
広報・PR効果測定ツールとは、広報やPR活動における成果を測定するためのサービスです。
施策の成果を可視化できるため、評価や次回施策の改善がしやすくなります。
本記事では、おすすめの広報・PR効果測定と選び方のポイントを紹介します。
紹介している7つのツールについては、表形式で違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。
おすすめサービスのピックアップ方法としては、既存のまとめサイト4個分の情報から、紹介されている広報・PR効果測定ツールをスコアリングしました。各サイトで紹介頻度の高いものを登場回数順にまとめなおしているので、本記事を参考にすることで、どの広報・PR効果測定ツールを選べばいいか一目でわかるでしょう。
※スコアリングや掲載している企業情報などは2025年2月時点のものです。
目次
<比較表>広報・PR効果測定ツールおすすめ7選
本記事で紹介している7つのツールの違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。
1.Meltwater/Meltwater Japan株式会社
Meltwater|影響力を最大化するソーシャルメディア分析(SNS分析)ツール
- 世界最大規模のデータセットからいつでも消費者の声をリアルタイムで把握できる
- カスタムレポートの作成やアナリストにサポートも提供
- 膨大なデータから抽出したインサイトデータからマーケティング戦略を見直しROI242%に向上した実績
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | 要問い合わせ |
モニタリング媒体 | 300,000以上のオンラインニュース 15種以上のSNSチャンネル 25,000チャンネルのポッドキャスト 紙媒体、テレビ、ラジオなど |
AI搭載 | 〇 |
主な機能 | メディアモニタリング ソーシャルリスニング 消費者インサイト分析 AIによる分析 レポート作成 データ連携 など |
導入企業 | 株式会社資生堂 Asana, Inc. Western Union Holdings, Inc. ハヴァスジャパン株式会社 など |
導入社数 | 27,000社以上 |
2.PR Analyzer/ビルコム株式会社
広報・PR効果測定ツール | PR Analyzer | リーチ数・広告換算費を自動計測
- テレビ・新聞・雑誌・Web・Xを網羅
- 全媒体を自動クリッピングから分析までを一元管理できるツール
- 内容分類・レポート生成も自動で可能
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | 月額165,000円~ |
モニタリング媒体 | テレビ、新聞、雑誌、Webサイト合計7,000以上の媒体 |
AI搭載 | 〇 |
主な機能 | 全媒体自動クリッピング リーチ数自動算出 タグ自動付与と内容分類 競合分析 情報波及分析 レポート自動生成 外部データ連携 など |
導入企業 | 森永製菓株式会社 日本航空株式会社 株式会社ロッテ 株式会社三越伊勢丹 株式会社西武ライオンズ など |
導入社数 | 要問い合わせ |
3.Qlipper/株式会社トドオナダ
Qlipper 広報効果測定、PR効果測定をHACKするPR効果測定ツール
- Webメディア記事のページビュー(特許第7098122号)、論調、Twitterの波及数を計測可能
- 国内主要4,000サイト以上を常時モニタリング
- ChatGPTによるプレスリリース生成機能で業務効率化
初期費用 | 50,000円 |
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料金プラン | ■分析コンサルタントあり スターター:月額65,000円 スタンダード:月額145,000円 ■分析コンサルタントなし ミニマム:月額30,000円 エキスパート:月額90,000円 |
モニタリング媒体 | 4,000媒体以上 |
AI搭載 | 〇 |
主な機能 | 自動記事ストック データのグラフ化 記事評価 プレスリリースDX機能 モニタリング+クリッピング など |
導入企業 | ユービーアイソフト株式会社 株式会社エス・デー KLab株式会社 株式会社ヤマダホールディングス ヤマト株式会社 など |
導入社数 | 要問い合わせ |
4.PR TIMES Webクリッピング/株式会社PR TIMES
PR TIMES Webクリッピング|広報・PRの分析・効果測定ツール
- 調査したいキーワードを複数登録するだけで誰でも簡単にWebクリッピングが可能
- PR TIMESと連携しアクセス数や参照サイトと合わせて掲載状況をチェックできる
- 掲載記事と関連情報を毎日自動レポーティングしてくれる
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | 月額5,000円~ ※クリップ調査機能1クリップあたり |
モニタリング媒体 | 国内大手サイトなど約3,000媒体のWebメディア |
AI搭載 | 要問い合わせ |
主な機能 | キーワード設定 除外キーワード設定 掲載種類の自動判別 掲載数の前日比較 CSV/Excelダウンロード リアルタイム通知 など |
導入企業 | 要問い合わせ |
導入社数 | 要問い合わせ |
5.PRオートメーション/プラップノード株式会社
PRオートメーション|広報業務を劇的に効率化するクラウドツール
- あらゆる広報業務をオンラインで実現するオールインワンツール
- すべての広報プロセスをクラウド管理し業務と成果の「見える化」が可能
- メディア管理からリリース配信、効果測定などをまとめて自動化
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | 月額100,000円~ |
モニタリング媒体 | 全国紙4紙をはじめとした22媒体 メディア掲載先1,500件 |
AI搭載 | 要問い合わせ |
主な機能 | リリース配信 メディアリスト管理 効果測定 取材管理 メディアデータベース など |
導入企業 | 霧島酒造株式会社 関西ペイント株式会社 株式会社ロック・フィールド くら寿司株式会社 株式会社ビービット など |
導入社数 | 300社以上 |
6.Social Dog/株式会社SocialDog
SocialDog – SNS運用担当者のためのマーケティングツール
- SNS管理・運用効率化に特化したツール
- 投稿管理やアカウント分析などSNSでの広報活動に役立つ豊富な機能
- SNSアカウントの状況を確認しながら、カスタマーサクセスチームが迅速にサポート
初期費用 | 0円 |
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料金プラン | Free:0円 Personal:月額1,480円 Professional:月額4,980円 Business:月額19,800円 Enterprise:月額40,000円 ※年払いの場合 |
モニタリング媒体 | X(Twitter)・Instagram・Facebook |
AI搭載 | 要問い合わせ |
主な機能 | 投稿管理 フォロー管理 ソーシャルリスニング アカウント分析 アカウント管理 など |
導入企業 | 株式会社セガ コクヨ株式会社 株式会社MAGIA 株式会社バルクオム 株式会社ビーグリー など |
導入社数 | アカウント数100万以上 |
7.HARVEST/株式会社 m-Lab
ニュースリリース・プレスリリースの作成・配信はAI 広報支援 HARVEST | HARVEST
- テンプレートからリリース文章を簡単作成
- AIが配信メディアを2,000以上の媒体から自動ピックアップ
- ダッシュボード機能で広報効果を簡単に分析
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | スタートプラン:月額33,000円 スタンダード:月額66,000円 プレミアム:月額165,000円 エンタープライズ:要問い合わせ |
モニタリング媒体 | 2,000媒体以上 |
AI搭載 | 〇 |
主な機能 | プレスリリース配信 メディアリスト管理 効果測定 承認ワークフロー メディア選定 独自URLページ作成 など |
導入企業 | ディップ株式会社 株式会社From To 株式会社Wanna technologies など |
導入社数 | 50社以上 |
広報・PR効果測定ツールを選ぶ際の3つの重要ポイント
広報・PR効果測定ツールを選ぶ際には、以下の3つのポイントを重視しましょう。
1. 測定可能なメディアの数を確認する
モニタリング対象メディアが広いほど、PR効果の正確な把握が可能になります。
新聞や雑誌だけでなく、WebニュースやSNSも重要な広報チャネルであるためです。
SNS(X、Facebook、Instagram など)を含むか、オンラインニュースは何媒体モニタリングできるか、を確認しましょう。
特に効果を測定したい媒体があるなら、その媒体に対応しているかもチェックしておくとよいでしょう。
広報戦略に必要なメディアを網羅できるツールを選ぶと、効果測定の精度を高めることができます。
2. 効果測定の指標と分析機能を確認する
分析に必要な指標を測定できるツールを選ぶことで、PR施策の改善につながります。
掲載数やリーチ数だけでなく、エンゲージメントや競合比較も分析できると、次のリリースや広報施策に活用しやすくなります。
- 記事の掲載数、リーチ数、エンゲージメントの分析
- 競合のメディア露出との比較
ツールの分析機能を確認し、自社に最適なものを選びましょう。
3. その他のサポート機能を確認する
効果測定だけでなく、他にもリリース文の作成などを行えるツールを選ぶのが良いです。
最近ではAIを用いた自動分析やメディア選定機能が出てきており、これらの機能があると広報活動はより一層効率的に効果的に行うことができます。
具体的には、下記のようなサポート機能があります。
- リリースの影響度スコアの自動算出
- 生成AIでのリリース文章自動生成
- 配信メディアの自動選定
- 指定したタイミングでのレポート生成機能
効果測定以外のサポート機能が充実したツールを選ぶことで、広報活動がより効果的に行えます。
まとめ
本記事ではおすすめの広報・PR効果測定ツールと選び方のポイントを紹介しました。
広報・PR効果測定ツールとは、広報活動やPR施策の成果をデータとして可視化し、評価・分析するためのツールです。このツールを活用することで、広報活動の成功度を数値で測定し、改善点を見出すことが可能になります。
本記事で紹介した情報をもとに、自社で導入する広報・PR効果測定ツールを選んでみてはいかがでしょうか。
参考にしたサイト
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