
「広告のレポートに時間がかかる」「手作業が多く残業が終わらない」と、広告レポートについてお悩みではありませんか?広告運用では手作業でレポート業務を行うことも多く、時間がかかると悩む人が少なくありません。
広告レポートの作業を効率化するため、様々な自動化ツールがあります。自分に合ったツールが見つかれば、レポート作業にかけていた時間を短縮できるようになります。
本記事では、広告レポートツールを効率化できるツールを8つご紹介します。この記事を読めば、自分にピッタリの広告レポートツールが見つかるでしょう。
広告レポートツールとは
広告レポートツールは、広告媒体と連携することで、広告データを自動で取得しレポート作成をしたり、依頼主にレポートを自動送信することができます。
またツールによっては予算管理機能も搭載されており、運用業務に関わる様々な業務を効率化する効果があります。
ツールによって料金や搭載機能、対応媒体はさまざまで、自社に合ったツールを選ばなければいけません。多くの案件を抱える広告運用者は、広告レポートツールを活用することで業務を効率化しているのです。
広告レポートツールを導入する4つのメリット
広告レポートツールの導入には、以下の4つのメリットがあります。
- レポート作成業務の工数を削減できる
- 手作業によるミスを削減できる
- 分析を効率化できる
- より多くの案件をこなせるようになる
1.レポート作成業務の工数を削減できる
広告レポートツールはレポート作成業務を自動化してくれるので、手動に比べて工数を削減できます。
手動でレポートを作成する場合、広告媒体の管理画面を開き、データをダウンロードして、グラフや表にまとめるといった作業を1つ1つ行わなければいけません。さらに広告媒体を複数扱っているなら、媒体の数だけ作業を繰り返す必要があります。
毎週・毎月と数をこなしていけば、レポート作成もある程度慣れて工数が減ることもあるでしょう。しかしまだ慣れていない人は、前担当者の残したレポートを見たり人に聞いたりして、時間をかけて覚えなければいけません。ほかの業務を並行して行うため、負担が大きくなってしまいます。
広告レポートツールがあれば、レポート作成業務を自動化できます。結果的にレポート作成業務の工数を削減し、業務を効率化できるのです。
具体的に毎月何時間効率化できるのかは下記ガイドブックで詳細に紹介しています。気になる方は本記事と併せてダウンロードしてみてください。
参考:【無料Ebook】ネット広告代理店の業務効率化ガイド
以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【無料テンプレート配布】広告レポートの作成方法&効率化ガイド
2.手作業によるミスを削減できる
レポート作成を手動で行わないということは、人的ミスが起こりにくくなります。ミスによる入力漏れや数字の間違いを防ぎ、より正確にレポート作成業務が行えるのです。
レポート作成では数字など細かい作業が多く、担当者が忙しいと特に人的ミスが増えがちです。その結果、ミスの防止策としてダブルチェックが必要になるなど工数が増えることも多く、ミスが起こらない仕組みを作ることがポイントとなります。
レポート作成を自動化すれば、人の手を使わずに正確なデータをまとめることが可能です。その結果担当者の負担が減り、より生産性がアップします。
3.分析を効率化できる
ツール上のダッシュボードで媒体別・広告案件別にレポートの結果を分析できるツールもあり、分析にかかる工数まで削減する効果があります。
広告のレポート分析では、データを正確に集め、多角的に分析して効果を測定しなければいけません。しかしデータ収集や分析には時間がかかり、「作業がなかなか進まない」と悩む担当者も多いのではないでしょうか。
広告レポートツールを導入して分析まで効率化できれば、もっと生産性を上げることができます。分析作業が進めば、広告成果も上げやすくなるでしょう。
下記の資料ではツールを活用してミス削減や分析精度向上させるためのコツを紹介しています。併せてご活用ください。
参考:【無料Ebook】分析精度向上やミス撲滅に効くWeb広告レポート活用術
4.より多くの案件をこなせるようになる
レポートツールの導入によってレポート作成や分析の効率化が実現すれば、より多くの案件をこなせるようになります。今まで手一杯で断らざるを得なかった案件も受けることができ、より自分や会社を成長させられるでしょう。
特に広告代理店の担当者は、様々な業務を同時進行しなければいけません。
広告の入稿や予算決めから始まり、運用管理やレポートによる報告などその業務は多岐に渡ります。マルチタスクが多く業務過多になりやすい広告業務は、レポートツールなどで効率化を図る必要があります。
下記の資料では担当者がより多くの案件をこなせるようになる方法を解説しています。併せてご活用ください。
参考:【無料Ebook】広告運用生産性向上ガイドブック
広告レポートツールの選び方
広告レポートツールを選ぶ時は、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- 出稿している広告媒体と連携しているか
- 料金体系は自社にあっているか
- 共有しやすいか
- 見たい項目・軸でデータを分析できるか
- 予算管理ができるか
上記はツールごとに違いがあるため、自社に合ったツールを導入するために必ずチェックしたい項目です。
出稿している広告媒体と連携しているか
まず広告レポートツールの導入には、自社が出稿している広告媒体と連携できるかが重要となります。
広告レポートツールは複数の媒体を一元管理できる点が大きな強みです。しかし自社が扱う広告媒体に対応していなければ、せっかく導入したレポートツールも機能できません。
広告レポートツールの中には豊富な媒体に対応しているものもあれば、Yahoo!とGoogleのみなど対応数が少ないものもあります。自社が出稿している広告媒体に限らず、将来的に出稿しようとしている媒体があればしっかりチェックしなければいけません。
もちろん広告レポートツールは媒体が多いほど便利ですが、そもそもの媒体数が多いためすべての媒体と連携できるツールは多くありません。広告レポートツールを選ぶ時は、ぜひ連携できる媒体をチェックしてみてください。
料金体系は自社にあっているか
料金体系が様々なので、自社の場合いくらになるのか、料金体系が自社に合っているかはしっかり考えなければいけません。
広告レポートツールには、月額○円という料金形態の他に、月額広告費の5%など割合で料金を決めるものもあります。API連携するアカウント数で基本料金が変わるツールもあり、広告レポートツールは料金体系が豊富な点が特徴です。
同じツールでも、自分自身で運用するプランとサポート付きプランの2種類用意されているものもあります。その場合は予算を優先するか、サポートの手厚さを優先するかは社内で検討しなければいけません。
企業がレポートツールの導入で無理なく費用対効果を得られる利用料の相場は、一般的には運用する広告費の1~3%でしょう。
広告費が100万円/月なら、1%で1万円/月、3%で3万円/月です。相場をもとに、自社の予算に合った広告レポートツールを探してみてください。
公式サイト上では料金を公開していないケースも珍しくありません。興味がある広告レポートツールがあれば、一度問い合わせてみましょう。
共有しやすいか
広告レポートツールは、共有のしやすさも重要です。
広告レポートツールの中には、広告配信状況をいつでも可視化できる、運用結果レポートを自動で送信できるといった、共有を効率化できるものが多くあります。
広告代理店の担当者なら、こまめに広告主に結果を報告しているでしょう。毎週・毎月広告運用結果を送付するために、データのダウンロードやレポート作成を手作業でこなしている人も少なくありません。
出稿状況や媒体別の閲覧数など多くのデータをエクセルやメールで共有するのは手間がかかり、担当者の大きな負担となります。
ツールにアクセスすればダッシュボードを閲覧できるので、権限さえあれば誰でも共有できます。直接ツールをチェックできれば、担当者がわざわざレポートにまとめる手間も必要ありません。
「広告主へのレポート報告に手間がかかる」「関係者に定期的に広告運用状況を共有している」という場合は、広告レポートツールの「共有のしやすさ」もチェックしてみてください。
見たい項目・軸でデータを分析できるか
自社の分析で必要な項目が搭載されているかどうかは、導入前にチェックが必要です。
広告レポートツールは、ツールによって測定できる項目が違います。
広告代理店の担当者なら、媒体別や広告主別にチェックできるかも重要です。データをレポート化するだけではなく、自社に必要な切り口でデータをチェックできればより分析作業を効率化できます。
予算管理ができるか
広告レポートツールに予算管理機能が搭載されていれば、うっかりミスを防ぐ効果が期待できます。
予算管理機能が搭載された広告レポートツールには、予算に対する進捗を一目で確認できたり、キーワードやキャンペーンごとに予算の進捗を管理できたりするものがあります。
媒体別に予算配分を提案してくれるツールもあり、担当者の予算管理にかかる業務を効率化してくれるでしょう。
特に広告主の予算を預かって管理している場合、予算管理は気を抜けません。もちろん自社内の広告を運用している場合も、予算管理を間違えると大きな損失を出してしまいます。
広告の予算管理は、媒体が増えるほど管理が煩雑になります。予算管理業務の効率化を考えるなら、予算管理機能が搭載された広告レポートツールを選びましょう。
広告レポートツール8選
広告レポート業務を効率化してくれる、広告レポートツールをご紹介します(五十音順)。それぞれの特徴や料金形態について解説していきます。
導入シェアNo.1 ATOM(アトム)
『ATOM』は、バナー画像付きのレポートが出力できる、運用型広告のレポート作成ツールです。
2021年8月時点で導入実績が業界No.1で、のべ500社以上の企業が導入しています。(2021年8月時点。SO Technologies株式会社 / 株式会社デジタルインファクト調べ)
データ連携サービスが多く、Yahoo!やGoogleの他に、CriteoやMicroAd BLADEといった媒体まで対応しており、扱う媒体数が多い方におすすめです。
レポートはExcel形式で自動出力でき、フォーマットは自由にカスタマイズできます。またWeb上で完結するレポートも提供を開始しています。
利用中の広告レポートも出力でき、作成された広告サポートのメール自動送信も可能です。
クライアント・アカウント・キャンペーン単位の異なる媒体の日次進捗を一覧で確認でき、媒体ごとに管理画面にログインする必要がありません。
・対応している広告媒体 …Google広告、Yahoo!広告、LINE広告、Facebook広告、Twitter広告、Criteo、Logicad、MicroAd BLADE、ScaleOut DSP、FreakOut、Indeed、amazon広告(2021年9月時点)
・料金プラン …ATOMに連携させたアカウントの合計運用金額に応じて決定
詳細はこちら
・こんな人におすすめ …レポートを柔軟にカスタマイズしたい人、運用する広告媒体が多い人
ADRAS(アドラス)
『ADRAS』は、広告代理店の手間を徹底排除する目的で作られた、ダッシュボードツールです。運用型広告のレポート集計業務を自動化するツールで、広告効果測定ツール「CATS」との連携により正確なクライアントCV計測が可能となります。
主な機能はレポート機能で、実績や広告案件、配信媒体など様々な形式でレポートを出力できます。
最大の特徴はRPAを搭載している点で、各種メディアから自動でデータを取得し、アドラスに蓄積することでレポートやCSVを自動出力します。
レポート機能は運用型広告代理店の生の声を元に作られており、現場のニーズに寄り添った広告レポートツールです。対応媒体が多く、多くの媒体を扱う人や運用レポートの集計業務を自動化させたい人に向いています。
・対応している広告媒体 …Google Ads、Yahoo!JAPANプロモーション広告、Facebook、SmartNews、Gunosy、paets、Ameba、TikTok、Taboola、utbrain、Akane、popln、docomo Ad Network、Ciqua、logly、LOCARI、pool、News Digest、ScaleOut、MicroAd BLADE、Zucks Ad Network、Loagcad、AdCorsa、doubleclickbid manager、ReeMo、AJA、UZOU、Twitter、criteo
・料金プラン …498,000円(税別)/月、媒体数・広告数無制限
・こんな人におすすめ …広告や媒体数が多い方、レポート集計業務を可能な限り自動化したい方
アドレポ
『アドレポ』は、運用型広告レポート自動作成ツールで、アカウント開設は300件以上、レポート作成実績は300万件を突破しています。
主な機能はレポート作成、予算管理です。
カスタマイズ性が高く、異なったレポートフォーマットにも追加費用なしで対応してくれるので、クライアントが複数いる方は特におすすめです。テンプレートもあるので、自社に合わせた活用ができます。
予算管理では全アカウントの広告主別・アカウント別・キャンペーン別にアラート機能が搭載されており、任意の値でのアラート設定が可能です。消化率や残予算も一目でチェックでき、複数の広告主がいても管理が煩雑になりません。
・対応している広告媒体 …Google、Yahoo!、YouTube、Twitter、Facebook、Instagram、LINE広告、ScaleOut、FreakOut、Bypass、Logicad、nend、i-mobile、DoubleClick Bid Manager、ADMATRIX、criteo、Google Analytics、BigQuery、AdCent、utbrain
・料金プラン …非公開(アドレポに連携させる広告アカウント数によって決定)
・こんな人におすすめ …広告主ごとにレポートフォーマットが異なる方
glu(グルー)
『glu』はレポーティング自動生成ツールで、自由自在にモニタリングできる点が強みです。
広告や外部データの取り込みおよび加工ができ、データの収集基盤としても活用できます。
主な機能はレポート作成、予算管理で、予算額に対しての着地予想を自動計算し、超過しそうなときはアラートを出すことができます。
また「ダイス機能」によって、業種別や組織別など任意に設定した単位での集計も可能です。
対応メディア数は業界最多で、多くのAPI連携実績があります。API非対応の場合、csv形式でglu側にインポートできます。
・対応している広告媒体 …Google広告、Yahoo!広告、Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告、LINE広告、Apple Search Ads、CRITEO、amazon advertising、Search Ads、Lising、FreakOut、Google Analytics、Adobe Ads 360、Display & Vide 360、nend、Ad Gainer、Logicad、datorama、DOMO、the Trade Desk、Data Deck、adjust、Campaign Manager、Google Ad Manager(2021年9月現在)
・料金プラン …非公開
・こんな人におすすめ …さまざまな軸でデータを集計したい人、扱う媒体が豊富な人
Shirofune(シロフネ)
『Shirofune』は、広告運用のエキスパートが開発した、Google・Yahoo!・Facebook・Twitterの広告運用自動化ツールです。
日本唯一のYahoo!広告API認定パートナーとして国内No.1の導入を謳い、利用実績は7,000件以上あります。
主な機能は予算管理、レポート作成、改善提案機能で、1日わずか10分の簡単操作で広告運用が行えます。
日本で唯一主要な広告媒体の運用自動化に対応しており、複数の広告媒体の予算管理(アロケーション)やレポート作成を自動化できます。またセルフプランとサポートプランがあり、サポートなしで運用すると料金を抑えることができます。
・対応している広告媒体 …Google・Yahoo!・Facebook・Twitter(2021年9月現在)
・料金プラン …セルフプラン:月額広告費×5%(税抜)、サポートプラン:月額広告費×5%(税抜)+サポート料10万円/月(税抜)
・こんな人におすすめ …ある程度の経験者でコストを抑えたい方、運用業務の効率化を重視する方、媒体を跨った自動最適化をしたい方
Databeat(データビート)
『Databeat』は、デジタルマーケティングのデータを統合管理できるダッシュボードツールです。
API等によりデータを自動で収集・蓄積し、レポートやフィード、BIツールなど様々な形でアウトプットできます。
またWebのツール上でビジュアライズするダッシュボード機能もあるため、必要なデータを閲覧して分析が可能です。
・対応している広告媒体 …Google・Yahoo!・Facebook・Twitter・LINE・グノシー・Tiktok・スマートニュース・Indeed・Logicad・criteo他
・料金プラン …アカウント数 課金プラン:広告アカウント数×300円、広告費 課金プラン:広告費×0.3%
・こんな人におすすめ …広告以外のマーケティングも含めて統合管理したい方
racooon(ラクーン)
racooon
※現在、広告コンサルティングをご利用の企業様にのみ提供しております。
『racooon』は、広告運用結果レポートの自動送信サービスを行うツールです。
ExcelやPDFなど指定したレポート形式で出力でき、各種広告の配信結果をまとめて確認できます。管理画面は見やすさにこだわっており、パソコンが苦手な人でも配信状況をチェックできる点がメリットです。
racooonを運営するユニークワンはGoogleとYahoo!の認定代理店で、インターネット広告に特化している点が特徴です。
専門資格所有スタッフがサポートを担当してくれるという安心感があり、「広告運用が不慣れ」「丁寧に教えてほしい」という方に向いています。
・対応している広告媒体 …Google広告、Yahoo!広告、LINE広告、Facebook広告(Instagram)Twitter広告、indeed
・料金プラン …11,000円/月(API連携するアカウント数が10までの場合)、アカウント数121~は要相談
・こんな人におすすめ …レポートの配信業務が多い方、ツールの見やすさを重視する方
Lisket(リスケット)
『Lisket』は、リスティング広告・SNS広告・動画広告のレポート作成と毎日の予算管理ができる広告レポートツールです。
メールアドレスだけで登録でき、月額1万円という低価格で始められます。10以上のテンプレートがあり、テンプレートを選ぶだけでレポート作成が行えます。
主な機能はレポート作成と予算管理で、広告配信データを自動で取得して、予算管理や定期作成レポートがチェックできる状態にしてくれます。
最大7種類の管理画面をまとめてチェックできるので、複数の媒体があっても管理が煩雑になりません。広告運用の知識がない人でも使えるように、「どの指標がどうなった時、次に何をすべきか?」などLisketを使いながら運用知識も学べます。初心者でも使いやすい仕様で、経験が少ない方でも安心です。
・対応している広告媒体 …Google広告、Yahoo!広告、Twitter、Facebook(Instagram)、indeed
・料金プラン …1万円/月~ ※広告アカウント上限20の場合。181以上は要相談
・こんな人におすすめ …広告アカウントが少なく費用を抑えたい方、運用初心者の方
広告レポートツールを導入する際の注意点
広告レポートツールを導入したら、以下の3つのことに注意してください。
- 費用以上に効率化できているか
- 定期的に状況把握しメンテナンスを行う
- 導入後現場で不便や不具合が出ていないか
費用以上に効率化できているか
広告レポートツールを導入したら、費用以上にコストを削減できているか確認しましょう。
広告レポートツールは、レポート作成や分析といった時間がかかる作業を効率化するために導入します。しかし毎月費用がかかるものですから、その分の効果が出ていなければ導入した意味がありません。
「外部ツールとの連携がうまくいかず、結局手作業が増えてしまった」「使いづらくて現場スタッフがすぐ使わなくなった」「管理画面が見づらくて、作業に時間がかかる」という状況があれば、広告レポートツールの導入による効率化はできていません。
広告レポートツールの導入後は、「どれくらい作業を効率化できたか?」「費用に見合っているか?」を確認するようにしましょう。
定期的に状況把握しメンテナンスを行う
広告レポートツールは作業を自動化できますが、定期的に人の目によるチェックが必要です。
広告レポートツールでは、外部の媒体からデータを取得して自動でレポートを作成します。しかしアップデートなどにより連携でエラーが出てしまい、レポートが出力できなくなるケースも考えられます。
出力したレポートを自動でクライアントへメール送信している場合、特に注意しなければいけません。ずっと不具合が発生したままのレポートが送られてきては、クライアントも不安を抱きます。
ツールの導入によって広告レポート作成を自動化できても、定期的に「レポートの出力は上手く行っているか?」「データの取得でエラーがでていないか?」は人が確認するようにしましょう。
導入後現場で不便や不具合が出ていないか
広告レポートツールを実際に導入したら、その後も現場でトラブルや不具合が出ていないか確認しましょう。ツールをメインで使う担当者が別でいる場合、こまめに感想や使用感を確認します。
無料トライアルや導入サポートなどを経てツールを導入しても、いざ現場に導入すると不具合が起きるケースも珍しくありません。ツールの使い方や構造の理解が必要で、導入当初は運用担当者の負担が大きくなることもあります。
その結果、「運用が大変だから実はほぼ使われていなかった」とせっかくのツールが無駄に終わる危険もあります。実は広告レポートツールなどツールの導入では、「結局現場で浸透しなかった」という失敗事例が少なくありません。特に導入当初は不便や不具合がないか留意して、無事にツールが活用されるまで見守る必要があります。
まとめ
広告運用者に向けて、広告レポートツールのメリットやおすすめツール、注意点を解説しました。この記事をまとめます。
- 広告レポートツールは、レポート作成業務の工数やミスの削減といったメリットがある
- 広告レポートツールは、対応媒体、料金体系、共有のしやすさ、データ分析、必要な機能が搭載されているか、の5点をポイントに選定する
- 広告レポートツールを導入したら、効率化できているか?不具合がないか?をチェックする
広告運用業務において、レポート作成業務は工数の多い作業の1つです。
業務過多で悩んでいるなら、ぜひツールを導入して生産性を高めてください。
手作業によるミスも削減でき、きっと運用業務が効率化できるでしょう。
導入シェアNo.1※運用型広告のレポート作成時間を8割削減した自動化ツール!「ATOM」【PR】
今回ご紹介した広告管理ツール「ATOM」のサービス資料では、実際の導入事例を掲載しています。
・レポート作成工数を月間で約60時間削減した事例
・アラート機能を使って 予算超過の発生をほぼゼロに改善した事例
・進捗管理画面を広告主と共有しコミュニケーションコストが月間10時間以上削減した事例
以上のような事例を紹介していますので、レポート作成自動化ツールの導入を検討されている方はぜひダウンロードしてみてください。
※2021年8月時点。SO Technologies株式会社 / 株式会社デジタルインファクト調べ
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