【2024年最新版】ERPおすすめ47選を比較!選び方も紹介

ERPは企業内でばらばらになっている情報を1つのデータベース上に集めて管理するソフトウェア・パッケージです。集めた情報をもとに企業の状況を把握し、経営効率を上げられます。

今回は、企業経営の効率化に欠かせないERPおすすめ47選を紹介しています。

ERPのメリット、選ぶポイントも解説しているので、ERPの導入を検討している方は、ぜひご一読ください。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

ERPおすすめ15社比較表

なお、重要度を客観化するために既存のERPを紹介したサイト10個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よくERPを探せます。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年2月時点のものです。


目次

<比較表>ERPおすすめ15社


本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


1.GRANDIT/GRANDIT株式会社

GRANDIT
ERPコンソーシアム GRANDIT公式サイト|販売管理等の統合基幹システム

  • 国内生産であり、フルWEBでのEPR
  • 使いやすいオールインワン
  • 様々な業種や企業規模に適応
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態オンプレミス・IaaS型、サブスクリプションモデル、SaaS型
導入企業旭化成カラーテック株式会社、ANAシステムズ株式会社、NTTファイナンス株式会社、川崎重工グループ、ピップ株式会社、富士通セミコンダクター株式会社など
導入社数1,300社以上

2.OBIC7/株式会社オービック

OBIC7
オービック

  • コンサルティングからシステム導入やサポートまでワンストップソリューションの高品質サービスを提供
  • お客様個々の要望に合わせて柔軟にプライベート型に対応
  • インターネット環境があれば短期間で利用可能なので、運営コストの削減が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態オンプレミス型、クラウド型
導入企業株式会社ローソン銀行など
導入社数累計25,000社

3.マネーフォワード クラウドERP/株式会社マネーフォワード

マネーフォワード ERP
企業の成長にあわせてシステムを選択 – マネーフォワード クラウドERP

  • 書類業務がオンラインで完結、テレワークが可能
  • インボイス制度や電子帳簿保存法など、最新法制度に合わせてアップデートし対応
  • システム間を充実したAPIで柔軟に連携
初期費用要問い合わせ
料金プラン個人向け:1,280円/月〜
小規模〜中小企業向け:3,980円/月〜
IPO準備・中堅〜上場企業向け:要問い合わせ
提供形態クラウド型
導入企業株式会社藤井大丸、株式会社FOR YOU、株式会社Brushup、株式会社ヴァル研究所、株式会社カラダノート、株式会社クラシコム、Chatwork株式会社など
導入社数累計100,000社

4.クラウドERP ZAC/株式会社オロ

クラウド ERP ZAC
クラウドERP ZAC | 業務を効率化し、人と時間を味方に | 株式会社オロ

  • プロジェクト収支管理に優れている
  • 内部統制の強化をサポートし、的確な経営判断を支援する
  • データの一元化により先々の売上・利益を可視化できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態クラウド型
導入企業株式会社ネオマーケティング、AZAPAエンジニアリング株式会社、INSIGHT LAB株式会社、株式会社DKホールディングス、株式会社JALインフォテック、株式会社ペンテルなど
導入社数950社

5.Reforma PSA/株式会社オロ

Reforma PSA
Reforma PSA | クリエイティブ業のための案件管理システム | 株式会社オロ

  • バックオフィスとのシームレスな連携で、業務のヌケ・モレを防ぐ
  • 様々な購入者に対し、色々な場所で販売できる
  • 多様なまとめとレポーティングにより、経営判断を支援
初期費用無料
料金プラン販売:6,000円/月
販売:2,000円/月
勤怠:300円/月
経費:300円/月
セキュリティOP300円/月
提供形態クラウド型
導入企業株式会社エービル、株式会社クリエイティブアローズ、クレアテック株式会社 、株式会社アイキューブデジタル、株式会社Alice 株式会社シンカなど
導入社数400社以上

6.HUE/株式会社ワークスアプリケーションズ

HUE
大手企業向けERP「HUE」|株式会社ワークスアプリケーションズ

  • 高い業務網羅性でFit to Standardを実現可能
  • 無償のバージョンアップで長期間安定して利用可能
  • 周辺のソリューションと柔軟に連携し、DX推進が実現可能
初期費用無料
料金プラン要問い合わせ
提供形態SaaS型
導入企業株式会社明治、森永乳業株式会社、株式会社東海理化、小田急電鉄株式会社、国立大学法人広島大学、株式会社アルプス物流、鹿島建設株式会社、学校法人近畿大学など
導入社数2,200社以上

7.SAP Business ByDesign/SCSK Minoriソリューションズ株式会社

SAP Business ByDesign
業務効率化を実現するSAP® Business ByDesign®|SCSK Minoriソリューションズ株式会社

  • 高いデータ処理能力により合理化し、一元的に統合
  • 業務プロセスを標準化し、コストを抑えて短期導入可能
  • 無償で最新システムにアップデートし、サーバーの管理はSAPにお任せできる
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態クラウド型
導入企業トーエイ工業株式会社、キンコーズ・ジャパン株式会社など
導入社数13,000社以上

8.Clovernet ERPクラウド/NECネクサソリューションズ株式会社

Clovernet ERP クラウド
Clovernet ERP クラウド | NECネクサソリューションズ

  • 経営情報の統合管理と経営状況や事業の見える化
  • バックオフィス業務の効率向上とIT運用の負荷の軽減
  • 従業員の適切な管理を実現し、場所にとらわれない働き方を実現
初期費用エコノミー:無料
スタンダード:30,000円〜
料金プランエコノミー:7,500円〜
スタンダード:15,000円〜
提供形態クラウド型
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

9.Oracle NetSuite/日本オラクル株式会社

Oracle NetSuite
Oracle NetSuite/日本オラクル株式会社

  • クラウドERPにより、全ての業務が一元化され、データの入力から連携、集計などが最小限で可能
  • 一元管理の単一データベースでリアルタイムな経営情報を提供し、明確な意思決定を実現
  • 柔軟なノンプログラミングでのカスタマイズとバージョンアップ後でも安心の引継
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態SaaS型、クラウド型
導入企業株式会社CDG、トムソン・ロイター・プロフェッショナル株式会社 、株式会社BB-SPORTSなど
導入社数要問い合わせ

10.Microsoft Dynamics 365 Business Central/株式会社パシフィックビジネスコンサルティング

Microsoft Dynamics 365 Business Central
Business Central | Microsoft Dynamics 365

  • プロセスを自動化し、生産性を高める
  • 財務データを管理・分析し、パフォーマンスを強化
  • プロジェクトを適切に管理し、収益性を向上
初期費用要問い合わせ
料金プランCentral Team Members:1,000円〜
Central Essentials:8,750円〜
Central Premium:12,500円〜
提供形態SaaS型
導入企業ネスレ日本株式会社、リコーリース株式会社など
導入社数30,000 社以上

11.SmileWorks/株式会社スマイルワークス

Smile Works
クラウドERPシステム「スマイルワークス」

  • プロジェクト別収支管理し、バックオフィス業務を効率化
  • 障害やサイバー攻撃の対策を万全にし、クラウド業務ソフトの安全性を確保
  • 中小企業共通EDI標準仕様に準ずる製品として認証
初期費用30,000円
料金プラン販売ワークス:10,000円/月
会計ワークス:10,000円/月
給与ワークス :10,000円/月
提供形態クラウド型
導入企業株式会社笑顔創造、エス・エー・エス株式会社、小田公認会計士税理士事務所、ピクスケミ株式会社、税理士法人恒輝、株式会社ドリームウェア
導入社数要問い合わせ

12.SAP S/4HANA Cloud/SAPジャパン株式会社

SAP S-4HANA Cloud
SAP S/4HANA Cloud Public Edition

  • 業種別ベストプラクティスに基づく事前設定済みプロセスを適用
  • 独自のブレークスルーを実現し、ビジネスモデルや業務を柔軟に再定義する
  • AIやML、ロボティックプロセスオートメーション (RPA)、アナリティクスなどの最新テクノロジーが追加され、事業運営の継続的な改善が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態クラウド型
導入企業日立ハイテク株式会社など
導入社数要問い合わせ

13.Oracle Fusion Cloud ERP/リードプラス株式会社

Oracle Fusion Cloud
Oracle Fusion Cloud ERP(概要から特徴、事例、比較、評判、機能など) | クラウドERP実践ポータル

  • 多様な業務を統合し、様々な事業を支援
  • 一貫性のあるデータでリアルタイム分析を実現するため、企業内データを統合管理する
  • クラウドサービスで迅速な立ち上げや低コスト、拡張性を享受可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態クラウド型
導入企業電力中央研究所、IDEC株式会社、研光通商株式会社、サッポロホールディングス株式会社など
導入社数要問い合わせ

14.SAP Business One/株式会社日立システムズ

SAP Business One
SAP Business One | 中小企業向け ERP ソフトウェア

  • 各プロセスの連携と合理化で企業の成長に沿って拡張
  • 主要プロセスの合理化により、業務の効率が向上
  • リアルタイム情報を活用した意思決定により、収益性の高い成長が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態オンプレミス型、クラウド型
導入企業株式会社フソウ、スクウェア・エニックス株式会社、TOPPAN株式会社など
導入社数要問い合わせ

15.SMILE V 2nd Edition/株式会社大塚商会

SMILE 2nd Edition
SMILE V 2nd Edition | 大塚商会のERPナビ

  • 経営戦略の立案を豊富な分析資料で強力に支援
  • 重複入力削減や外出先データ活用など、効率化ををサポート
  • パッケージソフトでありながら、高い拡張性と柔軟性を備える
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
提供形態オンプレミス型、
導入企業アサヒ産業株式会社、仙台オーナメント株式会社、マルヱ醤油株式会社、永興物産株式会社、株式会社イングリウッドなど
導入社数要問い合わせ

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ERPを導入するメリット・デメリット

ERPを導入するメリット

情報を一元管理できる会計管理

ERPは企業内でばらばらになっている会計や販売などの企業の基幹情報を、1つのデータベース上に集め、その情報をもとに企業の状況を把握し、経営戦略を立てます。

使用しているほかのシステムに再度データを入力する手間を省け、入力ミスなども減り、手動での業務を最低限に抑えられます。

経営状況をリアルタイムに可視化

ERPによりデータが一元化されるため、会計や人事などの情報がリアルタイムで更新されます。

1つのデータベースを見れば自社の最新情報に素早くアクセスできるため、収益状況を即時に把握できます。その結果、今解決すべき課題が可視化され、収益を上げるための方針や計画を素早く立てられます。

ERPを導入するデメリット

データの整理・入力作業のための時間がかかる

初めてERPパッケージを導入する場合、企業内の複数の部署で管理されているデータを整理し、ERPデータベースに入力する必要があります。

高コストがかかる

導入の初期費用・運営費用をあわせると、システムによっては1,000万円以上と高額なコストが必要となる場合もあります。


ERPを選ぶ際のポイント

おすすめのERPを紹介する前に、選ぶ際に注意したいポイントを3つ解説していきます。

ポイント1:オンプレミス型か?クラウド型か?

ERPには、大きく分けてオンプレミス型とクラウド型の二種類があります。

オンプレミス型

オンプレミス型のERPは、パッケージライセンスを購入して使います。パッケージを購入するための初期コストがかかり、バージョンアップの際にはその都度対応する必要があります。

またサービスの運用は完全に社内で対応するため、高度な知識を持った人材が必要ですが、その分システム設計や運用が自由にできます。

クラウド型

クラウド型ERPは、サーバーを購入し、ITサービスメンテナンス費を毎月払って使います。オンプレミス型に比べ初期コストは抑えられますが、月々の支払いが発生します。またインターネット環境があればすぐに実装でき、パソコンがあればどこからでもデータにアクセス可能です。

さらに、ERP提供元にバージョンアップなどすべてを任せられるため、社内でITリソースを管理する手間が省けます。

ポイント2:導入の目的は明確か

導入する前に、自社の現在の課題は何か、ERPを導入することでどんな問題を解決したいのかをはっきりさせておきましょう。

明確な目的がないまま導入すると、導入後にそのERPの機能が自社の業務と合ってないことが判明することがあります。事前にERP導入の目的をよく検討しておくことをおすすめします。

ポイント3:導入後のフォローはあるか?

導入後のフォローがあるかなど、サポート体制については確認した上で選びましょう。オンプレミス型のERPを導入するのであれば、緊急時に直接サポートを受けられるものをおすすめします。

クラウド型ERPを導入するのであれば、24時間体勢でサポートが受けられるサービスを探しましょう。


ERPに関するよくあるご質問

ERPの導入を検討中の方に役立つQ&Aをまとめています。

Q.ERPとは何ですか?

A.ERP (Enterprise Resource Planning) は、企業の財務、製造、サプライチェーン、販売、プロジェクト管理、人事など複数の業務プロセスを統合管理するソフトウェアシステムです。

Q.ERPの主な機能は何ですか?

A.財務管理、在庫管理、生産管理、顧客関係管理 (CRM)、人事管理 (HRM)、プロジェクト管理などが主な機能です。

Q.ERPの料金相場はどのぐらいですか?

A.全体の相場は不明ですが、LISKULでリサーチしたサービスに関して、月額料金はほとんどの製品で要問い合わせとなっています。詳細な料金情報を確認する場合には、提供元に直接ご確認ください。

Q.クラウドERPとオンプレミスERPの違いは何ですか?

A.クラウドERPはインターネットを通じてサービスとして提供され、初期コストが低く、メンテナンスが容易です。オンプレミスERPは企業内に設置され、カスタマイズとコントロールが容易ですが、維持費が高い傾向にあります。


まとめ

本記事ではおすすめのERP47個と、メリットデメリット、選び方のポイントをご紹介しました。

ERPは企業内でばらばらになっている情報を1つのデータベース上に集めて管理するソフトウェア・パッケージです。

ERPは、導入の目的が明確であればとても便利なツールです。しかし、導入には高いコストが必要となります。自社に必要な機能が何かをよく検討し選んでください。

参考にしたサイト

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