「マネーフォワード クラウド年末調整」はどのようなサービスなのか気になる方が多いのではないでしょうか。
年末調整の時期は、いかに経理作業を効率化させられるかが肝心です。
従業員から記入方法について質問が多かったり、修正作業が発生したりするなど、経理担当者に負担がかかるケースは少なくありません。
自社にあったツールを活用できれば、作業コストを大幅に軽減できます。
中でも、マネーフォワード クラウド年末調整は、クラウド上で作業を完結できるツールです。
他社とちがって一体どのような特徴があるのか、主な機能や料金について徹底解説します。
年末調整に対応したソフトを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
※本記事は株式会社マネーフォワード提供によるスポンサード・コンテンツです。
マネーフォワード クラウド年末調整とは、クラウド上だけで作業が完結できる年末調整ソフト
マネーフォワード クラウド年末調整とは、年末調整に伴う作業をクラウド上で完結できることに特化しているソフトです。
書類の配布から入力作業、回収、回収状況の確認、そして提出までの全ての作業をクラウド上で完了できます。
そのため、書類に関して従業員に個別で連絡をとったり、回収した書類を紙に印刷しなおしたりする手間を省けます。
ほかの年末調整ソフトとのちがい
マネーフォワード クラウド年末調整と他サービスのちがいは、主に以下が挙げられます。
- 給与支払報告書や源泉徴収票の提出業務まで行える
- 他社給与ソフトとの連携ができる
年末調整は大きく分けて「書類の配布・回収作業」「計算業務」「提出業務」がありますが、マネーフォワード クラウド年末調整はこの3つの業務すべてに対応しています。
マネーフォワード クラウド年末調整を使って作成した書類を、e-TaxやeLTAXを利用してそのまま電子手続きが可能です。
そのため、クラウド上で回収した書類を印刷しなおしたり、データ出力やデータ加工を手作業で行う必要はありません。
また、他社の給与計算ソフトと連携して利用できる点もマネーフォワードクラウド年末調整ならではの特徴です。
「マネーフォワード クラウド給与」はもちろん、外部の給与ソフトでも連携することが可能であるため、既存のツールから変更するのが難しい企業でも問題なく連携することができます。
会社概要
マネーフォワード クラウド年末調整は、株式会社マネーフォワードが開発しているサービスです。
マネーフォワードでは「すべての人の、『お金のプラットフォーム』になる。」というビジョンのもと、お金の課題を解決するさまざまなサービスを提供しています。
たとえば個人の家計簿ツール「マネーフォワード ME」をはじめ、企業向けの「マネーフォワードクラウド」など、toCやtoB向けにサービスを展開しています。
企業向けに提供している「マネーフォワード クラウド」は、経理や人事労務の面倒な作業を効率化するクラウドサービスです。
マネーフォワード クラウド年末調整以外にもさまざまなツールがあり、マネーフォワード クラウド会計、マネーフォワード クラウド人事管理など、バックオフィスに必要な作業をサポートするプロダクトが多くあります。
マネーフォワード クラウド年末調整の5つの特徴
マネーフォワード クラウド年末調整には5つの特徴があります。
- web上で書類の配布・回収の管理が可能
- e-Tax、eLTAX連携による電子申告に対応
- 他社の給与計算ソフトでも利用可能
- 従業員は質問に答えるだけで入力作業が完了
- 書類の依頼〜確認までの進捗確認が可能
web上で書類の配布・回収の管理が可能
マネーフォワード クラウド年末調整では、従業員への書類配布から回収まで全てWeb上でできるのがメリットです。
オンライン上で従業員と担当者がやり取りできるため、リモート下でも年末調整の対応が可能となります。
e-Tax、eLTAX連携による電子申告に対応
事前に利用登録をしていれば、e-TaxやeLTAXで電子手続きをすることができます。
そのため、作成した書類を印刷し、封入して行政機関に送付する作業は不要です。
また2020年10月より、年末調整の書類は電子データで行政機関に提出できるように改正されました。
このようにマネーフォワード クラウド年末調整では、クラウド上から電子手続きを行うことができます。
他社の給与計算ソフトでも利用可能
他社の給与計算ソフトを導入していても、マネーフォワード クラウド年末調整を利用できます。
その場合、使用している給与計算ソフトからデータをインポートすれば、給与等の総額を自動集計することが可能です。
マネーフォワード クラウド給与をすでに導入されている場合は、クラウド上で簡単にデータを連携させられます。
従業員は質問に答えるだけで入力作業が完了
従業員の入力項目も簡単に提出しやすいアンケート形式で記入することができます。
システムにログインすると入力フォームが表示されるので、質問に回答していくだけで必要な申告情報の提出が完了します。
生年月日など毎年同じ情報を記入する項目は「はい」か「いいえ」で回答できるようになっているため、できるだけ入力者の負担を少なくすることができます。
パソコンだけでなく、スマホからも入力できるため、業務の合間や移動時間などに手続きしてもらえます。
書類の依頼〜確認までの進捗確認が可能
クラウドの管理画面上で各従業員のステータスを確認できます。
進捗バーが表示されるため、書類の依頼から確認まで、どこまで進んでいるのかがひと目でわかるようになっています。
従業員によっては入力中や差し戻し中、完了済の方など進み具合がバラバラであるため、どのぐらい作業が進んでいるか視覚的に確認できます。
マネーフォワード クラウド年末調整が改善できるニーズ・課題
マネーフォワード クラウド年末調整では、以下のようなニーズや課題に応えることができます。
- 申告書を配るなどの準備に手間がかかっている
- 年末調整の制度の変更に合わせて作業するのが大変
- 書類の差し戻しや従業員からの問い合わせが多い
- 従業員の提出状況が把握しづらい
年末調整の書類は年に一度しか記入しないだけに、従業員の記入ミスが発生したり、期日までに提出がなかったりするケースが発生してしまいがちです。
担当者は12月の時期に対象となる従業員の手続きを全て行わなければいけないため、一度に大きな負荷がかかってしまいます。
これらの対応はオンラインで行うことにより、負担が軽減されると考えられます。
クラウド上なら対象の従業員に書類を一斉に配布でき、訂正依頼なども簡単に行えます。
書類の管理も簡単なので、主に従業員とのやりとりに時間を取られている場合には最適のツールです。
また、年末調整は税制改正の影響を受け、毎年のように改正されます。
買い切り型のサービスとは異なり、最新の制度にしたがってサービスがアップデートされるので安心です。
マネーフォワード クラウド年末調整にフィットしやすい企業の特徴
クラウド上で完結できるため、以下のニーズがある企業と相性が良いといえます。
- 従業員数が多く、全員分の年末調整をするのが大変
- 担当者が少人数であるため、年末の作業負担がとても大きい
- 書類の作成だけではなく、行政機関への申告もオンライン上で行いたい
- 既存の給与ソフトと連携をさせて年末調整を行いたい
- すでにマネーフォワード クラウドのサービスを利用している
年末調整の作業を効率よく進められるので、従業員数が多くて作業の負担が大きくなりがちな中堅〜大手企業にフィットしやすいです。
反対に、年末調整の実務担当者が少人数で、負担に大きくつながっているという方でも、導入することで負担が削減されたというケースもあります。
マネーフォワード クラウド年末調整は、データ集計や提出業務も全てオンライン上で作業ができるため、できる限り全作業を効率化させたいという方にはとくにフィットしやすいです。
マネーフォワード クラウド年末調整にフィットしづらい企業の特徴
対して、以下のニーズがある企業にはあまり相性が良くない可能性があります。
- 年末調整と合わせて、給与や労務管理も1つのクラウド上でできるようにしたい
- 安さ重視で、書類の入力・回収業務までできればいい
マネーフォワード クラウド年末調整は、年末調整に特化したサービスです。
従業員の給与情報を取り込むには、ほかの給与管理ソフトと連携させなければなりません。
そのため、年末調整を含む人事・労務業務を1つのソフトで完結させたい場合にはフィットしづらい傾向にあります。
また「行政機関の提出だけ行いたい」「従業員の記入のみオンラインに切り替えたい」といった一部分のニーズには対応していません。
費用をおさえて、特定の機能だけを使いたい場合には別の手段がフィットしやすいかもしれません。
マネーフォワード クラウド年末調整の5つの主要機能
マネーフォワードクラウド年末調整には、以下の5つの主要機能があります。
- アンケートビューでの回答
- 年末調整関連帳票の出力
- 給与等総額の自動集計
- コメント、差し戻し機能
- 電子申告
アンケートビューでの回答
従業員はアンケートビューで必要な情報を簡単に入力できます。
本人や配偶者、扶養家族の有無から保険料や住宅ローンの控除など、必要な情報をステップに沿って記入していきます。
担当者は「記入場所がわからない」「どうやって書けばいいのか」といった従業員からの質問に答えるやり取りを軽減することができます。
年末調整関連帳票の出力
書類を作成する際に必要な各種帳票も、作成から管理までオンラインで完結します。
源泉徴収票源泉徴収簿を全自動で作成できるので、スムーズに書類を揃えることができます。
出力に対応している帳票は以下のとおりです。
- 源泉徴収票
- 給与支払報告書
- 給与支払報告書 総括表
- 扶養控除等申告書
- 保険料控除申告書
- 源泉徴収簿
- 給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表
- 基礎控除 兼 配偶者控除等 兼 所得金額調整控除申告書
給与等総額の自動集計
給与ソフトと連携すると、給与総額を自動で集計できます。
マネーフォワード クラウド給与はもちろん、他社の給与計算ソフトからデータをインポートすることも可能です。
支払い済みの給与を自動で集計し、作業時間の短縮やミス防止につながります。
コメント、差し戻し機能
従業員に記入や修正を依頼したい場合、メールで通知できる機能があります。
記入が確認できなかった従業員に対してリマインドのメールを送ったり、不備があった場合に差し戻しできるようになっています。
また必要に応じて、通知するメール内容を担当者側で調整することも可能です。
一人ひとりとやり取りする必要がなくなるので、コミュニケーションの負担が大幅に軽減されます。
電子申告
クラウド上で電子申告用ファイルを作成し、各行政機関に提出できます。
書類を揃え、手続きに沿って入力し、最後に「申告する」ボタンをクリックすれば完了です。
手続きの申告状況も画面上で確認できます。
なお、電子申告を行う際、事前にeLTAXやe-Taxで利用登録を行う必要があります。
マネーフォワード クラウド年末調整の料金
マネーフォワードクラウドサービスを使用する場合、初期費用(導入支援料)と従量課金がかかります。
初期費用は企業によって異なるため、導入を検討の方はお見積りで確認が必要です。
もしマネーフォワード クラウド年末調整を利用する場合、1名につき100円の月額料金がかかります。
たとえば利用人数が55名の場合、55名×100円=月額5,500円で利用することができます。
ご利用開始までの流れ
マネーフォワード クラウド年末調整を導入する場合、おおよそ2~3か月ほどの期間がかかります。
年末調整の作業は11月頃から始まるため、以下のような期間、流れで進めたほうがスムーズに業務をスタートできるでしょう。
- 8月…契約を開始
- 9月…ソフトのセットアップ
- 10月…従業員情報などのデータを取り込み
しかし、従業員数が多い企業だとデータの取り込みなどに時間がかかるため、ソフトを導入するのであれば8月よりも早めに準備したほうがいいでしょう。
まずは資料をダウンロード
マネーフォワード クラウド年末調整では、年末調整にまつわる手続きを一貫して行えることに特化したシステムです。
ほかシステムとちがい、実務担当者の負担につながっている書類の計算や提出業務もオンライン上で完結できるため、できる限り年末調整の作業負担を減らしたいという企業にはフィットしています。
改めて、マネーフォワード クラウド年末調整は以下のような特徴の企業にフィットしやすいといえます。
- 従業員数が多く、全員分の年末調整をするのが大変
- 担当者が少人数であるため、年末の作業負担がとても大きい
- 書類の作成だけではなく、行政機関への申告もオンライン上で行いたい
- 既存の給与ソフトと連携をさせて年末調整を行いたい
- すでにマネーフォワード クラウドのサービスを利用している
今回の記事でマネーフォワード クラウド年末調整にご興味を持たれた方は、まずはサービス資料を請求してみるのがおすすめです。
※本記事は株式会社マネーフォワード提供によるスポンサード・コンテンツです。