンプレミス型の場合、金額や管理体制の用意が難しい
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の導入による最大の課題解決は、業務の負担軽減です。
業務の負担が減る理由の一つは、PCとモバイルデバイスの一元管理ができることです。
リモートで画面ロックや初期化を実行できる他、位置情報による検索ができるので、盗難・紛失時の二次被害対策を簡単に実施できます。AppleやGoogleのプログラムに対応していることから、デバイスの利用制限やアプリの一括配信といった機能も利用できます。単なる紛失対策に止まらないIT資産管理の効率化に向けた活用が可能です。
もう一つの理由は収集した操作ログからレポートを自動作成できることです。
サービス残業をしていないか、しっかり業務に取り組んでいるかなど、テレワークにおける業務の見える化を実現します。このレポートはマネージャーがメンバーとのコミュニケーションにも活用でき、働き方改革の一助となるでしょう。
オンプレミス型のツールから乗り換える場合は、運用コストの圧縮が可能に!
現在オンプレミス型のIT資産管理ツールを利用している場合、LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版を導入することで、次のような課題解決が見込めます。
- サーバーのメンテナンス・運用に時間を取られている
- 収集した操作ログの保存期間を短くせざるを得ない
- PCの管理はIT資産管理で、スマホの管理はMDMツールでと管理ツールが別れている
最大のポイントは、運用コストの削減が実現できる点です。
運用コストの圧縮につながる要因は大きく2つに分けられます。
一つ目の要因は社内ネットワークに接続されないデバイスも管理可能な点です。クラウド型ならではの利点として、社外に持ち出し中のデバイス情報や操作ログ、Windowsアップデートの適用状況などをリアルタイムに確認できます。
特にWindowsアップデートの管理は、セキュリティの観点でも重要なポイントです。クラウド版であれば、社内外にあるデバイスのアップデート状況の把握から配信までをワンストップで実行することができます。
もう一つの要因は使い勝手の良さです。LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版はIT資産管理ツールとMDMがワンセットになっています。これは類似製品の中でも突出したメリットです。
現時点で、IT資産管理ツールはオンプレミス型を使いMDMはクラウド型を採用しているという企業は、複数のツールをまたいで情報を照らし合わせるなどの煩雑さから解放されるでしょう。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版がフィットしやすい企業
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版がフィットしやすい企業とフィットしにくい企業についてまとめました。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版がフィットしやすい企業
- クラウド製品の導入に積極的な企業
- PC・スマホの管理を同一担当者または同一部署で行っている企業
- PCとスマホを別々のツールで管理していて管理工数を削減したい企業
- テレワークにより社内ネットワークに繋がっていないPCも管理したい企業
- IT資産管理・MDMのエンドポイント管理だけでなく、ウイルス対策やクラウド活用時の
セキュリティ、WebアプリケーションやIaaS利用時の脆弱性対策など総合的なセキュリティ対策を一つのベンダーでまとめたい組織
クラウド化によって得られる、サーバー管理やバージョンアップなどの運用コスト削減効果はもちろん、PCとモバイルの一元管理によって更なる効率化が望めるでしょう。
また、今後リモートワークをさらに加速させようと考える企業は、労働状況の把握やIT資産の棚卸しなどに向けたツール選定が必要です。リモートワークにはクラウド化が必須と考えられますが、アンチウイルスも同様にクラウド化を進める必要があります。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版は、同じベンダーが提供するアンチウイルスやEDRと連携させることができます。セキュリティの強化を目的に導入する場合は、そのような連携ができることはメリットといえます。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版がフィットしにくい企業
- 必要なライセンス数が多くコストが合わない
- サーバーの管理を自社で行いたい
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版は、競合他社のクラウド型IT資産管理ツールと比較すると導入しやすい価格となっています。
しかし企業規模が大きくライセンス数が多い場合は、クラウド版のライセンスコストがネックとなるかもしれません。その場合はオンプレミス型IT資産管理ツールを使用し続ける方がコストダウンになる可能性があります。
なお、LANSCOPE エンドポイントマネーはオンプレミス版も提供されています。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の導入実績
以下はLANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版における、企業は導入企業の一例です。
多様な規模、業種に対応できるツールであることがわかります。ライセンスの更新率は90%以上と高い人気を誇ります。
- 株式会社ユーグレナ
- 丸正印刷株式会社
- 横浜トヨペット株式会社
- 岡山市役所
- 平成医療福祉グループ
- 学校法人 清風学園
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の導入事例・評判
ここでは公式サイトに掲載されている導入企業の事例や、評判、口コミをまとめました。
リモートワーク環境に最適な体制の構築を実現した株式会社ユーグレナの事例
株式会社ユーグレナはオンプレミス型のIT資産管理ツールからLANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版に移行し、担当者の運用負荷の軽減に成功しました。
株式会社ユーグレナは微細藻類のミドリムシ等を活用し食品や化粧品の販売、バイオ燃料の開発・製造を行っているバイオテクノロジー企業です。同社は、テレワーク制度の導入といった社員の働き方の多様化を受け、PC・モバイル端末の一元管理や操作ログの管理に課題を抱えていたといいます。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版を導入する決め手となったのは、PC・スマホの一元管理でした。
会社の成長・働き方の多様化により管理端末が増えていく中で、スマホも含めた一元管理の必要に迫られていました。また、会社の成長に伴って管理する業務端末の台数が増え、ログを保存するサーバーの容量がひっ迫。メンテナンスや運用面の工夫を重ねても、ログの保存期間を少しずつ短くしていくしかない状態にあったと言います。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版では、取得した操作ログを標準で2年間保存できるという点も、導入の決め手のひとつとなりました。
導入後はスマホ管理をLANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版ーに統合し、適切な運用ができていると語られています。
「エンドポイントマネージャー導入により、情報セキュリティ対策の基本となるIT資産管理・操作ログ管理の課題が解決し、リモートワーク環境に最適な体制の構築にむけて、ベースを固めることができました」
引用:株式会社ユーグレナ|導入事例|スマホ・PC管理ツールはカンタンMDM LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版
PC・スマホの一元管理でセキュリティ強化を実現した株式会社スマートエナジーの事例
太陽光発電や水力発電などの再生可能エネルギー事業を手がける株式会社スマートエナジー様は、LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の導入による端末管理の負荷軽減や情報漏洩対策を実現しました。
同社は社員一人ひとりにPCとAndroidスマホを支給していました。組織の成長に伴って社員数も2.5倍まで増加したため、情報漏洩対策をはじめとするセキュリティ上の観点から、誰が、どの端末を使っているかを一元管理する必要があったそうです。
導入の決め手となったのはPC・スマホをクラウドで一元管理できる充実の機能でした。4社程の製品が候補にのぼりましたが、PC・スマホの両方に対応している点や、収集できるログが充実していること、管理コンソールが使いやすくわかりやすいことを理由にLANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版が選定されました。
導入後は一人ひとりの利用状況が簡単に確認できるようになり、PC・スマホの管理効率化とセキュリティ強化の実現に繋がったと語られています。
「これまでExcelで手動管理していたPC・スマホの管理台帳を、エンドポイントマネージャーで管理できるようになったことで、誰が、どのデバイスを利用しているかといった利用者情報と、Windowsアップデートの適用状況やOSのサポート終了時期などといった端末情報を紐付けて可視化できるようになった」
引用:株式会社スマートエナジー|導入事例|スマホ・PC管理ツールはカンタンMDM LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の主要機能
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の主要機能をご紹介します。
主要機能としては以下の5つが挙げられます。
- IT資産管理
- 操作ログ管理
- レポート
- セキュリティ
- 位置情報
それぞれの詳しい機能を見ていきましょう。
IT資産管理
IT資産管理機能では、資産情報の自動取得やアプリ配信でPC・スマホ・タブレットのIT資産管理を効率化します。業務効率化に直結する機能といえるでしょう。
以下は公式サイトで紹介されている機能とその概要を表としてまとめたものです。
機能名 | 概要 |
デバイス情報の編集/台帳化 | デバイスのハードウェア情報/設定情報を自動取得し、資産台帳を効率的に作成します。自動取得できない項目は任意項目として管理できます。またデバイスごとの詳細情報も確認できます。 |
インストールアプリ管理 | デバイスにインストールされているアプリの情報を「デバイスごと」「アプリごと」に一覧表示できます。 業務に不要なアプリがインストールされていないかを確認できます。 |
アプリ・ファイル配信 | 業務上インストールが必要なアプリやファイルを管理デバイスに一括で配信、サイレントインストール、アプリカタログへの配信など、OS・利用シーンに応じて配信方式を選択できます。 |
インストールプロファイル一覧 | デバイスにインストールされているプロファイル情報を自動取得し、デバイスごと/プロファイルごとに一覧で確認することができます。 |
メッセージ/アンケート | 任意で設定したメッセージや自由記述/選択形式のアンケートを管理デバイスに配信できます。収集した回答内容は資産情報一覧に反映できるので、資産棚卸しの際などに役立ちます。 さらに、配布したいファイルなどをアップロードしてメッセージやアンケートで通知できるので、効率的に情報を共有することが可能です。 |
この中でもアプリ配信はAppleとGoogleのプログラムをカバーした設計の管理ツールでしか利用できない機能です。業務外アプリが、どのデバイスにインストールされているのかを把握するための手がかりとしても使えます。
操作ログ管理
「どのPCで」「誰が」「いつ」「どんな操作をしたか」など PC の利用状況をログとして記録する機能です。防犯管理のような役割を果たすほか、不正が疑われる場合にいち早く真相究明する上でとても便利な機能となっています。
以下は公式サイトで紹介されている取得できるログの種類とその概要を表としてまとめたものです。
ログの種類 取得内容 Windows macOS ログオン・ログオフログ 電源 ON・OFF・ログオン・ログオフのログを取得できます。 ○ ○ ウィンドウタイトル デバイス上での閲覧画面(ウィンドウタイトル・アプリ名)のログを取得できます。 ○ ○ ファイル操作ログ デバイス上でのファイル操作(ファイル・フォルダのコピー/移動/作成/上書き/削除/名前の変更)でのログを取得できます。 ○ ○ Web アクセスログ※ Webサイトの閲覧、Webメールやクラウドストレージのアップロード/ダウンロードログを取得できます。 ○ ○ プリントログ 印刷状況を記録し、ドキュメントやプリンター、PCごとに印刷枚数を集計できます。 ○ ○ 周辺機器接続ログ USB メモリなど、周辺機器への接続/切断などのログを取得できます。 ○ ○ 通信機器接続ログ Wi-Fi/Bluetooth/有線の接続を把握し、管理外の接続を検知できます。 ○ × アプリ稼働ログ アプリの稼働情報を取得できます。 ○ × アプリ通信ログ 通信元/先のIPアドレスやポート番号、アプリのハッシュ値を取得できます。 ○ × ※ 対応ブラウザは、Chrome、FireFox、Microsoft Edge、Safari です。また macOS は Web サイト閲覧ログのみ取得できます。
引用:操作ログ|機能紹介|スマホ・PC管理ツールはカンタンMDM LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版
レポート
利用状況を見える化する豊富なレポートを利用できます。
働き方改革関連法案の施行など社会的情勢の変化を踏まえると、申請外の残業を行っていないか?成果を上げるために無理をしていないか?を一目で把握する上ではかなり有用な機能といえます。
以下は公式サイトで紹介されている機能とその概要を表としてまとめたものです。
機能名 | 概要 |
レポート一覧 | 8つのレポートを一覧で表示させることができます。残業注意のデバイス、デバイスの放置時間、など働き方の把握に活用できる情報がまとめられています。 |
グループ比較・ランキング | トップ画面のレポートをクリックして、グループ別の比較やデバイスのランキングを確認できます。 該当デバイスをクリックすれば、デバイスの詳細やWindowsの場合は個人レポートを確認できます。 |
個人レポート | 業務時間内外の利用状況から、適切な勤務間インターバルが取れているかや、休日・深夜の長時間労働がないか、メール、Web、Officeなどカテゴリ毎のアプリ利用状況を把握できます。 よく利用されているアプリやアクセスされているWebサイトの利用時間をランキング形式で確認することもできます。過去には、「YouTube」を月に10時間以上も閲覧している社員を発見し注意を促すことができたという事例もあります。 |
セキュリティ
デバイスの利用制限やOSアップデート管理を支援します。
万が一の紛失時にはリモートロックやワイプで対応することが可能です。以下は公式サイトで紹介されている機能とその概要を表としてまとめたものです。
機能名 | 概要 |
リモートロック/ワイプ | 遠隔でデバイスに対して画面のロックをしたり、データの初期化やドライブへのアクセスを制御します。OSによって仕様が異なるため導入前のお試し利用で詳細を確認しましょう。この機能は管理者の業務時間外に紛失した本人がビジネスチャットから最新位置情報の確認やリモートロック・ワイプ機能を利用し、対策を行えるという点も魅力です。 |
紛失モード | 「紛失モード」を有効にすることで強制ロックを実行し「回収用のメッセージ」と「連絡先情報」を紛失デバイスの画面に表示することができます。さらにデバイスの位置情報サービス設定がオフになっている場合でも強制的に位置情報を取得できます。(iOS9.3以上且つ監視モードに設定されているデバイスのみ) |
パスワードポリシー | パスワードの桁数や、英字、数字、複合文字使用など、会社共通のパスワードポリシーをデバイスに一括で適用できます。 |
アラート設定/デバイス通知 | 取得した資産情報をもとに、設定したルールに違反したデバイスをひと目で把握できます。またアラート内容を管理者にメールで定期通知が可能。多忙な管理者様でも負担が少ないデバイス管理を支援します。アラートは「端末の未稼働日数」「不許可アプリのインストール」「SIMカードの挿入状態の変化」など多岐にわたります。 |
構成プロファイル配信/削除 | 構成プロファイルを利用してApp Storeやカメラ、Safariなどの利用制限等、各種設定を複数のデバイスに一括で配信でき、効率的に設定を適用できます。 |
Windows アップデート管理 | サポートが終了している、または終了間近のOSをインストールしているデバイスや最新の品質更新プログラムが未適用のデバイスをレポート形式で把握できます。また未適用のデバイスに対して最新の機能更新プログラムや品質更新プログラムを設定できます。 |
記録メディア制御 | グループ単位で USB メモリなどの利用を禁止、また会社支給の USB のみ許可、指定した期間のみ利用許可などの除外設定ができます。また禁止されている記録メディアが利用された場合、利用者にダイアログを表示し、注意喚起できます。 |
BitLocker 回復キー取得 | Windows10ではドライブ暗号化機能であるBitLocker が標準で搭載されました。 LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版 ではBitLockerによる暗号化の設定有無の状況や回復キーを取得できます。また万が一の紛失時にはリモートワイプ機能で回復キーをデバイスから削除、起動できない状態にできます。 |
位置情報
デバイスの位置情報を自動取得できるため、紛失時や盗難時の所在確認に活用できます。
以下は公式サイトで紹介されている機能とその概要を表としてまとめたものです。
機能名 | 概要 |
最新位置情報 | デバイスの位置情報サービスを利用し、現在位置を地図上で確認できます。外出者の現在地を確認する手間が省ける他、万が一紛失した場合の所在確認にも役立ちます。 |
移動履歴 | 管理者が設定した時間間隔で位置情報を自動取得し、1日の行動を時系列に確認できます。 電源が切れる前の位置情報も自動取得するため、紛失時もデバイスの発見に貢献します。iOS、Android、Windows(7を除く)に対応しています。 |
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の料金体系
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版には3つのライセンスが用意されています。
PC資産管理・モバイル管理ができる「ライトA(年間3,600円/台)」、WindowsとMacの管理ができる「ベーシック(年間6,000円/台)」、PCで操作ログ収集ができるライトB(年間4,800円/台)」です。
おすすめの組み合わせは以下の2パターンです。
- PC管理のみを行う場合:「ベーシック」を契約
- PCとモバイルの両方を管理する場合:「ライトA」と「ベーシック」を契約
必要に応じてオプションを追加することも可能です。
オプション名 | 定価(年額) | 概要 |
24/365紛失サポート | 1,800円/台 | 24時間365日で専門スタッフが代行して、リモートロック/リモートワイプを実行するサービスです。 |
VPPアプリの配信/管理機能 | 1,200円/台 | 「VPP(Volume Purchase Program)」ストアで購入したVPPアプリ(無償/有償)をデバイスに配信/管理できます。アプリを効率よく配布したい時に使用します。 |
外部脅威調査 | 1,200円/台 | アプリの稼働情報を取得し、不審なプロセス(アプリ)の稼働を検出できます。 ※ライトA ライセンスのみ保有の場合は、購入できません。 |
ログ運用 | 1,200円/台 | 通常は2年のところ、過去5年分の操作ログを保存し、期間・ログ種別を指定した上で CSV 形式で出力できます。また、Splunk 連携機能を利用できます。 ※ライトA ライセンスのみ保有の場合は、購入できません。 |
Web フィルタリング | 1,200円/台 | Webサイトの利用を監視し、指定したカテゴリに含まれるサイトの閲覧を禁止できます。 |
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の導入までの流れ
見積りフォーム、または無料体験版申し込みフォームより問い合わせをすると、担当者から折り返しの連絡がもらえます。申請後1週間程度で利用できる環境が提供されます。
ベンダーが推奨するのは導入前に60日間の無料お試し期間を利用することです。自社でもともと利用しているアンチウイルスなどのソフトウェアとの相性が悪くないか、使い心地はいいかなど、ぜひ確認してみてください。契約に至る場合は環境をそのまま引き継ぐ形で利用開始できます。
なお、LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版は同じベンダーが提供するアンチウイルス「Deep Instinct」「CylancePROTECT」との連携が可能です。ウイルスの感染原因を、操作ログから簡単に追跡できるなど、連携ならではのメリットがあります。セキュリティ全体を底上げしたいという場合は、ぜひ検討してみてください。
企業情報
「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」を提供するエムオーテックス株式会社は、サイバーセキュリティに関するプロダクト開発・サービス事業を手がける会社です。
1990年の創業当初より「ネットワークセキュリティ」一筋を貫いており、十分な実績と信頼を積み重ねてきた企業です。
同社が提供する代表的な製品として、AIを活用したアンチウイルス製品である「CylancePROTEC」「Deep Instinct」があります。LISKULではこれらの製品についても解説していますので、比較検討の際にぜひご活用ください。
参考:CylancePROTECTとは?特徴・機能・料金・評判とCylanceOPTICS・CylanceGUARDとの組み合わせ方
Deep Instinctとは?機能・特徴・価格・評判まとめ。ディープラーニングでのマルウェア対策を解説
まとめ
IT資産管理ツール・MDMのメリットはなんといっても業務効率化です。その中でもLANSCOPE エンドポイントマネージャーならではの魅力は、PCとモバイルデバイスの一元管理ができることと、操作性の良さです。
価格に関しては、製品のライセンスコストだけでなく、サーバーの導入費・保守費用、日々のメンテナンスコストなどを総合的に踏まえて、判断すると良いでしょう。
働く場所やデバイスなどの多様化によって従来の方法では管理しきれなくなっているIT資産。LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版を導入することで、クラウドならではの利点を生かしてIT資産の安全な運用や社員のワークスタイルを守っていくことができるでしょう。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の資料を無料でダウンロードする
※本記事はエムオーテックス株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。