【2024年版】セールスイネーブルメントツールおすすめ26選を比較!口コミも紹介

セールスイネーブルメントツールとは、営業活動全般を支援するためのツールです。ツールを利用すれば、顧客のニーズに合わせたコンテンツの制作・管理や、商談内容の書き起こしや分析など、営業活動全体の改善を図ることができます。

参考:セールスイネーブルメントとは?実施するメリットや取り組み方、事例を解説

しかし、ツールによって機能や料金体系などが異なるため、どのツールを選べばいいかわかりづらいでしょう。

本記事では、セールスイネーブルメントツールの概要とおすすめのツール26選と、選び方のポイントについて紹介します。

特に注目度の高い6社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

セールスイネーブルメントツールおすすめ6社比較表

本記事を参考にすることで、自社の要望に最適なセールスイネーブルメントツールを効率良く見つけられます。

セールスイネーブルメントツールの選定基準は、「セールスイネーブルメントツール 比較」の検索上位10記事分の情報から、紹介頻度の高いツールを選び、ITreviewのセールスイネーブルメントツールカテゴリーのレビュー数順にまとめています。

※本記事に掲載しているレビューはITreviewに許諾を得て掲載しています。
※レビューや評価などは2024年4月時点のものです。
※Leader、High Performerのバッジは、ITreviewで満足度の高い製品にHigh Performerを、満足度・認知度が共に高い製品にLeaderが付与されています。最新の受賞製品一覧はこちら


目次

<比較表>セールスイネーブルメントツールおすすめ6社

セールスイネーブルメントツール 比較表

本記事で紹介している6社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


セールスイネーブルメントツールとは、営業活動全般を支援するためのツール

セールスイネーブルメントツールとは、持続的に成果が出る営業組織にするために、営業活動の業務効率化や改善のサポートを行うツールです。

そもそもセールスイネーブルメント(Sales Enablement)とは、営業組織を強化・改善するための取り組みのことを指します。具体的には、成果が出せる営業組織にするために、セールストレーニングや営業資料の管理・改善、顧客分析など、幅広く行っていきます。

しかし、セールスイネーブルメントの領域は幅広く、分析や自動化などの業務も必要であるため、実践するためにはセールスイネーブルメントツールが必要です。

セールスイネーブルメントツールには以下のような機能が搭載されています。

  • 営業コンテンツの管理・共有
  • 最適なタイミングで営業コンテンツを顧客に送付
  • 研修・セミナーの効果測定
  • 商談内容の録画・書き起こし
  • 商談の課題がわかるAI分析
  • 成果に必要な行動・スキルがわかるスキルマップ管理

SFAやCRMとの違い

セールスイネーブルメントツール、SFA、CRMは、3つとも営業プロセスを支援するためのツールですが、それぞれ異なる目的を持っています。

ワード目的
セールスイネーブルメントツール営業活動全般を改善する
SFA営業プロセスを自動化する
CRM自社の顧客関係の情報を管理する

セールスイネーブルメントツールは、営業活動全般を改善することを目的として活用されます。

一方、SFAは営業担当者の行動や商談の進捗状況などのデータを蓄積・管理し、営業プロセスを自動化することを目的とします。

また、CRMは顧客情報を管理し、顧客へのアプローチの業務を効率化することが目的のツールです。

3つのツールそれぞれで同様の機能が搭載されている場合がありますが、改善したい領域が異なります。

参考:営業管理の効率を上げるSFAとは?導入メリットや事例、おすすめツール5選を紹介
   CRMとは?活用の目的や機能、活用のコツをわかりやすく解説

次の章からおすすめのセールスイネーブルメントツールを紹介します。


1.ailead/株式会社バベル

商談を支援する機能に特化している。Web会議やIP電話の内容を記録・文字起こしして、分析を行う。主要なWeb会議ツールやカレンダーツールと柔軟な連携が可能。

初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能・Web会議録画
・IP電話録音
・文字起こし
・SFA連携
・外部共有機能
導入企業株式会社irodas、スマートシェア株式会社、株式会社Kaizen Platform、コニカミノルタ株式会社、メリービズ株式会社 など
導入社数要問い合わせ

このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)


自動連携で業務フローを全く変えずに利用できるのがありがたい!
4つあげます。

①業務フローを変更無しで利用可(一番嬉しい)
弊社ではGoogleカレンダーが共通ツールで、aileadは自動連携をしてくれるので”社内関係者や社外取引先との打ち合わせをGooglemeetをONにして登録しスケジュール調整をする”といういつも通りの行動をするだけで、WEB会議が始まると自動でbotが入ってくるという仕組みです。何も業務フローを変更することなく議事録と録画ができているのは感動ものです。

②保存先(データ使用量)を気にしなくていい
保存先はaileadのクラウドに保存されますので地味に嬉しいです。システム部より「データ使用量が…」とか小言を言われることがありません。

③カスタマーサービスのスピード対応
何か相談を投げかけると即日にレスをいただき、具体的に動いてくださる点に安心感を覚えています。

④新規サービスなので更なる改良が期待ができる
もう完成しきったツールではなく、日々改善をされている印象があります。実際に録画後に起動する文字起こし速度が導入からまだ短期間ですが、確実に早くなっていて改良スピードに驚いています。

 


営業の効率化につながります!
zoomやmeetに自動で参加してくれて、自動で録画まで済ませてくれるためとても便利です!
営業担当も親切でとてもわかりやすく使い始めることができました!

 
引用元:ITreview


2.Mazrica Sales/株式会社マツリカ

案件管理を効率化する機能に強みをもつ。AIを活用し、営業案件のリスク分析や類似案件チェックなどを自動化。名刺や議事録をスキャンし、自動文字起こしができるモバイルアプリがある。

初期費用0円
料金プラン■Starter:月額27,500円~
■Growth:月額110,000円~
■Enterprise:月額330,000円~
主な機能・顧客管理
・案件管理
・行動管理
・レポート機能
・名刺管理
導入企業スぺラネクサス株式会社、株式会社ディーエムエス、カゴメ株式会社、オフィスナビ株式会社、神戸市役所 など
導入社数要問い合わせ

このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)


とにかく使いやすい!使い続けたいツール!
優れている点・好きな機能・その理由
・何と言っても直感的に使えるところが素晴らしい
・案件ボードで案件が現段階で、どのステータスにあるのか、一目瞭然でとても良い
・案件にタグ付けもできるので、決まった条件の案件だけを抽出しやすい
・顧客管理ツールとしても使用できるので一石二鳥
・クラウドなので外出先でも顧客情報の確認や、進捗状況を追記することもできるので、入力漏れがないため、管理者側としても安心して部下に利用させることができる

 


はじめてのSFA導入
・ローコードで使用できるためエンジニアでなくても利用することができる
・フルスクラッチの他社ツールよりも安い
・初期費用がかからなかった

 
引用元:ITreview


3.Sales Doc/株式会社イノベーション

営業力向上や仕組み改善を目的とした機能をもつ。資料を閲覧している顧客に、自動でアポ打診をするポップアップ機能がある。顧客に送った資料や動画の閲覧状況を分析して、可視化が可能。

初期費用100,000円
料金プラン■ライト:月額30,000円~
■スタンダード:月額60,000円~
■プレミアム:月額90,000円~
主な機能・資料管理
・自動追客メール
・メールテンプレ作成
・Salesforce連携
・トラッキング・分析
導入企業株式会社manebi、株式会社ドリーム・アーツ、株式会社エムエム総研、株式会社ROBOT PAYMENT など
導入社数500社以上

このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)


新規営業への罪悪感が減った
優れている点・好きな機能
・資料の閲覧通知
・資料共有サイト

その理由
・自社のハウスリストから、関心層を手間なく効果的に見つけることが出来る。過去接点があった顧客に対し、ニーズがありそうな資料を作成して送付して活用している。
・従来は、「とりあえずたくさん送れば何かしら刺さるだろう」と、5つも6つも資料をPDFで送っていたが、いまは1つのリンクから複数の資料を閲覧できる様になり、かつ興味関心がある資料も分かるので、ニーズの把握に役立っている。

 


営業活動を効率化する便利ツール
通常の営業活動で行っている業務をデジタルを活用して可視化、効率化することで、これまでのアナログな営業活動をよりデータドリブンで進められること。

 
引用元:ITreview


4.Enablement App/株式会社Xpotential

営業スキルの管理や習得など、営業力向上に強みをもつ。営業の強みや課題をスキルマップで可視化し、チームの育成ポイントを明確化。課題に応じた実践的育成プログラムを作成し、アサインが可能。

初期費用要問い合わせ
料金プランユーザーあたり月額6,000円~
主な機能・スキルマップ管理
・トレーニング管理
・コーチング管理
・営業プロセス設計
・アセスメント設計
導入企業ソニービズネットワークス株式会社、株式会社リクルート、TOPPANエッジ株式会社、株式会社SmartHR、NTTコミュニケーションズ株式会社 など
導入社数要問い合わせ

このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)


社員教育管理者としても非常に使いやすい
スキルマップ構築やアセスメントの進捗、結果表示などグラフ等が有効活用され視覚的にわかりやすく、教育プログラムを管理する立場としても非常に使いやすい。
また動画コンテンツがUPされているためテキストで伝わりにくいニュアンスが伝わることと、自社オリジナルの動画を掲載して、より実態に即したプログラムを構成することができるので、参加者が他人ごとになりにくく積極的に取り組んでもらえる点が良いと思います。

 


新人営業から、イネーブラーまで満足できるツールです!
まずシンプルでユーザーフレンドリーなインターフェースが評価できるポイントです。
操作性の部分で迷うことはありませんでした。
さらに、初期導入時には操作サポートをいただけます。
機能面ではスキルマップが一番お気に入りです。簡単な問いに答えると、おすすめのひな型に誘導してくれます。
自社の営業スタイルに近いスキルマップのひな型を入手でき、かつcsvでダウンロードもできますので、
細部は完全に自社マッチングするためのカスタマイズができます。
一からスキルマップを作成するより体感50%以上の時間削減と質が手に入ります。

 
引用元:ITreview


5.ACES Meet/株式会社ACES

商談の録画・書き起こしに特化している。AIが自動で文字起こし・要約・解析を行い、スピーディな議事録作成が可能。Web会議参加者の表情・話し方・会話の割合などを、AIが分析する機能がある。

初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能・会議自動記録・文字起こし
・電話自動記録・文字起こし
・AI議事録
・Salesforce連携
・対話分析
導入企業株式会社フォービス、株式会社9E、株式会社RYOMA、全研本社株式会社、エキサイト株式会社 など
導入社数要問い合わせ

このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)


MTG内容の振り返りになり、今後も発展性が見込める
UIが非常に分かりやすく、また文字起こしについても他社に比べて精度が高いように感じた。
これまでステークホルダーの多いMTGで誰が何を言ったかなどの証跡を残すため、詳細な議事ログをとる必要があったが、当サービス導入後は議事ではなくMTGに集中できるようになった。
また、MTG後の振り返りを行う際も、議事をとっていた担当者の解釈によらず、FACT記録を一緒に見ながら解釈の統一化を図れるようになったのは非常に良かった。

 


現時点でもOK。伸びしろ十分な有用ツールです。
・「文字起こし」と「話者認識」が正確であること(選定の決定打)
・PCの一画面で「無駄のない情報とレイアウト」があること
・オペレータの対応が「素早く誠実」であること

 
引用元:ITreview


6.ナレッジワーク/株式会社ナレッジワーク

営業資料や営業ノウハウの管理・共有する機能に強みをもつ。営業の資料・動画を教材とした学習プログラムが簡単に作成可能。チャットツールやCRM・SFAなど、各種ツールとの連携利用が可能。

初期費用0円
料金プラン要問い合わせ
主な機能・ファイル格納
・ナレッジ管理・共有
・学習コース作成
・商談管理
・商談メモ入力
導入企業日本通運株式会社、エームサービス株式会社、NECネッツエスアイ株式会社、日清食品株式会社、岩谷産業株式会社 など
導入社数要問い合わせ

このツールのレビュー(ITreviewより抜粋)


セールスコンテンツ管理ツールとしてのベストプラクティス
この製品のいわゆるクラウド格納系との差は
「コンテンツの検索しやすさ」「メンテナンスのしやすさ」に尽きます。

他の製品ではPCでいうフォルダのような階層管理が主ですが、
この製品においてはタグのようなものを各ファイルに付与をすることができ、
複数のタグで整理をすることができます。

また、自動的にファイルが更新されたらアップロードされる機能や
タグの一斉付与などもあり、一回格納したはいいものの古いものが
蓄積されていって使ってほしいセールスコンテンツが
見つかりづらいといった状況が作られないことも利点です。

 
引用元:ITreview


その他おすすめのセールスイネーブルメントツール

Sales Doc
Enablement App
ナレッジワーク
ACES Meet
Magic Moment Playbook
GRiX
DealPods
Bigtincan Hub
GroupFile
amptalk
Smartsheet
SPOKES
SALESCORE
infobox
カルティセールス
ノコセル
HIGHSPOT
Sales Square
Copper
JamRoll


セールスイネーブルメントツールの選び方の3つのポイント

最適なセールスイネーブルメントツールを選ぶためには、以下のポイントを基準にしてみましょう。

  • 自社の課題とツールの強みがマッチしているか
  • 同業種・同業界の導入実績が豊富か
  • 既存の業務システムと連携できるか

セールスイネーブルメントツールによって機能や料金などが異なりますが、まずはこちらのポイントを確認してみると選びやすくなります。

自社の課題とツールの強みがマッチしているか

セールスイネーブルメントツールが強みとしている領域が、自社の課題とマッチしているか確かめましょう。

  • コンテンツの作成や管理
  • 営業活動の仕組み改善
  • 営業スキルの管理

などと、ツールによって特化している分野が異なります。

たとえば、コンテンツ作成・管理に課題があるなら、コンテンツの登録~共有設定までシステム上でできるHandbook X。営業活動の効率化に課題があるなら、「自動アポ打診ポップアップ」や「日程調整ツール連携」などの機能があるSales Docという選び方ができます。 

各ツールの機能の確認は必要ですが、ツールの強みとしている部分からチェックしてみるとスムーズに選びやすいです。

同業種・同業界の導入実績が豊富か

導入実績が公開されているツールであれば、その実績の中に自社と似た業種・業界・規模の企業が多いか確認しましょう。

自社に似た企業であれば、同じ課題感を持っている場合が多いです。そのため、自社に似た企業が実績に多く含まれていれば、そのツールと相性が良い可能性があります。

実績社数だけではなく、実績として掲載されている企業名もチェックしてみましょう。

既存の業務システムと連携できるか

セールスイネーブルメントツールと、すでに社内で使っているシステムと連携できるかどうかもポイントです。既存のシステムと連携させることで、営業活動を効率よく行えます。

たとえば、商談内容の書き起こしを実施したい場合、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsなどのオンライン商談ツールがセールスイネーブルメントツールと連携できるかどうかが重要です。

参考:【2022年版】オンライン商談ツール26選を比較!選び方のポイントも解説

また、SFAやCRM、MAなどの既存システムと連携できるツールであれば、営業活動において必要な情報を一元管理できるため、蓄積されたデータを多角的に分析・活用することが可能です。

まずは自社で導入しているシステムを把握し、セールスイネーブルメントツールと連携可能かどうか確かめましょう。


セールスイネーブルメントツールのよくあるご質問

セールスイネーブルメントツールの導入に役立つQ&Aをまとめました。

Q.セールスイネーブルメントの意味は何ですか?

A.「セールスイネーブルメント」とは、営業チームが効果的に営業活動を行うために必要なリソース、ツール、情報、プロセスを提供し、営業成果を最大化するための総合的な取り組みを指します。

Q.セールスイネーブルメントツールの導入のメリットは何ですか?

A.セールスイネーブルメントツールの導入のメリットは、営業活動の効率化やプロセス改善、顧客のニーズに合ったコンテンツの制作・管理ができるなどが挙げられます。

Q.セールスイネーブルメントツールの主な機能は何ですか?

A.コンテンツの管理・分析機能や議事録作成機能などが含まれています。その他にも、スキルマップ機能や会議の文字起こし機能なども含まれている場合があります。

各ツールの機能を比較したい方は比較表をご覧ください。

Q.セールスイネーブルメントツールの料金相場はどのくらいですか?

A.全体の相場は不明ですが、LISKULでリサーチしたサービスの中では、月額料金は10,000~20,000円のものが多いです。詳しくは提供元にお問い合わせください。


まとめ

本記事ではセールスイネーブルメントツールの概要とおすすめのツール7選と選び方のポイントについて紹介しました。

セールスイネーブルメントツールを使うことによって、商談工数を削減できたり、営業資料やホワイトペーパーなどのコンテンツ管理の効率化を目指せます。

営業活動に関わる業務の効率化・改善を目指せるセールスイネーブルメントツールですが、自社に最適なツールを選ぶためには、以下のポイントを基準にして確認してみましょう。

  • 自社の課題とツールの強みがマッチしているか
  • 同業種・同業界の導入実績が豊富か
  • 既存の業務システムと連携できるか

セールスイネーブルメントツールの導入を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

参考にしたサイト

セールスイネーブルメントツール比較15選。目的別の選び方|アスピック
セールスイネーブルメントツール比較15選【2024年最新版】
【2024年05月】セールスイネーブルメントツール人気ランキング|満足度や口コミ・評判を調査 | ボクシルSaaS
セールスイネーブルメントツール 7製品をまとめて比較!|ITトレンド
セールスイネーブルメントツール比較25選!おすすめ・選び方を紹介 – SaaS LOG
ールスイネーブルメントツール14選|比較・選定ポイントからツールの種類まで解説|BeMARKE(ビーマーケ)
セールスイネーブルメントツール比較19選!選び方や導入事例も紹介|ITトレンド
セールスイネーブルメントツールおすすめ比較5選!選び方も解説

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