ホームページの作成・リニューアルを考えているが、制作費用が高くて手を出せない、予算が足りなくて困っている…という方は多くいらっしゃいます。
そのため、2017年から始まったIT導入補助金の活用を検討されている方もいるでしょう。IT導入補助金を活用すれば、最大50万円の補助を受けてホームぺージを作成できます。
しかし、IT導入補助金の対象ツールとなっているホームページ作成サービスは乱立しており、一体どれを選んだら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、貴社の課題を解決できる、IT導入補助金対象のホームページ作成サービスの選び方のポイントをご説明していきます。(参考:ホームページ作成で最初に考えるべき3つのポイントと作成方法の選び方)
IT導入補助金の支援事業者に認定されている弊社には、日々IT導入補助金のご相談が寄せられていますので、貴社のニーズに合ったホームページ作成サービスをご紹介できます。
この記事を読めば、貴社の課題を解決できるホームページ作成サービスの選び方が分かります。IT導入補助金を有効活用して、貴社の課題解決に役立つホームページを制作し、自社の業務効率化・売上アップにお役立てください。
目次
IT導入補助金の対象となっているITツールは2,000件以上
補助金対象となるのは、IT導入支援事業事務局から承認を受け、事務局のホームページに補助対象サービスとして公開されたITツールだけです。
IT導入補助金の公式ホームページを見ると、具体的には、下記のようなものが補助金対象となっています。
- ホームページ制作費用
- ホームページ利用料
- クラウドサービスの導入・初期費用
- クラウドサービスの利用料、ライセンス/アカウント料
- 保守・サポート費用(契約から1年間分)
- 導入設定、研修
- 業務コンサルテーション
- マニュアル作成
- セキュリティ対策
これを見ると「なぜホームページ制作がITツール導入に認定されるの?」と疑問を感じる方もいると思いますが、ホームページの更新作業を簡単にするCMSなどのシステムを使ってホームページを構築することで、IT導入補助金の対象にできるのです。
IT補助金の対象となっているツールは、認定されたものに限られているとは言え、ホームページ制作だけで2,000件以上あります。これではどのツールを選んだら良いか、どのホームページ作成サービスを利用すれば良いか、迷ってしまうのも当然です。
IT導入補助金の対象となるホームページ制作と、対象にならないホームページ制作
ここで気を付けなければいけないのは、ホームページ制作ならなんでも補助金対象になる訳ではないということです。
先にご紹介した通り、CMSを使ってホームページを構築したとしても補助金対象にならないケースもあります。
IT導入補助金を活用してホームページの作成を検討しているなら、作成を検討しているホームページが対象か対象でないかは、よく知っておきましょう。
それでは次から、補助金の対象となるホームページ、対象とならない(なりにくい)ホームページを簡単にご説明します。
対象となるのは、新規作成のホームページ
IT導入補助金の対象となるのは、基本的に新規作成のホームページに限ります。これは、IT導入補助金支援事業者用の「ITツール登録の手引き」に「ホームページの制作は新規制作の場合が補助対象となります」と明言されていることからも分かります。
新規の定義として、「廃止もしくは使用停止になっている状態に、新たにホームページを開設することは新規とみなします」とあります。
つまり、すでにホームページを持っていたとしても、全く新しいホームページへリニューアルするのであれば、補助金対象になれるということです。
また、古くから持っているドメインを使用したり、以前に使用していた顧客データ・商品データを利用したりすることはとくに問題なく、新規制作とみなされます。
部分的なリニューアルは、対象とならない可能性大
一方で、ホームページの部分改修は補助金対象となりません。2018年度のIT導入補助金公式ホームページのよくある質問にも「既存ホームページの一部更新や改修費用は補助対象外です」と記載されています。
また、IT導入補助金支援事業者用の「ITツール登録の手引き」にも「既存のホームページに一部機能を強化したり、コンテンツを追加する場合は補助対象となりません」と記載されています。
つまり、既存のホームページにフォーム機能を追加したり、新たなページを追加したり、バナー変更や画像を入れ替えたりする程度の更新・修正では補助金対象とならないということです。
機能追加でも補助金対象になる可能性も?
しかし、「現行のホームページの一切を廃止し、同一のドメインに新機能を持ったホームページを新規に再構築する、または新規のドメインを取得し、これまでのホームページには掲載のなかった新規事業、もしくは新機能を有するホームページを新規構築する場合はこの限りではありません」ともあります。
これを読むと、機能追加や新規コンテンツ追加でも補助金対象となりうる例外が存在するように読み取れます。「この限りではありません」と書いてある通り、明確に対象となるかならないかは、申請してみないと分からないのも実情のようです。
補助金の対象にはならないと決めつけず、IT支援事業者に相談の上、申請してみた方が良いのではないでしょうか。
IT導入補助金は、初めてのITツール導入時に支給されるもの
IT導入補助金は、基本的に初めてのITツール導入時に支給されるものです。
そのため、ホームページを新規作成したり全面リニューアルしたりする場合でも、すでにWordpressでホームページを構築しており、またWordpressを使ってリニューアル・制作したものが補助金対象となるかは、非常にグレーです。
IT導入補助金公式ホームページの「よくあるご質問」では、新規導入の定義について「新規にITツールを導入したのち、既存のITツールを使わなくなる状況が補助の対象」とされていますので、これを見てもグレーであることに変わりません。
ただホームページの新規制作や全面リニューアルは、補助金対象になると明言されていることなので、システムの乗換が無かったとしても可能性はゼロではありません。最初から諦めずに、まずはIT導入支援事業者に問合せ・相談をしてみると良いでしょう。
一方で、Wordpressでホームページを構築していたものの、別会社が独自で開発したCMSに乗り換えてホームページをリニューアル・制作する場合は、今まで利用したことのない新しいITツールを導入することになるので、補助金対象となる可能性が高いと言えます。
あくまで可能性ですが、同じホームページの新規制作・リニューアルでも、対象と成り得る可能性の高さが変わってくることは意識しておいてください。
IT導入補助金の申込みは、IT導入支援事業者を通すことが必要
IT導入補助金の申込みは、IT導入支援事業者を通すことが必要です。ご自身で補助金の申込みができるわけではないので、ホームページ制作サービスを提供している会社なら、どこを利用しても補助金が下りる、とはなりません。
IT導入補助金を利用するなら、「IT導入支援事業者に認定されているホームページ制作会社」を選ぶ必要があります。依頼を考えている制作会社が、IT導入支援事業者に認定されているかどうかは、必ず事前に調べておきましょう。
認定されているかどうかは、IT導入補助金の公式ホームページで検索しても調べられますが、直接該当の会社に問い合わせるのが確実です。
IT導入補助金が使える、ホームページ作成サービスを選ぶ6つのポイント
さて、2000件以上もあるIT導入補助金が使えるホームページ作成サービスですが、この数の中から自分に合ったサービスを見つけるのはとても大変です。
そこで次からは「IT導入補助金が使えるホームページ作成サービスを選ぶ6つのポイント」をお伝えしていきます。
1.まずは、ホームページで実現したいことを考える
IT導入補助金を利用する場合に限ったことではありませんが、ホームページ制作・リニューアルをする前に、ホームページで実現したいことを必ず考えるようにしましょう。それを実現できる会社を選ぶのがポイントです。
ホームページには、コーポレートサイトを始め、サービスサイト、ブランディングサイト、リクルートサイトなど、さまざまな種類があります。
会社の基本情報や理念を発信して取引先やお客様からの信頼を得たいならコーポレートサイト、商品やサービスの紹介をしたいならサービスサイト、会社自体や会社の商品・サービスのブランド力を高めたいならブランディングサイト、採用を成功させたいならリクルートサイトなど、種類によってホームページの役割は異なります。
役割が違えば、ホームページに置くコンテンツやデザインなどもが変わってくるのは当然です。
制作会社も、ホームページの種類によって得意・不得意があるので、実現したいことができるホームページの作成に慣れた制作会社を選びましょう。
2.何の目的でホームページを作成するのか明確にする
何の目的で、何をゴールとしたホームページを作成するのかを明確にしましょう。
目的やゴールによって、ホームページに必要な機能やデザインが異なります。その必要な機能やデザインを実装できる制作会社を選ぶことがポイントの2つ目です。
たとえばホームページ上でお問合せや資料請求を発生させたいのであれば、お問合せフォームの設置が必須です。
予約を取りたいのであれば予約システムがあった方が良いでしょう。購入までをゴールにしたいのであれば、決済システムが必要になってきます。
また企業としての信頼を得ることや、ブランディングが目的ならば、デザインにはそれなりのこだわりが欲しいところです。コーポレートサイトなら、コーポレートカラーで作成できることも重要になってくるでしょう。
デザインを完全オリジナルで作成するのであれば、コーポレートカラーの実現は難しいことではありません。しかしCMSで作成する場合、あらかじめ用意されている数種類のテンプレートからデザインを選ばなくてはいけないこともあり、デザインやカラーを要望通りに仕上げられないケースもあります。
何の目的でホームページを作成するのかを明確にした上、ホームページに必要な機能、したいデザイン・カラーが実装できるかどうかを見極めて、制作会社を選ぶことが大切です。
3.課題解決、目的・ニーズに合ったホームページ作成サービスを探す
新規作成でなく、リニューアルを考えるなら、必ずリニューアルをしたいと考える理由があります。その理由は、既存のホームページに抱いている不満や課題であることがほとんどです。その不満や課題を解決する提案ができる制作会社を選ぶのがポイントの3つ目です。
なぜリニューアルをしたいと考えたか。もっと集客できるようにしたい、もっとお問合せをとりたい、もっと良いデザインにしたい、など現状の課題を改善・解決してより良いホームページにしたいという思いがあるはずです。
集客できるホームページの作成を得意とする制作会社、SEOに強い制作会社、ホームページの導線設計やUI/UX設計が得意な制作会社、デザインのクオリティが高い制作会社など、制作会社によって強みは異なります。
現状抱えている課題を明確にし、その課題を解決する提案ができる制作会社を選びましょう。
4.ホームページ制作ツールは何を使っているか(自社開発CMSか、Wordpressか)
自社で開発したCMSを利用してホームページを制作する場合、ホームページ全体を専門知識不要で触れることがほとんどです。納品後も、ホームページの更新・修正を自身で簡単に行えます。
しかし自社で独自開発したCMSはWordpressのように普及してるわけではないので、システムで分からないことがあった場合、ネットで調べても解決策が出てきません。制作会社に問い合わせることが必要です
。CMSをストレスなく使いこなせるかどうかは、サポート体制がどれだけ充実しているかにも関わってくるので、サポート体制がどうなっているかは十分に確認するようにしましょう。
一方、Wordpreesを使ってホームページを制作した場合、システムで分からないことはネットで検索すれば解決方法が何かしら掲載されているのがメリットです。
ただ自分で更新・修正できる箇所は限られているケースもあります。触れる範囲が少ない場合、ホームページの更新は費用を払って、制作会社にその都度依頼しなくてはいけません。
更新費用を払い続けるのは大変なので、どの範囲を触ることができるのかは、あらかじめ確認しておく必要があります。
5.制作実績数やホームページデザイン事例を確認する
制作会社の制作実績数やホームページデザインを確認することも、制作会社を選ぶ上では大切です。制作実績数が多い制作会社の方が、ホームページ制作ややり取りにも慣れているので安心感があります。
また、完全オリジナルで制作するのではない場合、その制作会社のデザイン事例はとても重要なポイントです。自分が好みのホームページデザインの事例を持っている制作会社でないと、満足のいくデザインのホームページを作成できないかもしれません。
制作実績数やホームページデザインの事例は必ず確認して、信頼できる、納得できる制作会社を選びましょう。
6.IT導入補助金の申請実績や採択率を確認する
IT導入補助金を活用してホームページを制作する場合、依頼する制作会社の申請実績や採択率を確認するのは非常に重要なポイントです。
なぜならIT導入補助金は必ず受けられる訳ではないからです。補助を受けるには、IT導入支援事業者に申請してもらい、審査を通ることが必要になります。せっかく申請しても、申請に不備があって採択されなかったら補助金を受け取ることはできません。
IT導入補助金の申請業務を行うのは、IT導入支援事業者つまりホームページの制作会社だからこそ、実際に依頼する制作会社がIT導入補助金の申請業務実績があるかどうかはできるだけ確認した方が良いでしょう。
2017年から実施されている制度なので、2017年、2018年度の1次・2次と回数が重ねられています。すべての回に参加していなかったとしても、すでに申請業務の実績がある制作会社は多くあります。申請が初めての会社に依頼するよりも、実際に申請を行ったことがある会社に頼んだ方が安心です。
また、採択率が分かるのであれば、これも確認した方が安心です。申請実績がある制作会社であれば、2017年時の採択率や2018年度の1次・2次のいずれかの採択率が分かるはずです。採択率がなるべく100%に近い方が、審査を通る可能性も高く、安心して申請業務を任せられます。
IT導入補助金対象のホームページ作成サービス紹介
それでは早速、IT導入補助金が使えるホームページ作成サービスを具体的にご紹介していきましょう。
目的別におすすめの作成サービスを11個ピックアップしましたので、ぜひご参考ください。
1.費用を抑えて集客できるホームページを作成したいなら
費用を抑えて、集客に重点を置いたホームページは、以下の4つが挙げられます。
(※50音順・敬称略)
あきばれホームページ
あきばれホームページ
あきばれホームページは、ITを活用して中小企業の支援を行っている制作会社です。
50万円、70万円、100万円と価格帯の異なる3つの補助金対象パックが用意されています。補助金を活用すれば、それぞれ25万、35万、50万で作成できる計算です。
集客できるホームページをコンセプトに、いずれのパックもオリジナルのデザインを設定し、パソコン用・スマホ用のオリジナルメイン画像も作成してくれます。
作成ページ数は14ページと多く、写真撮影・加工のためにカメラマン派遣つきです。もちろん独自ドメインや常時SSLも含まれています。さらに定期的な電話のコンサルティングが4回セットされているので、集客相談やホームページの運用相談ができるのも強みです。
ホームページの作成には、専門知識不要で簡単に使える独自で開発したCMS【Buddy(バディ)】を使います。納品後も更新代行などを使わずに、自身でホームページを作成・更新できます。
2017年1次の採択率は100%で安心の実績を持っており、2018年度は3次募集から受付を開始しました。
株式会社クラウドサービス
株式会社クラウドサービス
クラウドワークスは、インバウンドの集客を考えたホームページ制作を行っています。SNSとの連携はもちろん多言語対応したホームページの制作も可能です。
WordPressのレスポンシブテンプレートを使用しており、PC・タブレット・スマホなど、各デバイスに合わせて表示を最適化でき、専門知識不要で更新できるよう構築してくれます。
ホームページ制作パックとネットショップ制作パックを40万円、60万円、100万円と3つのプランで展開しています。リスティング広告やSEO対策も行っているので、ホームページを集客に活用したい人にはおすすめの制作会社です。
株式会社マグネット
株式会社マグネット
集客を意識したホームページ制作に自信があり、内部SEO対策を施したホームページを制作してくれます。
対面での打ち合わせが可能で、ホームページを単に作成するだけでなく、戦略から活用までを考えた上で分かりやすいコンテンツと導線設計を行うのが特徴です。また、Googleなどの媒体から認定パートナーにもなっているので、SEOやリスティングの知識を豊富に持っている点も頼りになります。
ホームページ制作に使用しているCMSはWordpressです。納品後、専門知識不要で更新できるように構築してくれます。
2017年度のIT導入補助金では、8割以上の採択率を誇っています。
株式会社プラスワン
株式会社プラスワン
プラスワンはWEB集客に特化したWEBサービス全体を提供しており、ホームページ制作に限らず、WEBコンサルティング、リスティング広告運用まで行っています。WEBビジネスをトータルでサポートしてくれる会社です。
「売上を増やしたい」「知名度を上げたい」「社員を増やしたい」など、ホームページが抱える課題や掲げている目標を達成できる、成果につながるホームページを制作してくれます。
ホームページは、コーポレートサイトやブランディングサイトを始め、ランディングページや採用サイト、ネットショップまで幅広く対応しています。
2018年度、IT導入補助金の支援事業者として一次公募から行っており、一次・二次ともに採択率100%の実績を誇っているため、申請業務を任せるには安心の制作会社と言えるでしょう。
制作に使用しているのは、WordpressなどのCMSです。納品後もお客様自身で更新できるホームページに構築してくれます。テンプレート使用ではなく、フルオーダーの対応ができる会社です。
2.フルオーダーでホームページを制作したいなら
IT導入補助金を活用すれば、普段なら手を出せないホームページデザインの部分までこだわることができます。そこでテンプレートとは一味もふた味も違う、フルオーダーでホームページを制作できる制作会社を3つピックアップしました。
テンプレート利用のものよりも高額になりがちですが、IT導入補助金が使える今なら、テンプレート利用と大して変わらない価格で作成で作成できます。
株式会社アップワード(建設業専門)
株式会社アップワード
アップワードではデザインテンプレートを使用しせず、一つ一つオリジナルのデザインを作り上げ、集客施策からサイト内の導線設計、UI設計まで考えてくれるので、ハイクオリティなホームページを実現できます。
「ホームページの新規政策」、「部分改修スマートフォン対策、ホームページリニューアル」、「保守サポートサーバー・SSL利用料」の3つのサービスを用意しています。
費用や作業工数によって制作費用は変わってくるようですが、補助金対象のホームページ制作利用例として、80万円、100万円、150万円の3つが上がっています。
ホームページを「集客」「採用」「コーポレート」の3つの用途に分け、約400社以上の制作実績をもとに最適なデザインを提案してくれるようです。建設業専門のため、建設業の方が業界特化のホームページを作成するなら最適な会社でしょう。
その分若干高額かも知れませんが、補助金を利用すれば実質半額の自己負担で作成できるので、ご興味ある方は一度問合せてみても良いのではないでしょうか。
ユニオンネット
ユニオンネット
集客力・業務効率をUPするホームページを提案してくれる制作会社です。ホームページに目的・ゴールに合わせ、戦略立案から制作まで行ってくれます。
ユニオンネットでは専門知識不要でPCやスマホから簡単に更新できるホームページを構築してくれる人を探しています。
集客のために活用できる集客用のサイトやランディングページの制作では、ヒアリングを行って訴求ポイントの見極めやデザイン、流入施策まで考え、各社の課題解決ができるホームページを提案してくれます。
また集客用のサイトだけでなく、コーポレートサイト、ブランディングサイト、採用サイトなど、様々な種類のホームページ制作に対応可能です。集客用以外のホームページを制作したい方は、こちらの会社を利用しても良いかも知れません。
CMSはWordpressをカスタマイズして使用するため、デザインも他社と被ることもないでしょう。
リタワークス株式会社
リタワークス株式会社
リタワークスは、中小企業が抱えるWEBの課題をオーダーメイドで解決してくれる会社で、ホームページ制作では状況や予算に合わせて選べる「セミオーダー制」と「フルオーダー制」の2つのプランを選ぶことができます。
フルオーダー制作プランでは、競合他社を上回る、顧客開拓に使えるホームページを制作してくれます。
お問合せ数や売上につながる成果をホームページ上であげたい、デザインのクオリティをあげたいという方に向けたサービス展開です。年間120件の制作実績があり、解約率も3%未満のため、お客様の満足度も高い安心のホームページ制作会社と言えるでしょう。
補助金を活用すれば、フルオーダー制作プランでも40万円代で制作できるのが魅力的です。
CMSはオリジナルの自社で開発したシステムを使用しており、納品後は専門知識不要で更新できるようになります。
3.自社開発のCMS
CMSと言えばほとんどがWordpressですが、中には自社で独自に開発したCMSを使ってホームページを制作する会社もあります。
自社で開発したCMSを使用するメリットは、日本製だからこそ日本人が扱いやすいようにできている点が1つです。
WordPressは玄人も使う汎用性が高いCMSである反面、多少タグの知識などが必要になってくる部分もあります。しかし、自社で開発したCMSの場合はそうした専門知識が一切不要で使えることが多く、慣れればWordpressよりも使い勝手がよくなることも多いでしょう。
それではさっそく以下から、簡単にご紹介していきます。
(※50音順・敬称略)
株式会社アール・ティー・シー
株式会社アール・ティー・シー>
独自で開発した簡単ホームページ作成ツールAMSを取り入れており、簡単にホームページを更新・運用することができます。
補助金用のホームページ制作プランは4つ用意されています。
スマホ対応やSEO対策はもちろん、ホームページ運用のためのコンサルティングや電話・メールのサポート、セキュリティ強化のための常時SSLがついているも、写真撮影・動画編集などのコンテンツ制作支援、セールスライティングまで行ってくれるものまであります。
おりこうブログDS
おりこうブログDS
こちらも独自で開発した企業ホームページ作成ソフト「おりこうブログDS」を使って、ホームページを制作します。
スマホ閲覧に対応しているのはもちろん、特徴的なのは、ホームページを制作する以外の機能もそろっていることです。会社案内パンフレットや商品カタログを作成する機能、デジタルカタログの掲載機能など、企業にとって嬉しい機能がついています。また、スマホやタブレットからも更新できるのも魅力的です。
ホームページの制作自体は、担当者が直接客先に訪問して打合せするスタイルをとっています。現状の悩みや要望を詳しくヒアリングした上で、課題を解決できる最適なプランを提案してくれます。さらにCMSの操作レクチャーも訪問で行ってくれるのがすごいところです。
訪問操作レクチャーは地域限定ではなく、日本全国に対応しているので、安心して利用を開始できます。
東洋インフォネット株式会社
東洋インフォネット株式会社
自分で楽に更新できるCMS「楽らくページ」を使用してホームページを作成します。もちろん、スマホ・タブレット・PCすべてのデバイスに対応しています。
専門的な知識がなくてもホームページを編集・更新でき、カラーやデザインも600種以上もあるテンプレートから選べるので、オリジナルに近いデザインで作成できると言えるでしょう。
WordPressでのホームページ制作も請け負っているところは、独自のCMSを持っているにしては珍しい点です。
IT導入補助金の申請実績は、2018年度の二次公募で採択率100%を誇っているので、申請業務は安心して任せられます。
ロリポップ!レンタルサーバー
ロリポップ!レンタルサーバー
ホームページを自由にカスタマイズできるCMS「baserCMS(ベーサーシーエムエス)」を使用してホームページを制作します。
日本製のCMSで全日本語対応しています。スマホ対応はもちろん、集客に必須なSEOも考えられた仕組みになっており、カスタマイズ性・セキュリティ性にも優れているのが特徴です。
レンタルサーバーで有名なロリポップ!の商品・サービスなので、安心感もあるでしょう。ただロリポップ!はあくまでも窓口です。実際にホームページの制作を行うのは、ロリポップ!の制作パートナー「クリエイティブセンター福岡」になります。
上記の他、あきばれホームページやリタワークスも自社開発のCMSを利用して、ホームページを作成しています。
ホームページ制作で、IT導入補助金を活用する際の疑問点・注意点
IT導入補助金は、2017年に始まったばかりの制度で、まだまだ詳しく知らない方も多いかと思います。そこで、IT導入補助金を活用する際によくある疑問点や注意点をまとめました。
疑問点や注意点を解消して、安心してホームページを制作しましょう。
1.IT導入補助金は先に出るか
IT導入補助金は、交付決定後、すぐに支払われるわけではありません。ホームページ制作費の支払いより先には出ず、契約・納品・支払いまで済ませたあと、補助金が下りることになります。
ホームページの制作費用を支払う際には、まだ手元に補助金がない状態なので、まずは自身で全額負担する必要があります。その際の支払明細や領収書を用いて完了報告をし、書類検査ののちに交付が確定します。
つまり補助金を受け取れるのは、支払いが完了してからです。実質的にはキャッシュバックのようなイメージになります。
2.IT導入補助金の申請が下りなかったら、全額自己負担になるか
IT導入補助金が下りると決定してから制作に着手する制作会社がほとんどかと思います。
IT導入補助金が下りなかったら、キャンセルするか、そのまま補助金無しの全額負担で作成するか、安いプランに変更して作成するか、選べることが多いはずです。
もちろんそのまま制作することを選べば、制作費は全額自己負担になります。ただ了解を得ないまま勝手に制作が進むことはありません。
IT導入補助金が下りなかった際、具体的にどのような対応になるのかは、制作会社によって異なります。IT導入補助金でのホームページ制作を申込む前に、一度依頼先に確認すると良いでしょう。
3.IT導入補助金をホームページ作成に使って、別のITツールにも利用できますか
2つのITツールに補助金を利用することはできません。IT導入補助金が利用できるのは、1事業者1回のみです。
ホームページの制作をして、さらに予約管理システムも導入する場合、IT導入補助金を活用できるのはどちらか片方になります。
4.IT導入補助金の申請はどうやってするのか
補助金申請はIT導入支援事業者が行いますので、申請する当事者は必要な書類を揃えて提出するだけで大丈夫です。
その分、ホームページの制作を依頼する制作会社が、補助金の申請業務に慣れているかどうかは非常に重要なポイントになります。
申請しても書類不備に通らないようでは、申請する意味がなくなってしまうので、制作会社を選ぶ際には制作実績だけでなく、申請実績も意識するようにしてください。
これだけは知っておきたい!IT導入補助金の概要
IT導入補助金とは、経済産業省が運営する補助金制度のことです。
主に中小企業・小規模事業者の生産性向上を目的として、2017年から開始されました。
1.最大50万円、制作費用の半額の補助を受けてホームページ制作が可能
IT導入補助金を利用すると、ITツール導入費用の2分の1の補助が受けられます。補助金の上限は最大50万円までで、補助を受けるには最低30万円以上の購入が必要となっています。
2.2018年度は、IT導入補助金を使えるチャンスが大幅に拡大
2018年度は1社あたりの補助額を少なくして、より多くの企業に利用してもらうことを目的としているようなので、2017年よりも補助金を使えるチャンスが広がりました。
最低30万円以上の購入が必要なのは同じですが、2/3の補助が受けられ、最大100万円までの補助金が受け取れたのが2017年です。30万円のITツールを導入した際、2017年なら最大20万円の補助が受けられました。
しかし2018年度は30万円の購入なら、最大15万円の補助しか受けられません。1社辺りに割り当てられる補助金額は、2017年よりも縮小されています。
一方で、補助金制度の全体予算は、2017年は100億円だったのに対し、2018年度は5倍の500億円に拡大されています。
3.IT導入補助金は、先着順で予算がなくなり次第終了
IT導入補助金の公募期間は、2018年9月12日(水)~11月19日(月)となっていますが、3次募集の交付審査は公募順で2週間ごとに実施されます。IT導入補助金三次公募スケジュール
参考:IT導入補助金公式ページ
予算がなくなり次第終了してしまうので、特別な理由がない限り、できるだけ早く申請しておいた方が無難です。
公募の締切は11月19日(月)ですが、受付期間は各支援事業者によって異なります。各支援事業者が書類を作成する手前、書類作成期間が設けられている場合がほとんどで、通常は公募締切よりも各支援事業者の受付締切が1~2週間ほど早くなります。
IT導入補助金を使う予定であれば、早め早めの行動がおすすめです。
ホームページとIT補助金に関するよくあるご質問
ホームページとIT補助金に役立つQ&Aをまとめています。
Q.ホームページ制作に関するIT補助金の申請資格は何ですか?
A.申請資格には、一定の中小企業や小規模事業者が対象となり、特定の業種や売上規模に応じて補助金を利用できるかどうかが決まります。まずは自社が対象に含まれているかを確認することが大切です。
Q.ホームページ制作に対する補助金の申請手順は?
A.補助金の申請手順として、まず支援事業者と連携し、事前に計画を策定します。次にオンラインシステムを利用して申請し、承認が下りた後に補助金を受け取る流れとなります。
Q.IT補助金を申請する際、HPのリニューアルも対象になりますか?
A.原則として、新規作成が主な対象となりますが、特定の条件下ではリニューアルも対象となる場合があります。部分的なリニューアルや機能追加はケースバイケースで判断されます
Q.IT補助金の利用が制限されるケースは?
A.利用が制限されるのは、補助金の適用条件を満たさない事業者や、事業内容が対象外とされる場合です。また、過去に同様の補助金を受けた場合にも制限がかかることがあります。
Q.ホームページ制作にIT補助金を利用する際の注意点は何ですか?
A.補助金申請後に作業が開始されるため、申請前に着手してしまうと補助金が適用されません。また、補助金が承認されなかった場合は、全額自己負担になる可能性があります。
IT導入補助金を活用したホームページ制作まとめ
いかがだったでしょうか。
IT導入補助金を活用してホームページを作成するなら、自社の課題を解決できるかどうかを選定のポイントにして参考にしてください。
IT導入補助金の対象となっているホームページ作成サービスはたくさんあります。その中から自社の課題解決にぴったり合ったツールを選ぶのは至難の業です。
しかしせっかくのIT導入補助金、有効に活用したいですよね。まずはなぜホームページを作成したいのか、ホームページを作成して何を実現したいのかをきちんと考えた上で、ホームページ作成サービスを選ぶことをおすすめします。
IT導入補助金を活用すれば、価格以上のハイクオリティなホームページを作成できますが、課題解決ができるかどうかは別問題です。
補助金が受けられると言っても、制作費が無料になる訳ではないので、どこでホームページを作成するかは慎重に選んでいきましょう。