【2024年最新版】シングルサインオンおすすめ25選を比較!選び方も紹介

シングルサインオンとは、複数ツールの認証を一度のログインで一括して可能にするサービスやツールのことです。近年はセキュリティ強化や業務効率化のために導入を検討する企業が増えてきています。

シングルサインオンの導入を検討する場合、

・自社で使っているシステムやツールの全てに対応できるのか?
・社員が50名しかいないが、少人数でも安く使えるツールはないか?
・外出中でもスマートフォン対応して使えるか?

など、比較するポイントがいくつもあり、自社にあったシングルサインオンサービスを探すのは大変です。

そこで本記事では、代表的なシングルサインオンサービス38個の料金や特徴を、わかりやすく整理してまとめました。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

シングルサインオンおすすめ15社比較表

この記事を読むことで、探す手間をかけずに、自社にぴったりの良質なシングルサインオンサービスを効率的に比較することができます。

※おすすめサービスのピックアップ方法としては、「シングルサインオン 比較」で検索し、検索上位のまとめサイト7個分の情報から、紹介されているシングルサインオンをスコアリングしました。ぜひ参考にしてください。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年4月時点のものです。


目次

<比較表>シングルサインオンおすすめ15社

シングルサインオン比較表

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


1.IceWall SSO/日本ヒューレット・パッカード合同会社

IceWall SSO
国内シェアNo.1 シングルサインオン HPE IceWall SSO | HPE 日本

  • アプリケーションの改修が不要で容易にシングルインオン化することが可能
  • ポリシーベースのアクセス制御により効率的なアクセス制御が可能
  • オンプレミス・クラウド・ハイブリッドなど、様々な環境に対応できる柔軟性
初期費用要問い合わせ
料金プランフォワーダー用ライセンス:1,200,000円〜
認証サーバー用ライセンス:300,000円〜
提供形態オンプレミス
導入企業株式会社デンソーテン
株式会社JPX総研
ダイハツ工業株式会社など
導入社数要問い合わせ

2.GMOトラスト・ログイン/GMOグローバルサイン株式会社

GMOトラスト・ログイン
【公式】SSO/IDaaSのGMOトラスト・ログイン

  • 増え続けるIDを一元管理し認証強化なども備えたツール
  • シンプルで使いやすいUI
  • 国際規格であるISOや情報セキュリティの高い管理体制
初期費用要問い合わせ
料金プラン無料プラン:月額0円
プロプラン:月額300円
提供形態クラウド
導入企業株式会社中電工
株式会社プレステージ・インターナショナル
株式会社エイジェックグループなど
導入社数9,800社以上

3.HENNGE One Idp Edition/HENNGE株式会社

HENNGE One Idp Edition
従業員の安全で効率的な働き方を支えるアクセス管理を実現 ー HENNGE One Identity Edition | 【国内シェアNo.1のクラウドセキュリティ】安全性 / 利便性を兼ね揃えたクラウドセキュリティサービス – HENNGE One | HENNGE株式会社(へんげ) -テクノロジーの解放で世の中を変えていく

  • スムーズに使い始められる優れたUIで可用性が高い
  • テクニカルコンサルタントによる最適な導入支援から定着に向けた支援など手厚いサポート体制
  • 企業のSaaSへの移行を安全かつ確実に支援するため、230以上のサービスに対応が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランSuite:月額600円〜
Pro:月額1,000円〜
提供形態クラウド
導入企業株式会社西日本新聞社以上
スズキ株式会社
オーケー株式会社など
導入社数2,300社以上

4.CloudGate UNO/株式会社インターナショナルシステムリサーチ

CloudGate UNO
CloudGate UNO – クラウドゲートウノ | ゼロトラスト時代のSSO・MFAソリューション

  • ゼロトラストモデルのシングルサインオン機能を採用し、クラウド運用に必要な機能が1つに集約したツール
  • 100%自社開発・運用で高い信頼性と安定性
  • 場所や端末、時間、認可サービスなどを限定し許可するアクセス制限の設定が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態クラウド
導入企業日本コープ共済生活協同組合連合会
株式会社ウエディングパーク
ケイコン株式会社など
導入社数1,600社以上

5.Gluegent Gate/サイオステクノロジー株式会社

Gluegent Gate
IDaaS でセキュリティ強化と利便性向上 | Gluegent Gate

  • 多要素認証、アクセス制限をサービスごとに自由に組み合わせることが可能
  • クラウドコンシェルジュによる安心の手厚いサポート体制
  • 操作ログ・利用状況のレポートなどログイン時に取得したユーザーエージェントの出力が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランBusiness:月額100円
Enterprise:月額500円
Unlimited:要問い合わせ
提供形態クラウド
導入企業リカケンホールディングス株式会社
株式会社アンドゲード
富士テクノロジー株式会社など
導入社数要問い合わせ

6.CloudLink/株式会社アイピーキューブ

CloudLink
シングルサインオンシステム「CloudLink」 | クラウドサービスと企業内システムのシームレスな連携を低コストで実現

  • 企業内システムで一度認証を行うことにより、個別のログインなしでクラウドサービスなど利用が可能
  • LDAPサーバやActive Directoryを認証リポジトリとして利用することが可能
  • ID・パスワードによる認証に加え、ワンタイムパスワードや二段階認証に対応
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態クラウド
導入企業株式会社インテック
太陽インキ製造株式会社
日本システムウエア株式会社など
導入社数要問い合わせ

7.ID Federation/NTTコミュニケーションズ株式会社

ID Federation
ID Federation|ドコモビジネス|NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま

  • 環境に合わせソリューション単独でも組み合わせてもプランの対応が可能
  • ディレクトリを持たない拠点のID管理DBとしても利用が可能
  • 大規模ユーザ特有の複雑な要件にも柔軟に対応が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態クラウド
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

8.AccessMatrix USO/株式会社ハイ・アベイラビリティ・システムズ

AccessMatrix USO
AccessMatrix USO

  • 金融機関を中心に多数の導入実績があり多種多様なシステムの統合管理を実現
  • 定期的なパスワード変更の運用やポリシーに準拠したパスワード設定を促すことが可能
  • デスクトップアプリケーションやクラウドサービス、スクラッチ開発製品などあらゆる種類に対応が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態クラウド
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

9.Online Service Gate/SBテクノロジー株式会社

Online Service Gate
Online Service Gate | SBテクノロジー (SBT)

  • 業種・業態を問わず、法人企業や官公庁など幅広く対応が可能
  • デバイス証明書を用いた端末固有の識別IDでアクセスを制御でき、強固なセキュリティ体制
  • Microsoft365、Google Workspaceなど約4,000種類のクラウドサービスへのセキュアなアクセスを実現
初期費用要問い合わせ
料金プラン100〜499ユーザー:月額150円
〜900ユーザー:月額135円
〜1,900ユーザー:月額110円
2,000ユーザー〜:月額90円
提供形態クラウド
導入企業株式会社ニトリ
ブックオフコーポレーション株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社など
導入社数要問い合わせ

10.Okta/Okta Japan株式会社

Okta
世界をリードするアイデンティティ企業|Okta

  • 拡張性と利便性が高く、どこからでも安全かつシームレスに業務を行うことが可能
  • 7,000を超えるアプリケーションやセキュリティツールなど事前に連携がされている
  • ID管理を活用し使いやすいデジタルエクスペリエンスの構築が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランSSO:月額$2
Adaptive SSO:月額$5
多要素認証:月額$3
Universal Directotr:月額$2
他Web参照
提供形態クラウド
導入企業ディップ株式会社
株式会社DNP情報システム
株式会社ディー・エヌ・エーなど
導入社数18,800社以上

11.OneLogin/OneLogin, Inc.

OneLogin
IDaaS クラウド – IDアクセス管理 – SSO 認証

  • 大企業から中小企業まで幅広い企業で利用が可能
  • 1セットの資格情報を入力するだけでデスクトップやスマートフォンなどアプリへアクセスが可能
  • セッションのタイムアウトなど、より厳しいパスワードポリシーを実装しユーザを妨害することなく強化することが可能
初期費用要問い合わせ
料金プランアドバンス:月額$4
プロフェッショナル:月額$8
提供形態クラウド
導入企業バリュエンスホールディングス株式会社
株式会社アクティオホールディングス
日本航空株式会社など
導入社数要問い合わせ

12.SafeNet Trusted Access/タレスDISジャパン株式会社

SafeNet Trusted Access
クラウドプロテクション&ライセンシング | タレスDISジャパン

  • クラウドID管理を合理化し、ITとユーザーのパスワード管理の煩わしさを排除できる
  • 1つのコンソールから多数のクラウドアプリケーションへ、安全かつ便利なアクセスを実現
  • きめ細かいアクセスポリシーによる最適化されたセキュリティ体制
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態クラウド
導入企業PostNL
Eneco Groep NV
Avvera Technologies Inc.など
導入社数要問い合わせ

13.Digital Workforce/株式会社ユニリタ

Digital Workforce
IDaaSでリモートワークの生産性向上とセキュリティ強化|IDaaSのDigital Workforce

  • クラウド・社内システムを問わないハイブリッドSSOを構築し、シームレスに連携が可能
  • SSOやセキュアブラウザなど5つの機能の組み合わせでセキュリティと生産性の両立を実現
  • ポータル画面の部門・役職ごと、個人ごとにカスタマイズが可能
初期費用要問い合わせ
料金プランベーシック:月額200円
スタンダード:月額400円
プレミアム:月額670円
提供形態クラウド
導入企業大成建設株式会社
株式会社IJTT
ディーコープ株式会社など
導入社数要問い合わせ

14.Cisco Secure Access by Duo/シスコシステムズ合同会社

Cisco Secure Access by Duo
アクセスセキュリティ(多要素認証+デバイス認証)Cisco Duo – Cisco

  • 指紋や顏の生体認証など多要素認証によってなりすましを防止
  • ID・パスワードのストアと管理者のストアを完全に分けているため、どちらも盗まれることがなく万全のセキュリティ体制
  • シンプルかつ短期間で導入ができ簡単な運用管理が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランMFA:月額$3
ACCESS:月額$6
BEYOND:月額$9
提供形態クラウド
導入企業株式会社日立製作所
北陸コンピューター・サービス株式会社
株式会社毎日放送など
導入社数要問い合わせ

15.ROBOT ID/ブルーテック株式会社

ROBOT ID
ビジネス向けアカウント管理アプリケーション ROBOT ID

  • パスワードのセキュリティレベルが自由自在に設定できる
  • CSVファイルを使ったIDの一括処理やセキュリティ設定など機能が充実
  • 一定時間ごとに変化するワンタイムパスワードによる2要素認証も利用が可能
初期費用パブリッククラウド版:10,000円
プライベートクラウド版:要問い合わせ
料金プランパブリッククラウド版:月額1,000円
プライベートクラウド版:980,000円
提供形態クラウド
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

その他おすすめのシングルサインオン

JumpCloud
IIJ ID
LOCKED
SeciossLink
サテライトオフィス・シングルサインオン
ネクストセット
Extic
Soliton OneGate
Atlassian Access
Secioss Access Manager Enterprise


シングルサインオンの比較ポイント

まず、シングルサインオンを選ぶ際に比較するポイントを紹介します。多くのシングルサインオン製品をすべての面で比較するのは困難です。自社に合うサービスを効率良く選ぶために、次の3つのポイントに着目して比較してください。

1.料金プラン

シングルサインオンの料金プランはサービスごとで非常に多くのバリエーションがあります。たとえば課金形態を見ても、1アカウント単位で課金されるものから、100・1000アカウントごとで課金されるものまでさまざまです。

課金が発生するアカウント数が細かく設定されているほうがいいのか、それとも一括利用でディスカウントされるほうがいいのか。利用を想定している従業員数によって、最適な料金プランは異なるでしょう。

初期費用については無料のサービスが多い印象ですが、中には有料となっているものもありますので、事前にしっかり確認すべきです。また、無料のトライアルがあるかどうかも重要なポイントです。

シングルサインオンの導入は多くの企業にとって初めての経験になると思いますので、事前に試せる無料トライアルがあるほうが安心でしょう。必須ではありませんが、もし検討しているサービスに無料トライアルがあればぜひ活用してみてください。

シングルサインオンは導入後長期的に活用していくものですので、毎月発生するコストについてはしっかりと把握・検討しておきましょう。

2.機能

シングルサインオンの機能で重要なのは認証機能のセキュリティと対応ツール、アクセスコントロールの3点です。シングルサインオンは本来各種ツールへのログイン情報を集約・一括管理することで、セキュリティの安全性を高めるものです。

しかし、そのシングルサインオン自体のセキュリティが脆弱であっては意味がありません。ですのでまずは、シングルサインオンのセキュリティ面が信頼でき、安心できるものかを確認しましょう。

次に対応ツールの比較です。シングルサインオンを導入する際には社内で使用しているツールへの対応を網羅しているかを確かめる必要があります。導入後に未対応が発覚することがないように、しっかりと確認してください。

最後にアクセスコントロールですが、シングルサインオンでアカウントごとの権限設定が細かくできると、より柔軟に社内ツールを管理できるようになります。アクセスコントロールの対応についても導入前に把握しておきましょう。

3.サポート体制

シングルサインオンはシステム担当者だけでなく、社内の従業員全員が使用するものです。そのため、予期せぬトラブルが発生する恐れがあります。そのような際、導入したばかりのシステム担当者では事態を収拾できないという場合も少なくありません。

導入期に現場に素早く浸透させるために、サポート体制が充実しているツールを選ぶべきです。具体的には24時間体制であれば、常に安心して運用できるでしょう。また、日本語対応がどの程度かも、必ず確認しておく必要があります。

シングルサインオンの中には海外製のために管理画面が英語表記というものもあります。ユーザーサポートが英語のみ対応になっている、音声は不可でメールやチャットだけの受付だと、いざというときに満足のいくサポートが受けられないということになりかねません。

サポートについてはサポート対応時間・電話対応の可否・日本語対応という3つのポイントについてしっかりと確認しておくべきです。

以上の3点がシングルサインオンの比較ポイントです。シングルサインオンは、自社の業務を効率化するためのものです。比較する際には、あらかじめ自社で活用している業務ツールをリストアップするなどしておくと、検討しやすいでしょう。


シングルサインオンに関するよくあるご質問

シングルサインオンを検討中の方に役立つQ&Aをまとめています。

Q. シングルサインオン(SSO)の主な機能は何ですか?

A. シングルサインオン(SSO)の主な機能には、一度のログインで複数のアプリケーションやサービスにアクセスできるシームレスな認証、ユーザーのアイデンティティ管理、セキュリティ向上のための多要素認証(MFA)などがあります。

Q. シングルサインオンを導入するメリットは何ですか?

A. シングルサインオン(SSO)を導入するメリットには、ユーザーの利便性向上、パスワード管理の簡素化、セキュリティの強化、管理コストの削減などがあります。

Q. シングルサインオンの料金相場はどれくらいですか?

A. 全体の相場は不明ですが、LISKULでリサーチしたサービスの中では、月額1ユーザーあたり100円から1,500円程度が一般的です。詳細は提供元にお問い合わせください。

Q. シングルサインオンのセキュリティ対策には何がありますか?

A. シングルサインオン(SSO)のセキュリティ対策には、多要素認証(MFA)、暗号化技術の利用、アクセス制御の強化、ログ監視などがあります。

Q. シングルサインオンはどのような企業に向いていますか?

A. シングルサインオン(SSO)は、多数のアプリケーションを利用している企業や、セキュリティを重視する企業に向いています。

Q. SSOの導入コストはどれくらいかかりますか?

A. シングルサインオン(SSO)の導入コストは、ライセンス費用、初期設定費用、運用費用などが含まれます。詳細は提供元にお問い合わせください。

Q. シングルサインオンを利用するための前提条件は何ですか?

A. シングルサインオン(SSO)を利用するための前提条件には、ユーザーの統合されたディレクトリサービスの利用、対応するアプリケーションの使用、インターネット接続などがあります。

Q. シングルサインオンのユーザー管理はどのように行いますか?

A. シングルサインオン(SSO)のユーザー管理は、中央管理コンソールを通じて行います。ユーザーの追加、削除、アクセス権の管理などが含まれます。


まとめ

この記事では38種類のシングルサインオン製品を紹介しました。導入を検討する際には、料金プラン・機能・サポート体制について比較することをおすすめします。本記事の情報を参考に、自社にフィットするシングルサインオンサービスを見つけてください。

参考にしたサイト

シングルサインオンの比較14選。SSOの環境や目的別の選び方 | アスピック|SaaS比較・活用サイト
【2024年】SSO(シングルサインオン)のおすすめ10製品(全38製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
【2024年版】シングルサインオン(SSO)21選比較!無料製品も紹介|ITトレンド
対応アプリ数の多いシングルサインオン製品で徹底比較|SSO導入GUIDE
シングルサインオン(SSO) 15製品をまとめて比較!|ITトレンド
大企業に人気のSSO(シングルサインオン)ランキング|導入実績や評判で比較【ITreview】
おすすめのSSO(シングルサインオン)10選|導入のメリットと比較・検討のポイントを解説 | SaaSの比較・資料請求サイト | kyozon
【目的別】シングルサインオン(SSO)のツール比較8選 | クラウドセキュリティチャネル
シングルサインオン(SSO)製品22選を比較!基本機能と選び方も解説 | QEEE