「LINE公式アカウントを集客に活用したいけれど、具体的に何をしたら良いのか分からない」という悩みはありませんか?
LINE公式アカウントは無料で導入できるうえ、顧客とのコミュニケーションや新規顧客の獲得につながる機能が備わっています。そのため、多くの企業が集客に活用しています。
しかし、計画的に運用しなくては、手間や時間をかけて運用しても思うような集客効果は得られません。
そこで本記事では、LINE公式アカウントを集客に活用すべき5つの理由と集客に成功した企業の事例4選を紹介します。
集客に成功するために知っておくべきポイント5つとLINE公式アカウントを活用した集客3ステップもお伝えするので、本記事を読めば、コストを抑えて効率的に集客できるようになるでしょう。
また、LINE公式アカウントで集客する際の注意点もまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
LINE公式アカウントを集客に活用すべき5つの理由
LINE公式アカウントで集客するには、まずLINEの特徴を押さえておくことが大切です。集客にLINE公式アカウントを活用すべき理由は以下5つが挙げられます。
- ユーザー数が多い
- メールマガジンよりも開封率が高い
- チラシやDMと比べ情報をタイムリーに効率良く伝えられる
- 再来店や購買を促進して、リピーター獲得につながる
- 無料で始められる
ここでは、これら5つの理由を一つずつ解説します。
理由1. ユーザー数が多い
日本国内では、9,200万人(2022年6月末時点)の人がコミュニケーションアプリ「LINE」を利用しています。これは、日本人口の約70%がLINEを利用しているということです。
日常的に利用している人が多いLINEは、日本においてコミュニケーションツールの一つとして定着していると言えるでしょう。
また、ユーザーの年齢層が10代〜50代以上と幅広いため、LINE公式アカウントでLINEユーザーと友だちになれば、企業から幅広い年齢層のLINEユーザーに直接情報を配信することが可能となります。
参考:集客にLINEを活用すべき理由丨企業・店舗向けLINE公式アカウント活用法|LINE for Business
【公式】LINE広告|LINE for Business
統計局ホームページ/人口推計(令和4年(2022年)3月確定値、令和4年(2022年)8月概算値) (2022年8月20日公表)
理由2. メールマガジンよりも開封率が高い
LINE公式アカウントはメールマガジンよりも開封率が圧倒的に高いため、効率よく集客しやすいツールと言えます。
LINE公式アカウントから配信されたメッセージは、通常のLINEメッセージと同様に「プッシュ通知」で受信されます。
そして、未読のメッセージは、トークルームの右側にメッセージの未読数が開封するまで表示されます。
そのため、受信したメッセージに早い段階で気づいてもらえます。
また、LINEは家族や友人とのコミュニケーションにも利用されているため、メールに比べてメッセージを確認する頻度も高く、メールマガジンよりも高い開封率が見込めるでしょう。
メールマガジンの場合は、迷惑メールに分類されて開封されずに削除されることがありますが、LINE公式アカウントのメッセージ到達率はほぼ100%です。
参考:LINE公式アカウントで集客するには?友だちを増やす方法などをあわせて紹介|Terra Sky Base
最強の集客ツール?!LINE公式アカウント始め方!使い方!集客力の測り方|デジマチェーン
LINE公式アカウントを使うべき5つのメリット|CSジャーナル
理由3. チラシやDMと比べ情報をタイムリーに効率良く伝えられる
他の伝達手段と比べて、LINE公式アカウントは大勢のユーザーに対してタイムリーに情報を伝えることができます。
LINE公式アカウントでは、通常のテキストメッセージだけでなく、スタンプや画像を利用できるなどメッセージ機能が豊富です。
テキストメッセージに画像や動画を組み合わせた「リッチメッセージ」を活用すれば、テキストを読まれなくても、瞬時に情報を伝えられます。
そのため、従来主流であったチラシやDM、メールマガジンなどに代わる新たな集客方法として活用できるでしょう。
また理由2 で前述したように、配信したメッセージはすぐに開封される可能性が高いため、タイムリーに情報を伝えられる点も魅力の一つです。
参考:集客にLINEを活用すべき理由丨企業・店舗向けLINE公式アカウント活用法|LINE for Business
LINEを使った店舗集客!これを読んでLINEでの集客効果を高めよう|UPLINK
LINE公式アカウントを使うべき5つのメリット|CSジャーナル
理由4. 再来店や購買を促進して、リピーター獲得につながる
LINE公式アカウントのさまざまな機能を活用すれば、リピーター率アップにも期待できます。
LINE公式アカウントにはメッセージを配信するだけでなく、個別のメッセージ対応やクーポン機能、ショップカードなど、顧客の再来店や購買意欲を高める機能が無料で利用できます。
友だち登録をしてくれたユーザーの多くは、すでに店舗や企業を認知しており、その商品やサービスを購入または利用したことがある顧客であると考えられます。
このような自社に興味を持っているユーザーとLINE公式アカウントを通してコミュニケーションをとれば、顧客エンゲージメントを高めながら、新規顧客をリピーター客へ育てられます。
また、チャットを活用したり外部システムを連携することで予約管理まで行えます。
参考:LINEと連携した予約システムで、業務効率化しながらリピート促進する方法・手順を解説
理由5. 無料で始められる
LINE公式アカウントを無料で使用することができるため、手軽に始めやすい点もメリットの1つです。
通常Webでの集客には、自社ホームページの構築や問い合わせに対応するためのインフラ整備をする必要があり、それなりの費用と時間がかかります。
一方、LINE公式アカウントは無料で始められます。
料金プランは「フリープラン」から始めれば、毎月1,000通まで無料でメッセージの配信が可能です。
初期費用をかけずに導入でき、業種や商材を問わないため、中小企業や店舗でも導入しやすいです。
下記の記事では、LINE公式アカウントの無料プランを使い倒す方法を紹介しています。まずは費用をかけずに導入したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
2020年最新LINE公式アカウントの料金プラン攻略。コスパよく効果を出す技と無料活用術
参考:集客にLINEを活用すべき理由丨企業・店舗向けLINE公式アカウント活用法|LINE for Business
料金プラン|LINE for Business
LINE公式アカウントで集客に成功した事例4選
ここでは、LINE公式アカウントを活用して集客に成功した4社の事例を紹介します。
自社のLINE公式アカウントに合う集客方法を、ぜひ取り入れてみてください。
事例1. クーポン配信で深夜帯の集客が昨年対比160%を記録【コロッケ倶楽部 唐津店】
カラオケ店「コロッケ倶楽部」では、深夜利用の対策として行ったクーポン配信を通して認知度が高まり、深夜帯の月間来店数は昨年対比160%を記録しました。
また、タイムラインで顧客にクーポンを選んでもらう施策を実施したところ、「クーポンシェア」により効率の良い友だち集めにも成功しています。
クーポンシェアとは、LINE公式アカウントで配信したクーポンをユーザーがLINE上で「友だち」に共有できる仕組みです。
企業からでなく、実際の友人から他のLINEユーザーへクーポン情報が拡散されるため、友だち登録への誘導がスムーズに行えました。
それに加えて、クーポンをユーザーに選んでもらうように工夫したことで、ユーザーが望んでいる特典を知ることも可能となりました。
画像引用:深夜帯の来店数が昨年対比160%!タイムラインを利用したカラオケ店の活用事例|LINE for Business
参考:深夜帯の来店数が昨年対比160%!タイムラインを利用したカラオケ店の活用事例|LINE for Business
事例2. タイムリーな情報提供とクーポン配信でリピート来院を促進、クーポン使用率は平均15%【こにし動物クリニック】
ペットホテルやトリミングサービスを完備した動物病院「こにし動物クリニック」では、LINE公式アカウントでのタイムリーな情報配信とクーポン活用でリピート客の獲得に成功しました。
クーポンの使用率は毎月平均15%、約200~300人の顧客がクーポンを使用して来院しています。
同院では、携帯電話のメールマガジンで販促や告知をしていましたが、メールマガジンでの情報配信は一方通行で、顧客の反応を感じることができませんでした。
そこでLINE公式アカウントを導入し、友だちが集まった段階でメールマガジンを廃止して、LINE公式アカウントに一本化しました。
タイムリーに情報共有ができるLINE公式アカウントの特性を活用して、急なキャンセルで空いてしまった時間枠や里親募集の情報をメッセージで配信しています。
また、ポイントカード機能を備えた診察券を利用しているため、毎月LINE公式アカウントでポイントをプレゼントするクーポンを配信しています。
これにより、タイムリーな情報共有に対する顧客の反応をすぐに受けられるようになり、顧客との双方向コミュニケーションで、急なキャンセルや里親募集にも迅速に対応できるようになりました。
それに加えて、クーポンを利用してペットの定期的なケア(爪切りなど)に訪れる顧客が増えるなど、クーポンをきっかけとしたリピート来院が促進されました。
画像引用:クーポン使用率は平均15%!急な予約キャンセルがあっても楽々解決している動物病院のLINE公式アカウント活用方法|LINE for Business
参考:クーポン使用率は平均15%!急な予約キャンセルがあっても楽々解決している動物病院のLINE公式アカウント活用方法|LINE for Business
事例3. ショップカードの導入で新規友だち追加数が増加、「ポイントを貯める楽しみ」が再来店につながった【蔵前温泉 さらさのゆ】
温泉施設「蔵前温泉 さらさのゆ」でLINE公式アカウントのショップカードを導入したところ、新規友だち追加数が1日5人前後から、ショップカード導入後には1日10人前後に増加しました。
貯めたポイントで獲得できる特典のお得感だけでなく、ポイントを貯める楽しみが顧客の再来店につながっているそうです。
同施設では、折り込みチラシなどの販促手法では若年層に「お風呂の良さ」を上手く伝えられないという課題がありました。
そのため、若年層にリーチするためにLINE公式アカウントのショップカードを導入し、店舗で「ポイントを貯められる」という案内をきっかけに友だち追加を促すという流れを確立しました。
その結果、若年層だけでなく幅広い年代の顧客に興味を持ってもらえ、ショップカードの導入前と比べ新規友だち追加数が増加しました。
このように、顧客に「ポイントを貯める楽しみ」を感じてもらうことで、再来店につなげています。
画像引用:導入後に折り込みチラシが不要に!LINEショップカードを活用する温泉施設のユーザー接点のつくり方|LINE for Business
参考:導入後に折り込みチラシが不要に!LINEショップカードを活用する温泉施設のユーザー接点のつくり方|LINE for Business
事例4. セミナー参加に誘導する登録特典で、友だち追加後のセミナー参加率30%を実現【株式会社マーケリンク】
LINE公式アカウント・Lステップの制作・運用代行専門会社「株式会社マーケリンク」では、友だち登録をしたユーザーへ最初に配信されるあいさつメッセージで「セミナー参加」につながる無料登録特典を提供し、友だち登録後のセミナー参加率30%を実現しました。
BtoB業界ではメールでのやり取りが主流ですが、メールは埋もれて返信が遅くなることがあり、スピード感を持ったやり取りが難しいです。
同社では、お問い合わせや各種申込を基本的にLINE公式アカウントから受け付けています。
そしてLINE公式アカウント登録後に配信される「あいさつメッセージ」で同社が開催するセミナーの参加につながる登録特典を提供しています。
具体的には、下記の画像に載っている特典1の解説動画の最後に、セミナーの案内を入れました。また、特典2と3のダウンロードページでも同様に、セミナーの案内をしました。
このように、同社のサービスに興味を持った顧客を友だち登録へ誘導し、どの登録特典を選んでも「セミナー参加」につながるように導線を整えることで、セミナーへの参加率を高めています。
また、メールでのお問い合わせは2営業日以内の返信になるのに対し、LINE公式アカウントは1営業日以内のスピーディーな返信を可能にしています。
参考:LINE公式アカウントが他のSNSよりビジネスに効果的な理由|ニューズウィーク日本版
LINE公式アカウントで集客を成功させる5つのポイント
LINE公式アカウントで集客を成功させるには、下記の5つのポイントがあります。
- トークルームで気軽に問い合わせできる環境を整える
- Messaging APIを活用してパーソナライズされたコンテンツを配信する
- LINEが込み合う金曜日を避けてメッセージを配信する
- 初回メッセージでブロック対策を行う
- 統計情報から顧客の反応を分析する
ここでは、各ポイントを詳しく解説します。
ポイント1. トークルームで気軽に問い合わせできる環境を整える
顧客がLINEで気軽に問い合わせしやすい環境を整えましょう。
LINEは匿名性が高く、時間帯に関わらず利用できるため、顧客から気軽に問い合わせしやすいと言われています。
このLINEの特徴を活用して、LINE公式アカウントから資料請求ができるようにしたり、名刺にLINE公式アカウントのQRコードやアカウントIDを載せて、LINEで問い合わせに対応できるようにして利便性を高めましょう。
これにより、電話での問い合わせに抵抗がある方やパソコンでの問い合わせが面倒だと感じている方を見込み客として取り込めるようになります。
参考:情報発信の手段を工夫!LINE公式アカウントでスムーズな集客を|ジョンソンパートナーズ
ポイント2. Messaging APIを活用してパーソナライズされたコンテンツを配信する
顧客一人一人のニーズに合わせて、パーソナライズされたコンテンツを配信しましょう。
LINE公式アカウントの強みは、企業から顧客個人へダイレクトにメッセージを配信できる点です。
顧客が自分に向けられているメッセージだと意識できるコンテンツを配信すれば、次のアクションへつながりやすくなります。
例えば、Messaging APIを活用して、購入履歴からおすすめ商品やサービスを紹介したり、お気に入り商品の値下げを知らせると効果的です。
顧客ニーズに合った商品やサービスを魅力的に伝え、ユーザーの購買意欲を高めながら、ECサイトに誘導するなど、顧客を次のアクションへつなげやすくすると良いでしょう。
参考:【解説】LINE公式アカウントからの「パーソナライズメッセージ配信」のやり方|WEBCAS
LINE Messaging APIの活用事例に学ぶ「メッセージの価値を高める」ためのヒント|Feedmatic Blog
ポイント3. LINEが混みあう金曜日を避けてメッセージを配信する
LINEが混みあう金曜日を避けてメッセージを配信しましょう。
金曜日は、週末のスケジュール調整などで個人間でのLINE利用が活発になります。
また、金曜日にメッセージを配信する企業も多い傾向があります。
そのため、金曜日に配信したメッセージは、他のメッセージに埋もれてしまい、開封率やクリック率はあまり高くありません。
配信の時間と曜日は、競合他社の状況を確認しながら、配信が重なりづらいタイミングを狙って設定すると効果を高められます。
金曜日に配信する場合は、配信時間を他社と30分ずらすなどの工夫をすると良いでしょう。
参考:まさにLINE公式アカウント提案の虎の巻!LINE専門代理店CMOが教えるLINE公式アカウント提案方法|LINE for Business|公式note、始めました。
ポイント4.初回メッセージでブロック対策を行う
公式LINEアカウントでの集客に成功するためには、できるだけ継続して登録してもらえるように初回メッセージで工夫しましょう。
友だち登録をしても、通知をうっとうしく感じたり、メッセージの内容もとくにメリットを感じなければすぐにブロックされてしまいます。
そのため、ブロックされないためには最初のメッセージの内容を工夫するのがポイントです。
初回の配信メッセージで、配信頻度が高いと感じたら「ブロック」ではなく「プッシュ通知をオフ」にするように誘導したり、クーポンやキャンペーン告知など定期的にお得なメッセージを送ることを伝えたりなど、何かしら対策をするのがおすすめです。
参考:LINE公式アカウントの運用の流れと、成果アップにつなげるための12のポイント
ポイント5. 統計情報から顧客の反応を分析する
統計情報から顧客の反応を分析して運用改善に役立てましょう。
LINE公式アカウントでは、LINE Official Account Managerの分析機能によって、統計情報を確認できます。
例えば、「友だち追加数」と「ブロック数」は日にち別に確認することができるので、集客施策の効果測定に役立ちます。
また、メッセージの配信数とクリック数、タイムライン投稿のインプレッション数やクリック数、いいねの数などを分析することで、顧客がどのような情報に興味があるのかを推測できるでしょう。
それに加えて、LINE Official Account Managerでは、クーポンごとの開封者数や使用者数も確認できます。
クーポンの利用状況を分析しながら、顧客が利用しやすい、魅力的なクーポンを配信すれば、集客効果が期待できます。
このように、統計情報から顧客の反応を分析して、配信しているコンテンツや配信時間・頻度、クーポン内容は適切かを見極めましょう。
参考:最強の集客ツール?!LINE公式アカウント始め方!使い方!集客力の測り方|デジマチェーン
LINEを使った店舗集客!これを読んでLINEでの集客効果を高めよう|UPLINK
分析|LINE for Business
LINE公式アカウントを活用した集客3ステップ
これまで、LINE公式アカウントを集客に活用することをおすすめしてきました。
しかし、LINE公式アカウントは集客ツールではないので、集客を成功させるには「見込み客」を「新規顧客」に変え、「新規顧客」を「リピーター客」に育成する仕組みが大切です。
ここでは、LINE公式アカウントを活用した集客の3ステップとして、
- 「友だち」を増やして「見込み顧客」を集める
- 魅力的なリッチメッセージで「見込み顧客」を「新規顧客」に変える
- クーポン配信やショップカード活用で「新規顧客」を「リピーター客」にする
を具体的な施策を交えて解説します。
ステップ1. 「友だち」を増やして「見込み顧客」を集める
まずは友だちを増やし、見込み客を集める必要があります。
LINE公式アカウントでメッセージを配信できるのは、友だち登録をしているユーザーへのみです。
店頭での声かけやWebサイト、SNSで友だち登録を促す際は、「友だち登録で10%OFFクーポンをプレゼント」などの特典を用意すると友だち登録をしてもらいやすくなるでしょう。
また、すでに友だち登録をしてくれているユーザーから他のユーザーへLINE公式アカウントを紹介してもらい、「友だち紹介で10%OFFクーポンをプレゼント」などの特典を用意するのもおすすめです。
こちらの記事では友達を増やすための7つの方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
5分で分かるLINE公式アカウントの使い方。必ず使いたい3つの機能とは?
参考:LINEで集客するためには?機能紹介から集客活用事例まで紹介|zeals
LINEを使った店舗集客!これを読んでLINEでの集客効果を高めよう|UPLINK
ステップ2. 魅力的なリッチメッセージで「見込み顧客」を「新規顧客」に変える
友だち登録をしてもらったら、LINE公式アカウントの機能を活用して、ユーザーの購買意欲を刺激しながら次のアクションへ促しましょう。
1つの吹き出しに画像や動画とテキスト情報をまとめて配信できる「リッチメッセージ」を活用すると、自社の商品やサービスを魅力的に伝えながらユーザーの購買意欲を高められるため、ECサイトへ誘導しやすくなります。
また、すでに友だち登録をしているユーザーに向けて、定期的に有益な情報やクーポンを配布するのも有効です。
継続的にユーザーと接点を持ちながら、見込み客から新規顧客につなげていきましょう。
参考:LINEで集客するためには?機能紹介から集客活用事例まで紹介|zeals
ステップ3. クーポン配信やショップカード活用で「新規顧客」を「リピーター客」にする
新規顧客を獲得したら、リピーター客へ育成しましょう。
定期的な情報配信やクーポン配信はリピーター客の獲得にも有効です。
継続してユーザーと接点を持つことに加えて、LINE公式アカウントの「ショップカード」の導入もおすすめです。
参考:LINE公式アカウントの「ショップカード」の利用メリットと作成までの3つの手順
例えば、商品購入や来店ごとの付与されるポイントに応じて特典を提供すればリピート訪問につながるでしょう。
このように、ポイントを「貯める楽しみ」やクーポンを「使うお得感」がリピート来店の促進に効果的です。
参考:LINEで集客するためには?機能紹介から集客活用事例まで紹介|zeals
【公式】LINEショップカードの活用方法|作成方法や導入事例|LINE for Business
LINE公式アカウントで集客するうえで知っておきたい3つの注意点
実際にLINE公式アカウントで集客を始める前に以下3点をおさえておきましょう。
- 拡散性は高くないので、拡散で見込み客にアプローチするのはコスパが悪い
- フリープランは1,001通以上の配信ができない
- 利用規約に反するとアカウントを停止される
ここでは、それぞれの注意点について解説します。
1. 拡散性は高くないので、拡散で見込み客にアプローチするのはコスパが悪い
LINE公式アカウントのタイムライン投稿を活用すれば、友だち以外にも情報は拡散されますが、他のSNSに比べると拡散性はあまり高くありません。
そのため、タイムライン投稿の拡散を期待して見込み客にアプローチしても、思うような効果が得られないことがあります。
情報を効率的に拡散するには、TwitterやFacebookなどの拡散性が高いSNSからLINE公式アカウント誘導するなどの対策をすると良いでしょう。
参考:最強の集客ツール?!LINE公式アカウント始め方!使い方!集客力の測り方|デジマチェーン
2. フリープランは1,001通以上の配信ができない
第1章でLINE公式アカウントは無料で始められると紹介しましたが、無料で利用できるフリープランは月に1,001通以上のメッセージを配信できません。
1,001通以上のメッセージを配信するには、有料プランに切り替える必要があります。
そして、有料の「ライトプラン」と「スタンダードプラン」では、毎月決められた無料メッセージ通数を超えると一通あたりに料金が発生する従量課金制となります。
友だちが増えてきたら料金プランの見直しを行い、自社に適した料金プランを選びましょう。
こちらの記事では、LINE公式アカウントの料金プランについて詳しく解説しています。
2020年最新LINE公式アカウントの料金プラン攻略。コスパよく効果を出す技と無料活用術
3. 利用規約に反するとアカウントを停止される
LINE公式アカウントには、利用規約が定められています。
そこで定められている禁止行為には、「第三者の商品やサービスについてLINE公式アカウントを利用して宣伝すること」も含まれます。
つまり、友人や親戚の店舗を自社のLINEアカウントで紹介することは禁止行為に該当してしまうので注意が必要です。
利用規約に反するとアカウントの利用停止や解除される可能性があります。
アカウントが停止または解除されてしまっては、友だちを集めた労力や時間が無駄になってしまいますので、利用規約をきちんと把握して運用しましょう。
参考:LINE公式アカウント 利用規約|LINE株式会社
LINEを使った店舗集客!これを読んでLINEでの集客効果を高めよう|UPLINK
まとめ
日本人口の約70%が利用しているLINEは、コミュニケーションツールとして人々の生活に密着しています。
LINE公式アカウントを活用すれば、企業は友だち登録をしてくれたLINEユーザーに直接メッセージを配信できるため、他のSNSより効率的に顧客に訴求することが可能になるでしょう。
また、LINE公式アカウントのメッセージはメールマガジンよりも開封率が高いだけでなく、自社の商品やサービスを効果的に伝える機能やリピーター客の獲得に役立つ機能も兼ね備えていながら、無料で始められます。
このようなLINE公式アカウントの特徴や注意点を踏まえたうえで、本記事でお伝えした成功事例や集客のポイント、集客ステップを自社の集客施策にぜひ活用してみてください。
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LINE公式アカウントを上手く活用できれば、売上アップやリピーター獲得に効果を発揮します。
しかし、LINE公式アカウントをはじめて間もない方や運用ノウハウがない方は、アカウントの設計や効果的なメッセージ配信に悩んでいることでしょう。
そんな時は専門の代理店に任せてしまうことで、短期間で成果を上げることができます。
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