【2024年最新版】サイバー攻撃対策ソフトおすすめ27選を比較!選び方も紹介

サイバー攻撃による被害は増加傾向にあります。

サイバー攻撃から自社のシステムを守るために「対策ソフトを導入したい」と考えている方もおられるのではないでしょうか。

そこで本記事ではおすすめのサイバー攻撃対策ソフトを厳選し、特徴や料金などのポイントをまとめました。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

サイバー攻撃対策ソフトおすすめ15社比較表

なお本記事では重要度を客観化するため、サイバー攻撃対策ソフトを紹介している10個のまとめ記事を調査しました。出現頻度をスコアリングし、出現頻度の高いものから順に紹介しています。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年4月時点のものです。


<比較表>サイバー攻撃対策ソフトおすすめ15社


本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


1.BLUE Sphere/株式会社アイロバ

株式会社アイロバ
BLUE Sphere – 総合セキュリティ型 クラウドWAFサービス

  • 3層の多層防御を施すことでWebサイトを攻撃リスクから守ってくれる
  • 料金体系は3か月ごとの平均トラフィックを基準にしているため、通信の最大値に課金するサービスに比べてリーズナブル
  • 三井住友海上のサイバーセキュリティ保険が自動付帯でついてくる
初期費用なし
料金プラン3ヵ月総データ量~1,004TB:45,000円/月
3ヵ月総データ量~5,022TB::78,000円/月
3ヵ月総データ量~10,044TB::154,000円/月
主な機能WAF
DDoS防御
改ざん検知機能
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

2.SKYSEA Client View/Sky株式会社

Sky株式会社

SKYSEA Client View│ITセキュリティ対策とリスクの発見を支援

  • 目的別にアレンジされた管理メニューや一目でわかる表示、初めてでも使いやすい操作性
  • オンプレミス版で管理台数最大50,000台、クラウド版でも最大20,000台までの大企業での利用にも耐えうる製品仕様
  • ウイルス対策ソフトやプリンター、勤怠管理、EDRシステムなど様々なシステムとの連携ができる
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能ランサムウェア
ばらまき型攻撃メール
DDoS攻撃
不正アクセス
標的型攻撃
導入企業国立病院機構 西新潟中央病院
アンダーデザイン株式会社
コネクシオ株式会社
長野県 中野市
ホテルモントレ株式会社
など
導入社数21,414ユーザー
1,125万2,894クライアント

3.攻撃遮断くん/株式会社サイバーセキュリティクラウド

株式会社サイバーセキュリティクラウド
攻撃遮断くん | 国内シェアNo.1のクラウド型WAF

  • 導入サイト数が20,000を超える日本国内シェアNo.1のクラウド型WAF
    ※ デロイト トーマツ ミック経済研究所「外部脅威対策ソリューション市場の現状と将来展望 2023年度」
  • 開発、運用、サポートのすべてを自社で国内対応している
  • 導入実績が多く、誤検知データをどこよりも多く分析しているため精度の高いセキュリティ対策を実現
初期費用全プランあり
詳細は要問い合わせ
料金プランDNS切り替え型
Webセキュリティタイプ
・1サイトプラン:10,000円/月
・Webサイト入れ放題プラン:180,000円/月
DDoSセキュリティタイプ
・1サイトプラン:15,000円/月
・Webサイト入れ放題プラン:250,000円/月
エージェント連動型
サーバセキュリティタイプ
・ベーシックプラン:40,000円/月
・サーバー台数無制限使い放題プラン:800,000円/月
※税抜
主な機能ブルートフォースアタック
SQLインジェクション
クロスサイトスクリプティング
ディレクトリトラバーサル
OSコマンドインジェクション
改行コードインジェクション
コマンドインジェクション
LDAPインジェクション
ファイルインクルード
URLエンコード攻撃
その他のWeb攻撃
DDoS攻撃
Web改ざん検知
導入企業清水建設株式会社
株式会社いえらぶGROUP
株式会社浜銀総合研究所
グリニッジ株式会社
全国信用金庫厚生年金基金
など
導入社数20,000サイト以上

4.SentinelOne/SentinelOne Japan 株式会社

SentinelOne Japan 株式会社
SentinelOne – 先進のエンタープライズサイバーセキュリティAIプラットフォーム

  • Fortune10の半数の企業が導入するAIセキュリティプラットフォーム
  • 進化し続けるサイバー攻撃のスピードを超えて対策を講じるために、先回りして脅威に備える専用AIを搭載した自立型サイバーセキュリティ
  • 2023年のエンドポイント保護プラットフォーム分野のマジッククアドラントのリーダーに選出されるなど、数々の賞の受賞歴を持ち、世界的に信頼されているシステム
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能標的型攻撃対策
ウイルス対策
不正侵入検知・防御
エンドポイント脅威対策
インシデントレスポンス
フォレンジック
EDR
導入企業Sequoia Financial Group Limited
株式会社日立コンサルティング
TGI Friday’s Inc.
Norwegian Air Shuttle ASA.
など
導入社数要問い合わせ

5.Symantec Endpoint Security/SB C&S株式会社/Broadcom Inc.

SB C&S株式会社/Broadcom Inc.
Symantec Endpoint Security|シマンテックセールスセンター(Symantec)

  • 金融、通信、自動車業界における世界トップ10の全企業のセキュリティ保護を行っているセキュリティパッケージ
  • クラウドで管理することにより、テレワークなどで従業員が働く場所が分散してもセキュリティ対策が可能
  • 世界9か所のオペレーションセンターで1億7千万台のエンドポイントをAIを活用して保護している
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能マルウェア
メモリエクスプロイト緩和
標的型攻撃
EDR
ふるまい検知
ファイアウォール
アプリケーション制御
Active Directory保護
脆弱性評価
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

6.Cloudbric WAF+/ペンタセキュリティ株式会社/クラウドブリック株式会社

ペンタセキュリティ株式会社/クラウドブリック株式会社
Cloudbric WAF+|Cloudbric(クラウドブリック)

  • 攻撃検知における特許技術や、AIの特許技術を用いたWAFサービス
  • エージェントやモジュールのインストールが不要な3つのプロセスで申し込みができ、誰でも簡単に使えるダッシュボードやUI
  • 導入時と導入後の運用時に、導入企業ごとにセキュリティエキスパートのマネージドセキュリティサービスが付帯
初期費用68,000円~
料金プラン28,000円/月~
主な機能WAF
DDoS攻撃
SSL証明書
脅威IP遮断
悪性ボット遮断
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

7.Cloudflare/Cloudflare Japan株式会社

Cloudflare Japan株式会社
どこででも接続、保護、構築 | Cloudflare

  • 個人からグローバルでも最大規模の企業まで対応できる世界中で使えるコネクティビティクラウド
  • 特定のクラウドプロバイダーに準拠しない仕組みで世界のインターネットトラフィックの20%、日次で1820億の脅威をブロックし機械学習している
  • グローバルネットワークはクライアントごとの専用レーンで310以上の都市にデータセンターがあるため、インターネットより高速で低遅延でサービス提供が可能
初期費用なし
料金プランFree:0ドル/月
Pro:20ドル/月
Business:200ドル/月
Enterprise:要問い合わせ
主な機能WAF
DDoS攻撃対策
Enterprise DDoS Mitigation
True Client IPヘッダー
Spectrum(TCP/UDP向け)
静的IP、専用IPエニーキャスト
コメントスパム対策
コンテンツスクレイピング対策
ドメインの保護
Page Shield
CAPTCHA/JS Challenge
ボット対策モード
スーパーボットファイトモード
DNSファイアウォール
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

8.jamf protect/Jamf Japan合同会社

Jamf Japan合同会社
Jamf Protect:Mac向けエンドポイントセキュリティとマルウェア対策

  • MacなどAppleデバイスに内蔵されたセキュリティを強化し、エンドポイントセキュリティを管理するソリューション
  • Appleの最新ソフトウェアやソフトウェアの更新に対して即日サポートを提供
  • Appleのネイティブフレームワークに準拠するため、CPUやデバイスのバッテリー寿命には影響を与えない設計
初期費用要問い合わせ
料金プランビジネスプラン
教育機関向けプラン
それぞれ要問い合わせ
主な機能既知のマルウェア
アドウェア
ランサムウェア
コマンド&コントロール(C&C)トラフィック
危険なドメイン
コンテンツフィルタリング&セーフインターネット
ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

9.AppGuard/株式会社Blue Planet-works

株式会社Blue Planet-works
AppGuard(アップガード)公式サイト

  • 過去の脅威情報に依存しない、全てのプロセスは既に何らかの形で侵害されていると仮定する独自の「ゼロトラスト」の発想で発症や改ざんを防止
  • 定義ファイルの更新やディスクスキャンが不要でデバイスに負担をかけずにセキュリティ対策ができる
  • WindowsOSに特化して研究開発されたセキュリティソリューション
初期費用要問い合わせ
料金プラン1ライセンス6,000円~
Enterprise:要問い合わせ
SBE:要問い合わせ
Solo:要問い合わせ
Industrial:要問い合わせ
主な機能ゼロトラスト型
マルウェア起動阻止
改竄処理防止
プライべートフォルダ
ランサムウェア対策
導入企業諏訪信用金庫
PCIソリューションズ株式会社
全日本空輸株式会社
戸田建設株式会社
株式会社カクダイ
nado
導入社数要問い合わせ

10.Intercept X Endpoint/ソフォス株式会社

ソフォス株式会社
Intercept X Endpoint | Sophos

  • 特許を取得しているCryptoGuard テクノロジーが新しい亜種やランサムウェア攻撃などを検出して阻止する
  • Microsoft Windowsを基盤にした60以上のエクスプロイト対策が施されたセキュリティシステム
  • Windowsだけでなく、Appleやモバイルデバイス、タブレットなどの主要なOSで利用できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能ユニバーサルランサムウェア対策
エクスプロイト対策
ファイルレス攻撃
適応型攻撃防御
ゼロデイ攻撃
ハンズオンキーボード攻撃
フィッシングサイト
マルウェア対策
アプリケーションロックダウン
悪意のあるトラフィックの検出
ファイル整合性の監視 (FIM)
不要と思われるアプリ (PUA)
侵入防御システム (IPS)
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

11.Cybereason EDR/サイバーリーズン・ジャパン 株式会社

サイバーリーズン・ジャパン 株式会社
Cybereason EDR | サイバーリーズン合同会社

  • ネットワーク環境内で活動するサイバー攻撃をAI検知し管理画面で直感的に可視化・対処するサイバーセキュリティプラットフォーム
  • 100%は防げない侵入防止対策ではなく、侵入を前提として侵害の検知と迅速な対応を行う視点のエンドポイントソリューション
  • イスラエル軍の諜報部隊でサイバーセキュリティを担当したメンバーによって開発された軍事レベルのサイバー攻撃対策ソフト
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能振る舞い検知
静的バイナリ解析
ファイルレスマルウェア
予測型ランサムウェア
脆弱性をついた攻撃(エクスプロイト)
悪意のあるPowerShell(ファイルレスマルウェア)
悪意のある操作(Malop)
従来型アンチウイルス
導入企業株式会社ISTソフトウェア
社団福祉法人あじろぎ会 宇治病院
株式会社ウッドワン
アスクラピウス株式会社
SCSK株式会社
など
導入社数要問い合わせ

12.EISS/株式会社セキュアイノベーション

株式会社セキュアイノベーション
サイバー攻撃早期発見サービス EISS(アイズ)で情報漏洩対策・事後対策 – 株式会社セキュアイノベーション

  • ウイルス対策ソフトを補完する低コストでの端末からの収集ログを分析レポートするログ管理分析ツール
  • 従来型のウイルス対策ソフトでは防げない新種・亜種のウイルスに対して1日1回のログ収集を週次でレポーティングして初動対応の短期化を支援してくれる
  • 複数拠点で端末を利用する企業は個々の端末の確認手間が省力化できる
初期費用なし
料金プランPC1台:1,800円/年
※税抜
主な機能揮発性データ
インシデント痕跡
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

13.AppGuard Small Business Edition (SBE)/株式会社Blue Planet-works

株式会社Blue Planet-works
中堅中小企業様向け|ゼロトラスト型エンドポイントセキュリティ

  • 300名以下の中堅企業向けで、組織内の用途や環境ごとにグループ化してユーザーの業務に合わせたセキュリティ環境が構築できる
  • 一般的によく利用されているソフトウェアに関するポリシーが初期対応しているため、短期間でセキュリティ体制の構築が可能
  • 集中管理機能があるため、システム担当者が少ない企業でも工数少なく導入可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能要問い合わせ
導入企業社会保険労務士法人出口事務所
など
導入社数要問い合わせ

14.Capy CAPTCHA/Capy株式会社

Capy株式会社
CAPTCHA

  • どのウェブサイトにも最新のセキュリティを提供できるSaaS型のリスクベース認証ソリューション
  • PCであればドラッグ&ドロップ、スマホであればスワイプで人かBOTかを判別してセキュリティを担保
  • それぞれのサイトにマッチした画像やパズル形状などCAPTCHAの種類が変更でき、ピース数を増やしてセキュリティレベルを上げるカスタマイズも可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン従量課金制
ボリューム ディスカウント
長期契約割引
要問い合わせ
主な機能なりすましログイン
パスワードリスト攻撃
スパムボット
導入企業京葉ガス株式会社
株式会社ココカラファイン
大和ハウスフィナンシャル株式会社
株式会社コジマ
など
導入社数要問い合わせ

15.EXOセキュリティ/株式会社JIRAN JAPAN

株式会社JIRAN JAPAN
エンドポイントセキュリティ「EXOセキュリティ」

  • セキュリティだけではなく、情報漏洩対策までカバーできる法人向けエンドポイントセキュリティ
  • AVIRAエンジン基盤を搭載した優れた探知率
  • リムーバルメディアやWEBサイト、ソフトを通じたファイル持ち出しの遮断で情報資産管理も可能
初期費用なし
料金プランEndpoint protection:5,000円/月
All-in-one protection:10,000円/月
※税抜
主な機能アンチマルウエア
アンチランサムウェア
WEBサイト遮断
脆弱性チェック
個人情報・機密データ保護
画面キャプチャ制御
印刷制御アプリケーション制御
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

その他おすすめのサイバー攻撃対策ソフト

PrimeWAF
Sophos Firewall
Menlo Security
おまかせサイバーみまもり
Proofpoint
Intercept X Advanced with XD
LANSCOPE サイバープロテクション powered by CylancePROTECT
AppCheck
Acronis Cyber Protect Cloud
PC Matic PRO
Symantec Endpoint Detection and Response
i-FILTER×m-FILTER


サイバー攻撃対策ソフトの選び方

サイバー攻撃の対策ソフトは以下の基準に沿って選ばなければ、自社に合わないセキュリティ対策を行ってしまう可能性があります。

  • 自社システム・サービスのセキュリティの弱みを補えるか
  • 監視・運用サービスがあるか
  • ウイルス対策ソフトでは対処できない『未知の脅威』に対応できるか
  • 24時間365日のサポートに対応しているか

詳しく解説します。

自社システム・サービスのセキュリティの弱みを補えるか

対策したいサイバー攻撃を理解した上で、自社システム・サービスのセキュリティの弱みを補えるソフトを選びましょう。

近年のサイバー攻撃は巧妙化が進んでおり、包括的に対策するというより、サイバー攻撃の種類に合わせたソフトを導入する必要があります。

そのため、自社のシステム・サービスのセキュリティの脆弱性や弱みを調査した上で、脅威となるサイバー攻撃を明確にする必要があります。

参考:サイバーセキュリティ経営ガイドライン Ver 2.0

セキュリティの弱みを調査する手順は以下の通りです。

  • 経営戦略を行う上で守るべき情報を特定する
  • 情報が格納されている場所を把握する
  • 発生しうるサイバーセキュリティリスクを考える

例えば『100万人の顧客情報が流出すれば、顧客の信頼を失い経営戦略的に不利になる』などの重要度と危険性を掛け合わせて「守るべき情報」を把握します。

次に起こりうるサイバー攻撃を洗い出します。

以下の表を参考に、サイバー攻撃の種類と対策ソフトの種類を確認しましょう。

特徴サイバー攻撃の種類対策ソフト
特定のターゲットを狙った攻撃・標的型攻撃
・ランサムウェア
・Emotet(エモテット)
・ APT攻撃(高度標的型攻撃)
・水飲み場型攻撃
・サプライチェーン攻撃
・ビジネスメール詐欺(BEC)
・キーロガー
・ガンブラー攻撃
・クリックジャッキング
・ドライブ バイ ダウンロード
・入口対策ソフト※1
・内部対策ソフト※2
・出口対策ソフト※3
不特定多数のターゲットを狙った攻撃・フィッシング詐欺
・スミッシング
・ビッシング・リバースヴィッシング
・ゼロクリック詐欺
・ジュースジャッキング攻撃
・ディープフェイク(フェイクビデオ攻撃)
・タイポスクワッティング
・中間者攻撃
・入口対策ソフト
サイトやシステムに負担をかける攻撃・DoS攻撃/ DDoS攻撃
・F5アタック
・入口対策ソフト
・出口対策ソフト
脆弱性を狙った攻撃・ゼロデイ攻撃
・SQLインジェクション
・OSコマンド・インジェクション
・クロスサイトスクリプティング
・バッファオーバーフロー攻撃
・セッションハイジャック
・セッションID固定化攻撃
・バックドア
・ルートキット攻撃
・フォームジャッキング攻撃
・ドメイン名ハイジャック攻撃
・入口対策ソフト
・内部対策ソフト
・出口対策ソフト
パスワード関連の攻撃・ブルートフォースアタック
・パスワードリスト攻撃
・パスワードスプレー攻撃
・クレデンシャルスタッフィング攻撃
・入口対策ソフト
・内部対策ソフト
・出口対策ソフト

※1マルウェア(ウイルス)による内部ネットワークへの侵入を防ぐ対策
※2不正侵入したマルウェア(ウイルス)から機密情報を守る対策
※3不正侵入したマルウェア(ウイルス)による外部感染を防ぐ対策

自社にセキュリティ部門がない、設置する予定もない場合は3つの対策ができるツールを選びましょう。ただし、セキュリティ部門があり、「内部対策はできるけど入り口・出口の対策が弱い」ならそれぞれの強みがあるサービスを選ぶといいでしょう。

監視・運用サービスがあるか

サイバー攻撃の監視・運用には専門的なスキルが必要です。セキュリティ部門のない会社は監視運用サービスがあるかを確認しておきましょう。

サイバーセキュリティの監視ができていないと、攻撃があった場合にすぐに対処できず、被害が拡大する可能性があります。

サイバー攻撃対策ソフトの中には、AI技術で不正アクセスやサイバー攻撃を監視する機能がついているソフトもあります。

攻撃被害を広げないためにも、サイバー攻撃の状況をリアルタイムで監視できる機能がある対策ソフトやサービスを選びましょう。

ウイルス対策ソフトでは対処できない『未知の脅威』に対応できるか

ウイルス対策ソフトでは対処できない「未知の脅威」に対応できるかも重要な選定項目です。

未知の脅威とは新種や亜種のマルウェアのことで、ウイルス対策ソフトでは検知できないような新種や亜種のマルウェアのことです。

未知の脅威はウイルス対策ソフトやパソコンに搭載されているセキュリティを軽々突破するため、セキュリティを強化して対策する必要があります。

サイバー攻撃対策ソフトの中には、不審な動きを検知し、未知の脅威の影響を先読みして対策してくれるものもあります。

マルウェアは1日数万もの数の新種や亜種が開発されており、対策方法が見つからないマルウェアへのセキュリティ強化が大切です。

サイバー攻撃対策ソフトを選ぶ際には、「未知の脅威」への対策として不審な動きを監視する「先読み対策」ができるかを確認しましょう。

参考:サイバーセキュリティ対策ソフトの選び方。ウィルス対策もこれで万全。

24時間365日のサポートに対応しているか

24時間365日のサポートに対応しているかも確認する必要があります。

サイバー攻撃の対策ソフトを使っていても、攻撃を防ぎきれない場合があります。そんな時に「24時間365日のカスタマーサポート」があれば安心です。

サイバー攻撃はいつ起こるかわからないため、不測の事態に対応できるように、24時間365日サポートに対応しているかを確認しておきましょう。


まとめ

この記事では、サイバー攻撃の対策ソフトの選び方やおすすめソフトについて解説しました。サイバー攻撃にはさまざまな種類があるので、自社で対策したいサイバー攻撃を明確にした上で、それに合ったソフトを導入しなければなりません。

  • 自社システム・サービスのセキュリティの弱みを補えるか
  • 監視・運用サービスがあるか
  • ウイルス対策ソフトでは対処できない『未知の脅威』に対応できるか
  • 24時間365日のサポートに対応しているか

これら4つの基準を元に、自社に合ったサイバー攻撃対策ソフトを利用しましょう。

サイバー攻撃に使われるマルウェアは毎日数百の新種・亜種が誕生しており、従来のウイルスソフトやセキュリティソフトでは対策しきれません。

これからはマルウェアをシステムに入らせない「入口対策」、システム内で悪さができないよう取り締まる「内部対策」、内部情報を持ち出させない「出口対策」が必要です。

ただ、中には「Webサイトの改ざん」や「DDoS攻撃によるサーバー遅延・システムダウンを防ぎたい」など、特定の攻撃から自社サイトを守りたいと考えている方もおられるでしょう。

その場合は「入口・内部・出口」の3つの対策は必要ありません。改ざん検知に対応したソフトやDDoS攻撃に特化したソフトを使えば問題ありません。

参考にしたサイト

サイバー攻撃対策製品 15製品をまとめて比較!|ITトレンド
【2024年】サイバー攻撃対策ソフトおすすめ15選!導入メリットや製品を比較
【2024年06月】サイバー攻撃対策ソフト人気ランキング|満足度や口コミ・評判を調査 | ボクシルSaaS
【2024年版】サイバー攻撃対策ツール31選徹底比較!選定ポイントも紹介|ITトレンド
【2024年版】標的型攻撃対策ツールおすすめ19選を徹底比較! – NotePM
【2024年】EDRのおすすめ10製品(全38製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
標的型攻撃対策ツール26選比較!導入メリット・サービスの選び方 | BOXIL Magazine
エンドポイントセキュリティ比較14選!EDR・EPP製品をタイプ分け | アスピック|SaaS比較・活用サイト
【2024年最新】おすすめセキュリティ対策ソフトウェア7選|株式会社クエスト
エンドポイントセキュリティ製品の比較7選(EPP/EDR) | TD SYNNEX株式会社
【最新比較】おすすめのセキュリティソフト20選 | 選び方のコツは? – 起業LOG SaaS
法人向けセキュリティソフト徹底比較!おすすめ12選
サイバー攻撃可視化ツールおすすめ6選!ツールを提供しているプロの目線でご紹介 | セキュリティ対策 | CyberSecurityTIMES
サイバー攻撃対策ツール・サービス26選比較!選び方や導入時の注意点も解説 | IT製品比較
【2024年】標的型攻撃対策ツール比較22選!導入メリットやおすすめ製品の選び方
サンドボックス製品の比較8選。セキュリティ強化に有効なのは? | アスピック|SaaS比較・活用サイト
【2024年】セキュリティソフトのおすすめ11選 PCとスマホを1本で守れるモデルも | ビックカメラ.com
【最新】ウイルス対策ソフトおすすめ10選!必要性や選び方のポイントも解説【お役立ち情報】 | OFFICE110
ウイルス対策におすすめのソフト10選!選ぶ時のポイントも解説 | サイバーセキュリティ対策の依頼・相談・比較なら【セキュリティ幹事】
ランサムウェア対策ツールを比較!おすすめソフト・製品は? – 起業LOG SaaS