新築マンションの資料請求・来場予約を増やす最適なネット広告のメニュー

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新築分譲マンションをネット広告でプロモーションするにあたって、以下のようなご質問をよくいただきます。

新築分譲マンションの資料請求・来場予約を効率よく獲得できるネット広告メニューを教えて欲しい。

結論から申し上げますと、新築マンションのネット広告を実施するなら「リスティング広告・リターゲティング広告」の2つが鉄板のメニューになります。

筆者は広告代理店にて、長年不動産案件の運用をしてきました。

その経験をもとに、なぜ上記の2メニューがオススメなのか、その理由を詳しく解説します。

執筆者

sakamaki酒巻 塁(さかまき るい)@sakamakirui0131
SO Technologies株式会社 LISKUL五代目編集長
広告運用者⇒広告レポートツール『ATOM』カスタマーサクセス⇒LISKUL編集部。 「日本のすみずみまでWebマーケティングの力を」モットーに日々活動しています。(執筆記事一覧


新築マンションのおすすめ広告メニューは「リスティング広告・リターゲティング広告」

新築分譲マンションをネット広告でプロモーションする場合、候補に挙がるのは主に以下のメニューです。

  • リスティング広告
  • リターゲティング広告
  • ディスプレイ広告(Google・Yahoo!)
  • SNS広告
  • 動画広告

このなかで特にオススメなのが、リスティング広告・リターゲティング広告の2つです。

なぜこの2つをオススメするかというと、身も蓋もない言い方をすれば、コンバージョンが獲得できるのがこの2つだからです。

なかでも、リスティング広告がほとんどのコンバージョンを占めるのでとにかく重要です。

次いで、リスティング広告よりはコンバージョン単価は高くなりますが、リターゲティング広告がコンバージョンを獲得できます。

この2つを実施したうえで、予算に余裕があればディスプレイ広告で新規誘導をするという形です。

その物件を買う可能性のある人というのは非常に限られるため、コンバージョンの見込みが高いユーザーに絞って配信したほうが、無駄な広告費が掛からずに費用対効果が高くなります。
買うつもりのないユーザーに広告を配信してクリックされても、広告費の無駄になってしまいます。

このように、コンバージョン(資料請求・来場予約)の獲得見込みが高いメニューに絞って配信するのが一般的です。

次章から、それぞれの推奨理由を解説しますが、補足として新築分譲マンションの定義について触れておきます。

新築マンションと表記できるのは建築後1年以内

マンションに限らず新築物件とは、

  • 過去に誰も入居したことがない
  • 建設工事の完了の日から一年以内

の物件のことと、住宅品質確保法にて規定されています。

この法律において「新築住宅」とは、新たに建設された住宅で、まだ人の居住の用に供したことのないもの(建設工事の完了の日から起算して一年を経過したものを除く。)をいう。

引用:住宅の品質確保の促進等に関する法律|e-gov

つまり建築後1年以内に売れないと、新築マンションと表記することができなくなってしまいます。

そのため、動画広告などでじっくり認知を増やして、長期スパンでコンバージョンを獲得するという方法が選択しづらいです。

ですので、直接コンバージョンを獲得できるメニューに予算を集中して、早めに売り切ることが重要になります


リスティング広告:8割以上のコンバージョンを占める

新築分譲マンションをネット広告でプロモーションするなら、リスティング広告は必須のメニューです。

間違いなく一番コンバージョン(資料請求・来場予約)が取れます。私の過去の運用実績でいえば、8割以上はリスティング広告によるコンバージョンでした。

新築マンションの購入を検討しているユーザーは、「物件名」や「エリア名 × “新築マンション”」といった検索ワードで情報収集をします。

そうした購買の意欲が高まっているユーザーに、物件の情報を示すことができるのがリスティング広告です。

物件のサイトをオープンしたばかりでも、検索結果の上位に表示させることができるので、ユーザーにホットな情報を届けることができます。

ユーザーは様々な経路をたどってコンバージョンする

ユーザーは様々な経路をたどって、最終的なコンバージョンにまで至ります。

以下はその一例です。

①ポータルサイトや広告で当物件のことを知って、マンションサイトに来訪
②「エリア名 × “マンション”」で検索してリスティング広告をクリック
③リターゲティング広告のバナーをクリック
④「物件名」で検索してリスティング広告をクリック
⇒資料請求のコンバージョン発生

1度目のサイト来訪でそのままコンバージョンするというのは稀です。

ユーザーは様々な方法で情報収集して、競合物件と比較します。
そうしたなかで”検索”をするわけですが、その検索時にリスティング広告を出稿できていることが重要です。

自社物件が出稿しておらず、競合物件の広告が表示されていると、そちらにユーザーを持っていかれてしまいます。

最も活用される情報収集の手段である”検索”の際に、リスティング広告を出稿できていることが重要となります。


リターゲティング広告:興味関心があるユーザーを漏れなく獲得する

リスティング広告に次いでコンバージョンが獲得できるのがリターゲティング広告です。

先述の通り、ユーザーは何度もサイトに来訪・離脱を繰り返しながら、徐々に購買意欲を高めていきます。
最初の来訪時に、そのまま資料請求や来場予約までしてくれるケースは少ないです。

しかしサイトに訪れてくれたということは、一定の興味・関心はある状態なので、意欲の高い内にリターゲティング広告を表示して、アプローチし続けることが重要です。
鉄は熱いうちに打て、ということです。

コンバージョン単価(コンバージョンを獲得するのに掛かった費用)はリスティング広告よりも高くなる傾向にありますが、コンバージョンを期待できるメニューなので必ず実施すべきです。

サイトオープン直後は配信量が期待できないことに注意

物件サイトがオープンした直後は、まだサイト来訪者のデータが溜まっていない状態なので、リターゲティング広告を実施してもほとんど配信がされません。

無理やり配信しても、同じ人に同じ広告が何度も表示されることになったりします。

一定の来訪者数が溜まるまでは、まずはリスティング広告に予算を寄せるべきです。

また来訪者のデータを溜めるためには、Webサイトにタグを設置する必要があります
仮にリターゲティング広告をやる予定がなかったとしても、必ず忘れずに設置しておきましょう。


予算に余裕があれば新規誘導系のメニューにトライする

ここまでご紹介したリスティング広告とリターゲティング広告でコンバージョンを取りにいくのが基本ですが、そのうえで予算に余裕があれば、新規誘導系(新規のユーザーをサイトに誘導する)メニューにトライしましょう。

新規誘導系の広告をクリックしていきなりコンバージョンするというのはあまり期待できないですが、物件を知る接点を増やすことは重要な施策です。

リスティング広告やリターゲティング広告よりは優先度は下がりますが、予算に余裕があるなら実施したいメニューです。

以下は、なかでもターゲティング精度が高くておすすめのメニューです。

媒体名メニュー名概要
Google広告ファインドキャンペーンGoogleアカウントの行動履歴を基にした高精度のターゲティング
Yahoo!広告サーチターゲティング指定したキーワードで検索したユーザーに配信が可能。
Facebook広告
Instagram広告
各種ターゲティングFacebook社が保有する高精度のユーザー情報をもとにしたターゲティングが可能。
世帯収入でのターゲティングも可能。

最近実施することが増えてきている動画広告は、テレビCM素材があってそのまま流用できるなら実施しても良いでしょう。
ただし動画が視聴されると課金される仕組みのため、非対象のユーザーに多く配信して費用が発生してしまう可能性はあります。
あらかじめ留意しておきましょう。

チラシやパンフレットとWeb広告を併用すべき

新規誘導系のメニューと同じ役割を担っているのがチラシやパンフレットといった紙媒体ですが、ネット広告はクリックされたときにだけ費用が発生する仕組みなので、無駄な配信をより防ぎやすいという特徴があります。

ただし、チラシを見るユーザーとネット広告を見るユーザーは必ずしも重複しないので、どちらかだけを実施するというよりは、両方を実施してより多くのユーザーにアプローチするのが良いでしょう。


補足:推奨メニューは物件特性に左右されない

本記事で推奨する2メニューは、配信エリアや物件の規模、価格帯などの物件特性によらず、どの物件にも共通してオススメできます。

たとえば都内の物件でも地方の物件でも、検索という行為は発生します。検索するキーワードが変わるだけです。

また、高価格帯マンションとそれ以外の比較をしても、どちらも検索は行われます。
この場合は、広告文に価格を記載するなどして高価格帯である旨を示し、対象外となるユーザーのクリックを防ぎます。

物件特性に左右せず活用できるメニューなので、新築分譲マンションのネット広告を実施される方に広くオススメできます。


まとめ

ネット広告を活用して新築分譲マンションのプロモーションをするなら、「リスティング広告・リターゲティング広告」の2つがオススメです。

そのうえで、予算に余裕があれば新規誘導系のメニューにトライするのが良いでしょう。

物件特性に左右されずに広く活用できるメニューなので、是非実践してみてください。

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