動的検索広告を実施する前に抑えるべき3つのポイント

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様々なインターネット広告の中で、それほど利用されていないけど、やり方次第で今まで得られなかった効果を得られる広告、それが動的検索広告です。

知る人ぞ知る広告であるため、広告配信の仕組みも分からず、どんな効果が出るかも分からないという人はまだまだ多いのではないでしょうか。
そのような悩みをお持ちの方に、こちらでは動的検索広告の事例紹介や動的検索広告の基本事項など、分かりやすくお伝えします。

私は動的検索広告がリリースされた当初から動的検索広告を運用してきました。その中で培った効果的な手法などをこの記事をご覧の貴方にお伝えできればと思います。

▼目次
1. 動的検索広告で獲得件数を1割以上伸ばした事例
2. 動的検索広告 基本概要
3. 動的検索広告の効果的な実施方法

1. 動的検索広告で獲得件数を1割以上伸ばした事例

動的検索広告の基本概要については後述しますが、まずは動的検索広告でどのような効果が得られるのか、簡単にお話します。

動的検索広告は取扱商品・サービスが多岐に渡り、登録すべきキーワードやリンク先URLが非常に多くなる広告主様にとって非常に有効な広告です。

私が実際に動的検索広告を実施した際の事例が下記の図になります。
クリック数は動的検索広告を実施したことで約12%増加し、獲得件数は14%増加、獲得単価は2%減となりました。

動的検索広告はキーワードの登録漏れを防ぐことができるため、このような効果に繋がりやすいと言えます。

図1)動的検索広告実施による効果※リスティング広告のみの実績を100%に設定
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2. 動的検索広告 基本概要

上記の事例に至るまでの具体的手法に関しては次の項でお話しするとして、まずは動的検索広告の概要をご説明致します。こちらに関しては、既にご存じの方は飛ばして頂いても構いません。

動的検索広告とは、リスティング広告のようにキーワードを登録するのではなく、広告主のウェブサイトを設定するだけでAdwordsのシステムがウェブサイトを分析し、広告配信すべきキーワード、ランディングページ、広告見出しを抽出し、自動的に広告配信をする広告です。
この広告により、キーワードとウェブサイトの抜け漏れを防ぎ、広告主の機会損失を防ぐことが可能となります。

広告主は配信したいページと入札単価、広告のテンプレートを設定すれば、あとはAdwordsのシステムによる自動配信となるため、多種多様なキーワードを登録する煩わしさもなく、約10分で設定が完了します。下記の図が配信の仕組みとなります。

図2)動的検索広告 配信の仕組み
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引用:Googleビジュアルナビ

また、配信後に検索されたキーワード毎、広告見出し毎、配信先URL毎の掲載結果をレポートで確認できるため、その後の入札調整や除外設定、広告テンプレートの見直しなど、獲得件数を伸ばしたり、獲得単価を下げたりなどの調整が可能です。

配信したくないページは事前に除外できるため、在庫切れページなどに広告配信されることはありません。

動的検索広告は多種多様な商品、サービスを取り扱っている広告主であれば誰でも有効な手段となりますが、Flashが多用されているページはAdwordsのシステムがうまく機能しないため、不向きとなります。

3. 動的検索広告の効果的な実施方法

では、動的検索広告で確実に効果を出すために実施すべきことをまとめてお伝えします。

最初の設定

1. 動的検索広告のターゲット設定で「すべてのウェブページ」を選択

2. 入札単価と広告テンプレートを設定
※入札単価は現状のリスティング広告のフレーズ一致、
部分一致のキーワードのクリック単価程度にする
※広告テンプレートはどのようなキーワードで検索された場合にも適用する汎用性の高いものにする (3,000円以上送料無料、1,000アイテムの品揃え、など)

3. 配信させないページはあらかじめ除外設定する

定期的な調整

配信ボリュームにもよるが2週間に1回程度の見直しが望ましいです。

1. 配信先レポートを確認し、効果の良いURLは別途そのURLだけのターゲット設定を作成、
 広告テンプレートもそのURL用に別途作成し、入札を強化。効果の悪いURLは除外設定する

2. 検索クエリレポートを確認し、効果の良いキーワードは通常のリスティング広告として
 追加キーワードを行い、そのキーワード用に広告を作成し、入札強化
 効果の悪いキーワードは除外設定する

3. 上記1、2をある程度繰り返し獲得件数が安定してきたらサイトリンク、
 コンバージョンオプティマイザー、拡張CPCといった
 他の機能も最大限活用して獲得件数最大化を図る

最初の設定を正確に行い、定期的な見直しを行うことで、動的検索は人間の頭では思いつかないようなキーワードで広告を配信してくれて、確実に成果を出してくれるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。動的検索広告についてご理解いただけましたでしょうか。

動的検索広告を始めることで、通常のリスティング広告ではリーチできなかった新規ユーザーに接触できる可能性は非常に高くなります。

ぜひ、ご活用くださいませ。

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LISKUL編集部
LISKUL(リスクル)は、ソウルドアウト株式会社の社員によって執筆・運営されています。Webマーケティングの成果改善の役に立つさまざまなノウハウを発信中。
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