【2024年最新版】給与計算アウトソーシングおすすめ42選を比較!選び方も紹介

「年末調整の時期に、人員が偏るのを回避したい」「確定申告や税金関連の業務の手間を減らしたい」「法律の知識がある専門家に任せたい」と考えている人も多いはず。

給与計算をアウトソーシングすれば、入力業務を減らし、年末の忙しい時期に人事担当者が他の業務に割り当てる時間を確保することが可能です。また、自社内での入力ミスを減らすこともできるので、これまで確認や修正で消化してしまっていた時間を、他のより注力したい業務に使うこともできます。

しかし、代表的な給与計算のアウトソーシングサービスにどのような違いがあるのかわからない人も少なくないでしょう。今回はそんな方のために、おすすめの「給与計算アウトソーシング」のサービスについて特徴や料金を紹介し、比較します。

特に注目度の高い14社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

給与計算アウトソーシングおすすめ14社

なお、重要度を客観化するために既存の給与計算アウトソーシングサービスを紹介したサイト13個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく良質な給与計算アウトソーシングサービスを探すことができます。

※出現頻度が同数の場合は、アルファベット順に掲載しています。日本語名については、ローマ字表記で判断しています。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年3月時点のものです。

目次


<比較表>給与計算アウトソーシングサービスおすすめ14社

給与計算アウトソーシングサービス 比較表

本記事で紹介している14社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


1.ペイロール/株式会社ぺイロール

ペイロール
給与計算業務アウトソーシングの株式会社ペイロール|ペイロール|100万人を超える受託実績を誇る給与計算アウトソーシングサービス

  • 給与担当者を介さずに直接従業員の支援を行うことができる
  • あらゆる企業に適応可能なノウハウを備えている
  • 手続きや入力業務など、手間のかかる業務に対応
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業株式会社ハンズ、富士物流株式会社、三井不動産レジデンシャルサービス株式会社、株式会社アイネット、カルビー株式会社、日鉄エンジニアリング株式会社、大王製紙株式会社など
導入社数255社以上

2.freee人事労務アウトソース/freee株式会社

freee人事労務アウトソース
freee人事労務アウトソース/freee株式会社

  • 労務に関する豊富な知識を持つチームによる支援
  • 再委託はせず、自社内での支援
  • Freeeボードを定期的に更新し、利用可能な機能を常に拡張
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業株式会社Z-Works、株式会社神椿など
導入社数要問い合わせ

3.RoboRoboペイロール/オープンアソシエイツ株式会社

RoboRoboペイロール
RoboRoboペイロール

  • 社内の保険労務士による監修と初回チェックがあり、導入から運用まで全てサポートあり
  • 業界水準よりもリーズナブルさがウリ
  • 複雑な勤務体系にも柔軟に対応
初期費用無料
料金プラン〜200人 1人当たり1,000円 / 月
201人〜 要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数5,000社以上

4.PROSRV/三菱総研DCS株式会社

PROSRV
PROSRV(プロサーブ)|人事給与システム・アウトソーシングサービス|三菱総研DCS

  • 予算や検討段階に応じて、必要なサービスを段階的に導入
  • 金融機関ならではのレベルが高いセキュリティや大規模災害にも耐えうる設備でサービスを提供
  • 経験豊富なコンサルタントによる柔軟なサービスの提案が受けられる
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業株式会社ジャックス、株式会社シモジマ、星光ビル管理株式会社、ニコニコのり株式会社、公益社団法人 地域医療振興協会、リンクアンドモチベーショングループ、株式会社OCSなど
導入社数要問い合わせ

5.トライアンフの給与計算アウトソーシング/株式会社トライアンフ

トライアンフの給与計算アウトソーシング
給与計算アウトソーシング・代行|人事コンサルティングのトライアンフ

  • ヒューマンエラーによる情報漏洩やミスを排除し、一貫した品質を確保
  • 提携業務を外部委託することで、主要業務に集中できる
  • 利用により業務の季節変動が均一化されるため、繁忙期の影響を軽減
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業株式会社メルカリ、日本GLP株式会社、NPO法人クロスフィールズ、株式会社トータス、日本通運株式会社、岡本株式会社、株式会社ジェイアール東日本ビルディングなど
導入社数3,000社以上

6.給与プロ/株式会社シスプロ

給与プロ
給与計算のアウトソーシング/代行は給与プロ

  • 給与計算のみではなく、包括的に代行してもらえる
  • 作業効率を高め、徹底的に無駄を排除しているため低価格での提供
  • Pマーク取得企業として個人情報を厳重に管理され、セキュリティが安心
初期費用50,000円~
料金プラン基本料金 
~20名 25,000円
21~80名 13,000円
80名〜  要相談
導入企業要問い合わせ
導入社数19,900社

7.COMIT HR/株式会社InfoDeliver

COMIT HR
人気クラウド給与・勤怠システムを移行から運用までフルアウトソーシングーCOMIT HR

  • 給与規定・就業規則に柔軟に対応、多様な業務をアウトソーシング可能
  • 最先端技術を駆使し、業界トップレベルのコストパフォーマンスを実現
  • クラウド勤怠・給与システムの導入から運用、途中の法改正などによる設定変更まで柔軟にフルサポート
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

8.ジョブカンBPO/株式会社DONUTS

ジョブカンBPO
給与計算の業務コストを圧倒的に削減「ジョブカン給与計算」

  • 給与計算業務のできる限りを自動化し、必要な帳票も自動で出力
  • 確認事項が多くても、TO DOリスト化により仕事が明確になり、タスク漏れが減る
  • 給与計算に必要な情報を簡単に他のジョブカンシリーズから取り込み可能
初期費用無料
料金プラン無料プラン:無料
有料プラン:ユーザー1名あたり400円/月
導入企業株式会社石橋楽器店、湘南造機株式会社、日本社会保険労務士法人、NPO法人町田繋がりの買、株式会社アリー、株式会社ネクスト‘リンクなど
導入社数シリーズ累計 200,000社

9.MHCトリプルウィン/MHCトリプルウィン株式会社

MHCトリプルウィン
給与計算のアウトソーシング・代行・委託サービス|MHCトリプルウィン

  • 業務委託後の情報管理をプラットフォームに提供、人材情報も支援
  • システム判定により高品質な処理を確保し、多様なサブツールを活用
  • 担当者任せを脱し、業務標準化を実現するため、後継者不足のリスクもカバー可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業アイペット損害保険株式会社、株式会社朝日ネット、株式会社アペックス、株式会社HAコンサルタント、株式会社エトロジャパン、クリタ分析センター株式会社、ケーオーデンタル株式会社など
導入社数要問い合わせ

10.給与計算業務/社会保険労務士法人イイズカ事務所

社会保険労務士法人ADEPTの給与計算業務
社会保険労務士法人 行政書士法人 イイズカ事務所 –

  • 通達等がないトラブルについても、適切な法解釈に則りアドバイスを行う
  • 社会保険労務士・行政書士業務を専門とし、様々な業種のお客様をサポート
  • 労務管理に関する相談から各社従業員のキャリアアップまで幅広く提案
初期費用1〜9人 33,000円/月
10〜19人 44,000円/月
20〜29人 55,000円/月
30~39人 66,000円/月
40~49人 77,000円/月
50〜59人 88,000円/月
60〜69人 110,000円/月
料金プラン1〜9人 33,000円/月
10〜19人 44,000円/月
20〜29人 55,000円/月
30~39人 66,000円/月
40~49人 77,000円/月
50〜59人 88,000円/月
60〜69人 110,000円/月
導入企業株式会社Fortune 、有限会社 青銅 、とくなが耳鼻咽喉科 一般社団法人ファシリカ
導入社数要問い合わせ

11.給与DX/エムザス株式会社

給与DX
給与DXのエムザス|給与とシステム両方を本業に約20年 – 給与計算をアウトソーシングしクリエイティブな総務・人事部を目指すならエムザスへ

  • デジタル化で業務時間を短縮し、アウトソーシングで課題を解決する
  • 給与とシステムの専門家が企業のバックオフィスDX化を支援し、業務負荷を最小限に抑える
  • 最適なプロセスのデザインからシステムの選定や設定、サポートをする
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業ナショナル物産株式会社など
導入社数要問い合わせ

12.給与計算代行サービス/株式会社BOD

株式会社アイエーピーの給与計算アウトソーシング
給与計算代行サービス|株式会社BODでアウトソーシング

  • 正しく新しい専門知識でミスなく給与計算を対応
  • システムの特性や課題を熟知したスタッフが個々に合った最適な給与計算のアウトソーシングプランを提案
  • 人件費などの費用が削減できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業株式会社インプレスホールディングスなど
導入社数要問い合わせ

13.給与計算アウトソーシング/株式会社アイエーピー

株式会社BODの給与計算代行サービス
経理・人事アウトソーシングや国際会計税務ならアイエーピー – 株式会社アイエーピー

  • プロの社会保険労務士や公認会計士などのスタッフと最新のオンラインシステムがサポート
  • 社会保険手続きのすべてや法律相談から一般的な労務問題まで包括的に支援
  • バイリンガルの有資格者が、日本語のみではなく、英語やフランス語で各種オペレーションにてサポート
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

14.給与アウトソーシング/メイソンコンサルタントグループ株式会社

メイソンコンサルタントグループ株式会社の給与アウトソーシング
給与計算アウトソーシング | 給与計算アウトソーシング(代行)サービスのメイソンコンサルタントグループ株式会社

  • 個別の事情に合わせてオーダーメイドでサービスを提供
  • 社員数500名程の企業を中心に、幅広い業種の企業に対しリーズナブルな価格でサービスを提供
  • セキュリティや品質の規格の認証を受け、ミスがない体制を構築
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

その他おすすめの給与計算アウトソーシング

株式会社ジャパン・ビジネス・サービスの給与アウトソーシング
株式会社イージーネットの給与アウトソーシング
給与計算サービス
Salazy
エコミック
社会保険労務士法人エスネットワークスの給与アウトソーシング
Bulas Payroll
給与計算代行サービス
ピタット給与
SUPPORT+iA
BPOソリューション
NMPスペシャリストの給与計算代行サービス
HELP YOU
エイチアールワン
NOC人事アウトソーシング
フルキャスト
OAGアウトソーシング
BBSアウトソーシングサービス
鈴与シンワート株式会社の人事・給与業務アウトソーシング
DFE給与計算アウトソーシング
マネーフォワード クラウド BPOサービス
Workcloud
給与計算事務代行サービス「FX-Ware給与計算」
給与計算サービス
フロンティア社会保険労務士法人の給与計算・社会保険業務代行
株式会社フルキャストホールディングスの給与計算代行サービス


給与計算のアウトソーシングサービスを検討するときの4つのポイント

一口に「給与計算アウトソーシング」といっても多様なサービスがあります。はじめに、検討するときに考えるべきポイントを4つご紹介します。

ポイント1.「社員1人あたり」の費用や追加費用の有無を確認する

給与計算のアウトソーシングの料金プランは、「社員の人数」によって確定するのが一般的です。繁忙期にはパートタイムやバイトを増やすといった業種などの場合は、月額が変動するような柔軟な料金体系を有するソフトがおすすめです。

一方で、給与計算以外の業務も一括でアウトソーシングしたい方は、固定の月額費用を支払うソフトを導入するなど、予算に応じて選択しましょう。詳しくは、ポイント2で解説しています。

また、事業所や支店が複数ある場合は、リモートで一括対応が可能かどうか、その際に必要な追加費用の有無についても確認が必要です。

参考:給与計算代行・アウトソーシング4選の料金を徹底比較!メリットや相場も|経費の教科書

ポイント2. 「給与計算のみ」を任せるか、その他業務も丸ごと任せるかを検討する

毎月の給与計算に時間がかかる要因は、社員の残業代や、パートタイムやバイトなど、支払う給与が変動するものに対する計算です。ここは計算間違いが起こりやすいところでもあります。

こういった給与が変動する人の割合が少ない場合は、給与計算のアウトソーシングは不要で、年末調整だけをアウトソーシングする、といったことを考えるとよいでしょう。

毎月の給与計算以外の業務として、年末調整・賞与計算・住民税処理・源泉徴収票の発行があります。加えて、アウトソーシング先によっては、請求書発行などの経費業務や試算表作成などの経理業務まで対象としているものもあります。

自社が希望している業務と、アウトソーシングが可能な業務が一致しているかどうかを照合しましょう。また、すでに他の会計ソフトを導入している方は、既存のソフトとの連携が可能かどうかも重要なポイントです。

下記にサービス資料を用意しましたので、気になる方はぜひご覧ください。

参考:HRテックとは?人事・企業の価値を高める主要サービス12選
   給与計算代行・アウトソーシング4選の料金を徹底比較!メリットや相場も|経費の教科書

ポイント3. 個人情報を漏らさないために、Pマークの有無やセキュリティのレベルを確認する

給与計算の処理には、社員の個人情報をアウトソーシング先と共有することになるため、「プライバシーマーク(Pマーク)」が付与されているかどうかの確認は欠かせません。

また、企業間でのマイナンバーのやり取りは禁止されているため、アウトソーシング先と社員が直接書類のやり取りを行う場合があります。そのため、処理が終わったら速やかに個人情報が廃棄されるかといった、アウトソーシング先での利用から破棄までの流れを把握できると良いでしょう。

自社の業種・扱う顧客情報によって、求めるセキュリティレベルは変わります。例えば、公式サイトに掲載されている導入事例・導入実績ページにて、同業他社が契約しているかどうかを一つの目安にするのもおすすめです。

参考:給与計算アウトソーシングとは – 比較21選 | メリットや選び方|ボクシルSaaS

ポイント4. 給与計算に関する専門的な知識が、自社にどの程度必要かで判断する

最後に、給与計算のアウトソーシング先にどの程度の専門的な知識を求めるか、を検討しましょう。自社に給与計算の知識がある場合や実務のノウハウを自社でも引き継いでいきたいのであれば、手間がかかる業務のみを委託し、過剰なサポートは必要ないでしょう。

しかしながら、給与計算は法改正や税制の変更の影響を受ける業務です。年度によって書式が更新され、入力項目が増えたり、社員から回収する書類が増えることも少なくありません。

そのため、専門的な知識のアップデートに不安がある方や変更によるデータ変更の手間を減らしたい方は、「税理士法人・社労士法人」や「導入社数が多い会社」を選ぶと良いかもしれません。

参考:起業直後につまづかないための、バックオフィス効率化テクニック9選
   給与計算のアウトソーシングを比較!自社にぴったりなサービスの見つけ方|HRソリューションラボ


まとめ

いかがでしょうか。本記事ではおすすめの「給与計算アウトソーシング」のサービスについて特徴や料金を紹介しました。
繰り返しになりますが、給与計算のアウトソーシングサービスを検討するときの4つのポイントは以下の通りです。

ポイント1.「社員1人あたり」の費用や追加費用の有無を確認する
ポイント2. 「給与計算のみ」を任せるか、その他業務も丸ごと任せるかを検討する
ポイント3. 個人情報を漏らさないために、Pマークの有無やセキュリティのレベルを確認する
ポイント4. 給与計算に関する専門的な知識が、自社にどの程度必要かで判断する

本記事の情報を参考に、自社にフィットする「給与計算アウトソーシング」を見つけてください。

参考にしたサイト

給与計算アウトソーシング比較14選。タイプ別の選び方 | アスピック|SaaS比較・活用サイト
給与計算アウトソーシング比較13社!サービスの選び方・料金相場のご紹介 | HELP YOU
【2024年版】給与計算アウトソーシング比較31選!企業規模別に紹介|ITトレンド
給与計算アウトソーシング比較30選〜料金相場・メリット・選び方を解説〜【2024年版】 | RoboRoboペイロール コラム
給与計算アウトソーシング比較30選!メリットや選び方も | BOXIL Magazine
給与計算アウトソーシング 20サービスをまとめて比較!|ITトレンド
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