【事例インタビュー】企業公式note運用を成功させるコツ・有料版note pro機能

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「企業公式note運用の成功」とは、読者との信頼関係を築き、最終的に顧客獲得やブランド認知の向上に結びつけることです。

そのためには、継続的な発信とSNSの活用が欠かせません。

継続的な発信は、読者との関係を深めるための土台となり、SNSの活用は、新たな読者にアプローチする手法として効果的だからです。

本記事では、note運用を成功させるためのコツや、作業効率向上に役立つnote proの機能について、実際の事例を交えてソウルドアウト株式会社公式note編集長の宮武さんに伺いました。

企業の情報発信力を一段と強化したい企業様は、ぜひご一読ください。

ソウルドアウト株式会社は、運用負担を軽減する機能が多数ある「note pro」の導入から運用までをサポートしています。

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※本記事はソウルドアウト株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。

宮武さん_1

プロフィール
宮武 由佳さん
ソウルドアウト株式会社 公式note編集長

うどん県出身、大阪が第二のふるさと。2017年、ソウルドアウトに入社。
東京本社で2年ほど広報PR(リブランディング、社内報・自社HP・SNS立ち上げ・運用)を経験した後、大阪営業所でデジタル広告の運用コンサルティング、採用サイトの編集業務などを担当。
2021年8月から公式noteの編集長。
現在は、編集長経験を活かして企業のnote pro立ち上げ&運用のサポート(2022年9月~セールスパートナー)も実施。
副業ではインタビューライター、自治体の広報PRアドバイザーなど。


ソウルドアウト公式noteは、社員を主役にした記事を毎週投稿している

ーまず、宮武さんの現在の担当業務について簡単に教えてください。

宮武さん:現在、ソウルドアウト株式会社で公式note編集長として企画から運営まで一貫して担当しています。

ソウルドアウト株式会社note‗ファーストビュー
参考:ソウルドアウト株式会社公式note

投稿した記事は、立ち上げから約3年半が経った2024年3月時点で220本を超え、現在では投稿頻度は週に1~2本を維持しています。

最初の1年間は数を増やすことを重視していましたが、現在は読者とのつながりを深めるために、質の高さも重視しながらコンテンツを発信し続けています。

ーこれまでのお取り組みの中で、特に成果が出ている部分について教えていただけますか?

宮武さん一番成果が出ているのは、社員を主役にしたBtoBブランディングですね。

noteは「Look at STORY=共感を呼ぶコンテンツ」を主軸としていて、等身大の発信と相性がいいんです。

社員が自分の経験や知見を企業公式noteでシェアすることで、その記事が「名刺代わり」として機能しています。

記事の中では、社員の個性にもスポットを当てているので、読者に「この人と話してみたい」と思ってもらえるきっかけにもなっていて、時には指名発注にもつながることもあります。会社の文化や価値観を自然に出せるので、他の企業との差別化もはかれていると思います。

加えて、こうした記事は採用にも役立っています。

社員の考え方や仕事内容を見て、学生さんが会社の雰囲気や業務を知る場としても機能しているようで…。事前に会社を深く知ってもらえることで、マッチング率が高まっています。

学生たちが会社の文化に共感してくれると、お互いの理解も深まりやすいので、採用活動にも好影響を与えていると思います。


企業公式note運用成功のカギは、継続的な運用と周りを巻き込む仕組み

宮武さん_2

ーnote運用で成功するために、継続的な発信を重視されていたとのことですが、その理由は何でしょうか?

宮武さん:継続的な発信が重要なのは、読者と信頼を築けるからです。

noteでは、最初のうちに結果がすぐに見えるわけではありません。そのため、定期的に発信を続けることで読者が求めている情報を提供でき、着実にフォロワーや読者を増やすことができるんです。

信頼が得られると、読者が自発的にシェアしてくれるようになるので新しい読者を呼び込むことができ、好循環を生み出せます。

ー読者との関係構築が、発信力強化につながるんですね。継続して記事を作る仕組みは、具体的にどのようにして実現したのでしょうか?

宮武さん:実は、立ち上げ当初は、企画から執筆まで一人で担当する体制で、対応できる範囲に限界がありました。そのため、社員の協力を仰ぐことで、継続的な投稿体制を実現したんです。

社員一人ひとりにnoteのファンになって、さらなる発展のために助けてもらうイメージに近いですね。誰もが、自分がもつ知識や経験を記事にして発信しやすい環境を整備しました。

具体的には、社内で誰がどのような知識を持っているのかが見えなかったため、Slackなどのコミュニケーションツールを活用して、効率的に情報共有を進めたんです。

たとえば、Slackであらゆるグループに参加して、記事で発信できそうなノウハウがないかを探したり、直接募集したりしました。社内クラウド(ナレッジワーク)で共有される事例やノウハウをチェックして、ネタのリストアップも行うようにしていました。

さらに、記事制作経験がない社員でもスムーズに執筆できるよう、必要なフォーマットを整備し、執筆の負担を軽減する取り組みも行いました。

note運用_フォーマット例引用:公式noteでの情報発信の裏側を調査!編集長に聞く、note運用2年間の失敗と成功の軌跡│ソウルドアウト株式会社公式note

最初は、「何をどう書いたらいいのか分からない」と言っていた社員たちも、このフォーマットを用いて少しずつ自分の意見や経験を記事に起こしてくれるようになりました。

社員を巻き込むには、社員同士の反応活発化が重要

ー社員が自発的に関わることで、継続的な運用が可能になるんですね。とはいえ、社員の執筆意欲を促す工夫は簡単ではないと思います。どのように社員のモチベーションを維持しているのでしょうか?

宮武さん:おっしゃる通りで、その点は工夫しています。というのも、最初はインセンティブを使って社員に記事を書いてもらおうとしたんですけど、正直うまくいかなくて。

やっぱり記事を書くこと自体が楽しくないと続かないんですね。執筆したことに対する反応が見えないと、やる意味を見いだせなくなってしまうということに、そのとき気づきました。

その後、インセンティブに頼るのではなく、社員が書いた記事に対して反応が見えやすく、広がりやすい仕組みを作ることにしました。

社員が書いた記事を社内で紹介したり、他のメンバーがその内容にポジティブな反応を示しやすい雰囲気をつくるようにしたんです。

これにより、協力してくれた社員は自分の記事に対してリアルタイムで反応を受け取ることができますし、その様子を見た周りの社員も含めて、モチベーションが自然に高まっていったと思います。

結果的に、社員たちが少しずつ自分の意見や体験をシェアするようになり、気づけば会社全体で記事制作を身近に感じる雰囲気が生まれていました。

これが、継続的な運用を支える大きな要素となり、良いサイクルを作り出しています。


SNS運用で読者獲得するためには、トップ画像とタイトルが重要

ーソウルドアウトでは、noteの読者を増やすために、どんな取り組みをされていますか?特に意識していることがあれば教えてください。

宮武さん読者を増やす手段としては、SNSの運用が重要だと思います。

特にXは、ビジネスアカウントを持っている方も多く、ユーザーが求めている情報と合致しているとシェアしてもらいやすいので、普段は接点がない人にも届いて読者が増える可能性が高いんです。

そのため、ソウルドアウトでも、新しい記事を公開したり人気な記事を取り上げたりして、積極的にXに投稿するようにしています。

ー確かに、シェアされた投稿はどんどん広がりますもんね!SNSでシェアされるために、どんな工夫をしているんですか?

宮武さん最初に目を引くことが大事なので、画像はシンプルだけどインパクトがあるものにして、タイトルも一目で気になるようなものを意識して作っています。

特に、Xでシェアする時は、タイトルとトップ画像、見出し文しか表示できないんです。特にトップ画像は投稿の中でも目立ちやすいので、ちょっとユニークなものや変わったデザインにして、視覚的に引きつけるようにしてますね。

似た内容の記事でもトップ画像やタイトルで反応が変わった例

ーどういった経緯でトップ画像やタイトルを工夫するようになったのでしょうか。

宮武さん:以前に、ビューなどの反応がすごく伸びた記事があって。同じような内容の記事を新たに制作したんですが、そちらはリアクションが伸び悩んでしまったんです。

扱っている情報は似ているのに反応が薄いのは何が原因だろう、と考えたのがきっかけですね。

▽伸びた記事
note運用‗伸びた記事
アンケートLPを“100本”集めて分析した結果「知らずにはいられない」事実がわかりました。それは……|ソウルドアウト株式会社

▽伸び悩んだ記事
note運用_伸び悩んだ記事
【業種特化分析シリーズ①】ジム・エステ・クリニック業種のLP・クリエイティブ傾向分析をご紹介。でも実は“この業種以外の方”にこそ読んでほしい。なぜなら……|ソウルドアウト株式会社

宮武さん:原因を探るうちに、伸びている記事はXで拡散されていたことに気づいて。そこから、SNSでシェアされる際に表示されるトップ画像やタイトルが大きな影響を与えるのでは、と仮説を立てました。

そこから、画像やタイトルに工夫を加えるようにした結果、初速のPVが伸びやすくなっていったんです。

ー画像作成の際に気をつけているポイントは何かありますか?

宮武さん:基本的なことですが、まず伝えたいことを洗い出し、それに合うフォーマットをCanvaやPinterestなどで探してデザインのイメージをつくることです。私自身はデザイン初心者なので、Canvaなどのツールを駆使して作成しています。

それと、特に気をつけているのは、画像に記載する言葉をタイトルやリード文とできるだけ違うものにすることです。

SNSでシェアされる際に画像、タイトル、リード文が一緒に表示されるので、このうちのどれかが読者の興味を惹くように工夫しています。


note proを利用すると「運用効率」を改善できる

ーソウルドアウト株式会社は、他の企業様のnote運用サポートもしているんですよね。

宮武さん:そうなんです。ソウルドアウトは2022年に初代「note pro セールスパートナー」に選出していただきました。

そのため、私自身のnote運用実績や広報の経験をもとに、パートナーとして他の企業様をサポートさせていただいています。

2024年夏には関西初のnote proユーザー会を主催しました。地域でのnote活用も促進しているところです。

参考:関西では初開催!「偏愛」を伝えるSHARP公式noteの運営ノウハウを、note proユーザー勉強会で深掘りしました|note pro公式 | 法人オウンドメディアをかんたん、すぐに立ち上げ

※「note proセールスパートナー制度」とは
noteの法人向け高機能プランnote proは、法人がオウンドメディアを簡単につくり、情報発信をつづけやすくするサービスです。セールスパートナー制度では、パートナーの力を借りて、note proを知っていただく機会を増やすとともに、充実したメディア運営のサポートも提供し、法人の情報発信を後押ししていきます。

ー無料プランとnote pro、具体的にどのような違いがあるんでしょうか。

宮武さんnote proは無料プランと比べて多機能で、運用効率を改善できる点が特徴です。

note proはただ記事を投稿するだけでなく、データ分析や効率的なコンテンツ作成、社内の協力体制を整える機能が揃っているんです。

SNSでの拡散を意識した記事作りには欠かせない機能もあるので、より効果的にコンテンツを広められるのもメリットだと思います。

▽無料プラン「note」と有料プラン「note pro」の主要機能比較表
noteとnote proの比較表

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宮武さんおすすめ!note pro機能4選

ー多種多様な機能があるんですね…。「まずは使ってほしい」と思う、宮武さんおすすめの機能をぜひ教えてください。

宮武さん:絞るのは難しいですが…。note proには「権限管理機能」があって、チームで運営している企業には嬉しい機能だと思います。

担当者ごとにアクセス権限を細かく設定できるうえ、情報の管理も徹底されているので、安心して運営できます。

私は一人で編集をしているので、あまり使わない機能ですが、複数人で運営している企業にとってはかなり役立つと思います。実際、note株式会社からも、この機能がとても評判が良いと聞いています。

ー企業公式noteを活用していく場合は、誰が何にアクセスできるかを管理しながら運営できて便利そうですね。他にもnote proの機能でおすすめのものはありますか?

宮武さん「アナリティクスβ」機能はぜひ使ってほしいですね。

無料プランでは、記事の「ビュー」や「コメント」「スキ」の数しか見れませんが、proでは記事ごとのPVや読了率、参照元、記事内のリンククリック数、読者の興味関心など、もっと詳細なデータを見ることができるんです。

たとえば、事例やノウハウ系(社員の制作した記事)では、Googleからの流入を増やすためにタイトルに読者が気になりそうなワードを入れるので、結果をもとにどのタイトルが効果的だったのか、どんなキーワードが読者に刺さったのかを分析して改善できます。

執筆者へのフィードバックも数値をもとに行いやすいので、モチベーションを高めて次の依頼につなげやすくなりました。

あとは、別アカウントの記事を表示できる機能も、社員の発信を自分のアカウントのフォロワーに共有できて便利です。

たとえば、社員が投稿した記事を自社アカウントで投稿した記事と同様にフォロワーのタイムラインに表示して、社内全体の発信を見える化できるんです。

note運用_別アカウントの記事表示機能

宮武さん最近、使うようになった機能でいうと「note AIアシスタント」もおすすめですね。

インタビュー記事などでは、このツールを使って大枠の記事を作成してもらっています。

その後で自分で文章を整えたり、誤字脱字のチェックをしたりするだけでいいので、文章作成のスピードが向上しました。


まとめ

この記事では、ソウルドアウト株式会社公式note編集長の宮武さんに、note運用の成功の秘訣とnote proの強みについてお伺いしました。

企業noteの運用では、「継続」を重視して投稿数と質の高いコンテンツを発信し続けることは読者との信頼関係につながるので、社員の協力をどう仰ぐかが重要です。

読者獲得のためにはSNSの活用も不可欠で、特にXで表示されるトップ画像や記事タイトルに工夫を凝らしていることが分かりました。

また、note proにはアナリティクス機能や予約投稿、読者のメールアドレス獲得機能などがあり、運用効率を改善することができます。

note運用における成果を最大化したいとお考えの企業様は、ぜひご検討ください。

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※本記事はソウルドアウト株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。

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