

イベント管理システムは、イベントや会議、展示会、セミナーなどの企画、準備、実施、評価を効率化し、運営を支援するためのシステムです。
イベント運営に関連する様々な業務を一元化できるため、担当者がスムーズに運営しやすくなります。
セミナー参加率1.5倍!会員登録なしの申込で離脱を防ぐイベント管理システム
しかし、対応できるイベント運営のプロセスや、特化した用途などがシステムによって異なるため、どのイベント管理システムを導入してもいいというわけではありません。
本記事では、おすすめのイベント管理システム6選と選び方のポイントを紹介します。
本記事を参考にすることで、自社にマッチしたイベント管理システムを選べるでしょう。
Web社内報ツールの選定基準は、「イベント 管理 比較」で検索して表示された上位8記事分の情報から、紹介頻度の高いイベント管理システムを選び、ITreviewのレビュー数順にまとめています。
※本記事に掲載しているレビューはITreviewに許諾を得て掲載しています。 ※レビューや評価などは2023年3月時点のものです。 ※Leader、High Performerのバッジは、ITreviewで満足度の高い製品にHigh Performerを、満足度・認知度が共に高い製品にLeaderが付与されています。最新の受賞製品一覧はこちら
目次
イベント管理システムのピックアップ[PR]
会員登録なしの申込で参加率アップ「イーベ!/株式会社フラッグシステム」


初期費用 | 55,000円(税込) |
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料金プラン | ■ベーシック:16,500円/月(税込) ■プレミアム:33,000円/月(税込) ■エンタープライズ:66,000円/月(税込) |
主な機能 | ・イベント申込ページ作成・管理 ・QRコード受付 ・アンケート機能 ・懇親会告知・受付 ・リマインダーメール自動配信 ・入金状況管理 |
導入企業 | GMOメイクショップ株式会社、パシフィコ横浜、明治大学、独立行政法人造幣局、株式会社星野リゾート など |
導入社数 | 4270アカウント |
展示会リードを商談化するイベントDXツール「Eventory/株式会社インディヴィジョン」



初期費用 | 無料 |
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料金プラン | 要問い合わせ |
主な機能 | ・イベントページ作成 ・顧客管理(CRM) ・完全独自配信 ・協賛企業展示ブース ・ライブコミュニケーション |
導入企業 | 三井物産株式会社、横河デジタル株式会社、大阪大学、日本政府観光局、在日米国大使館、ライズコンサルティング株式会社、PHP研究所 など |
導入社数 | 750社以上 |
Peatix/Peatix Inc.


初期費用 | 無料 |
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料金プラン | ■有料セミナー:販売実績の4.9%+売れたチケット1枚につき99円 ■無料セミナー:全機能が無料 |
主な機能 | ・グループ(コミュニティ)ページ作成・管理 ・イベントページ作成 ・オンラインイベント作成 ・チケット販売・決済 ・イベント運営代行 |
導入企業 | ANAホールディングス株式会社、株式会社エイチ・アイ・エス、株式会社伊藤園、株式会社ダイヤモンド社、ヒューマンアカデミー株式会社 など |
導入社数 | 要問い合わせ |
このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)
セミナーなどのイベント集客に便利です
UIが今風で見やすく使いやすいです。オンライン開催オフライン開催問わずイベントやセミナーの集客を無料でできるので集客施策に便利。イベントの登録も初見でも分かりやすくスムーズに完了できました。
最もメジャーな集客プラットフォーム、無料で十分活用できる
基本的に無料で使用しています。法人向けのイベントに活用していますが問題なく集客できています。以前試しにPeatixではない他のプラットフォームも使ったことがあるのですがそちらでは全然集客ができなかったので以来Peatixを頼りにしています。 申込者へはイベント日が近づくとリマインドメールを、フォローしてくれている方へは新しいイベント立ち上げのお知らせを自動で配信してくれて非常に有能です。引用元:ITreview
Eventory/株式会社インディヴィジョン



初期費用 | 無料 |
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料金プラン | 要問い合わせ |
主な機能 | ・イベントページ作成 ・顧客管理(CRM) ・完全独自配信 ・協賛企業展示ブース ・ライブコミュニケーション |
導入企業 | 三井物産株式会社、横河デジタル株式会社、大阪大学、日本政府観光局、在日米国大使館、ライズコンサルティング株式会社、PHP研究所 など |
導入社数 | 750社以上 |
このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)
オンラインイベント運用で利用しました。便利です。
優れている点・好きな機能 ・イベントの作成が簡単にできる。 ・メール配信でセグメントごとにラベルを付与できるので、メールの送り分けが簡単。 ・毎月開催しているウェビナーについて参加者の情報を一箇所で管理し、中長期的なコミュニティを育成することができる。
ウェビナーの実施などとても便利です
優れている点・好きな機能 ・ウェビナーなどのオンラインイベントが簡単にできる。 ・イベント中のチャットやアンケート機能などがあるので、双方向なイベントが行える。 ・メール配信やチャット機能、ニュース配信など、Eventory内で行える。使い方も基本簡単。 ・Eventoryへの登録もメアド+αだけなので、簡易だと思います。 ・アンケートの結果がグラフ化されて見ることができ、社内などにすぐに共有がしやすい。引用元:ITreview
Event Cloud Mix/株式会社ティーケーピー


初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | ■プラン SS(イベント開催枠1件):月額9,800円 ■プラン S(イベント開催枠2件):月額19,800円 ■プラン M(イベント開催枠3件):月額29,800円 ■プラン L(イベント開催枠10件):月額80,000円 ■カスタム(無制限):要問合せ |
主な機能 | ・登録者管理 ・イベントサイト作成 ・顧客管理 ・出展社/協賛社/講演者管理 ・オンラインイベント管理 |
導入企業 | 株式会社テラスカイ、アマゾンジャパン合同会社、ソフトバンク株式会社 など |
導入社数 | 要問い合わせ |
このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)
柔軟に利用時期にだけ合わせて契約することができROI最高!
優れている点・好きな機能 年間契約のイベント管理SaaSが多いなか、単月などの急なお願いにも対応いただける柔軟性と安価なところは大変魅力的です。常に年間とおしてウェビナーを実施するのでなければ、もしくは年間とおして実施する場合でも、大変有用なサービスです。QRコード発行などハイブリッドイベントにも対応しています。 その理由 ・ランディングページのWYGIWIGエディターが柔軟 HTMLが分からなくても最低限のページが制作できますし、コーディングができれば、かなり自由に制作可能。ステージングもあり。リアルイベントの場所など、必要なパーツをウィジェット形式で発行して埋め込むことも可能。 ・プロモーションの計測タグも カスタマイズ対応ですが、安価な作業費で設置いただけますし、対応も迅速です。 ・バックエンド機能も 準備中、開催中などのステータスワークフロー毎に出来ることが変わり、適切なフェーズでスタッフや登壇者をお呼びしたりできます。 ・メール配信 細かいターゲティングまで出来るわけではありませんが、それは他の高単価SaaSも同様です。テストメール送信機能などもあり出席者に対して必要十分なメール送信ができます。
使うたびにバージョンアップ
コロナ禍の影響でオンラインイベントが主流になってから、単なるウェビナーのツールではなくて、集客から顧客管理、配信まですべてを叶えられるものが必要となった。 オフラインイベントの時から既に利用していたが、オンラインイベントにも十分に対応できるツールになっているのはありがたい。また、毎年機能がバージョンアップされているのも魅力。 特に、各社がオンラインイベントに開催を振キリったことで、それぞれのオリジナリティを見せていく必要がある中において、機能が年々良くなっているのは魅力的。 他社のツールと比較した時に、マルチトラックの見やすさも良くなっている。同じ時間帯のトラックが縦にタイトルが並んでいると非常に見づらく、他のセッションと比べられないことがあるが、Event Cloud Mixの場合は、横軸にセッションが並んでいるので、比べやすい。 初めて利用した時は、操作に慣れていないこともあって、画面遷移が多いなと感じたり、インストラクションが少ないので、どこを操作すれば良いか分からないこともあったが、慣れてしまえば特に問題無い。引用元:ITreview
EventHub/株式会社EventHub


初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | 要問い合わせ |
主な機能 | ・イベントページ作成・デザインカスタマイズ ・集客・参加者管理 ・動画・イベント配信 ・有料チケット販売・決済 ・分析・アナリティクス |
導入企業 | ノバセル株式会社、株式会社SmartHR、アトラシアン株式会社、Unipos株式会社、Qiita株式会社 など |
導入社数 | 250社以上 |
このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)
大型カンファレンスの開催ならEventHub
この製品のイベントのセッション別の視聴データが取得できる点が優れています。主催したカンファレンスのスポンサー企業には条件に応じたリード提供を行っていたため、セッション別の視聴データが取得できたことで、セッション視聴者のリード提供を行えました。 また、リストがOne IDで申込み~アンケート回答まで管理できるため、リスト加工の工数が少なく、各社へのリスト提供ができます。
とっても使いやすくてお薦めです!
海外の方との商談イベントで使用。 当方は運用側でなく参加者側として。 旅行の渡航先としてのプレゼンテーションで両国の参加者(商談希望者)と相手方環境に応じて通訳さんを挟んでの商談になるため、双方で画面が共有出来ること、商談オファーとマッチング後のスケジュール管理が容易に行えて、初めて使ったにも関わらず、とても円滑に進行する事が出来ました。コロナ禍で直接、海外の方とお会い出来ない環境が続くと思われ距離の隔たりを感じさせる今日この頃ですが、そんな時代にマッチした仕組みだと感じました。引用元:ITreview
COPRO Q-PASS/株式会社コプロシステム


初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | 基本料金80,000円~ ※詳細は要問合せ |
主な機能 | ・申込フォーム作成 ・QRコード受付 ・動画配信・ウェビナー ・顧客管理機能 ・自動返信・一括メール配信 |
導入企業 | 要問い合わせ |
導入社数 | 要問い合わせ |
このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)
リアルイベントの申込受付で使用しました。良い点は申込フォームの作成が簡単にできることと、申込者に対してリマインドメールを送れる点が便利で使いやすかったです。
引用元:ITreview
EventRegist/イベントレジスト株式会社


初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | ■Basic:無料+チケット販売手数料8% ■Basic+(プラス):100,000円+チケット販売手数料8% ■Premium:利用機能・サポートにより変動+チケット販売手数料8% ■Enterprise:要問い合わせ |
主な機能 | ・イベントページ作成 ・チケット販売・決済 ・申込フォーム作成 ・申込者データベース管理 ・受付用アプリ |
導入企業 | 一般社団法人日本CTO協会、株式会社日本経済新聞社、IVS株式会社、株式会社ホリゾン、東京書籍株式会社 など |
導入社数 | 要問い合わせ |
このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)
リアルイベントの開催に良い
無料版でもそこそこ使えて、イベントの申込・受付の管理に良い。 参加者が、当社主催にどんなイベントに参加したのか履歴がとれるので、簡易的なマーケティングツールとしても使える。引用元:ITreview
イベント管理システムの選び方のポイント4つ
- 課題を解決できる機能が含まれているか
- システムが特化している用途と合っているか
- 事前決済機能がついているか
- 他システムと連携できるか
課題を解決できる機能が含まれているか
課題 | 必要な機能例 |
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イベントの集客力を上げたい | イベント告知ページ作成機能、申込フォーム作成機能、集客状況の確認機能、案内メール自動配信機能、参加者へのメッセージ連絡機能 |
スムーズにイベントを運営できるようにしたい | 申込フォームの作成機能、登録者マイページの作成機能、参加費の事前決済機能、受付用QRコードの発行機能、マルチトラックタイムテーブルの作成機能、出展社や協賛社のタスク管理機能、タスク進捗管理表、イベント来場者リアルタイム計測/集計機能 |
大規模なイベントを運営したい | マルチトラックタイムテーブルの作成機能、スタッフや会場、設備などのリソース状況の確認機能、予約状況のリアルタイムでの確認機能 |
リードや商談を獲得できるイベントを運営したい | 資料ダウンロード機能、アポ予約機能、参加者の行動データの分析機能、イベントの効果測定機能 |
イベントの一連のフローを効率化したい場合は、集客や運営に必要な幅広い機能を搭載しているシステムを選びましょう。
一方で、特定のフローだけを効率化・強化したい場合は、上記の表に合わせて必要な機能が搭載されているシステムを選ぶようにしましょう。
システムが特化している用途と合っているか
イベント管理システムは基本的に幅広い用途で活用できるものが多いですが、中には特定の用途に特化しているシステムもあります。
特化型のシステムの場合、機能性がシンプルで、細かいニーズにも対応した機能が搭載されていることが多いです。
たとえば、法人向けのイベント管理システムである場合、参加者の所属企業や役職に関する情報の収集・管理機能などがついています。
また、オンラインイベントに特化している場合、仮想会場の作成・管理機能や、リアルタイムのチャット・Q&A機能など、オンラインイベントならではの機能が搭載されています。
そのため、イベント管理システムが特化している用途と、自社のイベント管理システムの用途がマッチしているかを確認しましょう。
事前決済機能がついているか
企業によっては、参加費が有料のイベントを運営することもあるでしょう。その際にシステムで事前決済ができれば、支払い処理の手間を省けます。
そのため、有料イベントの運営を考えている場合は、事前決済機能がついていたり、外部の決済サービスと連携できたりするシステムを選びましょう。
他システムと連携できるか
参考:【2022年版】CRMツールおすすめ57選を比較!選び方も紹介
【2023年最新版】MAツール20選を比較。口コミ付き・選び方も解説
また、イベントの認知拡大を行いたい場合は、TwitterやFacebookなどのSNSと連携し、一斉告知ができるシステムがいいでしょう。
そのため、イベント管理システムを導入する際は、既存のシステムと問題なく連携できるかどうか確かめましょう。
まとめ
イベント管理システムとは、イベントを運営するにあたって必要なフローを管理できる便利なシステムです。
システムの導入によって様々な情報やフローを一元化できるため、担当者の負担を軽減しつつ、イベントをスムーズに進められるようになります。
しかし、イベント管理システムは機能性や適した用途が異なるため、導入する際は慎重に選びましょう。
以下のポイントを基準にして選べば、システムのミスマッチを防ぐことができます。
- 課題を解決できる機能が含まれているか
- システムが特化している用途と合っているか
- 事前決済機能がついているか
- 他システムと連携できるか
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