【2022年版】リモートアクセスツール36選を比較!選び方のポイントも解説

コロナ禍でテレワークが浸透したことによって、遠隔地からでも社内のデータベースにアクセスして活用できるリモートアクセスツールが注目されています。社内からのアクセスが難しかった機密性の高いデータや基幹システムも、リモートアクセスツールがあれば、遠隔でオフィス内の端末操作が可能です。

そんなリモートアクセスツールはどのように選べばよいのでしょうか。当記事ではツールを選ぶポイントとおすすめのツールを36点紹介いたします。ぜひ参考にしてください。

特に注目度の高い14社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

リモートアクセスおすすめ15社比較表

なお、重要度を客観化するために既存のリモートアクセスツールを紹介したサイト8個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく自社にフィットしたリモートアクセスツールを探すことができます。


新入社員のアカウント発行手続き時間を85%削減!社内のSaaS管理を自動化できるツール


<比較表>リモートアクセスツールおすすめ14社

リモートアクセスツール比較表

本記事で紹介している14社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


Splashtop Business/スプラッシュトップ株式会社

  • 操作側はiOS・Androidデバイス、Windows・macOSに対応。接続先となる会社側PCは、Windows・macOSをサポート。
  • 1秒あたり30フレームでリアルタイムに高速描写する最新技術を採用。
  • 固まらない安定した接続性。
初期費用無料
料金プラン■Splashtop Business:15,000円/年額
■Splashtop Business Pro:18,000円/年額
無料トライアルあり
対応デバイス■iOS
■Android
■Windows
※詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
■1IDあたりSplashtop Business:最大5台
■1IDあたりSplashtop Business Pro:最大10台
サーバーの必要性要問い合わせ
セキュリティ対策■2段階認証
■デバイス認証
■セキュリティなどへの自動更新
※詳細はWEB参照
リモート側とリモート先
PC間でのファイル転送
導入企業例株式会社カラー、プラチナゲームズ株式会社、株式会社白組、株式会社サンジゲン、株式会社イマージュ、など
導入企業数要問い合わせ
こんな方におすすめ■簡単に導入したい
■高速・快適にリモートアクセスしたい

マジックコネクト・ネオ/NTTテクノクロス株式会社

  • ユーザとオフィスの自席PCを接続する1対1構成に加え、複数ユーザがWindowsサーバに同時接続するN対1構成も可能。
  • 社内のPCやサーバにある情報ファイルを一切持ち出せない「ファイル転送禁止機能」で、情報漏えいを防止。
  • 日本国内でのサポート対応だから、応対時の英訳作業や時差を気にする必要がない。
初期費用■USB型:15,000円
■アプリ型:10,000円
■アプリ型ライト:5,000円
料金プラン■USB型:18,000円/年
■アプリ型:18,000円/年
■アプリ型ライト:12,000円/年
無料トライアルあり
対応デバイス■Windows
■iOS
■Android
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
■USB型:2台まで
■アプリ型:3台まで
■アプリ型ライト:1台まで
サーバーの必要性要問い合わせ
セキュリティ対策■多要素認証
■ファイル転送禁止機能
■暗号化通信路
※詳細はWEB参照
リモート側とリモート先
PC間でのファイル転送
導入企業例株式会社シブタニ、倉敷紡績株式会社、株式会社パイオラックス、メタウォーター株式会社、日産化学株式会社、など
導入企業数累計17,000社以上
こんな方におすすめ■自宅から普段と同じPC環境で仕事がしたい
■いつも持ち歩いている端末で、どこからでも社内のデータを使用したい
■出社困難時も業務を継続したい

TeamViewer/TeamViewer ジャパン株式会社

  • サーバー・業務用機器・IoT デバイスへも、どこからでも接続できる。
  • Windows・macOS・Android ・iOS、ほぼすべてのデスクトップとモバイルプラットフォームで機能。
  • インストールされた数は、25億以上。
初期費用要問い合わせ
料金プラン■複数名ユーザー:月額11,500円~
■シングルユーザー:月額2,625円~
※年払いした場合の月額換算費用
※プランの詳細はWEB参照
無料トライアルあり
対応デバイス■Windows
■macOS
■Android
※その他の詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
購入プランにより変動
※詳細はWEB参照
サーバーの必要性要問い合わせ
セキュリティ対策■エンドツーエンドの256ビットAES暗号化
■2要素認証(アカウントログイン、接続時)
■セキュアなリモートパスワードプロトコルの使用
※詳細はWEB参照
リモート側とリモート先
PC間でのファイル転送
導入企業例コニカミノルタ株式会社、ニフティ株式会社、株式会社建設システム、株式会社環境シミュレーション研究所、株式会社ラック など
導入企業数世界600,000社以上
こんな方におすすめ時間や場所、デバイスやプラットフォームの種類を問わずに安全なリモートアクセスをおこないたい

ISL Online/XLAB d.o.o./株式会社オーシャンブリッジ

  • 1ライセンスで、ワンタイム接続・常駐接続・Web会議・チャットの4製品をすべて利用できる。
  • 購入に必要なライセンスは同時に利用する接続数分だけ。コストを大幅に削減できる。
  • 世界100カ国300,000社以上、国内2,500社以上の導入実績。
初期費用要問い合わせ
料金プラン■パブリッククラウド:150,000円~
■オンプレミス:500,000円~
■プライベートクラウド:要問い合わせ
※プランの詳細はWEB参照
無料トライアルあり
対応デバイス■Windows
■Mac
■Android
※その他の詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
オペレーターの利用するPCやユーザー数、接続対象のPC数は無制限
※同時に利用する接続数分だけライセンスの購入が必要
サーバーの必要性
※利用するライセンス体系による
セキュリティ対策■SSL 256bit-AESで暗号化
■2段階認証
■暗号化通信 など
※詳細はWEB参照
リモート側とリモート先
PC間でのファイル転送
導入企業例三菱ケミカルシステム株式会社、水戸証券株式会社、シチズン時計株式会社、京王電鉄バス株式会社、積水ハウス株式会社 など
導入企業数国内2,500社以上
こんな方におすすめ■ヘルプデスクへの問い合わせが電話だけだと伝わりにくい
■データセンターが遠く、無人サーバーのメンテナンスにコストがかかる
■テレワークを実施したいけれど仕組みができていない

RemoteView/RSUPPORT株式会社

  • Chrome・Safari・Edgeなど主要ブラウザに対応。汎用性の高い遠隔操作。
  • 接続速度の向上で動画再生も快適。高いフレームレート技術で途切れない遠隔操作。
  • 遠隔画面ロック機能で覗き見から操作画面を守る。
初期費用要問い合わせ
料金プラン■クラウド型サービス(ASP型):月額1,100円~
■構築型(オンプレミス型):要見積り
無料トライアルあり
対応デバイス■Windows
■Mac
■iOS
※その他の詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
プランにより10台以下や無制限など登録可能台数が変動
※詳細はWEB参照
サーバーの必要性
※利用するライセンス体系による
セキュリティ対策■遠隔地画面ロック
■OTP認証による2段階認証
■許可IP、MACアドレス設定
※その他の詳細はWEB参照
リモート側とリモート先
PC間でのファイル転送
導入企業例損害保険ジャパン株式会社、東京港埠頭株式会社、株式会社長谷川建築企画、栃木県庁、社会保険労務士法人人事総研 など
導入企業数世界300,000社以上
こんな方におすすめ■業務処理に関わる移動時間を減らしたい
■安全で快適な遠隔操作環境をつくりたい

moconavi/株式会社レコモット

  • 端末や通信経路上に一切データを残さない、最高クラスの安全な方式を採用。
  • グループウェア・ストレージ・CRM・電話サービスなど、多くのメジャーなサービスへ連携。
  • 専用のアプリとAPIでの接続方式と高い通信効率により、アプリでサクサクと動作。リモートワークの「つながりにくい」「重い」を解消。
初期費用要問い合わせ
料金プランクラウド基本料12,500円/月
(年額契約あり)
※詳細はWEB参照
無料トライアルあり
対応デバイス■Windows
■iOS
■Android
※詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
最大5台
サーバーの必要性
セキュリティ対策■サンドボックス内に業務アプリを配置
■Jailbreakやroot化を防止
■生体認証
※詳細はWEB参照
リモート側とリモート先
PC間でのファイル転送
導入企業例株式会社秋田銀行、株式会社あおぞら銀行、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構、株式会社サーラビジネスソリューションズ、株式会社十六銀行、など
導入企業数1300社
こんな方におすすめ■テレワークにメリットを感じられない
■従業員の自由に任せるとセキュリティが不安

LAPLINK 14/株式会社インターコム

  • 海外製品が多いリモートツール市場の中では数少ない国産のソフトウェア。
  • 高速で鮮明な画像表示を実現。より快適に動作。
  • 1年間無料保守付き、5年間へ延長も可能。
初期費用要問い合わせ
料金プラン■パッケージ版 2ライセンスパック:17,380円(税込)
■パッケージ版 5ライセンスパック:43,450円(税込)
■ダウンロード版1ライセンス(最低2ライセンス必要):8,800円(税込)
※詳細はWEB参照
無料トライアルあり
対応デバイスWindows
※詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
最大4台
サーバーの必要性
セキュリティ対策■256bit暗号化対応
■接続時にパスワードを設定
■Active Directory連携による接続認証
※詳細はWEB参照
リモート側とリモート先
PC間でのファイル転送
導入企業例PHC株式会社メディコム事業部、富士フィルムヘルスケアシステムズ株式会社、ポーラ・オルビスグループ、株式会社兼六コンピュータサービス、サンシステム株式会社、など
導入企業数1万社以上
こんな方におすすめ■国産ソフトウェアを使用したい
■誰でも簡単に使いこなせるものがよい

SWANStor/エリアビイジャパン株式会社

  • 導入にネットワークの知識や設定変更が不要。
  • 端末認証・ワンタイムパスワード等、豊富な認証オプションあり。用件に応じて組み合わせて導入可能。
  • 様々なアプリケーションに対応し、インターネット回線があれば通信キャリアを問わず利用可能。
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
無料トライアルあり
対応デバイス■Windows
■iOS
■Android
※詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
要問い合わせ
サーバーの必要性
セキュリティ対策■端末認証
■ワンタイムパスワード
■顔認証
※詳細はWEB参照
リモート側とリモート先
PC間でのファイル転送

導入企業例丸星株式会社、応用電気株式会社、三井倉庫ホールディングス株式会社、Yellowfin Japan株式会社、東ソー株式会社、など
導入企業数700社
こんな方におすすめ■導入や運用にあたって十分な経験や体制がない
■導入が簡単なのはいいけど、セキュリティも大切
■様々なデバイス、回線、アプリケーションで利用したい

OneOffice スマートコネクト/株式会社TOKAIコミュニケーションズ

  • 独自通信プロトコルによる高速なデスクトップの遠隔操作を実現。
  • 使った分だけ日額単位で利用料を支払う従量課金制。
  • モバイル端末にデータを持たないので情報漏えいのリスクなし。
初期費用1アカウントあたり3,000円
料金プラン■1日:100円
■1か月:最大1,500円
■アカウント管理料:月額100円
(アカウント管理料は利用があった場合、1日分の利用料金として充当されるため、実質負担は発生しない)
※詳細はWEB参照
無料トライアル2020.04.21より停止中
対応デバイス■Windows 7以上
■MacOS 10.7以上
■iOS 5.0以上
※詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
利用者単位(ユーザライセンス)により変動、操作される側の端末や操作するモバイル端末に台数制限なし
※詳細はWEB参照
サーバーの必要性要問い合わせ
セキュリティ対策■モバイル機器における多段階認証を利用可能
■通信は全てSSL/AES256ビット暗号化
■ブランクスクリーン
※詳細はWEB参照
リモート側とリモート先
PC間でのファイル転送
不可
導入企業例日本薬科大学 など
導入企業数1,300社以上
こんな方におすすめ■隙間時間の活用ができない方
■迅速な顧客対応が取れない方
■急なトラブル時の対応に不安がある方

セキュアリモートアクセス/株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ

  • マルチキャリア・マルチ端末対応なので、通信キャリア・使用端末にしばられない。
  • ワンタイムパスワード認証機能やWebでIDロックができる管理者機能など、高度なセキュリティ機能を標準搭載。
  • VPN+MDMでシャドーITを防止。
初期費用3,000円/1ID
料金プラン1,500円/1ID
無料トライアル要問い合わせ
対応デバイス■Windows 8.1/10
■Android 5.0/5.1/6.0/7.0/8.0/9.0
■ios 11/12/13
※詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
要問い合わせ
サーバーの必要性不要
セキュリティ対策■マトリクス型ワンタイムパスワード認証
■機体認証
※詳細はWEB参照
リモート側とリモート先
PC間でのファイル転送
導入企業例要問い合わせ
導入企業数要問い合わせ
こんな方におすすめ■迅速にリモートアクセス環境を構築したい
■導入~運用・保守までワンストップで提供してもらいたい

CACHATTO/e-Janネットワークス株式会社

  • 多要素認証、端末の安全性を確認してのログイン。
  • 利用者は使いたい端末にアプリを入れるだけ。
  • 専用のサポートセンターにより導入後も安心、安定運用が可能。
初期費用要問い合わせ
料金プラン■同時接続利用料:180,000円/年
■ユーザー登録料:24,000円/年
※詳細はWEB参照
無料トライアルあり
対応デバイス■Windows
■Mac Os
■Chrome Os
※詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
要問い合わせ
サーバーの必要性
セキュリティ対策■画面転送型で安全なリモートデスクトップ
■ファイアウォールの設定変更やVPNは不要
■強固な認証で不正利用を防止
リモート側とリモート先
PC間でのファイル転送
要問い合わせ
導入企業例岡山市水道局、神戸市、四日市市、学校法人国際ビジネス学院、日本国土開発株式会社、など
導入企業数1,500社
こんな方におすすめ■情報漏洩の不安のないセキュアな環境で業務させたい
■オフィスと同じ環境で同じように業務をさせたい
■スマホでサッと軽微な業務をさせたい

IIJ GIOリモートアクセスサービス/タイプA/株式会社インターネットイニシアティブ

  • モバイルで、在宅で、端末/回線を問わない柔軟な接続環境を実現。
  • なりすましや不正アクセスを防ぐ強固なセキュリティ機能。
  • クラウド型だから、予算やニーズに応じたスモールスタートが可能。
初期費用見積もりにより金額変動
料金プラン見積もりにより金額変動
無料トライアル要問い合わせ
対応デバイス■Windows8.1以降
■Mac10.12以降
■iOS10.0以降
※詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
要問い合わせ
サーバーの必要性要/不要
※認証サーバが存在しない場合は認証用のアカウントを発行可能
セキュリティ対策■認証サーバ連携
■ワンタイムパスワード(マトリックス認証)を始めとするアクセス制御
■IIJセキュアWebゲートウェイサービスとの組み合わせ
※詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
要問い合わせ
導入企業例大和ハウス工業株式会社、ぴあ株式会社、株式会社マイナビ、東京海上日動火災保険株式会社、三菱電機株式会社など
導入企業数要問い合わせ
こんな方におすすめ■予算やニーズに応じたスモールスタートを希望する方
■きめ細やかなアクセス制御でセキュリティを万全にしたい方

RemoteCall/RSUPPORT株式会社

  • 遠隔地のIT機器にリモート接続して、直接問題を解決することのできるサービス。
  • 10,000社以上の導入実績。
  • Windows・macなどのOSと主要ブラウザに対応。
初期費用要問い合わせ
料金プラン218,000円/1ライセンス(年額)
無料トライアルあり
対応デバイス■Windows
■Mac
■Android
※詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
1ライセンス(オペレーター1ID)で、マルチセッション3個まで
サーバーの必要性不要(ASP方式採用の場合)
セキュリティ対策■事前同意書
■サポート中の同意書
■ビューアロック
※詳細はWEB参照
リモート側とリモート先
PC間でのファイル転送
導入企業例税理士法人TM総合事務所、株式会社NTTドコモ、一般社団法人阿蘇テレワークセンター、株式会社アクアリーフ、株式会社Infodeliver、など
導入企業数10,000社以上
こんな方におすすめ安心安全に利用したい

Verona/株式会社網屋

  • VPN用機器も、リモートアクセスソフトも、クラウド管理センターも、オールインワン。
  • クライアント証明書をベースにした独自の認証システムで不正アクセスを防止。
  • 障害対応やテクニカルサポートだけでなく、“初期設定/設定変更”も含む運用サービスを提供。
初期費用月額5,500円〜
(プランによって金額に幅あり)
※詳細はWEB参照
料金プラン月額3,000円〜
(プランによって金額に幅あり)
※詳細はWEB参照
無料トライアルあり
対応デバイス■Windows
■Mac
■ iOS
※詳細はWEB参照
リモート先登録可能
PC台数(ストリーマー)
要問い合わせ
サーバーの必要性
セキュリティ対策クライアント証明書をベースにした独自の認証システム
リモート側とリモート先
PC間でのファイル転送
要問い合わせ
導入企業例ミニストップ株式会社、サラヤ株式会社、株式会社きらぼしコンサルティング、板橋中央看護専門学校、株式会社ツクイスタッフなど
導入企業数シリーズ全体で2,800社以上
こんな方におすすめ■用途にあわせてソフトウェア版とクラウド版から選択したい方
■多拠点展開を検討している方

その他おすすめのリモートアクセスツール

Citrix Digital Workspace
AnyDesk
モバイルクネクト
VNC Connect
クラウドデスクトップ
Symantec Endpoint Security
Miro
Parallels RAS (Remote Application Server)
FortiClient
SonicWall Secure Mobile Access
ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
DESKTOP+Plus
Cato Cloud
VALTEC SWAN
Splashtop for CACHATTO
ビジネスセキュリティ
TRUST DELETE Biz
Remote Utilities
Radmin
リモートPCミスターオン
Chrome リモートデスクトップ
Optimal Remote


リモートアクセスツールを選ぶ3つのポイント

リモートアクセスツールを選ぶポイントは、大きく分けて以下の3つです。

  • 接続できる環境
  • セキュリティ対策
  • 料金体系

ひとつずつ説明していきます。

参考:5分で総なめ!リモートワークを明日から実施するためのすべて

ポイント1. 接続できる環境

自宅など、社外で操作する端末と接続先の会社の端末をつなぐリモートアクセスツールは、必ずしもすべての端末に接続できるわけではありません。多くのツールはWindowsやmacOSなどのPCに対応していますが、スマホからはアクセスができないツールも存在します。そのため、ツールを選ぶ際にはまず使用する端末に対応しているかどうかを確認しましょう。

また、リモートアクセスツールの接続先も重要です。ツールには社内に設置しているサーバーに直接アクセスできる「サーバアクセス型」と、社内PCに外部の端末から直接アクセスする「クライアントアクセス型」のふたつがあります。後者は社内のPCの電源が入っていなければアクセスが難しいため、前者のほうがアクセスは容易です。

リモートアクセスツールの接続方法も確認しましょう。接続方法は主に3つのタイプに分けることができます。

  • 社内LAN延長接続タイプ…社内のLAN環境に社外から接続できる
  • Webアプリ限定接続タイプ…アプリを利用してリモートアクセス環境を構築する
  • PC遠隔操作タイプ…そして社内PCのデスクトップ画面を社外端末に転送して操作する

アクセスの利便性を重視するのであればWebアプリ限定接続タイプ、社内の利用環境をリモートで忠実に再現するのであれば社内LAN延長接続タイプがおすすめです。

ポイント2.セキュリティ対策

リモートアクセスツール使用時は社外からアクセスすることになるため、セキュリティ対策が万全なツールを選ばなければなりません。対策が不十分であれば、不正アクセスやデータの持ち出しが発生してしまうおそれがあります。

備わっているセキュリティ機能はツールによってさまざまです。例えば情報の持ち出しを防止するために画面のキャプチャを制御する機能や、なりすまし防止として二段階認証機能を設けているツールはよく見られます。不審な動きを検知するログや接続履歴の監視機能を備えているツールも一般的です。

プロトコルのタイプも重要なセキュリティ項目です。リモートアクセスツールのプロトコルとしては、暗号用通信プロトコルのPPTPや、暗号技術を用いて機密性を提供するIPsecがあります。また、IPsecと比較して速度は落ちるものの、導入の負担が少ないSSLが使われているツールもあります。自社が求めるセキュリティレベルに達しているツールを選びましょう。

参考:シャドーITとは?企業に与えるリスクと行うべき5つの対策法

ポイント3.料金体系

リモートアクセスツールを導入し、テレワークが社内に浸透するようになれば、従業員の交通費や通勤時間を削減でき、コストパフォーマンス改善につながる可能性が高まります。

しかし、ツールの導入には当然のことながら費用が発生します。自社にマッチする料金体系を選ばなければ、かえってコストパフォーマンスが悪化してしまいます。そのため、ツールを選ぶ際には接続環境やセキュリティ対策と合わせて、料金体系を重視して選びましょう。

リモートアクセスツールの月額料金体系は、主に従量課金と定額制の二種類です。ツールの利用機会が多い大企業や、テレワークが浸透している企業であれば、定額制を選んだほうが、料金を気にすることなく活用できます。反対に使用頻度や利用人数が少ないようであれば、従量課金プランを選んで、使用した分だけ支払うスタイルにしたほうが良いでしょう。

リモートアクセスツールの導入に際しては、ニーズを確認したうえでオーダーメイドの見積もりを提出する業者がほとんどであるため、複数社から見積もりを取って比較することをおすすめします。

また、ハードウェアを使用しなければならないツールでは工事費用が発生する可能性が高いため、その分の費用も見積もってもらいましょう。


まとめ

本記事では、リモートアクセスツールを36社紹介しました。

選ぶポイントとしては、接続環境、セキュリティ対策、料金体系を比較して決めると良いでしょう。

本記事の情報を参考に、自社にフィットするリモートアクセスツールを見つけてください。