おすすめのクラウドCMS7選を比較!特徴や利用者口コミも紹介

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、店舗や企業での対面営業がほぼできなくなっている状況のなか、ホームページを活用したビジネスで活路を見出そうと考えることはありませんか。

とはいえ予算や時間も気になるし、知識に自信がないという方も多いかと思います。そこでおすすめしたいのが予算、時間、知識を全て解決してくれるクラウドCMSです。

本記事ではクラウドCMSの選び方のポイントについて案内し、おすすめのCMSを紹介します。

おすすめのCMSの選定基準は、「クラウドCMS 比較」で検索してでてきた上位記事7個分の情報から、紹介頻度の高いCMSを選び、ITreviewのレビュー数順にまとめています。この記事を読めば効率良くCMSについての情報を入手できると思います。

※本記事に掲載しているレビューはITreviewに許諾を得て掲載しています。
※レビューや評価などは2023年1月時点のものです。
※Leader、High Performerのバッジは、ITreviewで満足度の高い製品にHigh Performerを、満足度・認知度が共に高い製品にLeaderが付与されています。最新の受賞製品一覧はこちら


クラウドCMS選び方 3つのポイント

ポイント1.導入実績、ECサイトの有無をチェックする

クラウドCMSを選ぶ際のポイントとしてまず重要なのはサイトを構築する目的です。

店舗案内なのか、ECサイトなのかなど、そのサイトで何をしたいのか、そのためにはどのような機能、あるいはデザイン性が求められるのかをきちんと見極めて選びましょう。

導入実績はその指標の1つです。どのような種類、規模のユーザーによる導入が主なのかを見ることで、そのCMSが目的に沿うものかどうかの判断材料になります。

また、販売が目的であればECサイトの有無とその機能についてもチェックしてください。

参考:クラウド型CMS比較おすすめ11選・初心者が知っておくべき選び方|ITトレンド

ポイント2.マルチメディア対応しているかどうか確認する

最近はパソコンよりもスマートフォンやタブレット等での情報収集の方が日常的です。モバイルファーストインデックス(モバイルサイトを基に検索順位を位置づけ)の影響もあり、スマートフォン対応はSEOに影響を及ぼす要件の一つです。

各デバイスごとに最適なデザインやコンテンツを出力できるなど、モバイル機器に対応しているかどうかの確認は必須です。

また、記事を書いてそのままSNSにシェアするケースも増えているでしょう。SNSと自動連携する機能がついたCMSもよいでしょう。

ポイント3.どのくらいのカスタマイズ性があるか調べる

クラウドCMSのデメリットとして必ずあげられるのがデザインやカスタマイズの自由度です。

あまり知識やスキルがなくてもサイトの作成ができますが、それはある程度定型的なメニューによるものであり、それだけ自由度は制限されます。

それでも少しでもユーザーのオリジナリティ要求を満足させるべく、クラウドCMSであってもカスタマイズ性を打ち出したサービスをそれぞれ提供しています。

目的にかなったサイトの作成のために理想のデザインにカスタマイズできるかどうかは大切なチェックポイントと言えるでしょう。

参考:クラウドCMSのメリット・デメリットを知って理想のサイトを構築しよう!


<比較表>クラウドCMSおすすめ7社

オンライン決済

本記事で紹介している7社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。

クラウドCMSの比較表はこちら


おすすめのクラウドCMSを7選紹介

導入におすすめのクラウドCMS7選を紹介します。

それぞれの特徴や口コミ内容を解説しているため、導入を考えている方はぜひ参考にしてください。

WordPress/Automattic Inc.

wordpress


世界でトップシェアのサイト構築サービスで、ポートフォリオやビジネスサイトなどあらゆる種類のサイト構築が可能。プロ仕様の豊富な種類のデザインテーマが利用できるCMSです。

料金・パーソナル 月額500円
・プレミアム 月額900円
・ビジネス 月額2,900円
・eコマース 月額5,220円
サポート体制・ライブチャットやメールで24時間365日サポート対応
・無料ウェビナーを毎日開催
セキュリティー、安全性・利用者が多くしばしばセキュリティーの脆弱性が指摘されている
・プラグインによりセキュリティ強化対策が必要
導入実績初心者ブロガーや起業家、大手企業(TIME、TED、Spotifyなど)など幅広いユーザーが利用
ECサイト有無

 

このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)


CMSでサイト制作でするならこれ一択
プライベートでも業務でも使っているCMSです。テンプレートも豊富でデザインの自由度もあり、システムの観点で開発するリソースが十分でなくてもプラグインで対応できるなど、サイト制作にはなくてはならないものとなっています。
先日も業務でサイト制作する際に、WordPressで制作したい、と要望を出しました。制作後のページ追加やコンテンツ更新もスムーズに行えるため、非常に助かっています。

 


セキュリティ以外は、一番良きツールです。
優れている点・好きな機能
・他のツールとの連携が豊富で、簡単にできる。
・プラグインツールも豊富にあるため、たくさんの機能から選べることができる。
さらに、テストも簡単にできるので、ABテストもしやすい。
・エンジニアじゃなくても操作や投稿ができるので、社内で更新がしやすい。

 
引用元:ITreview

Movable Type クラウド版/シックス・アパート株式会社

Movable Type


OSアップデートやサーバープロセス監視を自社で徹底対応。安心安全のサーバー管理・セキュリティ対策を提供管理画面の動作や再構築スピードが高速で快適な利用環境を実現。毎月の利用料金にはテクニカルサポートが無料で含まれ、トラブル時も安心できます。

料金・S1iプラン:月額5,000円〜
・CPU、メモリ、ディスク容量などスペックに合わせた29の料金プランを用意
※初期費用なし
※価格はすべて税込
サポート体制・メールでのテクニカルサポート付き
・バージョンアップやOS・ミドルウェアのアップデートは自社で対応
セキュリティー、安全性・即座に行なわれるセキュリティーフィックスで常に安全な環境を提供
・サーバー配信機能により不正アクセスなどのセキュリティーリスクを低減
導入実績ソニー銀行、東レACS株式会社、株式会社ユーキャン、サイボウズ株式会社、株式会社インボイス、株式会社タマス、弥生株式会社など
ECサイト有無有(プラグイン利用)

 

このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)


比較的にわかりやすい
Movable Typeの前は、Wordpressを利用していました。
・全体的な印象として、Wordpressよりは、一般受けしそうなインターフェースだと個人的に思っている。
・ワンクリック後の反応が割と早い。
・セキュリティ面において、浸透しきっているWordpressよりはやや安心。
・追加フォームは安価。

 


使いやすい
セキュリティ面とカスタマイズ性を考慮してDrupalにチャレンジしたが
かなり癖もあり、Drupal導入支援のベンダーも2次受けは無理と断られ、
一定レベルまでなんとかこぎつけたが、初期の思惑と異なり、コンテンツの更新性などが劣化。迷いに迷って、Movable Typeに切り替え。
機能的には、ユーザーからすれば平易でコンテンツの更新は素人でも
一連の流れを覚えればでき、
・ベタでhtmlの入力も可能
・デザインを組み込んだテンプレート
・Jasonを呼ぶAPIをIDを登録するだけで商品データの表示
など
を組み込んでもらい、断然使いやすくなった。

 
引用元:ITreview

ShareWith/野村インベスター・リレーションズ株式会社

ShareWith


最新SaaSと自由に連携可能で、企業サイトの幅広いニーズに柔軟に対応できます。コーポレートサイトに必要な機能やサービスをワンパッケージで提供。金融機関から選ばれる最高レベルのサーバーインフラ&セキュリティを採用。

料金・コンパクト:初期費用75万円~、月額費用12万円~
・スタンダード:初期費用100万円~(非上場企業)/150万円~(上場企業)、月額費用14万8千円~(非上場企業)
/16万8千円~(上場企業)
・レジリエンス:初期費用280万円~、月額費用24万8千円~
サポート体制・公開前に操作研修があり、さらに公開後の操作研修も年1回は無料で利用可能
・無料で問い合わせができる専用チーム、問題解決型サポートサイトも用意
セキュリティー、安全性金融機関からも選ばれる高性能なセキュリティ対策を標準装備
導入実績200社以上(協和キリン株式会社、株式会社名村造船所、株式会社野村総合研究所など)
ECサイト有無要問合せ

 

このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)


コストダウンと作業効率化
ShareWith導入前はアウトソースによりコンテンツの作成や更新を行っていた。都度費用が発生し、委託会社とのやり取りも多く非効率なのがネックであった。ShareWith導入後は、ランニングコストも比較的安価であり、何よりも感覚的な操作にて自らコンテンツの作成や更新が容易であるため、作業効率は格段に上がった。不明な点があればサポート体制も充実しており、問合せに対してもレスポンスが早いので特に不安はない。

 


圧倒的な対応の速さ、ワードチョイスが分かりやすい。
問い合わせたい内容があったときには、サポートデスクに連絡して、電話を待ちます。
夜中メールを送って、次の日朝一に電話がかかってくるというスピードの速さにいつも助かっております。
また、わかりにくい単語などを避け、丁寧で分かりやすい説明のおかげでいつも即問題解決できております。
そして、こちらのアクシデントにも真摯に向き合ってくださり、〇時までにはできます。と明確なゴールを示してくださったことだとても安心感がありました。
本当にいつも有難うございます!

 
引用元:ITreview

ferret One/株式会社ベーシック

ShareWith


BtoBマーケティングに特化したCMSでビジネスに必要な機能が充実。見たまま編集を可能にするノーコードCMSでクライアントの生産性向上を実現しています。クライアントの状況・目標に合わせた伴走サポートで徹底支援。

料金・初期費用10万円
・月額利用料10万円~※プランにより異なる
サポート体制・施策の設計・スケジュールをサポート
・具体的な施策の実行支援
・広告運用・ホワイトペーパー作成・記事作成を代行
セキュリティー、安全性・内部監査や脆弱性診断により、アップデートされるシステムのセキュリティリスクを定期的にチェック
・ネットワーク、アプリケーションレベルでの網羅的なセキュリティ対策を実施
導入実績導入企業1,000社以上(キリンビバレッジ株式会社、株式会社フジテレビジョン、コニカミノルタマーケティングサービス株式会社など)
ECサイト有無要問合せ

 

このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)


サポートが強い
オウンドメディア運用で使っています。
できることは限られますが、シンプルで使いやすい。
はじめは時間がかかりますが、慣れれば簡単です。
こだわったサイトを作りたい人には向いていませんが、簡単にリード管理やサイト運営したい人にはピッタリです。
サポートがすごく手厚くて、質問したらすぐに返信をもらえるので困った時に助かります。

 


マーケ部門が自走したい場合には最適なツール
「WEBマーケティングをこれひとつで」という謳い文句の通り、必要最低限の機能はすべて揃っています。サイト制作においても他のCMSと比較してUIは頭一つ抜きんでてる印象。

ferret Oneを導入して何が一番良かったかというと、他部門との連携なしにマーケ部門単独で運用できる点かと思います。軽微なサイト修正やレイアウト変更なども即座に自部門で対応できるため、コミュニケーションコストの削減や納期待ちという無駄なストレスは一切なくなります。

マーケティングの基礎知識がないと最初はとっつきにくい場合もあるかもしれません。その場合はカスタマーサクセスの担当者に頼るのがベター。レスはものすごく早いので、対応についても不満を感じたことはありません。

 
引用元:ITreview

BlueMonkey/クラウドサーカス株式会社

BlueMonkey


カンタン操作で使いやすく、Web制作の知識がなくても構築・更新が可能なCMSです。国産のCMSなので日本の法人サイトに適しており、セキュリティ面も安心。あらゆる業種・規模の企業サイトに必要な機能が充実しています。

料金【料金体系】
BlueMonkey月額ライセンス費用+Webサイト制作費用+オプション費用
【料金プラン】
・CMS BlueMonkey S:36,000円/月
・CMS BlueMonkey SS:60,000円/月
・CMS BlueMonkey 専用スタンダード:84,000円/月 他
サポート体制・電話、メールサポートあり
・運用の相談や現状分析などの定期サポートあり
・運用ノウハウを提供するユーザー会を毎月開催
セキュリティー、安全性・定期的なバージョンアップで万全なセキュリティ対策
・オプションで「独自ドメインSSL対応」や「改ざん検知サービス」を提供
導入実績導入実績1,900社以上(株式会社ヒューマンネット・コンサルティング、日本化工食品株式会社、一般社団法人人材開発協会、株式会社住宅あんしん保証など)
ECサイト有無要問合せ

 

このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)


大規模にも対応できるCMS
優れている点・好きな機能
・操作性、わかりやすさが優れている。
・十分な機能でホームページ作成をサポートしてくれる。
その理由
・WordPressを使用していましたが、セキュリティー面の関係でこちらの商品に完全移行しました。数万ページにも及ぶページもCMSで管理でき、HTML不要で文章やLPを作成できる。
・各ホームページのパーツをお気に入りに登録し、新たなページに展開することができるので新規ページ制作もとても簡単。

 


シンプルなデザインで使いやすい
シンプルで非常にわかりやすく使いやすいデザインでした。電話やメールはもちろん定期サポートというものがあり、サポート体制も充実しているので、初心者の私でもスムーズに作成することができました。わからないことが解決されるという安心感はとても重要かと思います。

 
引用元:ITreview

Adobe Experience Manager Sites/アドビ株式会社

Adobe Experience Manager Sites


AIを活用したコンテンツ管理システムを搭載し迅速な配信を実現したCMSです。作成したコンテンツを顧客の興味関心にあわせて最適化。世界的な実績を誇るAdobe製で、同社のアプリケーションと連携も可能です。

料金要問合せ
サポート体制・カスタマーケアチームによる24時間のサポート体制
セキュリティー、安全性・保存データの暗号化、強力なインフラストラクチャ
導入実績浜松ホトニクス株式会社、IBM、Lenovo、株式会社びゅうトラベルサービス、Swisscom、Philips、パナソニック株式会社など
ECサイト有無

 

このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)


Webサイトの作成、運用が効率的に行えます
AEMは環境さえ整備してしまえば、コーディングなしで誰でも、手軽に、迅速にWebページを作成することが可能です。今まではWebサイトを運用する上ではコーディングスキルが必要だったので、Webページを新規作成、修正する場合はその都度外部に依頼しており、時間もコストもかかっていました。
AEMを導入してからは自社のみでWebサイトの運用を完結することができているので、時間とコストの大幅な削減に繋がりました。
ページを作成する際の操作についても非常に直感的に行うことができます。ページを構成する各パーツみたいなもの(AEM内ではコンポーネントという名称)を選択画面からページ編集画面へドラッグアンドドロップし、ダイアログで各設定を行う、といったことを繰り返すだけで、1つのページを作成することができるので操作に慣れてしまえば、非常に手軽に編集・新規作成することができます。
他のAdobe製品との連携も豊富なので、他Adobe製品を導入されている方は特におすすめです。

 


直感的で慣れれば簡単。ノンコードのため誰でもページ編集が可能
優れている点・好きな機能
・Adobe製のため、信頼のおける製品。
・他製品との互換性もあり、ツールを横断したほうがメリットが大きい。
・ノンコードのためコーダーでなくても誰でもページの制作、修正ができる。
その理由
・他製品でも有名なAdobe。安心して使える。
・AEM(Adobe Experience Manager)以外でツールを多数出しており、互換性があり他社のツールを使うよりはAdobeに統一したほうがAEMを最大限に活かせる。
・ディレクター、営業職でも使い方を簡単に理解すれば誰でもページ制作、修正ができるのでコミュニケーション工数を削減できる。

 
引用元:ITreview

はてなブログMedia/株式会社はてな

はてなブログMedia


10年以上の技術力とノウハウでオウンドメディア運営を徹底サポート。最新のSEOトレンドに合わせシステムを自動アップデート。マニュアル不要の操作性でブログ運営・記事作成に集中しやすいCMSです。

料金初期導入費用+月額の利用費用
(プラン詳細は要問合せ)
サポート体制・運用開始まで営業担当がサポート
・ヘルプセンター
・定期的なユーザー会を開催
・はてな編集者による戦略的な企画サポート
セキュリティー、安全性・月間5億PVを処理する管理性能
・管理画面のアクセス制限機能
導入実績・大手からベンチャーまで多数導入
・LINE株式会社、株式会社リクルートライフスタイル、株式会社ニコンイメージングジャパン、京都府など
ECサイト有無

 

このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)


簡単に使えるメディア運用サービスです。
他のCMSに比べて、はてなブログMediaは初心者の方でも簡単に投稿することができます。私が、元々はてなユーザーだったため、導入もわかりやすく、スムーズにできました。
サイトのデザインもはてなブログ特有のシンプルで温かみのあるデザインでそれも気に入っています。

 
引用元:ITreview


まとめ

本記事ではクラウドCMSを7選に絞って解説しました。

クラウドCMSを選ぶ際は、

  • 導入実績、ECサイトの有無をチェックする
  • マルチメディア対応しているかどうか確認する
  • どのくらいのカスタマイズ性があるか調べる

上記3つを目安にするといいでしょう。

本記事の情報を参考に、自社にフィットするクラウドCMSを見つけてください。