【2023年最新版】IT資産管理ツールおすすめ32選を比較！選び方も紹介

IT資産管理ツールとは、企業のITリソースを効率的に追跡し、管理するためのサービスです。

これを活用することで、ITコストの削減や運用の効率化、セキュリティリスクの低減が可能となります。

しかし、数多くのツールが存在する中、どれを選べば良いのか迷う担当者も少なくありません。

本記事では、IT資産管理ツール32選を紹介し、特に注目度の高い15サービスについては料金や特徴をわかりやすく整理してまとめました。本記事を参考にすることで、自社の条件に合ったIT資産管理ツールを効率よく選べるでしょう。

なお、本記事では各IT資産管理ツールの注目度を客観的に判断するために、「IT資産管理ツール比較」で検索し、検索上位10位までの紹介サイトを調査し、各ツールを登場回数順に並べました。ぜひ参考にしてください。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2023年9月時点のものです。

＜比較表＞IT資産管理ツールおすすめ15社
1.AssetView／株式会社ハンモック
2.MCore／住友電工情報システム株式会社
3.SKYSEA Client View／Sky株式会社
4.System Support best1／株式会社ディー・オー・エス
5.MaLion／株式会社インターコム
6.Assetment Neo／株式会社アセットメント
7.LANSCOPE エンドポイントマネージャーオンプレミス版／エムオーテックス株式会社
8.ISM CloudOne／クオリティソフト株式会社
9.Freshservice／Freshworks Inc.
10.PalletControl／株式会社JALインフォテック
11.漏洩チェッカー／株式会社スタメン
12.ジョーシス／ジョーシス株式会社
13.e-Survey+／株式会社ニッポンダイナミックシステムズ
14.ADVANCE Manager／株式会社クロスビート
15.Ivanti／Ivanti, Inc./SCSK株式会社
そのほかおすすめのIT資産管理ツール17選
IT資産管理ツールの選び方のポイント4つ
まとめ
- 参考にしたサイト

＜比較表＞IT資産管理ツールおすすめ15社

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。

参考:【2023年最新版】IT資産管理ツールおすすめ15社

1.AssetView／株式会社ハンモック

AssetView【IT資産管理ツール・情報資産管理ソフト】

PC運用管理とセキュリティ対策を目的とした豊富な機能をもつ
PC紛失時に、ロックやデータ消去などを遠隔で行える機能がある
業務中のPC操作ログを自動で収集し、不正操作や情報漏洩を防止

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル	要問い合わせ
主な機能	・PC更新管理・マルウェア対策・PC操作ログ管理・IT資産管理・ファイル暗号化
導入企業	株式会社東武ホテルマネジメント、株式会社コプロ・ホールディングス、ニッポンレンタカーサービス株式会社、タツタ電線株式会社、株式会社セリオ　など
導入社数	要問い合わせ

2.MCore／住友電工情報システム株式会社

IT資産管理ソフト MCore | 住友電工情報システム

IT資産管理とセキュリティ対策を目的とした機能をもつ
セキュリティパッチを最新の状態で管理し、ウイルス対策を実施
操作ログ管理や禁止ソフト起動制限などでPCを管理・監視し、情報漏洩を防止

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル	要問い合わせ
主な機能	・PC資産管理・ウイルス対策ソフト管理・IT資産管理・ソフトウェア管理・PC操作ログ管理
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

3.SKYSEA Client View／Sky株式会社

SKYSEA Client View│ITセキュリティ対策とリスクの発見を支援

セキュリティ対策の強化とIT資産の安全管理に強みをもつ
初めてでも直観的で使いやすい操作画面
毎年定期的なバージョンアップを実施し、最新のIT課題に対応

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル	要問い合わせ
主な機能	・サイバー攻撃対策・IT資産管理・PCログ管理・セキュリティ管理・デバイス管理
導入企業	桐生信用金庫、大和ハウス工業株式会社、コネクシオ株式会社、株式会社メガ、ホテルモントレ株式会社　など
導入社数	20,300ユーザー以上

4.System Support best1／株式会社ディー・オー・エス

IT資産管理ツール・ログ管理ソフトのSS1 |ディー・オー・エス

PC・サーバー・ソフトウェアなど、IT資産の一元管理に特化している
Excelのような操作画面で、初心者でも簡単に使いこなせる
導入時のサーバー構築や操作レクチャーはもちろん、導入後も充実したフォロー体制

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	1ライセンスあたり5,000円～
無料プラン/無料トライアル	あり
主な機能	・システム管理・ソフトウェア管理・PC運用管理・更新プログラム管理・セキュリティ管理
導入企業	株式会社静岡産業社、石塚硝子株式会社、株式会社F&Cホールディングス、株式会社バンダイナムコホールディングス、株式会社カネカ　など
導入社数	3,400社以上

5.MaLion／株式会社インターコム

情報漏洩対策＋IT資産管理ツール MaLion(マリオン)シリーズ｜インターコム

IT資産管理と情報漏洩対策を目的とした機能をもつ
勤怠システムと連携し、PC稼働時間と出退勤打刻の差異を確認できる
Windows・Mac両方の操作監視とIT資産管理に対応している

初期費用	MaLion7（オンプレミス）：要問い合わせ MaLion7Cloud：0円
料金プラン	MaLion7（オンプレミス） ■本体（100ライセンスの場合）：10,000円～ ■BizMobile Go! オプション：月額3,600円～ MaLion7Cloud ■本体（100ライセンスの場合）：月額900円～ ■BizMobile Go! オプション：月額300円～
無料プラン/無料トライアル	あり（30日間）
主な機能	・情報漏洩対策・IT資産管理・PCログ管理・送受信メール監視・勤怠管理
導入企業	淀鋼商事株式会社、株式会社学研ホールディングス、株式会社ポリゴン・ピクチュアズ、株式会社ダーツライブ、ピー・シー・エー株式会社　など
導入社数	要問い合わせ

6.Assetment Neo／株式会社アセットメント

クラウド型社内資産管理システム｜Assetment Neo アセットメントネオ

クラウド上でのIT資産管理に特化している
IT機器・PCはもちろん、備品やリース契約情報なども一元管理
製品ごとの個別管理が得意で、社外への持出・返却や顧客への貸出管理に強みをもつ

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	■Light：月額40,000円～60,000円 ■Standard：月額60,000円～280,000円 ■Enterprise：要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル	要問い合わせ
主な機能	・IT資産管理・リース契約管理・棚卸機能・ラベル印刷・ワークフロー
導入企業	株式会社リコー、京セラ株式会社、LINE株式会社、AGS株式会社、株式会社サイバーエージェント　など
導入社数	600社以上

7.LANSCOPE エンドポイントマネージャーオンプレミス版／エムオーテックス株式会社

LANSCOPE エンドポイントマネージャーオンプレミス版｜ウイルス対策も情報漏洩対策もこの1本で。統合エンドポイント管理

ウイルス対策と情報漏洩対策に強みをもつ
セキュリティ対策状況など、収集した情報は分かりやすくグラフで可視化
メールやUSB経由での不正なデータ持ち出しを検知する機能がある

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル	要問い合わせ
主な機能	・IT資産管理・内部不正対策・外部脅威対策・ソフトウェア資産管理・操作ログ管理
導入企業	株式会社みんなの銀行、SCSKサービスウェア株式会社、株式会社九州機設、四国中央市役所、株式会社アクシスウェア　など
導入社数	20,000社以上

8.ISM CloudOne／クオリティソフト株式会社

ISM(アイエスエム)CloudOne | クラウド型IT資産管理ツール | クオリティソフト株式会社

クラウド上でのPC管理・セキュリティ対策に特化している
OSやウイルス対策ソフトの更新状況を、分かりやすくグラフで表示
端末の脆弱性を自動で診断する機能がある

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル	あり（30日間）
主な機能	・IT資産管理・セキュリティ対策・スマートデバイス管理・就業時間管理・操作ログ管理
導入企業	株式会社レイメイ藤井、株式会社カオナビ、豊田通商株式会社、株式会社ポピンズ、株式会社読売情報開発　など
導入社数	80,000社以上

9.Freshservice／Freshworks Inc.

フレッシュサービスITSMソフトウェア| FreshworksによるITILに準拠したサービスデスク

アカウントの利用状況把握やコスト管理に強みをもつ
IT機器・ソフトウェア・ライセンスなど、あらゆるIT資産を一元管理
各アカウントの変更履歴や更新状況を、自動で収集・管理する機能がある

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	■Starter：月額$19 ■Growth：月額$49 ■Pro：月額$95 ■Enterprise：月額$119
無料プラン/無料トライアル	あり（21日間）
主な機能	・IT資産管理・ソフトウェア資産管理・インシデント管理・ナレッジ管理・ITオペレーション管理
導入企業	Honda、TaylorMade Golf、ウェイクフォレスト大学、Vice Media、RingCentral, Inc.　など
導入社数	要問い合わせ

10.PalletControl／株式会社JALインフォテック

IT資産管理ソフトウェア PalletControl ｌ株式会社JALインフォテック

ソフトウェア配布や端末の設定変更など、配布機能に強みをもつ
PCの調達・導入・運用・廃棄まで、ライフサイクルを一括管理
ソフトウェアを配布する期間やタイミングなど、細かい条件設定が可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル	あり（30日間）
主な機能	・IT資産管理・ライセンス管理・ソフトウェア資産管理・デバイス制御・勤務状況管理
導入企業	山梨県、三愛オブリ株式会社、住友信託銀行、青梅信用金庫、第四銀行　など
導入社数	要問い合わせ

11.漏洩チェッカー／株式会社スタメン

漏洩チェッカー | クラウド型情報漏洩対策ツール

情報漏洩防止を目的とした、社内PCの管理・監視機能を提供
PC1台月額100円から導入でき、コストパフォーマンスに強みをもつ
ハードウェア・ソフトウェア情報を自動で収集でき、PC管理者の負担を軽減

初期費用	0円
料金プラン	1台あたり月額100円～
無料プラン/無料トライアル	あり（14日間）
主な機能	・IT資産管理・ソフトウェア管理・フォルダー監視・スクリーン監視・PCログ勤怠管理
導入企業	弓田会計事務所　など
導入社数	要問い合わせ

12.ジョーシス／ジョーシス株式会社

ジョーシス | ITデバイス & SaaS 統合管理クラウド

ITデバイスとSaaSの一元管理に強みをもつ
入退社時のアカウント発行・削除が1クリックで可能
退職者などのアカウント削除漏れを自動検知する機能がある

初期費用	0円
料金プラン	要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル	あり（14日間）
主な機能	・IT資産管理・デバイス管理・シャドーID検知・監査対応・セキュリティ対策
導入企業	株式会社リラボック、株式会社大増コンサルタンツ、スローガン株式会社、ユナイテッド株式会社、dely株式会社　など
導入社数	要問い合わせ

13.e-Survey+／株式会社ニッポンダイナミックシステムズ

エージェントレス型IT資産管理【e-Survey+】

社内のIT資産管理機能に特化している
IT知識がなくても、誰でも簡単に使える操作性
ハードウェア・ソフトウェア含む、社内のIT資産情報を自動で収集

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル	要問い合わせ
主な機能	・IT資産管理・ソフトウェア管理・リース・保守契約管理・セキュリティ管理・アクセス権限管理
導入企業	AGC株式会社、オリエンタルモーター株式会社、オルビス株式会社、コニカミノルタソフトウェア研究所株式会社、ジー・プラン株式会社　など
導入社数	要問い合わせ

14.ADVANCE Manager／株式会社クロスビート

ADVANCE Manager（管理ツール）｜IT資産管理なら株式会社クロスビート

IT資産管理を目的とした豊富な機能をもつ
最新のIT課題に合わせ、常に機能をアップデートしている
アンインストール情報を検知し、管理台帳からも該当ソフトウェアを自動削除する機能がある

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	■SaaS：1ハードウェアレコードあたり月額18.5円～（従量制）
無料プラン/無料トライアル	あり（2ヶ月間）
主な機能	・IT資産管理・インシデント検知・ライセンス管理・資産の自動移動・アンインストール検知
導入企業	神戸市教育委員会、宮崎県庁、株式会社オージス総研、広成建設株式会社、株式会社トクヤマ情報サービス　など
導入社数	要問い合わせ

15.Ivanti／Ivanti, Inc./SCSK株式会社

Ivanti – Everywhere Work. Elevated

中・大企業向けのIT資産管理ツール
ハードウェア・ソフトウェア・リース契約など、IT資産のあらゆる情報を一元管理
19ヵ国語の言語に対応しており、海外での利用も可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
無料プラン/無料トライアル	あり
主な機能	・IT資産管理・デバイス管理・権限管理・ワークフロー管理・ライフサイクス管理
導入企業	株式会社安藤・間、AGC株式会社、ブラザー工業株式会社、東洋エンジニアリング株式会社、日本製薬株式会社　など
導入社数	■国内：500社以上 ■世界：25,000社以上

そのほかおすすめのIT資産管理ツール17選

QND Premium/Standard／クオリティソフト株式会社
 マネーフォワード Admina／マネーフォワードｉ株式会社
 LANSCOPE エンドポイントマネージャークラウド版／エムオーテックス株式会社
 秘文／株式会社日立ソリューションズ
 Colorkrew Biz／株式会社Colorkrew
ビジネス・コンシェルデバイスマネジメント／ソフトバンク株式会社
 SPPM／株式会社AXSEED
HCL BigFix／株式会社エイチシーエル・ジャパン
 FileWave／株式会社ラネクシー
 Seculio／LRM株式会社
 InfoBarrier／富士通株式会社
 SOTI MobiControl／ペネトレイト・オブ・リミット株式会社
 Perfect Finder／株式会社ピーエスシー
 Endpoint Central （旧Desktop Central）／ゾーホージャパン株式会社
 Tanium／Tanium Inc.
iTAssetEye／NTTテクノクロス株式会社
 ez-NodeFinder／株式会社ニッポンダイナミックシステムズ

IT資産管理ツールの選び方のポイント4つ

効率よくIT資産管理ツールを選ぶためには、以下のポイントを基準にして選定しましょう。

ツールの導入目的と機能性が合っているか
自社のセキュリティポリシーに対応しているか
自社のOSの種類やデバイスに対応しているか
サポート体制が整備されているか

それぞれについて解説いたします。

ツールの導入目的と機能性が合っているか

IT資産管理ツールの導入目的に合った機能が備わっているか確認をしましょう。

IT資産管理ツールの導入目的を大きく3つに分けた際に、それぞれに合った機能は以下の通りです。

導入目的	関連機能
ITコストの最適化	ソフトウェアライセンス管理レポート&分析
セキュリティ対策の強化	セキュリティ&コンプライアンス管理ハードウェア追跡
IT業務の効率化	資産のライフサイクル管理ハードウェア追跡、ソフトウェアライセンス管理

IT資産管理ツールに求めることを明確にした上で、その目的に特化したツールを選定するようにしましょう。

自社のセキュリティポリシーに対応しているか

IT資産管理ツールを導入してセキュリティ強化をしたい場合、自社のセキュリティポリシーとに対応しているかどうか確認をしましょう。

セキュリティポリシーに明記されている各項目や要件を満たすツールであれば、情報漏洩や不正アクセスなどのリスクを低減する上での基盤が築けます。

たとえば、セキュリティポリシーで「USBメモリなどの外部ストレージの禁止」がある場合、「USBや外部ストレージの利用監視・制限機能」が有効であると言えるでしょう。

参考：シャドーITとは？企業に与えるリスクと行うべき5つの対策法

このように、具体的なポリシー内容とそれに対応するツールの機能を照らし合わせることで、より適切なツール選びができます。

自社のOSの種類やデバイスに対応しているか

IT資産管理ツールが、自社で使用しているOSの種類やデバイスに対応しているか確認しましょう。

ツールによってはWindowsとMacどちらかにしか対応していない場合があります。また、スマートフォンやタブレットなど、PC以外のデバイスが一部対応できないツールもあります。

社内でOSの種類やデバイスが統一されていない場合、そのツールの対応OS・デバイスを必ず確認しましょう。

サポート体制が整備されているか

万が一のことがあった場合でも安心して運用ができるよう、サポート体制が整っているツール会社を選ぶようにしましょう。

とくにITツールに関するノウハウがあまりない企業の場合、IT資産管理ツールを適切に導入・運用できるか不安になりがちです。そのため、遠隔・訪問でのサポートや運用レクチャーがついているツール会社であれば、スムーズに導入から運用まで進められるでしょう。

また、運用している際の急なトラブルでも対応してもらえるよう、チャットや電話相談がサポートとしてついているかどうかもポイントです。

まとめ

本記事ではおすすめのIT資産管理ツール32社と選び方のポイントを紹介いたしました。

IT資産管理ツールとは、社内のITリソースを効率的に追跡し、安全に管理するためのサービスです。

ハードソフトやソフトウェアなどのIT関連の社内資産をツールで一元化することで、管理にかける時間の効率化や、セキュリティ対策の強化が可能となります。

自社の条件に合ったIT資産管理ツールを選ぶためには、以下のポイントを基準にしましょう。

ツールの導入目的と機能性が合っているか
自社のセキュリティポリシーに対応しているか
自社のOSの種類やデバイスに対応しているか
サポート体制が整備されているか

本記事を参考に、目的に合ったIT資産管理ツールを選んでみてはいかがでしょうか。

参考にしたサイト